5月20日開幕|合成生物学×バイオ展示会の注目点
ベストカレンダー編集部
2026年5月11日 13:08
インターフェックスWeek
開催期間:5月20日〜5月22日
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合成生物学とバイオものづくりが示す産業の新地図
RX Japan合同会社は、2026年5月11日11時10分付で発表したプレスリリースにおいて、幕張メッセで開催する「インターフェックスWeek東京/再生医療EXPO東京」を通じて、合成生物学・バイオ分野が日本の成長戦略の重要な柱であることを改めて示しました。会期は2026年5月20日(水)〜22日(金)の3日間で、会場は幕張メッセの1〜8ホール、開催時間は各日10:00〜17:00です。
政府がバイオエコノミーを「新しい資本主義」の中核と位置づける中で、合成生物学やバイオものづくりへの投資が加速しています。GX(グリーントランスフォーメーション)の観点からは、石油由来プロセスから生物由来プロセスへの転換が進み、バイオ技術は脱炭素と産業競争力を両立する技術として期待されています。
本展示会は、単に研究開発の最新成果を並べるだけでなく、研究から製造、供給までを一体的に見渡すことを企図しています。医薬品や原材料の供給網に関する不確実性が高まる現状では、製造基盤の確立や国内回帰といった要件が経済安全保障の観点でも重要になってきます。
こうした背景を踏まえ、展示会では合成生物学・バイオ医薬・受託製造(CDMO)等の分野で実績を持つ企業・研究機関が一堂に会し、いかに安定して製造・供給するかという視点を中心に、次世代の産業構造を提示します。
幕張での開催概要と構成展の全体像
イベントの基本情報は以下のとおりです。本展示会はRX Japan合同会社が主催し、会期中は複数の構成展が同時開催されます。公式サイトには開催詳細や出展者一覧、来場登録、取材申請ページが用意されています。
施策や出展内容をひとつの会場で俯瞰できる点が本展の特徴であり、バイオ分野の企業、研究機関、製造・物流・インフラ企業が集まり、研究・製造・供給の連携可能性を具体的に検討する場となる見込みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年5月20日(水)〜22日(金) 10:00〜17:00 |
| 会場 | 幕張メッセ 1〜8ホール |
| 主催 | RX Japan合同会社 |
| 公式WEB | https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp.html |
インターフェックスWeekは複数の専門展示で構成され、来場者は領域ごとの展示を横断的に確認できます。構成展は以下のとおりです。
- インターフェックスジャパン
- インファーマ ジャパン
- バイオ医薬EXPO
- ファーマラボEXPO
- ファーマDX EXPO
- CMO / CDMO EXPO
出展企業は研究開発領域、製造・プロセス領域、供給・インフラ領域にまたがり、それぞれの段階で必要な技術・製品・サービスを展示します。
出展企業と注目の製品・サービス紹介
本章では本展示会で紹介される主な出展社と、発表された製品・サービスの具体的な内容を領域別に整理します。以下の記載はプレスリリースにある出展情報を網羅して再編したもので、各社の出展内容を原文の趣旨に沿って紹介します。
展示は主に〈研究・開発領域〉〈製造・プロセス領域〉〈供給・インフラ領域〉に分かれており、各領域での技術的な特徴や実績、提供サービスの範囲が示されています。
研究・開発領域の出展と技術
研究・開発領域では、細胞製剤のGMP製造や遺伝子改変T細胞療法(TCR/CAR)などの先進的な治療法に関する製造技術とノウハウが出展されます。実績に基づく臨床試験対応や閉鎖系での細胞培養等、品質管理・安全性を重視したサービスが紹介されます。
ここで紹介されている主な出展社と出展内容は以下の通りです。
- タカラバイオ株式会社(出展)
- 遺伝子導入促進剤RetroNectinを用いた各種ノウハウや、閉鎖系での細胞培養に関する複数の実績を有し、TCRやCARなど遺伝子改変Tリンパ球療法の開発・臨床試験実績に基づく細胞製剤のGMP製造サービスを提供しています。
- 株式会社 LIVIUS JAPAN(出展)
- 独自のmiRNA技術を応用した発毛試薬を出展。毛包細胞環境の改善を目指し、毛周期にアプローチすることで既存治療とは異なる作用機序を追求する取り組みであり、再生医療分野における細胞機能改善技術の応用例として紹介されています。
製造・プロセス領域の出展と装置・技術
製造・プロセス領域では、ウイルス除去関連装置やオリゴヌクレオチド合成、インラインバッファー調合、クロマトグラフィー、バイオプロセスフィルタレーションなど、製薬・バイオプロセスの生産現場で求められる装置・プロセス技術が展示されます。
特に治療薬の安全性・効率性・純度の確保に直結する装置やプロセスを紹介する企業が出展します。
- 旭化成ライフサイエンス株式会社(出展):ウイルス除去関連装置を含む、医薬品製造における安全性確保・工程最適化を目的とした各種技術プラットフォームを提示。オリゴヌクレオチド合成やクロマトグラフィーなどの技術を組み合わせ、精巧に設計された装置の展示が行われます。
供給・インフラ領域の出展と物流・消耗品
供給・インフラ領域では、サステナブル資材を用いた消耗品や定温輸送パッケージなど、製造後の工程や物流・現場運用に直結する製品が紹介されます。これらは製造の安定化や環境配慮の両面に貢献する点が強調されています。
下記はリリースで特に明記された出展製品・ソリューションです。
- エッペンドルフ 株式会社(出展):化石燃料使用を抑え、食用油の残渣等から生産される持続可能な原料由来のプラスチックを用いた『BioBased』消耗品(ピペットチップ、チューブ、PCRプレートなど)を展示。環境負荷低減に寄与するラインナップです。
- 株式会社 カネカ(出展):定温輸送パッケージ『TACPack®』を出展。潜熱蓄熱材『パッサーモ』と自社設計の断熱容器を組み合わせ、-65℃〜+37℃までの温度帯別製品や国内外用途別のラインナップを揃え、長時間にわたる温度維持を可能にする輸送ソリューションを提示します。
取材案内、主催者情報と企業概要
取材希望者向けの案内が公開されており、取材のお申し込みは公式のプレス申請ページから行うことができます。事前に取材対象やテーマの相談を受け付ける旨も明記されており、会期前日の2026年5月19日についても調整可能な場合があるとされています。
取材可能な内容には会場撮影、出展社ブース取材、来場者インタビュー、主催者コメントの取得などが含まれます。取材申請ページは以下のURLです。
- 取材申込ページ:https://www.interphex.jp/hub/ja-jp/press.html
- 展示会公式ページ:https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp.html
主催者のRX Japan合同会社の会社概要もプレスリリースで示されています。所在地、代表者、事業内容、設立年等の基本情報が明記されており、複数会場・分野での展示会運営や海外出展サポートの事業実績が紹介されています。
- 社名
- RX Japan合同会社
- 本社所在地
- 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー11階
- 代表執行役員社長
- 田中 岳志
- 事業内容
- 年間38分野109本の展示会開催(東京・幕張・横浜・名古屋・大阪・神戸・福岡・熊本など、2026年)および日本企業の海外展示会への出展サポート(RX ISG)
- 設立
- 1986年8月
- HP
- https://www.rxjapan.jp/
この記事の要点整理
以下の表は、本記事で取り上げた展示会の主要情報と出展・取材に関するポイントを一目で把握できるようにまとめたものです。出展社名、出展物の概要、会期・会場・主催者情報、取材申請方法などを整理しています。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| 展示会名 | インターフェックスWeek東京/再生医療EXPO東京 |
| 会期 | 2026年5月20日(水)〜22日(金) 10:00〜17:00 |
| 会場 | 幕張メッセ 1〜8ホール |
| 主催 | RX Japan合同会社 |
| 公式WEB | https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp.html |
| 取材申込 | https://www.interphex.jp/hub/ja-jp/press.html(会期前日5月19日の取材調整も可能な場合あり) |
| 主な出展領域 | 研究・開発領域、製造・プロセス領域、供給・インフラ領域 |
| 代表的出展社(例) | タカラバイオ、株式会社 LIVIUS JAPAN、旭化成ライフサイエンス、エッペンドルフ、株式会社カネカ |
| 注目製品・技術 | RetroNectinを用いた細胞製剤GMP製造、miRNA技術を応用した発毛試薬、ウイルス除去装置、BioBased消耗品、TACPack®等の定温輸送パッケージ |
| 主催者情報(会社概要) | RX Japan合同会社/所在地:東京都中央区八重洲2-2-1/代表:田中 岳志/設立:1986年8月/HP:https://www.rxjapan.jp/ |
この記事では、プレスリリースの記載事項を漏れなく整理して提示しました。展示会は研究開発から製造・供給までの一連の流れを可視化するとともに、脱炭素やサプライチェーンの強靱化という政策的要請に対応する技術や製品を横断的に確認できる機会になります。取材や詳細情報は公式ウェブサイトで案内されている手順に沿って申請ください。