4月27日開始 札幌市電でクレカ乗車、土日祝460円
ベストカレンダー編集部
2026年4月22日 16:40
札幌市電クレカ乗車開始
開催日:4月27日
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札幌市電に導入される「クレカ乗車」と休日限定の上限運賃の全体像
一般財団法人札幌市交通事業振興公社、札幌市交通局、三井住友カード株式会社、株式会社ジェーシービー、北海道アトラス株式会社、株式会社小田原機器、QUADRAC株式会社の共同により、札幌市電でタッチ決済を用いた「クレカ乗車」サービスが開始されます。発表は2026年4月22日14時00分付のプレスリリースで行われ、サービス開始日は2026年4月27日(月)始発からとなります。
この取り組みは、車内に新たに設置される専用端末にタッチ決済対応のカードやカード情報を設定したスマートフォン等をタッチすることで運賃を支払う方式です。交通系ICカードの事前チャージが不要になり、交通系ICカードを持たない利用者でも、タッチ決済対応媒体があれば現金を用意することなく乗車・降車が可能になります。利便性の向上と定時運行の確保が目的とされています。
開始日と対象範囲の確認
サービスは2026年4月27日(月)始発から札幌市電の全停留場・全車両を対象に導入されます。導入当初から土日祝および年末年始(12月29日~1月3日)を対象とした上限運賃サービス「札幌市電クレカ乗車ホリデー割」も併せて提供されます。
上限運賃サービスは事前購入不要で、利用日当日に札幌市電で「クレカ乗車」を利用した乗車運賃が累計で460円(2乗車分)に到達した時点で、それ以降の運賃発生が停止され、自動的に460円でその日限り乗り放題となる仕組みです。平日の利用は本割引の対象外となります。
利用方法と対応ブランド・端末について
「クレカ乗車」サービスの基本的な利用方法は、複雑な操作を必要としない点が特徴です。乗車時に整理券を取る、あるいは車内でのタッチは不要で、降車時に車内に設置された専用端末にタッチするだけで決済が行われます。サインや暗証番号の入力は不要ですが、一定金額を超える支払いでは本人確認が別途必要となる場合があります。
利便性の観点から、現金や既存の乗車券との併用はできません。また、他の交通機関との乗継割引は適用されない点に注意が必要です。複数人で利用する場合や福祉割引、こども運賃を適用する場合は、タッチ前に運転手へ申し出る必要があります。
対応ブランドと利用できる媒体
利用可能な決済ブランドは以下の通りです。Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯(UnionPay)が導入されます。クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードのほか、カード情報を設定したスマートフォンやスマートウォッチ等のデバイスも利用できます。
ただし、カード番号が同じであっても媒体(プラスチックカード、スマートフォン、スマートウォッチ、リング型デバイス等)が異なる場合は、1日の乗車運賃合算の対象外となるため注意が必要です。複数人分を1枚のカードで支払う場合も、上限運賃の適用は大人1名分のみとなり、他の同行者は通常運賃の支払いになります。
「札幌市電クレカ乗車ホリデー割」の仕組みと適用条件
上限運賃サービス「札幌市電クレカ乗車ホリデー割」は、土日祝および年末年始(毎年12月29日~1月3日)に札幌市電で「クレカ乗車」サービスを利用した場合に適用されます。乗車運賃の累計がその利用日の合計で460円に達した時点で、それ以降の運賃が発生せず、その日一日分が自動的に460円に収まる形で乗り放題になります。
この上限運賃サービスは従来の1日乗車券等とは異なり、窓口や専用アプリでの事前購入が不要で、利用当日そのまま自動的に適用される点が特徴です。既にほかの公共交通機関で導入されている同種の仕組みと同様に、事前準備が不要な点が利用者に支持されています。
注意事項の一覧
- 合算対象は札幌市電のみ。ほかの交通機関での利用は合算対象外。
- カード番号が同一でも媒体が異なると合算対象外(例:カード+スマートフォン等)。
- 適用は大人運賃のみ。こども運賃や福祉割引には適用されない。
- 複数人を1枚のカードで支払う場合、上限は大人1名分のみが対象。同行者は通常運賃の支払い。
- 適用日は土日祝と年末年始(毎年12月29日〜1月3日)のみ。平日は対象外。
導入に関わる各社の役割と技術的背景
今回の導入に際しては、複数の企業がそれぞれ技術的・運用的な役割を担っています。役割分担を明確にすることで、システム構築、端末導入、決済処理、運用支援といった各工程を円滑に進めています。
タッチ決済の仕組み自体は、国際標準のセキュリティ認証技術に基づく非接触決済であり、サインや暗証番号入力なしで支払いが完了する点が利便性を高めています。公共交通機関への導入は、インバウンド対応や地域のキャッシュレス化推進にも寄与するものと位置づけられています。
各社の主な役割
- 一般財団法人 札幌市交通事業振興公社
- 札幌市電の運行と、キャッシュレス決済による旅客運送の実施。
- 札幌市交通局
- 札幌市電の車両保有・整備およびキャッシュレス決済端末の導入。
- 三井住友カード株式会社
- 公共交通機関向けソリューション「stera transit」の提供、Visa・Mastercard・銀聯の導入支援および認知プロモーション。
- 株式会社ジェーシービー
- JCB・American Express・Diners Club・Discoverの導入支援および認知プロモーション。
- 北海道アトラス株式会社
- キャッシュレス決済システム、機器の提供と導入支援。
- 株式会社小田原機器
- キャッシュレス決済システムおよび機器の開発・提供。
- QUADRAC株式会社
- 交通事業者向け決済・認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”の提供。
三井住友カードが提供する「stera transit」は、steraプラットフォームと国際ブランドの非接触決済を組み合わせた公共交通機関向けの決済ソリューションです。今後も全国での導入が見込まれる技術基盤として位置づけられています。
履歴確認と参考情報
タッチ決済の履歴は、QUADRACが提供するQ-moveサイト(https://q-move.info/)で確認できます。マイページの会員登録を行うと、利用履歴や明細を確認できる仕組みです。stera transitの詳細は三井住友カードの専用ページ(https://www.smbc-card.com/kamei/stera/transit/index.jsp)で案内されています。
タッチ決済そのものはコンビニや飲食店、商業施設などでも広く利用が進んでおり、公共交通機関への導入は日常生活における利便性をさらに高める一環です。一定金額を超える支払いでは別途本人確認が必要になる点は留意が必要です。
まとめ(要点整理)
以下の表に、本件で発表された「クレカ乗車」サービスと「札幌市電クレカ乗車ホリデー割」の主要なポイントを整理します。表の後に簡潔な締めの文章を付します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | クレカ乗車(タッチ決済による札幌市電での乗車)/札幌市電クレカ乗車ホリデー割(上限運賃) |
| 開始日 | 2026年4月27日(月)始発 |
| 対象路線 | 札幌市電の全停留場・全車両 |
| 利用方法 | 降車時に車内の専用端末にタッチすることで決済(乗車時のタッチや整理券取得は不要)。 |
| 対応ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯(UnionPay) |
| 上限運賃(ホリデー割) | 土日祝・年末年始(12/29~1/3)限定。乗車運賃が当日累計で460円(2乗車分)に到達した時点で以降の運賃は発生しない。 |
| 注意点 | 札幌市電のみ合算対象/媒体が異なると合算されない/大人運賃のみ適用/複数人を1枚で支払う場合は大人1名分のみ対象/現金や他の乗車券との併用不可/乗継割引不可 |
| 履歴確認 | Q-moveサイト(https://q-move.info/)のマイページで履歴確認可能 |
| 提供技術 | 三井住友カードの「stera transit」を中心としたsteraプラットフォームおよび各社の決済・端末技術 |
| 関係事業者 | 札幌市交通事業振興公社、札幌市交通局、三井住友カード、株式会社ジェーシービー、北海道アトラス、株式会社小田原機器、QUADRAC |
本記事では、プレスリリースで発表された内容を網羅的に整理しました。導入日は2026年4月27日で、土日祝・年末年始に適用される上限運賃は460円という仕様や、対象路線、利用方法、対応ブランド、各社の役割などを明確に示しています。利用の際は注意事項を確認のうえ、タッチ決済を活用した札幌市電の乗車方法をご利用ください。