5月9日開催 世界渡り鳥の日|市民科学で記録しよう
ベストカレンダー編集部
2026年4月27日 16:15
世界渡り鳥の日
開催日:5月9日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
市民科学としての記録が持つ意味 ― 「どんな鳥も記録しよう」
2026年4月27日14時00分に公表された日本野鳥の会のプレスリリースは、5月9日(土)に予定される「世界渡り鳥の日(World Migratory Bird Day)」の2026年テーマを伝えています。今年のテーマは「市民科学」、スローガンは英語表記で”Every Bird Counts ―YOUR OBSERVATIONS MATTER!”、日本語では「どんな鳥も記録しよう―あなたの観察が鳥たちの未来を守る」です。
この章では、なぜ市民による観察記録が渡り鳥保全にとって重要なのかを丁寧に説明します。個々の記録は単独では小さく見えますが、継続的に集積されることで地域やフライウェイ全体の変化を把握する基礎データとなります。観察は庭先の5~10分の記録でも貢献になり得ます。
観察記録がつなぐ科学と政策
市民科学のデータは研究機関や保全団体に提供され、長期的な個体数変動や渡りの時期、生息地の状況を把握するために使われます。こうしたデータは保全対策や政策決定の根拠として活用され、フライウェイ全体の保全に寄与します。
個人が行う観察は、地域レベルのモニタリングから国際的な分析まで幅広く利用されます。特に渡り鳥は国境を越えて移動するため、各地の観察がつながることが重要です。
- 日常の観察:庭先や近隣の公園での短時間観察も有効。
- 定期的なカウント:同じ場所・時期に繰り返すことで傾向を把握。
- eBirdなどのプラットフォーム:データの集約と解析に寄与。
こうした取り組みを通じて、個人の小さな観察もフライウェイ全体の保全に結びつきます。
世界渡り鳥の日の成り立ちと今年の日程
「世界渡り鳥の日(World Migratory Bird Day)」は、渡り鳥とその保全の重要性を広く普及するための国際的なキャンペーンです。2006年に国連環境計画(UNEP)の下にある2つの国際条約、アフリカ・ユーラシア大陸渡り性水鳥保全協定(AEWA)と移動性野生動物の種の保全に関する条約(CMS)の共同により始まりました。
現在は世界各地で団体やコミュニティが観察会、展示、フェスティバル、アート・音楽イベントなどを開催するグローバルな運動となっています。渡りの時期は地域によって異なりますが、年に2回、5月と10月の第2土曜日がメインの日に指定されています。
2026年の指定日
2026年は以下の日が「世界渡り鳥の日」として指定されています。
- 2026年5月9日(土)
- 2026年10月10日(土)
5月9日は特に、今年のテーマ「市民科学」を強調する日であり、世界各地で市民参加型の観察会や普及活動が展開されます。国内ではEAAFP(東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ)の呼びかけもあり、フライウェイ全体を視野に入れた普及啓発や保全活動が行われます。
参加する方法と日本野鳥の会の取り組み
日本野鳥の会はEAAFPのパートナーとして、このキャンペーンを日本国内で普及する役割を担います。公式ポスターの日本語版(PDF)を配布し、テーマと趣旨の紹介を行うほか、観察記録の登録を促進します。
また、5月9日は世界最大の市民科学プロジェクトであるeBirdの世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー」にも該当します。eBirdはコーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営し、世界中のバードウォッチャーから20億件を超える観察情報が集積されています。日本野鳥の会はコーネル大学と協働してeBirdの日本語版を運営しています。
eBirdとグローバル・ビッグ・デー
eBirdはスマートフォンアプリまたはウェブサイトから無料で利用でき、誰でも観察情報を投稿できます。日常の短時間観察でも投稿可能で、グローバル・ビッグ・デーの参加は市民科学への入口になります。
グローバル・ビッグ・デーでは、指定日に観察した鳥をeBirdに投稿することで、世界中のデータと連携し、渡りのパターンの解析や保全施策の基礎データが充実します。日本野鳥の会はこれを広く呼びかけています。
東京港野鳥公園ビッグ・デー
日本野鳥の会は「世界渡り鳥の日」に合わせ、フライウェイ・サイトのひとつである東京港野鳥公園を会場に「東京港野鳥公園ビッグ・デー」を開催します。園内で自由にバードウォッチングを行い、見た鳥をeBirdに投稿する形式です。
参加方法の詳細や当日の運営、記念品の配布については日本野鳥の会の案内に従ってください。参加者全員に記念品が用意される旨がリリースで告知されています。
- イベント名:東京港野鳥公園ビッグ・デー
- 内容:園内での自由なバードウォッチングとeBirdへの投稿
- 特典:参加者全員に記念品
資料・リンク・組織情報とイベント登録方法
世界各地の「世界渡り鳥の日」関連イベントは、主催者が登録するイベントマップで閲覧できます。プレスリリースでは外部サイト(英文)への案内があり、イベントの登録および参照が可能です。世界公式ポスターの日本語版(PDF)も自由にダウンロードできます。
以下に、本リリースで示された主要なリソースと組織情報を整理します。関連リンクとして日本野鳥の会の公式サイトURLも併記します。
- 日本野鳥の会(公益財団法人)
- 会員・サポーター:約5万人
- 代表者:理事長 遠藤孝一
- 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
- URL:https://www.wbsj.org/
- 関連国際組織・枠組
- EAAFP(東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ)
- AEWA、CMS(UNEP関連の国際条約)
- 主なリソース
- 世界渡り鳥の日 公式サイト(World Migratory Bird Day、英文)
- 世界公式ポスター日本語版(PDF)ダウンロード
- グローバル・ビッグ・デー(eBird) 詳細案内
イベントの登録・参照やポスターのダウンロードについては、外部サイトの英語ページが案内されています。日本野鳥の会のウェブページにも案内が掲載されていますので、具体的な手順やリンクはそちらを参照してください。
要点の整理(記事のまとめ)
以下の表は、本記事で伝えた主な情報を整理したものです。渡り鳥の保全に関する取り組み、参加方法、関連イベント、問い合わせ先などを一目で確認できます。記事中で示した日付や組織名、リンク先は正確な表記を維持しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表団体 | 公益財団法人 日本野鳥の会(プレスリリース日: 2026年4月27日 14:00) |
| 世界渡り鳥の日(2026年) | 5月9日(土)、10月10日(土) |
| 2026年テーマ・スローガン | テーマ: 市民科学 / スローガン: “Every Bird Counts ―YOUR OBSERVATIONS MATTER!”(日本語: どんな鳥も記録しよう―あなたの観察が鳥たちの未来を守る) |
| 主な活動・呼びかけ | 市民科学への参加促進、eBirdへの観察記録投稿、公式ポスター日本語版の配布、各地での観察会や普及活動 |
| eBird(グローバル・ビッグ・デー) | コーネル大学が運営する市民科学プラットフォーム。20億件超の観察情報を蓄積。5月9日は世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー」 |
| 国内イベント | 東京港野鳥公園ビッグ・デー(園内で自由に観察しeBirdへ投稿、参加者に記念品) |
| 配布資料・外部情報 | 世界公式ポスター日本語版(PDF)ダウンロード、世界渡り鳥の日公式サイト(英文)、イベントマップ(英文) |
| 組織情報(日本野鳥の会) | 会員・サポーター: 約5万人 / 代表: 理事長 遠藤孝一 / 所在地: 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル / URL: https://www.wbsj.org/ |
| 関連キーワード | バードウォッチング、渡り鳥、プレゼント、ポスター、キャンペーン、都市、自然、公園、バードストライク、市民科学 |
上の表は、本リリースの要点を整理したものです。渡り鳥保全のための市民科学の位置づけ、参加方法、関連する国際的な枠組や国内イベント、配布資料の入手先など、本文で触れた内容をまとめています。詳細や最新の情報は日本野鳥の会の公式サイト(https://www.wbsj.org/)およびWorld Migratory Bird Dayの公式ページを参照してください。