工場や現場向け移動式避暑室『クール・シェルター魁』予約開始
ベストカレンダー編集部
2026年4月24日 14:16
クール・シェルター魁予約
開催日:4月22日
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工場や現場で即席の「避暑室」を実現する移動設置型ユニット
株式会社リード技建は、2026年4月22日付で“移動可能避暑室”「クール・シェルター®魁」の予約販売を開始しました。プレスリリースは2026年4月24日10時52分に発表されています。代表取締役社長は古川恵久氏(ふるかわ やすひさ)で、問い合わせ・申し込みは株式会社リード技建・高橋さとみ(電話:06-6439-2290)にて受け付けます。
本製品は、工場、建設現場、物流センター、屋外イベント、農業現場、ゴルフ場など幅広い現場での熱中症対策として設計された組立式の移動可能ユニットです。工場全体への高額な遮熱施工を行わずとも、作業者が必要な場所に簡便に冷却スペースを設置できる点を目指しています。
製品の位置づけと導入背景
2025年6月1日に施行された改正労働安全衛生規則により、職場での熱中症対策は事実上の義務化が進みました。リード技建は、この法改正を踏まえ、限られたコストで現場の熱中症リスク低減に貢献するソリューションとして「クール・シェルター®魁」を開発しています。
開発の直接のきっかけは、物流倉庫からの相談でした。倉庫全体を冷やす代わりに、梱包や配送準備の作業台近辺だけを冷却したいという実務的なニーズに対応するため、軽量骨組と遮熱素材を組み合わせた囲いを作り、可搬性と容易な組立性を両立させるという発想が出発点となりました。
遮熱技術と空調の組合せによる性能設計
「クール・シェルター®魁」は、当社独自の遮熱材であるEMW遮熱シート®(実用新案登録第3253897号)を主軸に設計されています。天井面および壁面下部にEMW遮熱シート®を貼付し、壁面上部には特殊遮熱加工を施した透明ビニールカーテンを配置して輻射熱を遮断します。
内部には高効率省エネ型冷暖房エアコンを奥上部に配置しており、酷暑時の冷却だけでなく極寒時の暖房にも対応する構造です。出入口はのれん式でワンタッチ開閉でき、入退室がスムーズに行える点も実作業での利便性を高めています。
EMW遮熱シート®の特性と優位性
EMW遮熱シート®は高純度(99%以上)のアルミ箔を用い、極薄(0.2mm)で両面アルミ箔の構成により輻射熱を97%以上遮断する性能を有します。遮熱の原理は太陽光などの輻射熱の反射であり、建物へ伝わる熱の約75%が輻射であることに着目した技術です。
同シートは国内のアルミ加工メーカー(日軽産業株式会社)と共同で仕様を固め、耐久性確保のための腐食防止コーティングや、遮熱と断熱を併せ持つ構成(G-Ⅰ/G-Ⅱ)をラインナップしています。既導入実績として大和ハウス、積水ハウス、パナソニック工場、トヨタ工場などが挙げられ、2026年度関連売上は約2億円を見込んでいます。
- 輻射熱遮断率:97%以上
- アルミ純度:99%以上
- 厚さ:0.2mm(極薄)
- 製品ライン:EMW遮熱シート®G-Ⅰ、G-Ⅱ
仕様・ラインナップ・価格と現場適用例
「クール・シェルター®魁」は組立式でキャスター付き、どこでも設置・移動が可能な点が特徴です。標準仕様は約2m×1.5m×2.2m、床面積約3㎡、大人4名収容可能のサイズとなっており、電源はAC100ボルト(エアコン専用)で運用します。カスタム対応も可能です。
想定される用途は多岐にわたります。工場内の休憩所、乾燥炉や電気炉、ボイラー周辺の作業者の一時避難、建設・土木現場、物流センター、農業現場、運動会や屋外イベント、スポーツ大会、ゴルフ場、商業施設での即時休憩用、そして災害時の避難場所としての活用が想定されています。
ラインナップと価格
- クールシェルター®魁 Smart
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完成予定:2026年5月
骨組:軽量スチール材、壁:ビニール+高純度アルミ遮熱シート、重量:75kg
価格:270万円(税抜)
- クールシェルター®魁 Grand
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完成予定:2026年6月
骨組:軽量アルミ材、壁:樹脂パネル+高純度アルミ遮熱シート、重量:75kg
価格:320万円(税抜)
どちらのモデルも運搬や一人での組立を想定した軽量設計がなされており、普通のワンボックスカーに積載可能な仕様を前提に設計が進められています。
現場での具体的な使い方
現場で倒れた熱中症患者の即時休憩用に用いることで、救急車到着までの初期処置として身体を冷やすことが可能になります。厚生労働省の資料に沿えば、熱中症発症時に重篤化を防止する最善の応急処置は救急車到着まで身体を冷やすことですので、本製品は現場レベルでの有効な対処インフラになります。
工場や倉庫では、熱源に近い作業エリアのみを一角に囲って冷却スペースを設けることで、全面的な遮熱施工にかかる大規模費用(例:1000㎡で500万円以上)を回避しつつ労働環境を改善できます。
法令対応・補助金・販売計画と企業の歩み
改正労働安全衛生規則(2025年6月1日施行)では、暑さ指数28度または気温31度以上の環境下で、連続して1時間または1日4時間を超える作業が見込まれる場合の職場対策が求められ、違反した場合には6月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金という罰則が適用され得ます。こうした規制対応の観点からも、場所を選んで設置できる「クール・シェルター®魁」は実効性のある対策となります。
導入支援として活用可能な補助金も複数挙げられています。業務改善補助金、エイジフレンドリー補助金、働き方改革補助金、省エネルギー投信促進に向けた支援補助金など、用途や導入規模に応じた公的補助を検討できます。
販売計画と事業展望
リード技建は、2026年度に年間販売台数100台・販売金額2億7千万円、2027年度に年間販売台数200台・販売金額5億4千万円を目標としています。既に国内一流企業からの引き合いがあり、東南アジアといった海外からの具体的な問合せも届いているため、将来的な海外展開も視野に入れています。
同社は遮熱技術の蓄積を背景に、中小事業者にも手の届く労働環境改善ソリューションを提供し、熱中症による死亡事故の削減に寄与することを掲げています。古川社長は「1人でも熱中症で亡くなる方を減らしたい」と述べており、製品を社会インフラとして普及させる方針を明確にしています。
企業沿革(抜粋)と技術蓄積
リード技建は1982年に尼崎市で住宅・店舗リフォーム事業として創業し、1993年に法人化しました。2014年に「遮熱本舗」ブランドを立ち上げて遮熱事業に特化、2018年以降は日本のアルミメーカーと共同でEMW遮熱シート®を自社開発しました。以降も製品改良や関連商品の開発、グループ会社設立、寄贈活動などを継続しており、2025年にはファクトリー兼商品製作所・ラボを開設しています。
主要な沿革のポイントとしては、2018年のEMW遮熱シート®G-Ⅰ開発、2019年のG-Ⅱ開発、2021年のグループ会社設立とODM商品展開、2023年の結露対策商品、2024年の被災地支援、2025年の製作所開設などが挙げられます。2025年度はEMW遮熱シート®で約80件施工し年商約1.5億円を達成しています。
| 問い合わせ先 | 株式会社リード技建 高橋さとみ 電話:06-6439-2290 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年4月24日 10:52(予約販売開始:2026年4月22日) |
| 製品名 | クール・シェルター®魁(クールシェルター®魁 Smart / Grand) |
以下に、本記事で触れた主要項目を一覧表で整理して締めくくります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | クール・シェルター®魁(移動可能避暑室) |
| 予約開始 | 2026年4月22日(プレス発表 2026年4月24日) |
| 問い合わせ | 株式会社リード技建 高橋さとみ 06-6439-2290 |
| 代表者 | 代表取締役社長 古川 恵久(ふるかわ やすひさ) |
| 標準サイズ | 約2m×1.5m×2.2m、床面積 約3㎡、大人4名収容 |
| 電源 | AC100ボルト(エアコン専用)、コンセント |
| 重量 | 各モデル 約75kg |
| モデルと価格(税抜) | Smart(軽量スチール+ビニール)270万円、Grand(軽量アルミ+樹脂パネル)320万円 |
| 完成予定 | Smart:2026年5月、Grand:2026年6月 |
| 主要技術 | EMW遮熱シート®(実用新案登録第3253897号)、輻射熱97%以上遮断 |
| 導入想定用途 | 工場休憩所、作業周辺、建設現場、物流センター、農業現場、イベント、災害避難所 等 |
| 補助金例 | 業務改善補助金、エイジフレンドリー補助金、働き方改革補助金、省エネルギー支援 等 |
| 法令との関係 | 改正労働安全衛生規則(2025年6月1日施行)に対応する現場対策の一手段。違反時は刑罰・罰金の可能性あり |
| 販売目標 | 2026年度:100台(2億7千万円)、2027年度:200台(5億4千万円) |
| 関連導入実績 | 大和ハウス、積水ハウス、パナソニック工場、トヨタ工場 等(EMW遮熱シート導入例) |
本稿は、株式会社リード技建が発表した製品情報と企業の技術的背景、導入用途、法令対応性、価格・仕様、販売計画および問い合わせ先を網羅的に整理したものです。現場での具体的な導入検討や補助金活用の可能性、細部のカスタム仕様については、同社へ直接問合せのうえ確認することが推奨されます。