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保険代理店向けAI『boshu assist』が機能強化

boshu assist機能強化

開催日:5月7日

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boshu assist機能強化
今回のアップデートで何が変わるの?
一括見積の対応保険会社がAIG・共栄火災を含む計6社に拡充され、AIによる比較表や解説コメント、連続一括見積、損保特化チャットボットを先行提供。さらにISO27001取得などでセキュリティも強化されている。
代理店が導入すると具体的にどんなメリットがあるの?
複数社の見積作成や比較資料作成が自動化され、説明の根拠が出せるため顧客対応時間が短縮され説明品質が均一化。改正保険業法対応の支援と閉域接続・ISO認証によるデータ安全性も得られる。

保険代理店の現場に寄り添うアップデート──「boshu assist」が進める機能強化の全容

2026年5月7日、boshu株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:富阪 尚司)は、保険代理店向けAIアシストサービス「boshu assist」の大幅なバージョンアップを公表しました。本リリースは、2026年2月2日の正式リリースから約3か月にわたる継続的な機能追加の成果をまとめたものです。

今回のアップデートは、2026年6月施行の改正保険業法に伴う推奨販売ルールの厳格化を見据え、募集人の業務品質向上と顧客本位の販売を支援することを目的としています。以下に、発表内容を漏れなく整理します。

boshu株式会社、保険代理店向けAIアシストサービス「boshu assist」を大幅アップデート 画像 2

発表の基本情報と背景

本アップデートの発表日時は2026年5月7日10時00分、発表主体はboshu株式会社です。代表取締役は富阪 尚司。リリースにおいては、法改正により複数商品の比較検討や根拠ある提示が一層求められる点を背景に、募集人の業務負荷軽減と説明品質の向上を重視していると説明されています。

損害保険商品は補償内容や特約が細分化しており、募集人が各社商品を深く理解し説明するための負担が増す一方です。boshu社はミッション「保険の安心を、すべての人の当たり前に。」の実現のため、テクノロジーで募集人が顧客との対話に集中できる環境整備を進めるとしています。

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今回の主要アップデートと機能詳細

今回公表されたアップデートは大きく分けて5点です。各機能の概要、狙い、現時点での提供形態(先行提供版など)、今後の展開予定までを明確に示しています。

以下に個別の機能について、機能概要と利用者にとっての効果を含めて整理します。

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① 一括見積の対応保険会社拡充(AIG損保・共栄火災を追加)

自動車保険・火災保険の一括見積作成機能に、AIG損保および共栄火災が追加されました。これにより、現時点での同機能対応社は合計6社となります。

追加・既存対応の構成は次のとおりです。

  • 追加対応保険会社:AIG損保、共栄火災
  • 既存対応:東京海上、損保ジャパン、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保

6社同時の見積作成が可能となり、導入代理店の取扱商品や要望に応じて今後も対応保険会社を順次追加する予定としています。

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② AI比較表・解説コメント生成機能(先行提供版)

作成した見積書をもとに、複数社の商品を比較した比較表を自動生成する機能を先行提供版として開始しました。AIは各社の公式サイトやパンフレットなど公開情報を参照し、補償内容、特約、各種サービスの差異について解説コメントを自動生成します。

主な特徴は次の通りです。

出力形式
PDF、Excelでの出力が可能
AIの参照情報
各社公式サイト・パンフレット等の公開情報を使用
用途
補償内容や特約の可視化により、顧客が保険料だけでなく補償の本質に目を向けた選択を行えるよう支援

この機能は募集人が説明する際の根拠を容易にし、改正保険業法下で求められる根拠ある比較提案の土台として活用可能です。将来的には保険会社の承認のもと募集文書としての活用に向けた調整を予定しています。

③ 連続一括見積作成機能(先行提供版)

更改一覧などに対して、複数の相見積を事前に準備しておきたいというニーズに応える機能です。基本機能が1契約ずつの見積作成であるのに対し、本機能は所定フォーマットで情報をセットするだけで複数契約分を連続して自動実行できます。

主な特長と効果は以下の通りです。

  • 複数契約分の一括見積を連続自動実行
  • 契約者ごとに実行保険会社の選択、見積条件の設定が可能
  • 更改前準備にかかる時間を大幅に短縮

今後は主要代理店システムや自動車業界の車両販売管理システム等との連携を視野に開発を進めると説明されています。

④ 損保専門AIチャットボット(先行提供版)

自動車保険・火災保険に特化したAIチャットボットを追加しました。募集人からの商品・補償内容に関する質問に即時回答することを目的としています。回答はテキストのほか、質問内容によっては比較表の形式で生成されることがあります。

特徴と期待される効果は次のとおりです。

  • 対象:自動車保険、火災保険
  • 参照情報:各社公式サイト・パンフレット等の公開情報
  • 効果:調査時間の短縮、お客さまへの説明品質の向上、応対品質の均一化
  • 今後:代理店が保有する独自資料やマニュアルをアップロードし、自社運用方針に沿った回答生成が可能となる機能を予定

情報セキュリティ体制とAI利用の仕組み

保険に関する機微な顧客情報を扱うサービスとして、boshuはリリース当初より情報セキュリティを最優先事項に位置付けています。今回のアップデートでは認証取得や通信構成の明示など具体的な取り組みが示されています。

以下に取得認証や通信、認証方式等の技術的な要点を整理します。

ISO/IEC 27001:2022 の認証取得と意味

boshuは2026年4月7日付で情報セキュリティマネジメントの国際規格であるISO/IEC 27001:2022の認証を取得しました。第三者機関による認定により、組織的かつ継続的な情報セキュリティ管理・改善体制が確認されています。

この取得により、保険代理店が安心してサービスを利用できるための基盤整備がなされたと位置付けられます。

AIと個人情報の取り扱い、通信構成

AI処理基盤との通信は、クラウドプロバイダー提供のプライベートネットワーク接続を採用し、公衆インターネットを経由しない閉域接続を実現しています。これにより外部への露出を抑制しています。

さらに、契約上の条件により顧客データが当社の許可・指示なくAIモデルの学習に利用されることはないと明記されています。通信とデータ利用に関する構成は以下のように整理されています。

通信区間 形式・備考
利用者端末 → 当社サーバー HTTPS暗号化通信(一般的なSaaSと同等)
当社サーバー → AI処理基盤 プライベートネットワーク接続(閉域)
第三者へのデータ送信 なし
モデル学習への利用 なし(契約上の条件による保証)

加えて多層認証や利用ログ管理など、運用面でのセキュリティ対策も併せて実施されています。

認証・ログ管理・SSO対応

認証とログ管理については、二要素認証・二段階認証に対応しており、Microsoft SAMLによるシングルサインオン(SSO)にも対応しています。代理店の管理者は管理画面から利用ログを随時確認可能です。

これらの対策により、アクセス制御と運用監査の仕組みが整えられています。

導入後の運用イメージと問い合わせ先

boshuは今回のアップデートを通じ、改正保険業法施行後も継続的な機能拡充や保険会社との協議を進めるとしています。具体的には対応保険会社・商品や機能のさらなる拡充、先行提供中機能の品質向上、主要代理店システムとのデータ連携などが挙げられます。

導入に関する問い合わせや詳細な相談はプロダクトサイトやメールで受け付けています。導入事例や面談予約(30分)へのリンクも提供されています。

公開されている窓口情報

プロダクトサイトや導入事例ページ、問い合わせ用メールアドレスが公表されています。面談予約はプロダクトサイト経由で可能です。

保険代理店や保険会社の担当者向けに、機能説明や導入支援を前提とした面談の案内が行われています。

要点の整理(本記事で触れた内容の一覧)

以下の表は、本記事で説明した主な要点を整理したものです。発表内容の要約として参照ください。

項目 内容
発表主体・日時 boshu株式会社、2026年5月7日 10:00
代表者・本社 代表取締役 富阪 尚司/東京都渋谷区
対象サービス 保険代理店向けAIアシストサービス「boshu assist」
主要アップデート(5点) ① 一括見積の対応保険会社拡充(AIG損保・共栄火災追加)
② AI比較表・解説コメント生成機能(先行提供版)
③ 連続一括見積作成機能(先行提供版)
④ 損保専門AIチャットボット(先行提供版)
⑤ ISO/IEC 27001:2022認証取得など情報セキュリティ強化
対応保険会社(現時点) 東京海上、損保ジャパン、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、AIG損保、共栄火災(計6社)
AI比較表の特徴 見積内容を基に補償内容・特約・サービス差異を可視化。PDF/Excel出力対応。公開情報参照。将来的に募集文書化の協議予定。
連続一括見積の特徴 所定フォーマットで複数契約分を連続自動実行。更改準備時間を短縮。外部システム連携を視野。
損保専門チャットボットの特徴 自動車・火災保険に特化。公式情報を参照して回答。比較表での回答生成も可能。今後は代理店独自資料の活用機能を予定。
情報セキュリティ ISO/IEC 27001:2022認証取得(2026年4月7日)、閉域接続によるAI処理基盤との通信、モデル学習への顧客データ利用は契約上で禁止、二要素認証・SSO・利用ログ管理対応
問合せ先・参照リンク プロダクトサイト:https://assist.boshu.ai//導入事例:https://assist.boshu.ai/case-study/メール:contact@boshu.ai

本記事では、boshu株式会社が公表した「boshu assist」のアップデート内容を網羅的に整理しました。改正保険業法の施行に伴う推奨販売ルールの厳格化に対応するための機能強化、ならびに情報セキュリティの制度的・技術的整備が今回の主旨です。