5月20日発売|過冷却で作る業務用アイス冷蔵庫
ベストカレンダー編集部
2026年5月13日 13:50
業務用過冷却冷蔵庫発売
開催日:5月20日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
過冷却で作る「アイススラリー」を業務現場で安定提供する冷蔵庫
2026年5月13日10時に発表されたプレスリリースによると、フクシマガリレイ株式会社(本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長 福島 豪)は、飲料を過冷却状態にして、衝撃を与えるとシャーベット状に変化する「アイススラリー」を生成できる「業務用過冷却冷蔵庫」を発売すると公表しました。報道発表は同社が2026年5月20日(水)より本製品を発売することを告知するものです。
発表文には、製品の用途や想定される導入先、法令や指針に関する背景、製品仕様、注意事項、会社概要などが具体的に記載されています。本稿では発表内容を整理し、技術的背景と現場での利用イメージを含めて分かりやすく伝えます。
熱中症対策と「プレクーリング」——現場での導入意義
同社は本製品をスポーツ分野のコンディショニングや、職場における熱中症対策のための「プレクーリング」を支援する機器として位置づけています。2025年6月からは事業者に対して、WBGT値(暑さ指数)の低減や休憩場所の整備など具体的な措置を講じることが求められており、本製品はこうした対応策の一つとして利用が想定されます。
製品を用いて作成したアイススラリーを運動前や作業前に摂取することで、深部体温を下げ、作業中の体温上昇を抑える効果が期待されます。これによりパフォーマンスの維持・向上や従業員の健康と安全確保につながる可能性があるとしています。
想定される導入先と利用シーン
掲載されたターゲットリストには、建設現場、工場、イベント会場、スポーツ施設、バー、飲食店などが挙げられています。各現場に応じた運用により、熱中症対策とエンターテインメント性の両面で効果が期待されます。
たとえば、建設現場や工場では作業前のプレクーリング手段として導入されることが想定されます。イベント会場やスポーツ現場では、選手やスタッフの体温管理に活用される一方、飲食店やバーでは目の前で液体がシャーベット状に変化する「ライブ感」が新たな顧客体験を提供する手段と位置づけられています。
- 建設現場、工場:作業前の体温低下、作業中のリスク軽減
- スポーツ施設:選手のコンディショニング、競技中の体温管理支援
- イベント会場、飲食店:演出価値の向上、差別化
製品の特徴・仕様と注意点
プレスリリースでは、本製品の主な特徴と具体的な仕様、使用上の注意点が明記されています。特徴としては、アイススラリーを安定的に生成する専用機である点、プレクーリング支援のために設計されている点などが挙げられています。
以下に製品情報と注意事項を整理します。導入検討時には性能だけでなく、容器の種類や取り扱い方法に関する制約も確認する必要があります。
製品情報(機種と寸法など)
公表された機種名はGRD-062FX(改)で、標準価格はオープン価格とされています。外形寸法、収容量、電源、冷媒などの仕様が明確に示されています。
これら数値は導入時の設置スペースや運用形式を検討するうえで重要です。収容量は500mlペットボトル相当で換算した本数で示されています。
- 機種名
- GRD-062FX(改)
- 標準価格
- オープン価格
- 外形寸法
- W610×D800×H1950mm
- 収容量
- 162本(500mlペットボトル1本Φ68mmの場合)
- 電源
- 単相100V
- 冷媒
- R1234yf
使用上の注意点と制約
プレスリリースでは製品の制約事項が明記されています。過冷却は液体が0℃以下でも凍らない不安定な現象であり、同種の飲料でもメーカーや設定、保管時間によっては過冷却が100%再現されない場合があるとしています。
また、缶飲料やガラス容器、高圧封入飲料(強炭酸、シャンパンなど)は容器破損の危険があるため使用不可と明記されています。さらに、庫内の過冷却飲料は振動や衝撃で凍る性質があるため、庫内に飲料水を入れたまま製品を移動させないことが注意喚起されています。
- 過冷却の再現性は飲料の種類・設定・保管時間で変動するため100%ではない。
- 缶飲料、ガラス容器、高圧封入飲料は使用不可(破損の危険)。
- 振動や移動により庫内で凍結が発生する可能性があるため、移動時は飲料を入れたままにしない。
過冷却とWBGTの仕組みを確認する
発表文は、技術的背景として「過冷却」と「WBGT(暑さ指数)」の説明を含めています。これらは製品の有効性を伝えるために必要な基礎知識です。
下記ではそれぞれの概念を整理しています。現場で製品を運用する際に理解しておくべき点を具体的に示します。
過冷却とは
過冷却は、液体が通常の凝固点(例:水なら0℃)を下回っても凍らずに液体状態を保つ現象です。過冷却状態は非常に不安定で、衝撃が与えられると核生成が起こり一気に部分的に凍結して、流動性のあるシャーベット状になることがあります。本製品はその状態を安定的に作り出せる専用機として開発されています。
過冷却は条件に依存するため、温度管理や容器の形状、飲料の性質、保管時間などが影響します。したがって運用マニュアルに基づく取り扱いと安全対策が必要です。
WBGT(暑さ指数)とは
WBGTは1954年に米国で提案された指標で、湿度・日射や輻射といった周辺熱環境、気温の三要素を取り入れて人体の熱収支に与える影響を評価するための数値です。熱中症予防に用いられる代表的な指標として広く参照されます。
2025年6月以降、事業者にはWBGTへの対応が求められており、WBGT低減に向けた措置の一つとしてプレクーリングが有効であると厚生労働省が示しています。本製品はアイススラリーを用いたプレクーリングを現場で支援する手段として提案されています。
発売・販売目標、会社概要と問い合わせ先
発表によると、発売日は2026年5月20日(水)で、年間目標販売台数は500台としています。標準価格はオープン価格となっており、導入にあたっては販売代理店や同社窓口を通じた個別見積もりが想定されます。
続いて、プレスリリースに含まれているフクシマガリレイ株式会社の会社概要を整理します。導入検討の際に、企業情報や事業内容を確認することは重要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2026年5月13日 10時00分 |
| 発売日 | 2026年5月20日(水) |
| 年間目標台数 | 500台 |
| 製品名 | 業務用過冷却冷蔵庫(機種:GRD-062FX(改)) |
| 外形寸法 | W610×D800×H1950mm |
| 収容量 | 162本(500mlペットボトル1本Φ68mmの場合) |
| 電源 | 単相100V |
| 冷媒 | R1234yf |
| 注意事項 | 過冷却が100%再現されない場合がある、缶・ガラス・高圧封入飲料は不可、庫内での移動に注意 |
| 会社名 | フクシマガリレイ株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役社長 福島 豪 |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18 |
| 資本金 | 4億円 |
| 事業内容 | 業務用冷凍冷蔵庫、冷凍冷蔵ショーケース、冷凍機応用機器の製造・販売・メンテナンス、店舗システム、厨房総合システムの設計・施工 |
| URL | https://www.galilei.co.jp/ |
以上がプレスリリースに含まれる主要な情報の要約と整理です。導入を検討する際は、設置スペース、電源仕様、取り扱う飲料の種類、安全管理体制、運用マニュアルの有無などを確認することが重要です。また、過冷却の性質上、再現性や安全性に関する現場での検証が求められます。
この記事は、フクシマガリレイ株式会社が発表したプレスリリースの内容をもとに整理したものであり、発表文に記載された事実を忠実に伝えることを目的としています。導入に関する詳細や個別の技術相談は、同社の窓口や販売代理店に問い合わせることが適切です。