5月9日発売|5.8兆円市場の構造を暴く新刊
ベストカレンダー編集部
2026年5月8日 09:07
不都合な事実発売
開催日:5月9日
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5.8兆円市場の構造を暴く:『エンタメビジネスの不都合な事実』が問うもの
フォレスト出版株式会社が2026年5月9日より順次発売する近藤雅斗氏の新刊『エンタメビジネスの不都合な事実』は、日本のエンタメ産業が抱える根源的なズレを実務的な視点で整理した一冊です。プレスリリースは2026年5月8日 09時00分に発表され、全国の書店・ネット書店での販売が告知されています。
タイトルに示された「5.8兆円市場」の規模は本書が取り扱う対象の大きさを示しますが、本書の中心命題は市場規模そのものではなく、ヒットを生む構造的条件と、それを阻む要因の正確な抽出です。著者である近藤氏はエンタメスタートアップの経営者として、実務経験に基づき「理屈通りに行かない」現象の原因を提示します。
プレスリリースの要点と発売情報
発表元はフォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田宏)。書籍名は『エンタメビジネスの不都合な事実』、著者は近藤雅斗。発売日は2026年5月9日(土)より順次、ページ数は240ページ、価格は2,035円(税込)、ISBNは978-4-86680-377-7です。
購入は全国の書店および主要ネット書店で可能です。出版社の書籍詳細ページやAmazonの商品ページもリリースで案内されています(出版社URLおよびAmazonリンクは本文末に記載)。
ヒットが再現されない理由――データとマーケティングが効かない領域
本書はまず、エンタメ産業を「再現不能な投資」と定義し、ヒットは設計できないことを起点に議論を展開します。データ分析やマーケティングの手法は多くの領域で有効ですが、エンタメ分野では必ずしも期待通りの成果を生まない理由が存在します。
その背景にあるのは、合理性の追求と熱狂の喪失という逆説、そして「作る人」と「お金を出す人」の目的・判断基準の決定的なすれ違いです。原作の枯渇、IPへの依存、企業側の安全志向が複合的に働き、創作の多様性や冒険性が削がれていきます。
- データ・マーケティングが効きにくい理由:市場の声が必ずしも“熱狂”につながらない。
- 企業的合理性の弊害:リスク回避による作品の均質化と差別化要素の欠落。
- 作り手と投資者の関係性:文化的直感と財務的評価のギャップ。
これらの指摘は単なる批判ではなく、実務に基づく分析です。近藤氏はアニメ、ライトノベル、ゲームなどを横断した事例を用いながら、なぜ「売れるはずの作品」が当たらないのかを論理的に明示します。
現場の「違和感」を言語化する
本書は業界内で漠然と共有されてきた違和感を言語化することに主眼を置いています。単発の成功を説明するための理論ではなく、継続的にヒットを生むための構造的理解を目指しています。
そのために取り上げられる問題は多岐にわたります。例えば「可処分時間の奪い合い」という語で語られる現象も、本書では別の角度から検証され、体験密度が熱狂を生むという再定義が行われます。
実務的な提案:ヒットを生む3つの突破口と本書の章立て
近藤氏は解決策として具体的に三つの“突破口”を提示します。それぞれは業界全体、制作体制、ブランディングの観点から現実的に実行可能な方策です。これらは理屈だけでなく、スタートアップや現場の小規模制作で検証可能なアプローチとなっています。
三つの突破口は以下のとおりです。これらを通じて「効率」ではなく「無駄」に宿る熱狂を再評価することが求められます。
- クリエイターエコノミー:個人あるいは少人数が持続的に価値を生む仕組みづくり。
- ブランドという資産:作品そのものではなく、信頼や布教力を含む“文化的資産”の構築。
- 低コスト・少人数制作:固定費を下げ、実験的な挑戦を繰り返すための生産体制の再設計。
これらは単独で有効というよりは、組み合わせて効果を発揮することが示されています。効率化の先にある“無駄”を許容する組織設計こそが、体験密度を高める鍵とされています。
本書の詳細な構成
書籍は四部構成で、理論的分析から具体的な創作哲学に至るまで段階的に論を進めます。各章は業界事例と著者の実務経験を織り交ぜた構成になっており、読み手が自らの立場で実践可能な示唆を得られる設計です。
- 第Ⅰ部:エンタメビジネス歪みの正体
- 第1章:なぜアニメ産業は「原作枯渇」に陥ったのか
第2章:大企業病がヒットを殺す――ライトノベル業界に見る「安全」の代償 - 第Ⅱ部:ヒットは「効率の外側」で生まれる
- 第3章:ヒットは「魂の宿る無駄」から生まれる――効率の外側にある熱狂
第4章:「可処分時間の奪い合い」は間違い――体験密度こそが熱狂を生む - 第Ⅲ部:ヒットは「文化」から生まれる
- 第5章:「良いもの」を作るだけでは届かない――ヒットの物語を再構築せよ
第6章:ポリコレ・コンプラが創作を殺す――「市場の声」という幻想 - 第Ⅳ部:それでもヒットを信じて作り続ける
- 第7章:ヒットに「答え」はない――それでも問い続ける意味
第8章:AI時代こそ、人が作る意味を問い直す――クリエイターの未来
著者と出版社の情報、書誌データのまとめ
著者の近藤雅斗氏は株式会社BookBase代表取締役社長であり、ダンガン文庫編集長としての経歴を持ちます。20歳で起業して以来、「出版から日本のコンテンツ業界を再構築する」をミッションに掲げ、ラノベ編集者としての実務経験と、X(旧Twitter)上での情報発信(「オタクペンギン(社長)」名義)を通じて業界の議論を喚起してきました。
出版社はフォレスト出版株式会社。会社概要としての設立日は1996年4月1日、所在地は〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F、代表取締役は太田宏です。業務は出版物の企画・制作および販売を主としています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書籍名 | エンタメビジネスの不都合な事実 |
| 著者 | 近藤 雅斗 |
| ページ数 | 240ページ |
| 価格 | 2,035円(税込) |
| 発売日 | 2026年5月9日(土)より順次 |
| ISBN | 978-4-86680-377-7 |
| 出版社 | フォレスト出版株式会社 |
| 出版社所在地 | 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F |
| 代表取締役 | 太田 宏 |
| 会社設立日 | 1996年4月1日 |
| プレス発表日時 | 2026年5月8日 09時00分 |
| 書籍詳細リンク | 出版社 書籍詳細 |
| 購入リンク(Amazon) | Amazon商品ページ |
担当編集者のコメントもリリースで紹介されています。「なぜ、あれは当たって、これは外れるのか」という問いに対して、本書は曖昧にされてきた領域に踏み込み、エンタメビジネスの構造そのものを言語化している点が評価されています。クリエイター、編集者、プロデューサー、さらにはコンテンツビジネスに関心を持つビジネスパーソンに向けた一冊として位置づけられています。
本記事ではプレスリリースの内容を忠実に整理しました。書籍に関する詳細情報や購入方法は上記のリンク先で確認できます。