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日本コムシンク、2028年4月から通年採用へ移行

通年採用へ全面移行

開催日:4月1日

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通年採用へ全面移行
通年採用っていつから始まるの?
同社は「2028年度入社(28新卒)以降に通年採用へ移行」と明記しています。実務上は2028年4月開始を想定しつつ、入社時期は4月以外も柔軟に調整するとしています。
新卒は完全になくなるの?
いいえ。新卒採用自体を廃止するわけではなく、一括採用の時期にとらわれない通年選考に切り替える方針で、大学連携やインターン等は継続されます。

採用の枠組みを変える――日本コムシンクが通年採用へ全面移行

2026年5月11日08時00分、幅広い分野でDXコンサルティングおよびシステム開発を手掛ける日本コムシンク株式会社(所在地:大阪市西区江戸堀・東京都千代田区霞が関、代表取締役社長:山里 真元)は、2028年度入社(28新卒)以降の新卒一括採用を見直し、通年採用へ全面移行することを発表しました。

今回の発表は、従来の“新卒一括採用”という枠組みにとらわれず、個々人がキャリアを志すタイミングで採用機会を提供し、早期戦力化と持続的成長を両立することを目的としています。以下では、その背景、具体的な施策、学生や社会人に向けた受け入れ体制、企業側の育成方針などを整理して伝えます。

変化するキャリア観と採用環境がもたらした見直しの背景

IT業界を取り巻く環境はここ数年で大きく変化しています。日本コムシンクの発表資料は、こうした変化を受けて採用制度の根本的な見直しが必要になったと説明しています。

具体的には、以下の点が背景として挙げられています。

  • 社会人経験を経たうえでIT分野に挑戦する人材の増加
  • 教育機関やスクールを通じたリスキリング(再教育)の普及
  • 採用活動の早期化により進路選択のタイミングが前倒しになっていること

これらの変化に対応するため、同社は新卒採用と中途採用の二分法ではなく、キャリアのタイミングに寄り添う通年採用へと方針を転換する判断を下しました。

人材不足と多様化するキャリアの潮流

IT業界では慢性的な人材不足が続いています。一方で、個々人のキャリア選択は多様化しており、従来の「大学卒業直後に就職」というモデルだけでは優秀な人材を取りこぼすリスクが高まっています。

企業側にとっては、必要な人材を必要なタイミングで獲得することが早期戦力化につながるため、採用手法の柔軟化は喫緊の課題です。日本コムシンクはこうした文脈のもとで、通年採用の導入に踏み切りました。

通年採用で実現する4つの柱と具体的施策

発表では、通年採用への移行によって同社が目指す具体的な効果を四つの柱で示しています。ここでは、その内容と想定される運用イメージを整理します。

1. キャリア選択のタイミングを尊重する制度設計

年次や卒業時期に関係なく、「IT分野で成長したい」と意思決定したすべての人に門戸を開くと明記されています。つまり、在学中や社会人経験者、スクール修了者など多様なタイミングでの応募・選考を受け入れる方針です。

このために、選考スケジュールは固定的な一括実施から随時受付へと変更され、入社時期の柔軟化(4月以外の入社も検討)も合わせて運用されます。

2. 多様なバックグラウンド人材の積極採用

発表資料は、未経験者を含む中途人材やITスクール修了者の中には、他業種でのリーダーシップやマネジメント、営業・折衝力を持つ人材が多いと指摘しています。こうした経験はIT分野でも価値があるとして、積極的に採用する方針です。

多様な職務経歴を持つ人材を受け入れることで、組織内に実践的な視点や業務ノウハウが混在し、プロジェクト対応力の向上が期待されます。

3. 育成プロセスの一本化と個別最適化

採用区分にとらわれない育成体制を整備し、個々の経験やスキルに応じた実践的な成長機会を提供するとしています。これにより、既存の新卒向けカリキュラムと中途向け研修の統合・最適化を図ることが想定されます。

研修は個人の強みや課題を踏まえたオーダーメイド的な内容へと進化させ、短期的な戦力化だけでなく中長期的なキャリア形成を支援する設計が示唆されています。

4. 早期戦力化と持続的成長の両立

採用から配属・育成までのプロセスを最適化し、現場との連携を強化することで、実務へのスムーズな移行を支援する方針です。短期的な立ち上がりを支えるだけでなく、継続的に成長し続ける環境の整備も掲げられています。

この施策は、個人の成長と組織全体の生産性向上という二つの目標を同時に追求することを意図しています。

学生・教育機関との関係と受け入れ体制の詳細

重要な点として、同社は通年採用への移行が新卒採用を完全に停止することを意味しないことを明確にしています。従来の一括採用の廃止ではなく、時期にとらわれない選考・受け入れへと切り替えるという説明です。

このため、大学・専門学校との連携は継続され、学内セミナーへの参加や選考機会の提供、在学中から関わるインターンシップやアルバイトの拡充など、学生向けの受け皿は維持・強化されます。

在学中の関わり方と入社時期の柔軟性

同社はインターンシップやアルバイトなど、学業に無理のない形で学生が仕事に触れる機会を拡充するとしています。これにより学生は実務感覚を早期に得られるとともに、企業側も適性や意欲を確認できる機会が増えます。

入社時期についても4月に限定せず、個々の状況や希望に応じた柔軟な調整を行うと明記されています。学生や教育機関にとって選択肢が広がることになります。

会社概要と今回の発表内容の整理

発表文書に記載された日本コムシンク株式会社の会社概要は以下のとおりです。記事末尾に表形式で要点を整理しますが、ここでも代表者と所在地、事業内容を改めて記します。

会社名:日本コムシンク株式会社
代表者:代表取締役会長兼社長 山里 真元
所在地(大阪本社):大阪市西区江戸堀1-2-11 大同生命肥後橋ビル南館12F
所在地(東京事業部):東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル11F
事業内容:ITコンサルティング・システム開発・データエントリー・各種自社サービス

以下の表は、本記事で取り上げた通年採用移行に関する主要な情報を整理したものです。発表の要点を把握するために参照ください。

項目 内容
発表日 2026年5月11日 08:00
対象 2028年度入社(28新卒)以降の新卒一括採用を見直し、通年採用へ全面移行
目的 個々人のキャリアタイミングに合わせた採用機会の提供、育成力向上、人材獲得
背景 社会人経験者の増加、リスキリングの普及、採用活動の早期化
主な施策(4本柱)
  1. キャリア選択のタイミングを尊重
  2. 多様なバックグラウンド人材の積極採用
  3. 育成プロセスの一本化・質の向上
  4. 早期戦力化と持続的成長の両立
学生向け取組 大学・専門学校との連携継続、学内セミナー参加、インターンシップ・アルバイト機会の拡充、柔軟な入社時期
会社情報 日本コムシンク株式会社/代表:山里 真元/大阪本社・東京事業部/事業:ITコンサル・システム開発等

今回の方針転換は、採用の形式を変えることを通じて人材の多様性と育成の質を高めることを狙いとしています。通年採用の導入により、個々の学び直しやキャリア選択のタイミングを尊重しつつ、企業側は育成体制の強化を図ることになります。発表文書に示された各施策は、学生や社会人問わずIT領域へ参入し成長したい人に対して柔軟な受け皿を準備する内容です。