渋滞を価値に変える回り旅「飛騨ぐるっと」
ベストカレンダー編集部
2026年5月2日 08:02
飛騨ぐるっとスタンプラリー
開催期間:5月1日〜7月31日
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移動そのものを観光価値に変える──『あえて遠回りする』新しい旅の提案
岐阜県飛騨市の観光団体は、ゴールデンウィーク期間の交通渋滞緩和と観光客の分散化を目的に、2026年5月1日より「飛騨ぐるっとスタンプラリー」を開始しました。本企画は、最短ルートを避けて回り道を楽しむ「まわり旅」をコンセプトに、北ルート(賑わい)と南ルート(癒し)の2コースを設定し、広域での連携によって移動そのものを観光体験へと昇華させる取り組みです。
報道発表は2026年5月1日 10時10分に行われ、主催は一般社団法人 飛騨市観光協会(岐阜県飛騨市:市長 都竹淳也)と飛騨・高山観光コンベンション協会の共催、ならびに木曽エリアや交通事業者、対象道の駅の協力により実施されます。移動時間にほんの数十分を加えるだけで到達できる名所や体験を組み合わせ、渋滞のピークを分散しながら地域経済の活性化につなげることが狙いとされています。
企画の目的と期間
本スタンプラリーは、GW期間における交通渋滞の緩和と観光客の分散化を目的として、飛騨地域と木曽地域を跨いだ広域連携で行われます。従来の“最短ルート志向”を見直し、寄り道そのものを楽しむことで、これまで通過されがちだった地域へ誘客することを目指しています。
開催期間は2026年5月1日(金)~2026年7月31日(金)です。参加はアナログの台紙形式で行われ、スマートフォン等を使わず誰でも気軽に参加できる形式となっています。
北ルート(賑わい)と南ルート(癒し)──対照的な2つの回り道
本企画は「賑わいの北ルート(神岡ルート)」と「癒しの南ルート(木曽・高根ルート)」という対照的な2つの周遊スタイルを提示しています。参加者はどちらか一方を選ぶことも、両ルートを組み合わせて巡ることも可能です。各ルートはそれぞれ特色ある道の駅3箇所を設定し、合計6箇所のスタンプで“全制覇”となります。
北ルートはアクティブな体験と賑わいを中心に据え、南ルートは自然景観と食、ゆったりとした時間を楽しむ構成です。どちらも最短ルートでは味わえない地域資源を体感できる点が共通しています。
北ルート(賑わい)の見どころと交通ルート
北ルートは飛騨高山から飛騨古川、飛騨神岡、奥飛騨へと抜けるコースで、国道41号・471号など主要道を使うプランが想定されています。飛騨古川の情緒ある町並みや白壁土蔵、神岡の鉱山文化、そして体験型アクティビティであるレールマウンテンバイク「ガッタンゴー」など、移動中にも楽しめる要素が多く設けられています。
北ルートに設定された対象道の駅は以下の3箇所です。
- 道の駅アルプ飛騨古川
- 道の駅宙ドーム神岡
- 道の駅奥飛騨温泉郷上宝
南ルート(癒し)の見どころと交通ルート
南ルートは伊那IC方面から木曽町・高根・朝日地域を経て飛騨高山へ向かうコースで、国道361号を主要ルートに据えています。御嶽山の麓に広がる開田高原や高根地域での自然景観、信州の食文化、ゆったりとした滞在時間が特徴です。松本方面からの最短ルートに約20分を加えるだけで、別世界の絶景と食を体験できる点が強調されています。
南ルートに設定された対象道の駅は以下の3箇所です。
- 道の駅日義木曽駒高原
- 道の駅飛騨たかね工房
- 道の駅ひだ朝日村
参加方法、特典、景品の全容
参加は簡単でアナログな台紙形式。各道の駅や対象観光施設で無料配布している台紙を手に入れ、訪問先でスタンプを押印していくことで参加できます。スタンプを3カ所以上集めるとその場で受けられる割引特典や抽選応募権利が得られ、6カ所すべてのスタンプを集めるとより豪華な賞品に応募できます。
下記に参加手順と特典、抽選賞品の詳細を整理します。
参加の手順(3ステップ)
- 台紙を入手:各道の駅や対象の観光施設で無料配布。
- ルートを選択:北ルート(賑わい)か南ルート(癒し)を選ぶ。両ルートをミックスして巡ることも可能。
- スタンプを集める:対象の道の駅を訪れてスタンプを押印。3カ所以上で特典や景品への応募権利を獲得。
豪華景品(WEB応募)とその当選数
- 6カ所制覇(パーフェクト賞)
- 飛騨牛(1万円相当) :当選者 3名
- 3カ所以上達成
- 飛騨特産品(3千円相当) :当選者 10名
- 木曽特産品(3千円相当) :当選者 5名
その場で使える参加特典(割引)
スタンプを3カ所以上集めると、以下の施設で割引を受けられます。旅行中にその場で使える実利的な特典です。
- 飛騨古川まつり会館:入館料30%OFF
- 新穂高ロープウェイ:乗車券 平日30%OFF / 土日祝20%OFF
連携体制、キックオフイベント、飛騨市の地域資源
本企画は、一般社団法人 飛騨市観光協会と一般社団法人 飛騨・高山観光コンベンション協会の共催で、一般社団法人 木曽おんたけ観光局、濃飛乗合自動車株式会社、新穂高ロープウェイ、および各対象道の駅が協力しています。広域の自治体・観光団体・交通事業者が協力して実施する点が特徴です。
4月27日(月)に開催されたキックオフイベントでは、「賑わいの北ルート」と「癒しの南ルート」の魅力を対決形式で発信するPRが実施されました。両ルートの代表者によるプレゼンテーション、ルートを象徴するパネル展示、そして最後に両協会長による台紙への「調印式(スタンプ押印)」が行われ、企画の出発点としての機運が高められました。
キックオフイベントの主な内容
- パネル展示:両ルートの見どころを視覚的に比較できる展示を設置。
- 代表者プレゼンテーション:北ルートは体験・賑わいを強調、南ルートは景観・食・ゆったり時間を強調。
- 調印式:飛騨市観光協会・渡邉会長、飛騨・高山観光コンベンション協会・堀会長が台紙に押印。
会場には「アクティブな北も、のんびりできる南も捨てがたい」といった来場者の反応があり、両ルートの魅力を比較しながら旅の計画を立てる様子が見られました。
飛騨市の基本データと観光資源
飛騨市は人口約21,000人、周囲を北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約94%が森林という自然豊かな地域です。地域資源としてはユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、宇宙物理学研究施設のスーパーカミオカンデ、大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデル地となった風景など多彩な魅力を有します。
観光協会では、地域の魅力を点ではなく面で伝えることを重視し、寄り道や偶然の出会いを含めた旅そのものの価値提供を進めています。事務局連絡先や公式サイトも案内されています。
問い合わせ先・関連リンクと記事の要点整理
本企画に関する問い合わせは以下の通りです。旅行計画や台紙の配布場所、割引の適用条件など、詳細は問い合わせ先や各公式サイトで確認することが推奨されます。
問い合わせ先および関連リンクを下に示します。
- 問い合わせ:飛騨市観光協会 電話 0577-74-1192(岐阜県飛騨市)
- 飛騨市公式サイト:https://www.city.hida.gifu.jp/
- 飛騨市観光サイト:https://www.hida-kankou.jp/
- 関連特集ページ:https://www.hida-kankou.jp/features/206
- PRTIMES 飛騨市ページ:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/120394
以下の表は、本記事で取り上げた「飛騨ぐるっとスタンプラリー」の主要情報を整理したものです。参加期間、対象道の駅、賞品、割引特典、主催・協力団体などの要点を一覧で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企画名 | 飛騨ぐるっとスタンプラリー |
| 実施期間 | 2026年5月1日(金)~2026年7月31日(金) |
| 発表日時 | 2026年5月1日 10時10分 |
| コンセプト | あえて遠回りする「まわり旅」。移動そのものを観光価値に |
| 参加方法 | 台紙を各道の駅等で入手し、訪問先でスタンプを押印(アナログ形式) |
| 対象ルート | 北ルート(賑わい) ・道の駅アルプ飛騨古川 ・道の駅宙ドーム神岡 ・道の駅奥飛騨温泉郷上宝 南ルート(癒し) ・道の駅日義木曽駒高原 ・道の駅飛騨たかね工房 ・道の駅ひだ朝日村 |
| 主要ルート(例) | 北:国道41号・471号(飛騨高山→飛騨古川→飛騨神岡→奥飛騨)/南:国道361号(伊那IC→木曽町→高根→朝日→飛騨高山) |
| 抽選賞品 | 6カ所制覇:飛騨牛(1万円相当)×3名/3カ所以上:飛騨特産品(3千円相当)×10名、木曽特産品(3千円相当)×5名 |
| 参加特典(割引) | 飛騨古川まつり会館 入館料30%OFF、新穂高ロープウェイ 乗車券(平日30%OFF/土日祝20%OFF) |
| 主催・共催 | 一般社団法人 飛騨市観光協会(会長:渡邉 隆)/一般社団法人 飛騨・高山観光コンベンション協会(会長:堀) |
| 協力 | 一般社団法人 木曽おんたけ観光局、濃飛乗合自動車株式会社、新穂高ロープウェイ、各対象道の駅 等 |
| 問い合わせ | 飛騨市観光協会 電話 0577-74-1192 |
| 関連URL | https://www.hida-kankou.jp/ 、 https://www.city.hida.gifu.jp/ 、 https://www.hida-kankou.jp/features/206 |
| 備考 | 台紙は無料配布/WEB応募による抽選方式/アナログ方式(スマートフォン不要) |
本記事では、渋滞を回避する従来の発想を逆転させ、回り道を価値化する「飛騨ぐるっとスタンプラリー」の狙いと具体的な内容を整理しました。期間中は各道の駅や協力施設で台紙の配布とスタンプ押印が行われ、参加者は地元特産品や割引特典を通じて飛騨・木曽エリアの多様な魅力を体験できます。