スマホゲーム59.7%がPC版化、展開潮流を分析
ベストカレンダー編集部
2026年5月12日 12:15
クロスプラットフォーム調査公表
開催日:5月12日
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調査の趣旨と対象範囲──何をどのように調べたか
2026年5月12日10時00分、株式会社スパイスマートはスマートフォンゲームのクロスプラットフォーム展開に関する調査レポートの概要を公表しました。対象は2025年1月から2026年4月までの期間中に、App Storeのセールスランキング200位以内にランクインしたスマホゲームタイトル174タイトルです。本稿ではリリース概要、主要な集計結果、代表的な事例、そしてレポート提供方法までを整理して伝えます。
調査に用いたデータは、スパイスマートが提供する運営ソリューション『LIVEOPSIS』で取得した情報に基づいています。解析に際しては、次の条件が設けられています。課金有料アプリや、リリースから3ヶ月以降にランキング入りしたタイトルは除外しています。またPCエミュレーター版は、公式から案内があるもののみクロスプラットフォーム展開としてカウントしています。
- 調査期間
- 2025年1月〜2026年4月
- 調査対象
- リリース後、期間中にApp Storeセールスランキング200位以内にランクインしたスマホゲーム174タイトル
- 調査内容
- 対象タイトルにおけるPC版・コンソール版の展開状況、対応プラットフォーム、展開時期の傾向、代表事例および今後リリース予定の新作タイトルの詳細事例
- カウント対象の注意点
- 有料アプリ、リリース3ヶ月以降にランクインしたタイトルは除外。PCエミュレーター版は公式案内があるもののみカウント。
主要な調査結果──PC版の普及状況とコンソール展開の実態
調査対象174タイトルのうち104タイトル、全体の59.7%がPC版をリリースしていることが確認されました。PC版を導入する事例は増加傾向にあり、配信プラットフォームの種類も複数にまたがるケースが散見されます。
PC版の内訳で最も多かったのはGoogle Play Games形式でのリリースで、該当する作品は64作品でした。これに続いてWindows版、Steam版、DMM版の順となっており、特にSteam版はEpic Games Store版を大きく上回る結果となっています。ただし、Windows版やSteam版、DMM版については公開された資料内での具体的数値公表は限定的なため、順位関係と傾向を中心に整理しています。
コンソール展開の状況
コンソール版については、調査対象のうち10作品がコンソール版のリリースまたはリリース予定と確認されました。PC版の普及と比べると件数は少なく、モバイルとコンソールのクロスプラットフォーム展開は限定的な状況です。
なお、10作品のうち7作品はモバイル版とコンソール版を同日にリリースしており、同日展開によるメディア露出やユーザー導線の最適化を意図したケースが多く見られます。
- PC版リリース数:104タイトル(174タイトル中、59.7%)
- Google Play Games形式:64作品(PC版内で最多)
- コンソール版:10タイトル(うち7タイトルはモバイル版と同日リリース)
事例からみるクロスプラットフォームの傾向
調査では、モバイルサービス開始後に追加でPC版(Steamやクラウド版など)を投入する後発展開の事例が複数確認されました。こうした工程は、既存ユーザーの拡大や異なるマーケットでの収益化を狙った戦略といえます。
以下は公開されたレポートの中から挙げられている具体的事例です。各タイトルの時系列での対応プラットフォーム追加が示す潮流を概観できます。
- 『鳴潮』
- モバイル版・PC版(配信開始):2024年5月
- PlayStation 5版追加:2025年1月
- Steam版追加:2025年4月
- Xbox版配信予定:2026年7月
- 『ゲーム・オブ・スローンズ:キングスロード』
- PC版を先行配信(具体的な配信時期はレポート内に事例として掲載)
- 『ポケモンチャンピオンズ』
- Nintendo Switch版が先行配信され、iOS/Android版はNintendo Switch版配信後の2026年夏リリース予定
- 『ゼンレスゾーンゼロ』
- Xbox版やクラウド版の展開を確認
- 『クリスタル・オブ・アトラン』
- Steam版を追加リリース
これらの事例は、初動でモバイルに注力した後にPCや家庭用機での展開を追加することでライフサイクルを延長する戦略や、プラットフォーム特性に応じた配信順序が採られている点を示しています。
レポートの配布・スパイスマートの事業内容
今回の公表はレポートの一部抜粋であり、全文はスパイスマートが提供する運営ソリューション『LIVEOPSIS』の契約企業向けに配信されています。『LIVEOPSIS』はスマホゲーム運営に必要なデータを網羅したソリューションで、調査・分析結果は契約企業に向けて定期的に提供されています。
『LIVEOPSIS』の無料アカウントは同サービスのウェブサイトで開設でき、無料で閲覧できる記事も用意されていることが案内されています。問い合わせや契約に関する問い合わせ先は、下記の連絡先で対応が可能です。
- サービス(主なもの)
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- Global IP Connect:ゲーム×IPコラボレーションの支援(https://liveopsis.com/collaboration)
- LIVEOPSIS:スマホゲームの分析・運営データの提供(https://liveopsis.com/)
- LIVEBeauty:美容・コスメブランド向けSNSマーケティングツール(https://livebeauty.jp/)
- 会社概要
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- 会社名:株式会社スパイスマート
- 代表者:代表取締役 久保 真澄
- 所在地:東京都渋谷区広尾1-11-2 BLOCKS EBISU 909
- 設立:2015年7月
- 事業内容:モバイルゲーム運用リサーチ、運用コンサルティング、IPコラボ仲介等(詳細は下記URL)
- URL:http://corp.spicemart.jp/
- 本件に関する問合せ先
- 広報担当:press@spicemart.jp(日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語で対応可能)
媒体向け補足
本プレスリリース内で使用されている画像ファイルはダウンロード可能と明記されています。また、ビジネスカテゴリは「スマートフォンゲーム」「スマートフォンアプリ」となり、キーワードとして「スマホゲーム」「ゲーム」「Steam」「コンソール」「PlayStation」が付与されています。
レポート全文やより詳細なタイトル別分析、リリース時期や背景の深掘りは『LIVEOPSIS』の契約企業向けレポートに掲載されています。本稿はその抜粋概要を報告するものです。
調査結果の要点まとめとデータ整理
本稿で示したデータと事例を要点別に整理します。主要な数値、調査上の留意点、代表的なタイトルの時系列的なプラットフォーム展開を一覧化しました。
以下の表は、本プレスリリースで触れた主要なデータを整理したものです。調査対象、集計結果、主要事例、問合せ先などを含めています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査発表日時 | 2026年5月12日 10時00分 |
| 調査期間 | 2025年1月〜2026年4月 |
| 調査対象 | App Storeセールスランキング200位以内にランクインしたスマホゲーム174タイトル(有料アプリ・リリース3ヶ月以降にランクインしたタイトルは除外) |
| PC版リリース数 | 104タイトル(174タイトル中) |
| PC版割合 | 59.7% |
| PC版内訳(最多) | Google Play Games形式:64作品(その他にWindows版、Steam版、DMM版など。SteamはEpic Games Storeを上回る割合) |
| コンソール展開 | 10作品(うち7作品はモバイル版とコンソール版を同日リリース) |
| 代表的な事例(主な時系列) |
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| データ出典 | 株式会社スパイスマート提供『LIVEOPSIS』 |
| レポート配布 | ‘LIVEOPSIS’契約企業へ配信中。本文は抜粋。 |
| 問合せ先 | 広報:press@spicemart.jp(日本語・英語・中国語・韓国語対応) |
| 関連URL |
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以上が本プレスリリースの要旨と調査から得られた主要な事実の整理です。本稿はスパイスマートが配信した調査結果の抜粋を基にしており、個別タイトルの詳細な分析や全部分のデータについては『LIVEOPSIS』の提供するレポートをご参照ください。