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5月29日予定:澁澤倉庫が名鉄W.T.を子会社化、商号変更へ

名鉄W.T.子会社化

開催日:5月29日

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名鉄W.T.子会社化
今回の取引で何が変わるの?
澁澤倉庫が名古屋鉄道から名鉄W.T.の全株式を取得し、5月29日の譲渡完了で子会社化・商号変更。国際物流網拡充、サービス高度化、収益力強化を図り、取引先への移行対応を進めます。
株式譲渡っていつ効力が出るの?
取締役会決議は5月11日だが、効力は株式譲渡完了日の2026年5月29日。完了後に商号変更や契約書の更新など実務手続きが本格化します。

取締役会決議と株式譲渡のスケジュール:5月11日の決定と5月29日の完了予定

澁澤倉庫株式会社(以下、澁澤倉庫)は、2026年5月11日14時02分に公表したプレスリリースにて、名古屋鉄道株式会社が保有する名鉄ワールドトランスポート株式会社(以下、名鉄W.T.)の全株式を取得し子会社化することを、同日開催の取締役会で決議したことを明らかにしました。取締役会での決議日が2026年5月11日であること、並びに株式譲渡の完了が2026年5月29日であることが社外公表されています。

株式譲渡の完了に伴い、名鉄W.T.は商号を「澁澤ワールドトランスポート株式会社」に変更する予定であり、併せて同社が保有する海外現地法人3社の商号も変更される旨が発表されています。これにより、組織上の連携とブランド統合が正式に開始される見込みです。

名鉄ワールドトランスポート株式会社の全株式取得による子会社化のお知らせ 画像 2

決議と移行のポイント

決議日は2026年5月11日、株式譲渡完了日は2026年5月29日と明確に設定されています。これらの日付は、株式の取得手続きおよび商号変更の法的・登記的手続きと連動したスケジュールです。なお、株式譲渡完了以降の具体的な組織再編や役職の変更、運用体制の詳細については、開示すべき事象が生じた場合に速やかに公表するとしています。

企業統合に伴う商号変更は国内外の取引先や顧客にとっての識別や契約書類の更新を伴います。澁澤倉庫側は移行に関わる実務的な整備を進めることで、運用面での混乱を最小化する方針です。

取得の背景と3つの戦略的シナジー

澁澤倉庫はミッションに「物流を越えた新たな価値創造」を掲げ、長期事業計画『Shibusawa 2030 ビジョン』において2030年度の営業収益1,000億円達成を目指しています。本株式取得は、同ビジョンの遂行にとって国際物流事業の飛躍的な成長が重要だと位置付けられている点を受けての戦略的施策です。

名鉄W.T.は名古屋鉄道グループで培った事業基盤と、航空・海上フォワーディング等の国際物流に関する高度な専門ノウハウ、優良な顧客ポートフォリオを有する企業であり、これを取り込むことで澁澤倉庫グループ全体の成長スピードを加速させることが期待されています。

期待される3つのシナジー

  • サービスラインナップの高度化と収益力強化

    名鉄W.T.の航空・海上フォワーディングにおけるノウハウを、澁澤倉庫グループの国内外物流基盤(施設・輸配送網)と結合します。これにより、サプライチェーン全体の最適化を図る高付加価値な一貫物流サービス(End-to-End)の提供体制を確立し、グループ全体の収益力向上を目指します。

    具体的には、輸配送の統合、倉庫とフォワーディングの連動によるリードタイム短縮、付帯サービス(通関手続き、保険代理等)のワンストップ化を通じた収益拡大が想定されます。

  • 北米・アジアにおけるグローバルネットワークの拡充

    名鉄W.T.の保有する北米現地法人をグループに参画させることで、世界最大市場である北米エリアでのネットワークが拡張されます。これにより既存事業とのクロスセルを促進し、収益基盤の強化を図ります。

    また、アジアに拠点を有する海外現地法人2社と、澁澤倉庫の既存海外連結子会社との連携を深めることで、オペレーション効率化と市場競争力の最大化が進む見込みです。

  • 持続的成長による株主価値の向上

    本件は単なる規模拡大に留まらず、両社の強みを掛け合わせた戦略的投資として位置づけられています。買収後統合(PMI)を迅速に推進することで、グループ全体のEPS(1株当たり利益)向上およびROEの改善を図り、中長期的な株主価値の最大化を目指します。

    財務面では、投資対効果の検証や短中期でのシナジー効果の実現が重要課題となるため、澁澤倉庫は統合計画の早期実行を掲げています。

取得対象会社の事業概要と財務指標

取得対象である名鉄ワールドトランスポート株式会社の概要は、プレスリリースに明記されたとおりです。所在地、代表者、事業内容、資本金、直近の売上高などの基本情報が公表されています。

以下に、取得対象会社の主要事項を整理して示します。事業種目は通関業や利用運送事業を含む国際物流領域に広く及んでおり、倉庫業や損害保険代理業、輸出入手続き代行など複合的なサービス提供が特徴です。

名称
名鉄ワールドトランスポート株式会社
所在地
東京都千代田区神田須田町1-9
代表者
代表取締役社長 坂本 敦
事業内容
通関業、利用運送事業、輸出入貿易事務代行業、倉庫業、損害保険代理業、各種商品の売買及び輸出入業、並びにこれらに附帯関連する一切の事業
資本金
100百万円
売上高
5,841百万円(2025年3月期)

上記のとおり、名鉄W.T.は国際物流分野での実務運営能力と多様なサービスメニューを兼ね備えており、澁澤倉庫グループとの結合によりサービスの幅と深さが増す想定です。

なお、資料内には当該企業の画像やプレスリリース素材がダウンロードできる案内も含まれており、関連ビジュアルの入手が可能である旨が記載されています。

今後の見通し、開示方針、および企業沿革・問い合わせ先

澁澤倉庫は、本件が当期ならびに来期以降の連結業績に与える具体的影響について現在精査中であり、開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表するとしています。これは会計上・開示上の透明性を確保するための一般的な方針に則った表明です。

同社の沿革に関する情報として、澁澤倉庫は渋沢栄一が1897年に現本社所在地で創業したことを掲げ、創業者の精神を受け継ぎながら「物流を越えた新たな価値創造」を目指すことが改めて確認されています。企業情報の詳細は公式サイト(https://www.shibusawa.co.jp/)で公開されています。

問い合わせ先

本件に関する問い合わせ先として、プレス資料には以下が明記されています。

  • 澁澤倉庫株式会社 総合企画部 工藤
  • Email:release@shibusawa.co.jp

投資家や取引先、メディア向けの公式問合せ窓口として総合企画部が設定されており、今後の追加開示や詳細説明の要求は同経路で受け付けられることが示されています。

要点の整理(表形式)

ここまでに本文で触れた重要事項を表に整理し、読みやすくまとめます。以下の表は、今回の株式取得に関する主要なデータとスケジュール、期待される効果を一目で確認できるように構成しています。

項目 内容
公表日時 2026年5月11日 14時02分
決議日(取締役会) 2026年5月11日
株式譲渡完了予定日 2026年5月29日
取得主体 澁澤倉庫株式会社(本社:東京都江東区、取締役社長:大隅毅)
譲渡元 名古屋鉄道株式会社
取得会社(旧) 名鉄ワールドトランスポート株式会社(所在地:東京都千代田区神田須田町1-9)
取得会社(新商号) 澁澤ワールドトランスポート株式会社(株式譲渡完了後)
海外現地法人 3社(商号変更予定)
代表者(取得会社) 代表取締役社長 坂本 敦
資本金(取得会社) 100百万円
売上高(取得会社) 5,841百万円(2025年3月期)
取得の目的 (1)サービスの高度化と収益力強化(End-to-End提供体制の確立)、(2)北米・アジアのグローバルネットワーク拡充、(3)株主価値向上(EPS/ROE改善)
今後の開示方針 当期および来期以降の連結業績への影響は精査中。開示すべき事項が生じた場合に速やかに公表。
問い合わせ先 澁澤倉庫株式会社 総合企画部 工藤(Email:release@shibusawa.co.jp)

以上が、澁澤倉庫による名鉄ワールドトランスポート株式会社の全株式取得に関する公表内容の整理です。決議日および株式譲渡完了日、取得の目的と期待される効果、取得対象会社の概要、今後の開示方針と問い合わせ先を網羅的に記載しました。今後、統合プロセス(PMI)の進捗や連結業績への影響に関して新たな開示が行われる可能性があるため、関係者は公式発表を継続的に確認する必要があります。