Kura Master10周年の受賞酒まとめ|9月30日授賞式で発表
ベストカレンダー編集部
2026年5月11日 11:49
プレジデント賞授賞式
開催日:9月30日
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パリ・ル・パヴィヨン・ルドワイアンで開かれた10周年の審査会――開催日と会場の背景
Kura Master運営委員会は、2026年4月27日(月)にフランス・パリのLe Pavillon Ledoyenで第10回Kura Masterコンクールの審査会を実施し、その結果を2026年5月11日07時40分に発表しました。会場となったLe Pavillon Ledoyenは、世界で最も多くのミシュラン星を有する独立系メゾンとして知られる歴史的な場所であり、本年は同地で日本酒・ワイン双方の審査が行われました。
本審査は、フランスを中心とする欧州のプロフェッショナルが多数参加して実施され、審査委員長らを含む約125名の専門家が審査にあたりました。審査会の翌日には、パリ国際大学都市日本館で一般来場者向け試飲会が開催され、約200名の来場者や関係者が参加したことが報告されています。
日本酒コンクールの審査方式と受賞結果の詳細
日本酒コンクールは今年、全9部門で審査が行われ、上位33%に対して金賞およびプラチナ賞を授与しました。プラチナ賞受賞酒の中から決勝に進んだ銘柄の中で優秀賞を選出し、さらに各部門の最優秀賞として審査員賞(計9銘柄)を決定しています。審査部門は以下の通りです。
- サケ スパークリング部門
- 純米大吟醸酒(1-35%)部門
- 純米大吟醸酒(36-50%)部門
- 純米酒(51-65%)部門
- 純米酒(66-100%)部門
- 大吟醸酒部門
- クラシック酛部門
- 古酒部門
- 熟成酒部門
審査委員長はグザビエ・チュイザ(Xavier Thuizat)氏で、フランス最優秀ソムリエ(2022年)やMOF受賞の経歴を持ちます。審査にはソムリエ、バーマン、カーヴィストらが参加し、日本酒の多様性やスタイルごとの特徴が細かく評価されました。
日本酒コンクール 審査員賞(各部門トップ)
以下は各部門で最優秀とされた9銘柄です。受賞銘柄はKura Masterの公式サイトでも公表されています(https://kuramaster.com/ja/)。
- サケスパークリング部門
- 山梨県:山梨銘醸株式会社「七賢 星ノ輝 スパークリング」
- 純米大吟醸酒[1-35%]部門
- 広島県:株式会社三宅本店「千福 山田錦純米大吟醸35」
- 純米大吟醸酒[36-50%]部門
- 秋田県:阿櫻酒造株式会社「阿櫻 純米大吟醸無濾過原酒 美郷錦仕込み」
- 純米酒[51-65%]部門
- 兵庫県:壺坂酒造株式会社「純米吟醸雪彦山 無ろ過原酒」
- 純米酒[66-100%]部門
- 千葉県:鍋店株式会社「仁勇 純米酒」
- 大吟醸酒部門
- 秋田県:秋田清酒株式会社「刈穂 耕雲」
- クラシック酛部門
- 石川県:車多酒造「天狗舞 山廃仕込純米酒」
- 古酒部門
- 広島県:榎酒造株式会社「華鳩 貴醸酒8年貯蔵」
- 熟成酒部門
- 広島県:株式会社三宅本店「千福 神力生酛純米無濾過原酒85」
また、日本酒コンクールの特別賞であるアリアンス ガストロノミー賞は、サケ スパークリング部門の中から選出され、今年の受賞酒は秋田県・秋田清酒株式会社「出羽鶴 awa酒 明日へ」と発表されました。
この特別賞は食とのペアリング評価を重視するもので、料理とサケスパークリングの相性を基に選考されます。今回はゲスト審査員に世界最多のミシュラン星を持つシェフ、ヤニック・アレノ氏を迎えて実施されました。
ワインコンクールとアリアンス ガストロノミー賞の審査プロセス
ワインコンクールは今年で2回目の開催となり、甲州部門とマスカット・ベーリーA部門の2部門で審査が行われました。各部門で金賞、プラチナ賞を選定し、決勝に残ったワインから優秀賞を選出、さらに部門ごとの審査員賞(計2銘柄)を決定しています。
審査委員長はパズ・レヴィンソン(Paz Levinson)氏で、アルゼンチン最優秀ソムリエの称号を持ち、Kura Masterではワインコンクールの審査委員長を務めています。ブラインドテイスティング形式により、日本ワインの独自性と国際的な可能性が評価されました。
ワインコンクール 審査員賞(各部門トップ)
ワイン各部門の最優秀賞は以下のとおり発表されました。
- 甲州部門:山梨県 モンデ酒造株式会社「甲州バレルズ2024」
- マスカット・ベーリーA部門:富山県 ホーライサンワイナリー株式会社「R359 サンゴク」
ワインコンクールの審査でも、甲州のフローラルで繊細な特性や、マスカット・ベーリーAの果実味と熟成能力が高く評価されました。
併せて行われた本格焼酎・泡盛コンクールおよびリキュールコンクール(2025年度からは梅酒コンクールをリキュールコンクールと称し審査対象を拡大)は、本年を含む全体で合計1,252銘柄の出品がありました。
審査体制、関連イベント、授賞式の予定
審査委員長をはじめとする主要な審査員は下記のとおりです。その他の審査員はKura Master公式ページで公開されています(https://kuramaster.com/annee/2026-ja/)。
- グザビエ・チュイザ(Xavier THUIZAT)— 日本酒コンクール審査委員長(2022年フランス最優秀ソムリエ、MOF受賞)
- クリストフ・ダヴォワンヌ(Christophe DAVOINE)— 本格焼酎・泡盛コンクール審査委員長(MOF受賞)
- パズ・レヴィンソン(Paz LEVINSON)— ワインコンクール審査委員長
- マエヴァ・ルージュオレイユ(Maeva ROUGEOREILLE)— リキュールコンクール審査委員長(2026年度就任)
審査会当日は約125名のプロフェッショナルによる多角的な評価が行われ、ジャンル横断的な視点からの評価が特徴となりました。審査会に続き行われた一般向け試飲会は、和酒への関心の高さを示す場となりました。
プラチナ賞受賞酒の中から選出される「プレジデント賞」は、在フランス日本国大使公邸において2026年9月30日(水)に行われる授賞式で発表・表彰されます。授賞式の内容は以下の通りです。
- 開催日:2026年9月30日(水)
- 場 所:在フランス日本国大使公邸
- 内 容:審査員賞、アリアンス ガストロノミー賞受賞蔵元へ表彰状・トロフィ授与、プレジデント賞の発表と記念品授与
- 主 催:Kura Master協会(Association de Kura Master)
また、特別審査でのペアリング提供料理は次の3品で、これらの料理とのマリアージュを基にアリアンス ガストロノミー賞は選定されました。
- ズワイガニの身を詰めたサクサクのタルトレット、トマトエキスのエスプーマ添え
- ギルヴィネック産小魚のポシェ、ハーブグリーンソースで軽やかに
- 巻貝のココット仕立て、フォアグラ風味のモダンマヨネーズ、カレーの香り
受賞一覧と主要データの整理
以下の表は本記事で紹介した主要な受賞銘柄、審査日程、会場、問い合わせ先をまとめたものです。記事末尾に本件の問合せ先と関連リンクを記載しています。
| 分類 | 部門/項目 | 受賞内容・備考 |
|---|---|---|
| 開催情報 | 審査会日 | 2026年4月27日(Le Pavillon Ledoyen, Paris) |
| 開催情報 | 発表日 | 2026年5月11日 07:40(Kura Master運営委員会発表) |
| 出品数 | 総出品数 | 1,252銘柄(日本酒・ワイン・本格焼酎・泡盛・リキュール等含む) |
| 日本酒 審査員賞 | 各部門トップ(9銘柄) | サケスパークリング:山梨銘醸「七賢 星ノ輝 スパークリング」 純米大吟醸1-35%:三宅本店「千福 山田錦純米大吟醸35」 純米大吟醸36-50%:阿櫻酒造「阿櫻 純米大吟醸無濾過原酒 美郷錦仕込み」 純米51-65%:壺坂酒造「純米吟醸雪彦山 無ろ過原酒」 純米66-100%:鍋店「仁勇 純米酒」 大吟醸:秋田清酒「刈穂 耕雲」 クラシック酛:車多酒造「天狗舞 山廃仕込純米酒」 古酒:榎酒造「華鳩 貴醸酒8年貯蔵」 熟成酒:三宅本店「千福 神力生酛純米無濾過原酒85」 |
| 特別賞 | アリアンス ガストロノミー賞 | 秋田清酒「出羽鶴 awa酒 明日へ」(サケ スパークリング部門より) |
| ワイン 審査員賞 | 甲州/マスカット・ベーリーA | 甲州:モンデ酒造「甲州バレルズ2024」/MB A:ホーライサンワイナリー「R359 サンゴク」 |
| 授賞式 | プレジデント賞発表・授賞式 | 2026年9月30日(在フランス日本国大使公邸)。プラチナ賞受賞酒の中から日本酒・ワイン各1銘柄にプレジデント賞を授与。 |
| 問合せ先・関連 | 広報連絡先/公式サイト | Kura Master 広報:ペコン倫子(paris)、浅岡(日本)/MAIL: press@kuramaster.com 公式サイト: https://kuramaster.com/ja/ |
本記事ではKura Masterコンクール2026の審査会の実施概要、審査方式、受賞結果、審査体制、関連イベントおよび今後の授賞式予定を整理しました。詳細な受賞一覧や追加情報はKura Master公式サイトの掲載情報をご確認ください。