豊橋市、スタートアップ支援交付金で5社採択
ベストカレンダー編集部
2026年5月14日 07:48
スタートアップ交付金採択
開催日:5月13日
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豊橋市が起業初期スタートアップの成長を後押しする交付金制度、5社を採択
愛知県豊橋市は、2026年5月13日付で市内を拠点に事業創出を目指すスタートアップを資金面で支援する「スタートアップチャレンジ交付金」の交付先を決定したと発表しました。本発表は同日18時00分に公開され、今回の選定は令和4年度に創設された同制度の4年目にあたる取り組みです。
今回の選定では、市内外から応募のあった10社の中から、投資家や起業経験者らによる厳正な審査を経て5社が交付先に決定しました。交付金は、豊橋市内に拠点を置く予定があれば、市内外を問わず1社あたり最大で250万円が対象となります。制度の趣旨は、豊橋をフィールドにした事業創出を促進し、地域内で活躍するスタートアップを増やすことにあります。
採択された5社と事業内容の詳細
交付先として採択された5社は、農業・食品分野やヘルスケア、センシング技術、次世代施設園芸、バイオティクノロジーといった多様な領域にわたります。以下に各社の所在地、代表者、事業の概要を具体的に整理します。
リストは発表資料にある通り五十音順で提示します。各社の事業は、地域資源を活用した新ブランド創出やAIによる社会課題への対応、環境制御を取り入れた施設園芸モデルの開発、そして高タンパク作物の量産化と地域連携など、多面的なアプローチで豊橋での事業展開を目指しています。
- GIVELOVE株式会社(名古屋市) 北川愛子 代表取締役
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同社は、昨年度開催されたアグリテックコンテスト学生部門で入賞した実績があり、今回の交付金を活用して規格外農産物を有効活用する取り組みを進めます。
具体的には、福祉施設と連携して新たな食品ブランドを立ち上げ、規格外品の価値を高める商品開発・販路開拓を目指します。農産物の付加価値向上や地域の雇用創出といった波及効果が期待されます。
- 株式会社クロスメディスン(徳島市) 中井洸我 代表取締役
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同社は赤ちゃんの泣き声から泣く理由を分析するAIを用いたサービスの実証実験を進めます。
目的は産後うつの予防や育児期の孤立対策に資する早期の介入や支援につなげることで、音声データ解析技術を社会的課題の軽減に応用する取り組みです。
- 株式会社PictorLab(東京都) 岡田拓真 代表取締役
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同社は香りセンサーと独自AIを組み合わせ、メロンや桃など贈答用果実の品質を非破壊で評価するシステムの実証を行います。
贈答用果実の傷みや熟度を外部から損なうことなく評価することで、流通や流通段階での品質管理の高度化、廃棄削減への貢献を目指します。
- PLANT CASE株式会社(豊橋市) 稲葉一恵 代表取締役
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地元の豊橋技術科学大学発ベンチャーである同社は、光合成データに基づく環境制御を活用した次世代の施設園芸モデルを展開します。
事業の中核は、CO2活用の収益性を最大化することを目的として設計された「セミクローズド温室」を活用する点にあり、環境制御による生産性向上と持続可能な農業経営モデルの提示を行います。
- Floatmeal株式会社(札幌市) 北村もあな 代表取締役
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同社は能性細菌共生技術を用いて、高タンパク植物「ウキクサ」の量産化拠点の整備を進めます。
さらに地域の食品産業と連携した新たなビジネスモデルを構築し、すでに豊橋市内に研究開発および生産機能を備えた新拠点を開設しています。社員2名の移住予定も明らかにされており、事業の拠点化が具体的に進行しています。
選考プロセスと豊橋市の支援方針
同交付金制度は、令和4年度(2022年度)に創設され、豊橋市は起業初期段階のスタートアップが地域に根差して事業成長を図ることを促進するために制度を整えています。応募条件は、豊橋市内に拠点を設ける予定があることが前提で、市外所在の企業も対象となります。
今回の応募は10社で、交付先は5社に決定しました。選考は投資家や起業経験者らが審査を担当し、事業計画の実現可能性、地域への波及効果、技術性や社会的意義など複数の観点から厳正に評価しました。1社あたりの交付額は最大で250万円とされ、起業初期の資金的ハードルを低くすることを目指しています。
- 制度創設:令和4年度(2022年度)
- 募集対象:豊橋市内に拠点を置く予定のあるスタートアップ(市内外問わず応募可)
- 交付金額:1社あたり最大250万円
- 今回の応募数:10社、交付先:5社(投資家や起業経験者による選考)
豊橋市は、この交付金に加えて、採択後の成長支援や地域企業との連携促進などを通じ、地域内の新規事業創出を加速させる姿勢を示しています。地域資源や大学発の技術、センシングやAI、バイオ技術を組み合わせる広範な分野での取り組みが交付先に選ばれている点も特徴です。
要点の整理と本記事のまとめ
以下の表は、本リリースで示された主要な情報を分かりやすく整理したものです。交付金制度の概要、選考状況、採択された各社の要旨を一覧にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年5月13日 18時00分 |
| 実施主体 | 愛知県豊橋市 |
| 制度名 | スタートアップチャレンジ交付金(令和4年度創設) |
| 対象 | 豊橋市内に拠点を置く予定のあるスタートアップ(市外企業も応募可) |
| 交付金額 | 1社あたり最大250万円 |
| 今回の応募・採択 | 応募10社 → 採択5社(投資家・起業経験者による審査) |
| 採択企業(五十音順) |
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以上が、豊橋市の交付金制度に基づく今回の採択結果の要点です。交付金は起業初期の資金支援に加え、地域での事業基盤構築や産学官連携を通じた持続可能な成長を期待する施策であり、採択企業の取り組みは地域経済や社会課題の解決に向けた具体的な可能性を示しています。
本件に関する詳しい問い合わせ先や追加の実施計画等については、豊橋市の公式発表や関係各社の今後の公表を確認することが望まれます。