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10月着工予定:サンライズ糸山が宿泊拠点へ

改修施設着工

開催日:10月1日

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改修施設着工
いつから泊まれるの?
改修施設は2026年10月頃に着工し、2027年度冬頃の開業を見込んでいます。海側の新築ヴィラは2027年4月着工、2028年度冬頃開業予定で、段階的に供用開始します(予定は変更される可能性あり)。
どんな施設になるの?
既存のサンライズ糸山を改修(23室)し、来島海峡側に平屋ヴィラ20室を新築。菊間瓦や大島石を用い、村上智彦シェフ監修のレストランやサウナ・プールを備えた高付加価値な滞在拠点を目指します。

しまなみ海道の玄関口、糸山エリアの再構築—協定締結と選定の経緯

愛媛県今治市は、2026年4月20日に四電ビジネス株式会社を代表企業とするグループとの間で「サンライズ糸山及び周辺市有地活用促進事業」の基本協定を締結しました。今回の協定締結は、今治市が公募型プロポーザルを実施した上で選定された提案に基づくもので、選定は2026年3月27日に行われています。

締結式は今治市役所で執り行われ、提案内容のイメージパースが披露されました。出席した関係者の氏名と役職は以下の通りです。

  • 四電ビジネス株式会社 代表取締役社長 山﨑 達成(代表企業)
  • 株式会社アトリエ・天工人 代表取締役社長 山下 保博(設計担当)
  • 株式会社タニグチ 代表取締役 谷口 賢直(構成員)
  • 今治市 市長 徳永 繁樹(調印者)

締結式では、プロポーザルによって選定された提案の具体的なイメージや施設構成、改修と新築を組み合わせた計画の概要が説明され、今治の観光振興に資する滞在拠点の構築が目指されることが明確に示されました。

しまなみ海道の玄関口が新たな滞在拠点へ!四電ビジネスなど3社と今治市が「サンライズ糸山及び周辺市有地活用促進事業」基本協定を締結【愛媛県今治市】 画像 2

設計・運営の方向性と施設コンセプト—「世界でここにしかない」滞在体験へ

提案は既存の「サンライズ糸山」を改修する施設(以下、改修施設)と、来島海峡側の敷地に新築するヴィラタイプのハイグレード施設(以下、新築施設)を組み合わせる構成です。設計を担当する株式会社アトリエ・天工人の山下保博氏は、奄美大島での「伝泊」ブランドなど地域資源を活かした宿泊整備の実績を有しており、今回も地域素材・地域文化を前面に打ち出す設計方針を示しています。

山下氏は締結式後のプレゼンテーションで、新築するハイグレード施設について「このホテルが旅の目的地となる」という目標を掲げました。四電ビジネスの山﨑社長は、来島海峡としまなみ海道が織りなす景観を「世界に類を見ない絶景」と称し、地域の食や素材、景観、交流機能を掛け合わせることで唯一無二の滞在拠点を目指す意図を表明しています。

しまなみ海道の玄関口が新たな滞在拠点へ!四電ビジネスなど3社と今治市が「サンライズ糸山及び周辺市有地活用促進事業」基本協定を締結【愛媛県今治市】 画像 3

地域素材の活用とサービス構成

提案では建材や食の監修などに今治地域の素材や人材を活用する計画が明示されています。具体的には建材に菊間瓦大島石を用いることが予定されており、施設の意匠と地域性を結びつける設計が意図されています。

飲食面では、伯方島出身で大阪の「しまなみふれんちMurakami」オーナーシェフ・村上智彦氏がレストラン監修を務めることが明らかにされ、料理を通じた地域体験の充実が図られます。これらは地域資源を宿泊価値へ直接結びつける試みです。

しまなみ海道の玄関口が新たな滞在拠点へ!四電ビジネスなど3社と今治市が「サンライズ糸山及び周辺市有地活用促進事業」基本協定を締結【愛媛県今治市】 画像 4

規模・スケジュールと期待される効果—段階的整備で需要を喚起

計画は段階的に整備され、改修施設と新築施設は着工時期と開業時期が分かれています。改修施設は比較的早期に着工・開業を見込み、その後に新築ヴィラ群を整備することで、エリア全体の魅力を段階的に高める設計です。

本事業により今治市は滞在時間の延長や観光消費の増加、地域事業者との連携による経済循環の拡大といった効果を想定しています。四電ビジネスの山﨑氏は本プランが「瀬戸内クロスポイント構想」に貢献する意向を示し、徳永市長はインバウンドや富裕層を含む広い層に響く施設になるとの期待を表明しています。

しまなみ海道の玄関口が新たな滞在拠点へ!四電ビジネスなど3社と今治市が「サンライズ糸山及び周辺市有地活用促進事業」基本協定を締結【愛媛県今治市】 画像 5

工程と時期の整理

  1. プロポーザル選定:2026年3月27日(選定委員会)
  2. 基本協定締結:2026年4月20日(今治市役所)
  3. 改修施設 着工:2026年10月頃(予定)
  4. 改修施設 開業:2027年度 冬頃(予定)
  5. 新築施設 着工:2027年4月頃(予定)
  6. 新築施設 開業:2028年度 冬頃(予定)

このタイムラインは現時点の予定であり、詳細は今後の手続きや設計、施工の進捗により変更される可能性があります。

しまなみ海道の玄関口が新たな滞在拠点へ!四電ビジネスなど3社と今治市が「サンライズ糸山及び周辺市有地活用促進事業」基本協定を締結【愛媛県今治市】 画像 6

施設の仕様・価格帯と事業意義の整理

プレスリリースに示された施設仕様は、改修施設と新築施設の両面で具体的な数値が提示されています。以下に主要なスペックを整理して示します。

項目 提案施設①(改修/サンライズ糸山) 提案施設②(新築/海側ヴィラ群)
建物概要 RC造 2階建 RC造、一部木造・鉄骨造。平屋建ヴィラタイプ
客室数 23室 20室
付帯施設 各客室にシャワー設置。大浴場・レストラン・ショップ レストラン・サウナ・プール
想定客室価格(目安) 約3~5万円(※時期や宿泊プラン等により変動) 約7~15万円(※時期や宿泊プラン等により変動)
着工時期(予定) 2026年10月頃 2027年4月頃
開業時期(予定) 2027年度 冬頃 2028年度 冬頃

想定客室価格は提示された範囲であり、実際の宿泊料金は季節や販売プラン、また運営方針によって変動する旨が注記されています。

事業の意義は、単に宿泊施設を増やすことにとどまらず、しまなみ海道を訪れる観光客を宿泊需要につなげ、地域内での消費循環を促す点にあります。1999年のしまなみ海道開通以降、糸山エリアで27年間親しまれてきたサンライズ糸山を基点に、より高付加価値な滞在を提供することで、観光振興と都市ブランドの向上を図るねらいが示されています。

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関連情報と要点のまとめ

本事業の発表は2026年4月21日 17時00分に今治市役所より行われた情報を基にしています。発表内容には、提案採択の経緯、設計・運営に関わる主要プレイヤー、施設の仕様・スケジュール、地場資源の活用方針など、プロジェクト実施に必要な基本的事項が含まれています。

関係する公開先としては以下の公式ページが案内されています。

  • 今治市公式ホームページ
  • 今治市サイクルシティ推進課ホームページ
  • 今治市広報戦略プロジェクト(旧:戦略的情報発信プロジェクト)

以下の表は、本記事で言及した主要事項を分かりやすく整理したものです。

項目 内容(要点)
協定締結日 2026年4月20日(今治市役所で基本協定を締結)
選定プロセス 公募型プロポーザル。選定は2026年3月27日
代表企業・構成員 代表:四電ビジネス株式会社(山﨑 達成)。構成員:株式会社アトリエ・天工人(山下 保博)、株式会社タニグチ(谷口 賢直)
施設構成 ①改修:サンライズ糸山(RC造2階建、23室) ②新築:海側ヴィラ群(RC一部木造・鉄骨、平屋ヴィラ、20室)
主要付帯施設 改修側:大浴場・レストラン・ショップ 等。新築側:レストラン・サウナ・プール 等
想定価格帯 改修施設:約3~5万円/室、新築施設:約7~15万円/室(変動あり)
着工・開業予定 改修:着工2026年10月頃、開業2027年度冬頃。新築:着工2027年4月頃、開業2028年度冬頃
設計・地域資源 設計:アトリエ・天工人(山下氏)。建材に菊間瓦・大島石、レストラン監修に村上智彦氏
期待される効果 滞在時間延長、観光消費拡大、地域経済循環の促進、都市ブランド向上

以上は今治市が発表した「サンライズ糸山及び周辺市有地活用促進事業」の公表情報に基づく整理です。プロジェクトは今後、詳細設計や各種手続きが進むにつれて具体的内容が補完される見込みであり、提示されたスケジュールや仕様は変更の可能性がある点に留意する必要があります。