劇場で甦るジョン&ヨーコ唯一のコンサート
ベストカレンダー編集部
2026年5月1日 19:40
公開初日(4/29)
開催日:4月29日
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スクリーンで甦る唯一のフル・コンサート──『ワン・トゥ・ワン・コンサート』の背景と意義
1972年8月30日に行われたジョン・レノン&オノ・ヨーコのチャリティ・コンサート「ワン・トゥ・ワン・コンサート」は、知的・発達障がいを持つ子どもたちのために行われ、延べ4万人を動員、当時の金額で150万ドル、現在価値で約1,150万ドル相当の寄付を集めた歴史的な一日でした。本作『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』は、その伝説的ステージを最新の映像・音響技術で再生し、スクリーンで体験できるようにした作品です。
本作は1972年にスティーヴ・ゲブハルトが撮影したオリジナル映像をベースに、サイモン・ヒルトン監督、ショーン・オノ・レノンのプロデュースのもと再構成されました。映像・音源はデジタル修復と最適化が施され、192kHz/24bitハイレゾ・ステレオ、5.1chサラウンド、そして一部劇場ではDolby Atmosでの上映が実施されます。演奏曲目は「ニューヨーク・シティ」「インスタント・カーマ」「イマジン」「マザー」などジョンの代表曲のほか、ヨーコの楽曲や「カム・トゥゲザー」「ハウンド・ドッグ」、スティーヴィー・ワンダーらが参加したアンコールまで含む充実のセットリストです。
コンサートの成立と社会的意義
本公演は、当時の報道で明らかになったウィローブルック州立施設の惨状を受け、映像ジャーナリストや関係者らの訴えに心を痛めたジョンとヨーコがチャリティとして行った経緯があります。イベント自体が社会問題への意識喚起と寄付の両面を持ち、当時の政治的緊張(ニクソン政権下でのFBIの監視など)を背景にした開催でもありました。
コンサートの内容と構成は、単なる娯楽を超えて〈市民の側に立つメッセージ〉として機能しており、楽曲の中での「Stop the War !」など直接的な訴えが、観客と時代に与えた影響の大きさが改めて確認できます。
- 開催日
- 1972年8月30日(ワン・トゥ・ワン・コンサート)
- 目的
- 知的・発達障がいを持つ子どもたちのためのチャリティ
- 寄付金額(当時)
- 約150万ドル(現在価値で約1,150万ドル相当)
公開記念トークの模様:ピーター・バラカン × 藤本国彦
2026年4月29日の公開初日にTOHOシネマズ シャンテで行われたトークイベントは、本編上映後に満員の会場から大きな拍手が巻き起こる中で進行しました。登壇者はピーター・バラカンさんと藤本国彦さんで、トークは約30分にわたり会場の期待感を反映する内容となりました。
お二人はスクリーン映像について口を揃えて高評価を与えました。バラカンさんは「スクリーンで観ると圧倒的にかっこよさが違うね。感激しました」と述べ、藤本さんは「映像で観るとジョンの存在感、さらにヨーコの存在感がもう凄い」と評しました。両氏は揃って「映画館で観るべき作品」と述べ、その説得力ある鑑賞体験を強調しました。
語られた主なポイント
- エレファンツ・メモリーの演奏スタイルとロックンロール精神:サックスが前面に出る50sのバンド形態がジョンに好まれた点。
- ヨーコの先駆性:1972年当時は予想されなかったが、その後のパンクロックなどにつながる革新性の認識。
- ジョンとヨーコの関係性:ステージ上でのやり取りや互いへの影響、女性の権利意識への影響力。
- 政治的文脈:FBIによる監視などの緊張感を背景に、市民側に立つ発言や行動の重要性。
トークの中盤では、藤本さんがビートルズ・ファンから借り受けた貴重な現物が披露されました。1972年当日の昼夜のチケット半券、ライブ映像にも映る白いタンバリン、謝辞掲載のリーフレットなどが登場し、会場はどよめきました。こうした物理的な遺物が当日の臨場感を補強したことも、来場者にとって印象的な一場面でした。
音響・映像仕様と上映スケジュールの詳細
本作は映像の修復に加え、音源もハイレゾで復元されている点が特徴です。上映フォーマットは192kHz/24bitハイレゾ・ステレオ、5.1chサラウンド、そして一部劇場でのDolby Atmosに対応します。ドルビーアトモス上映は特に限定されており、報道時点では多くの劇場で5月7日(木)限定の上映が中心となっています。
料金は一律3,000円(ドルビーアトモスなど特別スクリーンでは追加料金がある場合があります)。上映館や日程は劇場ごとに設定が異なるため、来場前にオフィシャルサイトでの確認を推奨します。日本公開オフィシャルサイトは下記のとおりです。
https://www.culture-ville.jp/powertothepeople
ドルビーアトモス上映(残すは5/7のみと案内)
以下は、報道時点でのドルビーアトモス上映に関する劇場リストおよび補足情報です。多くの劇場で5月7日(木)限定、または限定日程が設定されています。詳細は各劇場のスケジュールを参照してください。
(4/29公開記念イベントはTOHOシネマズ シャンテにて実施)
上映劇場一覧(プレスリリース記載のまま)
以下はプレスリリースで提示された全国の上映劇場と日程・方式の情報を網羅した一覧です。劇場名の横に日程や限定表記がある場合はそれを併記しています。
| 方式/地域 | 劇場名(記載の日程等) |
|---|---|
| ドルビーアトモス(残すは5/7のみ) | 東京:TOHOシネマズ 日本橋、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 神奈川:横浜ブルク13 千葉:TOHOシネマズ 柏、T・ジョイ蘇我 埼玉:TOHOシネマズ ららぽーと富士見、MOVIXさいたま、T・ジョイ エミテラス所沢 宮城:イオンシネマ新利府 石川:イオンシネマ白山 愛知:イオンシネマ名古屋茶屋、ミッドランドスクエア シネマ 大阪:TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ くずはモール 京都:イオンシネマ京都桂川、MOVIX京都 和歌山:イオンシネマ和歌山 福岡:T・ジョイ博多 大分:TOHOシネマズ アミュプラザおおいた |
| 5.1ch 上映劇場(主要抜粋) | 東京:TOHOシネマズ シャンテ(4/29〜5/7)、TOHOシネマズ 池袋(4/29 & 5/3 2日限定)、TOHOシネマズ 新宿(4/29 & 5/3 2日限定)、MOVIX亀有(5/7 1日限定) 神奈川:109シネマズ港北(5/8〜5/14)、109シネマズゆめが丘(5/8〜5/12)、MOVIX橋本(5/7 1日限定) 千葉:TOHOシネマズ 流山おおたかの森(4/29 & 5/3 2日限定)、シネマイクスピアリ(4/29 & 5/3 2日限定) 埼玉:イオンシネマ大宮(5/8〜5/14)、MOVIX川口(5/7 1日限定) 栃木:小山シネマロブレ(4/29 & 4/30 2日限定)、宇都宮ヒカリ座(5/1〜5/7) 群馬:MOVIX伊勢崎(5/7 1日限定) 茨城:ユナイテッド・シネマ水戸(5/25 1日限定 *new) 北海道:ローソン・ユナイテッドシネマ札幌(5/28 1日限定 *new) 岩手:中央映画劇場(5月中旬予定) 宮城:MOVIX仙台(5/7 1日限定) 山形:MOVIE ONやまがた(5/1〜終映日未定)、イオンシネマ天童(5/15〜5/21) 新潟:シネ・ウインド(5/2 & 5/3 2日限定) 石川:イオンシネマ金沢(5/8〜5/14) 福井:テアトルサンク(4/29、5/7) 静岡:静岡東宝会館(5/1〜5/7)、シネプラザサントムーン(5/22〜5/28)、シネマイーラ(5/17 1日限定)、MOVIX清水(5/7 1日限定) 長野:アイシティシネマ(5/8〜5/21) 愛知:TOHOシネマズ 赤池(4/29 & 5/3 2日限定)、ミッドランド名古屋空港(4/29〜5/7)、109シネマズ名古屋(5/1〜終映日未定)、イオンシネマ名古屋茶屋(5/8〜5/14)、MOVIX三好(5/7 1日限定) 大阪:TOHOシネマズ なんば(4/29〜5/7)、109箕面(4/29〜5/7) 京都:京都シネマ(5/1〜8) 兵庫:塚口サンサン劇場(5/8〜5/14) 奈良:ユナイテッド・シネマ橿原(5/22〜5/28 *new) 三重:イオンシネマ東員(5/22〜5/28) 広島:八丁座(近日上映) 鳥取:MOVIX日吉津(5/7 1日限定) 岡山:MOVIX倉敷(5/7 1日限定) 徳島:ufotable CINEMA(5/1〜5/14) 愛媛:シネマルナティック(5/2〜5/8) 山口:MOVIX周南(5/7 1日限定) 福岡:イオンシネマ大野城(5/15〜5/21) 熊本:熊本ピカデリー(5/7 1日限定) 鹿児島:ガーデンズシネマ(5/7〜5/15、*5/10休映、5/12・13休館) 沖縄:桜坂劇場(4/29〜5/7) |
作品情報の整理と主要データ
ここでは本作の主要なクレジットと仕様、鑑賞関連情報を整理します。作品は81分の上映時間で、公開初日は2026年4月29日(水・祝)です。監督、製作、出演者などのクレジットも以下にまとめます。
本作はカルチャヴィル合同会社による日本配給作品で、オフィシャルサイトや海外サイトでは追加情報や今後のスケジュール確認が可能です。邦題・英題ともに作品の要旨を示す構成となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品タイトル | パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC |
| 公開日 | 2026年4月29日(水・祝) |
| 監督 | サイモン・ヒルトン |
| 製作 | ショーン・オノ・レノン、ピーター・ウォースリー |
| 出演 | ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、プラスティック・オノ・バンド、エレファンツ・メモリー、スティーヴィー・ワンダーほか |
| 上映時間 | 81分 |
| 鑑賞料金 | 一律3,000円(ドルビーアトモス等は追加料金の可能性あり) |
| 音響・映像仕様 | 192kHz/24bit ハイレゾ・ステレオ、5.1chサラウンド、Dolby Atmos(一部劇場) |
| 日本公開オフィシャルサイト | https://www.culture-ville.jp/powertothepeople |
| 海外オフィシャルサイト | https://www.powertothepeoplefilm.com |
本稿では、2026年4月29日の公開記念イベントの模様、トーク内容、上映方式やスケジュール、劇場追加情報、そして作品の制作背景と技術的特徴までを網羅してお伝えしました。上映日程や劇場の方式は変更される可能性があるため、最新の情報はオフィシャルサイトおよび各劇場の案内でご確認ください。
(カルチャヴィル合同会社 2026年5月1日 17時00分 配信のプレスリリースに基づき構成)