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雅叙園東京、7月に一部再開 2027年LXR開業予定

部分営業再開

開催日:7月1日

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いつ開業するの?
正式なリブランド開業は2027年を予定。ただし一部の宿泊・料飲施設は2026年半ばに段階的に営業再開する見込みで、オーナーはブルックフィールド、運営はヒルトンが担当します。
百段階段はどうなるの?
百段階段は東京都指定有形文化財として保存される方針です。改修では歴史的要素を尊重しつつLXRのラグジュアリー設備や料飲・ウェルネスを導入し、観光資源として継続活用します。

約100年の歴史を継承して新たに歩む「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」

ヒルトンは2026年4月27日12時に発表し、東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」をリブランドして、2027年に「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」として開業する予定であることを明らかにしました。オーナーは世界有数の投資会社であるブルックフィールドで、ヒルトンが運営を担当します。

本件は、ヒルトンのラグジュアリーブランドであるLXRホテルズ&リゾーツが東京に初めて進出する案件であり、同ブランドの国内展開では2021年9月開業の「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」に次ぐ2軒目のLXRブランドホテルとなります。ブルックフィールドによる大規模投資のもと、歴史的資産を保存しつつ改修を行い、新たなデスティネーションとしての魅力創出を目指す計画です。

歴史と建築美を生かす改修計画と運営スケジュール

「ホテル雅叙園東京」は約100年にわたる歴史と日本の美術や意匠を特徴とする空間として知られており、館内に現存する木造建築「百段階段」は東京都指定有形文化財に指定されています。本リブランドでは、こうした歴史的要素を尊重しつつ、LXRブランドのラグジュアリーなホスピタリティを融合させる設計方針が示されています。

施設改修は客室を含む一部施設を対象に行われ、正式なリブランド開業は2027年を予定しています。これに先立ち、2026年半ばには宿泊および料飲施設の運営を再開する予定で、段階的な営業再開を通じて施設の利活用を図るスケジュールとなっています。

保存・改修の重点

改修に際しては歴史的価値の保持が重視されます。特に百段階段の保存は継続される予定であり、館全体の美術・意匠を尊重した設計を行うとされています。

一方で、LXRブランドが提供するパーソナライズされたラグジュアリー体験に合わせて、現代的な設備や料飲サービス、ウエルネス要素の導入など、ゲストの期待に応えるための改修も進められます。

LXRブランドとヒルトンによる国内戦略

LXRホテルズ&リゾーツは、開業中および開業予定を含め約40軒からなるラグジュアリーブランドです。各ホテルは立地するデスティネーションの文化や個性を反映した独自の体験を提供することをブランドの特長としています。

今回の雅叙園東京の参入は、ヒルトンが日本国内でのラグジュアリーブランド展開を加速していることを示すもので、2028年開業予定の広島・箱根強羅のほか、北海道・ニセコでも同ブランドのホテル開業を予定しています。

関係者のコメント

ブルックフィールド(日本不動産事業責任者 土田 育新)
日本のホスピタリティセクターは需要回復と供給制約の下で際立つパフォーマンスを示しており、当社は象徴的な資産についてヒルトンと提携できることを喜ばしく思う。本物件は2027年より『雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ』として運営され、大規模な投資を通じて地域コミュニティに資する拠点かつ国内外の旅行者にとって魅力的なデスティネーションの創出を目指す。
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区代表 ジョセフ・カイララ
約100年の歴史を持つホテルをLXRブランドとして東京に開業できることを光栄に思う。地域に深く根ざした体験と、個々のニーズに寄り添うパーソナライズされたサービスを通じて心に残る滞在を提供する計画である。
ヒルトン 日本・ミクロネシア地区開発担当副社長 藤本 博久
ラグジュアリーブランド需要が高まる中、東京初進出となるLXRブランドを通じて国内外のお客様へ新たな魅力を発信する。60年以上の日本での運営経験を活かし、歴史あるホテルの伝統を大切にしつつ冒険心や刺激を求める旅行者のニーズにも応える。

施設概要、立地とゲスト向けのサービス

「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」はアクセス性と周辺環境の魅力も大きな特徴です。JR山手線西口および東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線の目黒駅から徒歩約3分の好立地にあり、春には目黒川沿いの約800本もの桜並木を楽しめるロケーションにあります。

館内の予定施設は、60室の客室、オールデイダイニングやスペシャリティレストランなど5つの料飲施設、フィットネスセンター、スパ、そして約5,700平方メートルのミーティングスペースです。これらはビジネス利用から観光まで幅広いニーズに対応する構成となります。

主要施設の一覧

  • 客室数:60室
  • 料飲施設:5施設(オールデイダイニング、スペシャリティレストラン等)
  • ウエルネス:フィットネスセンター、スパ
  • ミーティングスペース:約5,700平方メートル
  • 文化財:百段階段(東京都指定有形文化財、木造建築)

ヒルトン・オナーズとデジタルサービス

雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツは、ヒルトンの27ブランドを対象とするゲスト・ロイヤリティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」に含まれます。ヒルトン・オナーズ会員はポイントと現金を組み合わせた支払い、会員限定割引、無料の標準Wi‑Fiなどの特典を利用できます。

さらにヒルトン・オナーズ・アプリからは客室選択、チェックイン、デジタル・キーの利用が可能であり、一部機能は国内の一部ホテルで未導入のケースがあるものの、利便性を高めるデジタル施策が展開されています。ヒルトンはゲストエクスペリエンス向上の一環として、デジタル・キーの共有、自動の無料客室アップグレード、コネクティングルームの確約機能など業界をリードするテクノロジー導入にも注力しています。

プレスリリースの要点整理

以下の表は、今回の発表で明らかにされた主要情報を整理したものです。開業時期、運営体制、施設概要、ブランド関連の情報を一目で確認できます。

項目 内容
発表日 2026年4月27日 12:00(ヒルトン発表)
元の施設名 ホテル雅叙園東京
新館名(予定) 雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ
開業予定 2027年(改修後のリブランド開業)
部分営業再開 2026年半ばに宿泊および料飲施設の運営を再開予定
オーナー ブルックフィールド
運営 ヒルトン(LXRブランド)
客室数 60室(予定)
料飲施設 5施設(オールデイダイニング、スペシャリティ等)
会場・設備 フィットネス、スパ、約5,700㎡のミーティングスペース
アクセス 目黒駅(JR山手線西口、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線)から徒歩約3分
周辺の特徴 目黒川沿いの桜並木(約800本、春の名所)
文化財 百段階段(木造、東京都指定有形文化財)
LXRの国内展開 国内ではROKU KYOTOに続く2軒目。広島・箱根強羅(2028年開業予定)、北海道・ニセコでも展開予定
関連リンク https://www.hilton.com/ja/brands/lxr-hotels/

この記事では、ヒルトンによる雅叙園東京のリブランド計画、運営と改修スケジュール、施設概要、LXRブランドの位置づけおよび関係者の発言を網羅的に整理しました。ブルックフィールドの投資とヒルトンのラグジュアリー戦略が結びつくことで、歴史的建築を生かした新たなデスティネーションホテルが2027年に誕生する見通しです。