5月1日刊行|実話児童書『ごみを拾う犬もも子』増補版
ベストカレンダー編集部
2026年4月24日 09:13
増補改訂版刊行
開催日:5月1日
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一匹の犬が日常から生んだ地域の変化 ― 岩手県紫波町の実話
岩手県紫波町を舞台にした物語は、散歩の最中に始まった些細な行動が、13年にわたって地域の空気を変えていった経緯をたどる。犬の「もも子」と住職とのごみ拾い活動は、やがて住民の関心を集め、行政の条例制定に影響を与えるところまで広がった。報道でも取り上げられ、全国的な話題にもなったという事実を本書は丁寧に記録している。
日常の中の小さな善意がどのように周囲を動かしたのか、またその過程で生まれた人と犬、地域のつながりがどのように育まれていったのかを、具体的なエピソードと写真を通して伝える点が本作の特徴である。本書は単なる動物行動の記録にとどまらず、環境問題や共生社会のあり方を考えるための素材を豊富に含んでいる。
もも子の活動の具体的な軌跡
もも子は散歩の延長としてごみを拾いはじめ、川に入ってごみを拾う姿が人々の注目を集めた。活動は次第に周囲の住民にも伝播し、地域全体でごみ拾いの取り組みが広がるきっかけとなった。こうした一連の動きが、「ごみポイ捨て禁止条例」制定の議論を促した点が、実話として特筆される部分である。
また、もも子は地域行事や施設訪問にも同行し、養護施設や少年院、老人ホームなどを訪れることでセラピー犬としても機能した。人々の心に寄り添う行為は、単独のエピソードとしてではなく、継続的な社会的効果をもたらしたことが記録されている。
- 活動期間:13年にわたる継続的なごみ拾い
- 場所:岩手県紫波町を中心に地域全体
- 影響:地域住民の意識変化、条例制定へのきっかけ
- 社会貢献:養護施設・少年院・老人ホーム訪問(セラピー活動)
増補改訂版の特徴と刊行情報
ハート出版は児童書『ごみを拾う犬もも子(増補改訂版)』を刊行するにあたり、過去のシリーズ3作品を再編集し、新たな写真やエピソードを加えた増補改訂版としてまとめた。住職が撮影したもも子や仲間たち、美しい風景などのカラー写真が多数収録され、視覚的にも読みごたえのある構成となっている。
発表のタイミングに関する情報は、出版社のプレスリリースで2026年5月1日に刊行予定と告知されている一方で、書籍情報欄には発売日として2026.04.24と記載がある。プレスリリース配信の日時は2026年4月24日 08時20分であるため、告知と書籍情報の両方の記載を併記しておく。
刊行仕様と購入情報
増補改訂版はA5判・160ページの仕様で、ISBNや価格など基本情報が明示されている。価格は本体1,600円(税別)で、ハート出版から発行される。詳細な商品ページおよび販売先のリンクも公開されている。
- 書名
- ごみを拾う犬もも子(増補改訂版)
- 著者
- 中野 英明(作)/ナカノ エミ(画)
- 仕様
- A5判・160ページ
- ISBN
- 978-4-8024-0247-7
- 発売
- 記載:2026.04.24(プレスリリースでは刊行予定日 2026年5月1日)
- 本体価格
- 1,600円(税別)
- 発行
- ハート出版
- 商品URL・関連リンク
- 出版社 商品ページ、Amazon 商品ページ
作者と画家の経歴とこれまでの作品
作者の中野英明氏は昭和22年生まれで、曹洞宗蟠龍寺の第26世住職を務めた人物である。平成元年から25年間、住職の傍ら少年刑務所や少年院での教誨(きょうかい)に携わってきた経歴を持つ。住職職は令和4年4月に後任に譲り退任している。
中野氏は平成18年にハート出版の「第9回わんマン賞」でグランプリを受賞しており、これまでに『ごみを拾う犬もも子』『ごみを拾う犬もも子のねがい』『新装改訂版 ごみを拾う犬もも子』といった関連作品をハート出版から刊行している。本書はその3作品を基に再編集した増補改訂版である。
画家 ナカノ エミの活動
イラストレーターのナカノ エミ氏は奈良県生まれ、丹波篠山在住。甲子園大学栄養学部を卒業後に一般企業での勤務を経て、マサモードアカデミーオブアートでイラストレーションの基礎を学んだ。2021年からプロのイラストレーターとして活動を開始し、文具デザインやマルシェのメインビジュアル、パッケージデザインなどに携わっている。
今回の画面構成や挿画については、絵のタッチが児童向けのやわらかさを損なわず、写真と併せて物語の情感を補強する役割を果たしている点が紹介されている。
- 中野 英明(なかの えいみょう)
- 昭和22年生まれ(現 奥州市)、曹洞宗蟠龍寺26世住職を歴任。少年院・少年刑務所での教誨経験あり。代表作に複数の『ごみを拾う犬もも子』シリーズ。
- ナカノ エミ(なかの えみ)
- 奈良県生まれ、丹波篠山在住。甲子園大学栄養学部卒。イラストレーションを学び、2021年より活動するフリーランスのイラストレーター。
読みどころ、活用シーンとキーワード整理
本書の読みどころは、もも子の具体的な行動の描写とそれが地域に与えた波及効果の過程が丁寧に記録されている点にある。写真資料と文章を組み合わせることで、年齢を問わず理解しやすい形でメッセージが伝わる構成になっている。
教育現場や読み聞かせの場、読書感想文の題材としての利用が想定されるほか、環境学習や共生社会を考える教材としても応用が可能である。セラピー犬としての訪問記録は福祉的な観点からの議論材料にもなる。
主な活用シーンと対象
- 学校の授業(道徳・環境学習):小中学校での読書感想文や課題図書として利用可能
- 読み聞かせ:保育園・図書館・地域の読み聞かせイベント
- 福祉施設での学び:養護施設や老人ホームでの共生や癒やしの効果を紹介
- 地域活動の啓発:ごみ拾い運動や条例制定の事例研究として地域団体での参照
キーワードとしては、ペット/セラピー犬/写真集/児童文学/読書感想文/課題図書/児童書/文芸/よみきかせが挙げられ、カテゴリは「雑誌・本・出版物」「環境・エコ・リサイクル」に位置付けられている。
要点の整理
以下の表は本記事で取り上げた刊行物とその主要情報を簡潔に整理したものです。書籍の基本情報、刊行に関する日時、関連URLや価格情報、作者・画家の略歴、そして本書が想定する利用シーンなどをまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | ごみを拾う犬もも子(増補改訂版) |
| 著者/画 | 中野 英明(作)/ナカノ エミ(画) |
| 発行元 | ハート出版 |
| 発売・刊行日 | プレスリリース告知:刊行予定 2026年5月1日/書籍情報の発売日表記:2026.04.24 (プレスリリース配信:2026年4月24日 08:20) |
| 仕様 | A5判・160ページ |
| ISBN | 978-4-8024-0247-7 |
| 価格 | 本体1,600円(税別) |
| 主な内容 | 岩手県紫波町を舞台にした、もも子と住職による13年のごみ拾い活動の記録。セラピー犬としての訪問記、カラー写真多数収録。 |
| 関連リンク | 出版社 商品ページ Amazon 商品ページ |
| 想定利用シーン | 学校教育・読み聞かせ・環境学習・福祉関連の資料 |
| カテゴリ/キーワード | 雑誌・本・出版物/環境・エコ・リサイクル キーワード:ペット、セラピー犬、写真集、児童文学、読書感想文、課題図書、児童書、文芸、よみきかせ |
本書は、写真と文章によって犬と人との絆、環境を守ることの重要性、地域の力がどのようにして醸成されるかを世代を超えて伝える一冊として位置づけられる。刊行情報と作者・画家の経歴、利用場面を整理した上で、関連リンク先の情報も併せて確認することで入手や参照が可能である。