7月12日|大阪電気通信大がゲーム×プロダクト教育強化
ベストカレンダー編集部
2026年4月28日 18:51
オープンキャンパス講演
開催日:7月12日
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ゲームとプロダクトを結ぶ教育を現場のプロが担う
学校法人大阪電気通信大学は、2026年4月にゲーム開発の第一線で実績を残してきた2名の教員を迎え入れ、デザイン教育の実践性と幅を拡げる体制を整えました。プレスリリースは「学校法人大阪電気通信大学 2026年4月28日 16時00分」に発表されており、今回の着任は同学が2003年にデジタルゲーム学科を開設して以来の教育蓄積をさらに強化するものと位置付けられています。
着任したのは杉野 憲一 教授(工学部電子機械工学科)と阿部 悟郎 教授(総合情報学部デジタルゲーム学科ゲーム・社会デザイン専攻)の2名です。両名とも任天堂で長年にわたり携帯機器やゲームタイトルの企画・開発・ディレクションに携わってきた実務経験を持ち、モノづくりの視点とゲームデザインの創造的発想を教育に直結させる役割が期待されています。
着任した二人の経歴と大学での役割
以下に両教授の経歴や担当学部・学科、これまでの主な実績を整理します。教員着任の背景には、製品設計とゲーム設計を横断する教育ニーズへの対応、そして社会課題解決に資するゲームの研究推進が存在します。
各教員は実務に根ざした知見を教育カリキュラムや研究指導に反映させる予定であり、学生にとってプロダクトデザインからゲームの社会応用までを学べる貴重な機会となります。
杉野 憲一 教授(工学部電子機械工学科)
杉野教授は大阪芸術大学デザイン学科インダストリアルデザイン専攻を卒業後、1989年4月に任天堂に入社し、携帯ゲーム機のプロダクトデザイナーとしてキャリアを開始しました。担当した機種にはゲームボーイカラーやゲームボーイアドバンスが含まれ、これらは世界的ヒットを記録しています。
その後はデザインディレクターとしてDSや3DSなどの開発を担当し、製品づくりに留まらない人材育成や採用活動にも深く関わってきました。大学ではプロダクトデザインの実践教育、工学的視点を取り入れた造形設計、そして製品開発におけるチーム運営や人材育成論を講じることが想定されます。
- 学歴
- 大阪芸術大学デザイン学科インダストリアルデザイン専攻 卒業
- 主な職歴
- 1989年4月 任天堂入社、携帯ゲーム機のプロダクトデザイナー、後にデザインディレクター
- 主な担当製品
- ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、DS、3DS 等
- 大学での担当
- 工学部電子機械工学科(ロボティクス分野を含む)でのプロダクトデザイン教育、人材育成
阿部 悟郎 教授(総合情報学部デジタルゲーム学科ゲーム・社会デザイン専攻)
阿部教授は東京大学医学部健康科学・看護学科を卒業後、1999年4月に任天堂に入社しました。プログラマー・デザイナーとして参画した『メイド イン ワリオ』(2003年発売)においてはシリーズにわたり制作に携わり、全12作の制作過程の中でディレクターを務めた作品もあります。
阿部教授は「驚きを生むゲームづくり」を牽引し、新しいハード向けに制作したタイトルでは「最新技術の無駄づかい」をモットーにユニークなプチゲームを多数生み出してきた点が特徴です。大学ではゲームデザインの実験的手法、そしてゲームを通じた社会デザインの研究を主導すると見られます。
- 学歴
- 東京大学医学部健康科学・看護学科 卒業
- 主な職歴
- 1999年4月 任天堂入社。『メイド イン ワリオ』シリーズにプログラマー・デザイナー、後にディレクターとして参画
- 主な担当作品
- 『メイド イン ワリオ』シリーズ 全12作(制作・ディレクション、プログラミング等)
- 大学での担当
- 総合情報学部デジタルゲーム学科ゲーム・社会デザイン専攻にて、ゲームの社会応用や実験的なゲームデザインの教育・研究
教育内容の深化とオープンキャンパスでの講演
本学は2003年にデジタルゲーム学科を開設以来、23年間にわたりゲーム教育のトップランナーとして歩んできました。今回の着任により、モノづくり領域とゲームデザイン領域を横断する教育体制が一層強化される見込みです。特に「ゲーム・社会デザイン専攻」は、ゲームを単なる娯楽としてではなく社会課題解決の手段として位置付ける狙いが明確に打ち出されています。
教育面では以下のような具体的テーマや取り組みが想定されています。
- おもしろさの分析:ユーザー体験としての「おもしろさ」を理論的に分析し、設計に落とし込む手法の教育。
- 実験的ゲームデザイン:小規模・短周期でのプロトタイピングを通じてアイデアの検証を行う実践的手法。
- 社会応用の探求:教育・医療・地域振興など現実の課題に対するゲーム的アプローチの研究。
また、夏のオープンキャンパスでは特別講演を実施します。詳細は以下の通りです。
| 日時 | 2026年7月12日(日)10時30分 |
|---|---|
| 場所 | 四條畷キャンパス |
| 講演者 | 阿部 悟郎 教授(総合情報学部デジタルゲーム学科ゲーム・社会デザイン専攻) |
| 講演テーマ | 社会に溶けていくゲーム~日常を変える「遊び」の力 |
この講演では、ゲームがどのように日常生活や社会構造に影響を与え得るか、実践事例と理論を交えた解説が行われる予定です。学内外の関心層に向けた内容が想定されており、教育カリキュラムと研究の接続点が提示される見込みです。
本件のポイントと大学の基本情報
プレスリリースが強調する要点は明確です。世界的な製品やタイトルに携わったプロの着任により、教育カリキュラムの実践性が高まり、特にゲームを社会課題解決の手段として扱う新専攻の学びが深化する点が重要です。
以下にリリースで示された「本件のポイント」を整理します。原文に基づいて列挙しています。
- 世界的な製品・タイトルを手掛けたプロが着任:携帯ゲーム機デザイナーおよび独創的なゲーム制作を牽引したディレクターが教育現場へ転身。
- 「ゲーム・社会デザイン専攻」による教育の深化:おもしろさの分析や実験的ゲームデザインの研究を推進。
- 夏のオープンキャンパスで特別講演を実施:2026年7月12日、四條畷キャンパスにて阿部教授による講演が行われる。
参考となる関連リンクもプレスリリースで提示されています。教育内容や教員紹介の詳細は以下の大学公式ページを参照することができます。
- PROFESSOR NEW FACE: https://www.osakac.ac.jp/special/newprofessor
- 工学部電子機械工学科(ロボティクス): https://www.osakac.ac.jp/faculty/engineering/eme/
- 総合情報学部デジタルゲーム学科ゲーム・社会デザイン専攻: https://www.osakac.ac.jp/faculty/isa/gs/
要点の整理(表形式)
以下の表は、本記事で取り上げた情報を項目別にまとめたものです。発表日や教員名、担当分野、オープンキャンパス情報、大学の基本情報などを一覧にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元・日時 | 学校法人大阪電気通信大学/2026年4月28日 16時00分 |
| 着任時期 | 2026年4月 |
| 着任教員 | 杉野 憲一 教授(工学部電子機械工学科)、阿部 悟郎 教授(総合情報学部デジタルゲーム学科ゲーム・社会デザイン専攻) |
| 杉野教授の主な経歴 | 大阪芸術大学デザイン学科インダストリアルデザイン専攻卒/1989年任天堂入社/携帯ゲーム機のプロダクトデザイン(ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス等)、DS・3DSのデザインディレクター |
| 阿部教授の主な経歴 | 東京大学医学部健康科学・看護学科卒/1999年任天堂入社/『メイド イン ワリオ』シリーズ(全12作)にプログラマー・デザイナー・ディレクターとして参画/「最新技術の無駄づかい」をモットーに小品を多数制作 |
| 教育の重点 | おもしろさの分析、実験的ゲームデザイン、ゲームの社会応用(ゲーム・社会デザイン専攻) |
| オープンキャンパス講演 | 2026年7月12日(日)10時30分/四條畷キャンパス/講演者:阿部 悟郎 教授/テーマ:社会に溶けていくゲーム~日常を変える「遊び」の力 |
| 大学URL・キャンパス | https://www.osakac.ac.jp/ /寝屋川キャンパス:〒572-8530 大阪府寝屋川市初町18-8 /四條畷キャンパス:〒575-0063 大阪府四條畷市清滝1130-70 |
| 学部構成 | 工学部、情報通信工学部、建築・デザイン学部、健康情報学部、総合情報学部 |
| 在籍者数 | 5,758名(2025年5月1日現在) |
| 備考 | ※2027年4月から工学部基礎理工学科環境化学専攻は応用化学専攻に名称変更 |
以上がリリースに基づく主要事項の整理です。今回の着任は、製品設計とゲームデザインを結び付ける教育資源の拡充につながり、学内のカリキュラムや研究の幅を広げることが期待されます。関連情報は大学の公式サイトおよび上記の各ページで確認できます。