5/15開始 女子中高生の『家庭がキャリアに影響』と感じる理由
ベストカレンダー編集部
2026年5月12日 14:32
品川女子学院特別授業
開催期間:5月15日〜6月2日
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将来のキャリアと家庭——女子中高生に広がる不安の実像
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)が2026年5月12日11時に公表した調査は、女子中高生の約72%が「将来、家庭を持つことでキャリアに影響があると思う」と回答した点を中心に、世代間で明確なギャップが存在することを示しました。親世代(30~59歳)の約48%と比べ、子世代(13~18歳)の不安はおよそ1.5倍に達しています。
調査は「食卓とキャリアに関する世代間意識調査」と名付けられ、当社のミッションである「食の社会課題をビジネスの手法で解決する」観点と、教育機関である品川女子学院の「チェンジエージェント育成」の方針が合致したことから、特別授業の実施へとつながっています。以下では、調査の主要結果、生活課題としての『食事準備』の詳細、特別授業の構成と背景、そして企業側の取り組みを整理して伝えます。
「食事の準備」が共通の課題に——調査結果の詳細
調査は2026年2月5日から2月12日にかけてインターネットで実施され、対象は全国の13~18歳の女性342名と30~59歳の女性553名でした。主要な設問と結果は以下の通りです。
特に注目すべきは、仕事と家庭の両立において親子世代ともに最も負担と感じているのが「食事の準備」である点です。世代を問わず「メニューを考えること」が最も大きな負担となり、次いで「調理」が挙げられました。この結果は、調理そのもの以上に“何を作るか”を決める工程にストレスが集中していることを示しています。
主要な設問と数値
下記はQ1~Q3の要点です。数値は調査が公表した数字に基づきます。
| 設問 | 子世代(13~18歳) | 親世代(30~59歳) |
|---|---|---|
| Q1 「家庭を持つとキャリアに影響があると思う」 | 約72%(「とてもある」「まあまあある」を合算) | 約48% |
| Q2 仕事と家庭の両立で最も大変だと思うこと | 「食事の準備」:子世代63.2%、親世代69.6% | |
| Q3 「食事の準備」で負担を感じる工程 | メニューを考えること71.3%、調理58.7% | メニューを考えること68.1%、調理43.5% |
上の表から、両世代ともに「メニューを考えること」が最も高い割合を占めている点が明確です。調理の負担は子世代の方が高めに出ている点も特徴的で、若い世代が家庭での食事準備をより具体的な労力として捉えている可能性が示唆されます。
時短商品に対する世代差と背景—価値観の変化
平日の夕食における冷凍食品やミールキットなどの「調理の時短につながる商品」について、世代間で評価の違いが明確に出ています。親世代の約55%が「まったく使っていない」と回答し、理由として「価格が高い」「手抜き感がある」などを挙げています。一方で子世代は約51%が「調理の手間が省ける」とポジティブに捉えており、価値観の転換が見られます。
この世代差は、家庭の食に関する役割観や消費性向の変化を反映しています。共働き世帯の増加(総務省によると2024年の共働き世帯数は約1300万世帯で増加傾向)や、女性の就業率上昇といった社会構造の変化が背景にあると考えられます。参考として、独立行政法人 労働政策研究・研修機構の関連資料も示されています(https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2025/04/c_01.html)。
時短商品に関する具体的な傾向
- 親世代:約55%が「まったく使っていない」と回答。理由は「価格が高い」「手抜き感」「慣習」など。
- 子世代:約51%が「調理の手間が省ける」として肯定的に評価。時短の価値を受容し、食の選択肢として認識している。
この変化は、食材やサービスの提供側にとって重要なシグナルです。利用率の差は、商品の価格設定、ブランディング、文化的受容性の確認など、複合的な対応を促します。
品川女子学院との特別授業と企業側の取り組み
調査結果を踏まえ、オイシックス・ラ・大地と品川女子学院(所在地:東京都品川区、理事長:漆 紫穂子)は連携して特別授業を企画しました。品川女子学院は生徒が課題を自ら発見し変化を起こす「チェンジエージェント」を育成する教育方針を掲げており、両者の方針が合致したことで授業実施に至りました。
授業の目的は「食の選択肢が増えることは、生き方・働き方の選択肢が増えること」というテーマのもと、食を起点に社会課題とビジネスのつながりを学び、将来のキャリアや働き方について前向きに考える契機を提供することです。品川女子学院の神谷 岳 中等部校長・高等部副校長は、同社のサービスを「女性の働きやすさ向上や家事負担軽減に資するビジネスの好例」と評価し、生徒にビジネスを通じた公共性や利他性を学んでほしいとのコメントを寄せています。
特別授業のスケジュールと内容
- 第1回:5月15日(金)16:00-17:30 — サブタイトル:私たちの身近な食とキャリアの不安のつながり
- 第2回:5月22日(金)16:00-17:30 — サブタイトル:企業は『食の課題』をどうビジネスで解決しているのか
- 第3回:6月2日(火)16:00-17:30 — サブタイトル:私たちが創る、未来の働き方と食のカタチ
これらの各回は、調査で明らかになった“食事準備”の負担や世代間の価値観の違いを踏まえて、実務的なビジネスモデルの紹介や、参加者による議論・ワークショップを通じて自ら考える機会を提供する内容になっています。
オイシックス・ラ・大地の事業と社会的取り組み
オイシックス・ラ・大地は「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」などのブランドを通じ、農産物やミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社には給食事業や高齢者・医療向け給食、移動スーパー、国外でのミールキット事業などを展開する企業があります。
- 主な子会社・関連事業
- シダックスコントラクトフードサービス(事業所・学校の給食)
- シダックスフードサービス(病院・高齢者施設・保育園等の給食)
- とくし丸(買い物困難者向け移動スーパー)
- PurpleCarrot(米国でプラントベース食材のミールキット展開)
また、「サステナブルリテール」としてSDGsに取り組み、受注予測を活かしたサブスクリプションモデル、ふぞろい品の活用、家庭での食品廃棄を削減するミールキットの提供などを通じて、フードロス削減を目指しています。
調査と取り組みの要点整理
ここまで提示したデータと施策を最後に表形式で整理します。各項目は調査結果、特別授業、企業の取り組みを一目で把握できるようにまとめています。
| 項目 | 内容(要点) |
|---|---|
| 発表元・日時 | オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)/2026年5月12日 11:00 発表 |
| 調査名・期間 | 「オイシックス・ラ・大地 食卓とキャリアに関する世代間意識調査」/2026年2月5日~2月12日(インターネット調査) |
| 対象人数 | 13~18歳女性342名、30~59歳女性553名 |
| 主要結果(Q1) | 子世代の約72%が「家庭を持つとキャリアに影響がある」と回答。親世代は約48%。 |
| 主要結果(Q2・Q3) | 仕事と家庭の両立で最も負担:食事の準備(親69.6%、子63.2%)。負担工程は「メニューを考えること」(親68.1%、子71.3%)、次いで「調理」(親43.5%、子58.7%)。 |
| 時短商品に対する評価 | 親世代は約55%が「まったく使っていない」(理由:価格や手抜き感)、子世代は約51%が「調理の手間が省ける」と肯定的。 |
| 特別授業 | 品川女子学院と連携。第1回:5/15、 第2回:5/22、 第3回:6/2(いずれも16:00-17:30)。各回で食とキャリア、ビジネスと社会課題、未来の働き方を議論。 |
| 企業の社会的取組 | ミールキットやサブスクによる受注予測、ふぞろい品活用、フードロス削減等。「サステナブルリテール」としてSDGs対応。 |
| 注意事項・出典表示 | 本調査の利用時は出典元として「オイシックス・ラ・大地 食卓とキャリアに関する世代間意識調査」を必ず表記すること。関連情報:https://www.oisixradaichi.co.jp/news/posts/260512questionnaire/ |
今回の調査と教育連携は、世代間の意識差と生活上の負担が具体的なサービスや選択肢の受容にどう影響するかを示しており、「食の選択肢」が働き方・生き方の選択肢に直結する可能性を提示しています。調査詳細を引用する場合は、提示された出典表示のルールに従ってください。