5月29日上映開始 大山レトロシネマ2026名作集
ベストカレンダー編集部
2026年5月12日 15:11
おおやまレトロシネマ
開催日:5月29日
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大山に残る「映画の街」の記憶を文化会館で蘇らせる取り組み
(公財)板橋区文化・国際交流財団が主催する『板橋映画上映会おおやまレトロシネマ』は、かつて大山に存在した7つの映画館に由来する「映画の街・大山」の記憶を復活させることを目的に、2023年から板橋区立文化会館小ホールを舞台に継続的に上映会を行っているシリーズです。実行委員会(深谷シネマ、鈴木映画、新日本映画社)と、地元のハッピーロード大山商店街振興組合、遊座大山商店街振興組合の協力を得て運営しています。
上映会は単なる作品上映にとどまらず、会場の景観や装飾、上映方式そのものが“体験”の一部となるよう設計されています。築40年超の小ホールに残るレンガ調の壁やレッドカーペット、シャンデリアといったレトロな空間演出に加え、現地制作の手描き看板が登場します。フィルムでの上映時には後方に設置した映写機の駆動音や映像のゆらぎが感じられ、来場者は往時の映画館での鑑賞体験を追体験できます。
- 実行委員会:深谷シネマ、鈴木映画、新日本映画社
- 協力商店街:ハッピーロード大山商店街振興組合/遊座大山商店街振興組合
- 会場の特色:レンガ調の壁、レッドカーペット、シャンデリア、手描き絵看板、フィルム上映時の映写機音と映像のゆらぎ
2026年度上半期ラインナップと各回の見どころ
2026年度(令和8年度)上半期は邦画・洋画の名作に加え、本シリーズとして初のアニメ作品も取り入れたラインナップです。2026年4月9日(木)より5月・6月上映会のチケット販売を開始しており、各回とも当時の雰囲気を重視した上映と解説、演奏などの付帯プログラムを組み合わせています。
各作品には原作・監督・主演といったクレジット情報や、作品ごとの見どころ、上映日を明示しています。以下は、5月から9月までの主要ラインナップについての詳細です。
【5月29日】『嵐を呼ぶ男』—情熱の漢、石原裕次郎の代表作
上映日:2026年5月29日。監督は井上梅次、主演は石原裕次郎。流しの若者がトップドラマーへとのし上がる娯楽大作です。裕次郎がスティックを手に歌い出す場面は、日本映画史に残る名場面として知られています。
上映ではフィルムの質感を活かした映写を行い、作品の持つ時代性と役者の表現力をスクリーンで改めて体感することができます。5月の回はアフタートークの対象にもなっており、より深い作品理解を促す企画が用意されています。
- 監督
- 井上梅次
- 主演
- 石原裕次郎
- 上映日
- 2026年5月29日
【6月26日】『太陽がいっぱい』—危険な色男アラン・ドロンの代表作
上映日:2026年6月26日。監督はルネ・クレマン、主演はアラン・ドロン。ニーノ・ロータ作曲の哀愁ある主題曲とともに、危険な魅力を放つ一人の男を描く不朽の名作です。
海外名作の上映では、作品背景や音楽の役割にも注目しており、劇場の音響や映像の質感で改めて確認できるようにしています。映像美と音楽が共鳴する体験が期待されます。
- 監督
- ルネ・クレマン
- 主演
- アラン・ドロン
- 上映日
- 2026年6月26日
【8月28日】『銀河鉄道の夜』—シリーズ初のアニメ上映、家族で楽しめる設定
上映日:2026年8月28日。監督は杉井ギサブロー、原作は宮澤賢治。本シリーズで初めてアニメ作品を上映します。親子3世代で鑑賞しやすいよう、特別に「こども券」を設定しています(小学生~高校生対象、500円)。
夏の上映回として、家族での鑑賞を想定した時間配分や座席配置を行い、映画の普遍的なテーマを伝えることを重視します。おおやまレトロシネマらしい空間演出のもとで味わうアニメの表現は、世代を越えた対話の契機となります。
- 監督
- 杉井ギサブロー
- 原作
- 宮澤賢治
- 上映日
- 2026年8月28日
- こども券
- 500円(小学生~高校生、8月上映回のみ)
【9月25日】『白い巨塔』—山崎豊子原作の映画化、1966年版を上映
上映日:2026年9月25日。監督は山本薩夫、主演は田宮二郎。山崎豊子の代表作を原点に遡る形で、医療現場に巣食う欲望と権力闘争を描いた1966年の映画版をスクリーンで上映します。
作品の普遍性と当時の演出・演技表現を検証する機会として設定されています。鑑賞後の理解を深めるためのアフタートークも実施されます。
- 監督
- 山本薩夫
- 主演
- 田宮二郎
- 上映日
- 2026年9月25日
上映会を深めるプログラム、下半期の見通し、及び付帯企画の詳細
上映体験を拡張するために、専門家によるアフタートークや演奏家によるミニコンサート、下半期の特別企画を組み合わせています。これにより作品理解を深めると同時に、鑑賞前後の時間も含めた総合的な時間設計を行っています。
下半期の主な予定としては、11月に『ラ・ラ・ランド』、12月に『巴里のアメリカ人』といったミュージカル映画の上映が計画されています。さらに2月には4名の弁士による無声映画上映会、3月には『男はつらいよ』シリーズから人気の3作品を一日で上映する企画など、多様な楽しみ方を提供するプログラムを用意しています。
専門家によるアフタートークと演奏プログラム
アフタートークは5月の『嵐を呼ぶ男』と9月の『白い巨塔』の第2回目(14:30上演終了後)に、元日本大学芸術学部映画学科教授の田島良一氏を招いて実施します。邦画史の視点から作品の位置づけや演出の特徴を解説し、鑑賞者の理解を補強します。
ミニコンサートは各回の第3回目(18:30上映前)に約20分間、演奏家による生演奏を行います。音楽による余韻と場の雰囲気作りを意図しており、映画鑑賞の前後に静かな時間を提供します。
下半期の主な企画(概要)
11月・12月は新旧の名作ミュージカル映画を中心に据え、2月は無声映画上映会(弁士4名が参加)、3月は『男はつらいよ』シリーズの人気作3本一挙上映と、季節ごとに異なる映画体験を設けています。これらはいずれもフィルム上映や専門解説を組み合わせた構成です。
- 11月:『ラ・ラ・ランド』上映(ミュージカル映画)
- 12月:『巴里のアメリカ人』上映(ミュージカル映画)
- 2月:無声映画上映会(弁士4名参加)
- 3月:『男はつらいよ』シリーズから人気作3本を1日で上映
料金体系・購入方法・会場アクセスと問い合わせ先
チケットは基本的に全席自由で各回1,000円です。未就学児は入場不可となっており、車いす席の取り扱いや付添者の無料扱い等については窓口・電話での対応が必要です。セット券や通し券など複数の割引設定もありますので、観たい回に合わせて選択してください。
購入方法は文化会館チケットセンターの窓口・電話、文化会館のウェブサイトでのオンライン購入が利用可能です。電話予約はチケットセンターでの取扱時間内に受け付けます。詳細は下記の連絡先とウェブをご参照ください。
| 券種 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 全席自由(各回) | 1,000円 | 当日券は開演30分前から販売/未就学児入場不可 |
| こども券(8月回のみ) | 500円 | 小学生~高校生対象 |
| 2カ月セット | 1,500円 | 5月6月、8月9月、11月12月の組合せ。各セット限定30名 |
| 1日通し券 | 2,000円 | 2月・3月対象。限定50名 |
- チケット購入(窓口・電話)
- 文化会館チケットセンター 窓口・電話 03-3579-5666(9:00~20:00)
- 文化会館Web
- 文化会館の公式ウェブサイトより購入可能(ページ内の該当案内を参照)
- 会場
- 板橋区立文化会館 小ホール(東京都板橋区大山東町51-1)
- アクセス
- 東武東上線「大山」駅 北口から徒歩約3分/都営三田線「板橋区役所前」駅A3出口から徒歩約7分
- お問い合わせ(団体)
- (公財)板橋区文化・国際交流財団 03-3579-3130(平日9:00~17:00)
- 車いす席・付添者扱い
- 車いす席は文化会館窓口・電話のみ取扱い。車いす利用者およびその他介助者は1名まで無料(電話申込が必要)
パンフレットはダウンロード可能で、会場案内や年間ラインナップの表裏・中面が用意されています。詳細情報や最新の案内は運営側のページを参照してください(関連リンク:https://www.itabashi-ci.org/event/detail/3688)。
記事の要点まとめ
以下の表は本記事で取り上げた主な内容を整理したものです。上映日程、会場、チケット情報、問い合わせ先、主催・協力体制などを一覧で確認できます。会場の特色や付帯プログラムの有無も明示しています。表の後には、要点を短めにまとめる一文を付します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 板橋映画上映会 おおやまレトロシネマ(2026年度ラインナップ) |
| 主催 | (公財)板橋区文化・国際交流財団/おおやまレトロシネマ実行委員会(深谷シネマ、鈴木映画、新日本映画社) |
| 協力 | ハッピーロード大山商店街振興組合/遊座大山商店街振興組合 |
| 会場 | 板橋区立文化会館 小ホール(東京都板橋区大山東町51-1) |
| 交通 | 東武東上線「大山」駅 北口 徒歩約3分/都営三田線「板橋区役所前」駅A3出口 徒歩約7分 |
| 上演作品(主な上半期) | 5/29『嵐を呼ぶ男』、6/26『太陽がいっぱい』、8/28『銀河鉄道の夜』、9/25『白い巨塔』 |
| 下半期の主な企画 | 11月『ラ・ラ・ランド』、12月『巴里のアメリカ人』、2月無声映画(弁士4名)、3月『男はつらいよ』3作品一挙上映 |
| チケット | 全席自由 各回1,000円/こども券(8月のみ)500円/2カ月セット1,500円(限定)/1日通し券2,000円(限定) |
| 購入方法 | 文化会館チケットセンター 窓口・電話 03-3579-5666(9:00~20:00)、文化会館Web |
| 問い合わせ | (公財)板橋区文化・国際交流財団 03-3579-3130(平日9:00~17:00) |
| 特記事項 | 未就学児入場不可/車いす席は窓口・電話のみ取扱い/車いす利用者および介助者1名まで無料(電話申込要) |
| 関連リンク | https://www.itabashi-ci.org/event/detail/3688 |
本稿では、板橋区文化会館で行われるおおやまレトロシネマの目的、会場の特性、2026年度上半期のラインナップ、付帯プログラム、チケットとアクセス情報を網羅しました。上映会は過去の映画館文化の記憶を呼び起こす場として企画されており、作品ごとの解説や生演奏といった付帯プログラムを通じて、鑑賞体験の深掘りを図っています。