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WBGT活用の熱中症対策「KURO-Q」リリース

KURO-Qリリース

開催日:5月14日

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KURO-Qリリース
KURO-Qって何?どう役立つの?
専用の黒い球体センサーでWBGT(湿度・日射・気温)を高精度に計測し、クラウドで解析して危険度に応じたアラートと行動指針を現場に通知、熱中症予防と履歴の証跡管理を支援します。
いつからどこで使えるの?導入は進んでる?
サービスは2026年5月14日にリリースされ、先行導入として学童保育約100施設で5月から運用予定。段階的に拡大し最終的に全国約3,000施設へ展開を目指します。

WBGTで明確にする現場の熱中症判断 ― KURO-Qの狙いと背景

2026年5月14日10時、ピーシーフェーズ株式会社はWBGT(暑さ指数)を活用した熱中症予防システム「KURO-Q」をリリースしました。発表にあたっては、本システムが専用センサーで取得したWBGTをクラウドで分析し、危険度に応じたアラート通知や行動指針を提示することで、学校・スポーツ施設・職場など多様な現場の健康管理を支援することが示されています。なお、本サービスは特許出願中(P2026-077673)です。

WBGTとは、熱中症予防を目的とした指標で、人体の熱収支に影響する①湿度、②日射・輻射など周辺の熱環境、③気温の三要素を組み合わせて算出されます。KURO-Qはこれらを高精度に計測するセンサーを用い、解析結果をリアルタイムで管理者に通知する点が特徴です。管理画面では複数拠点の状況の一元管理や、アラート履歴の保存・閲覧が可能です。

高まる熱中症対策に対応 WBGTを活用した熱中症予防システム「KURO-Q」をリリース 画像 2

名称に込めた意図と機能の概略

名称の由来は黒い球体形状のセンサーに由来する「黒(KURO)」「球(Q)」に加え、熱中症予防による「休(きゅう)」「救(きゅう)」などの意味を含めた“9つのQ(キュウ)”という概念にあります。形状・ネーミングは現場での視認性や覚えやすさも考慮されています。

システムは専用センサーによるWBGT計測、クラウド上の解析、ダッシュボードでの可視化、そして危険度に応じたアラート発報という一連の流れで運用されます。可視化される指標にはWBGT値のほか湿度・温度が含まれ、履歴データは証跡として保存されます。

高まる熱中症対策に対応 WBGTを活用した熱中症予防システム「KURO-Q」をリリース 画像 3

現場での実用性を高める三つの特徴

KURO-Qは特に以下の三点を掲げて現場導入の実用性を高めています。これらは学校現場や労務管理における要請と整合します。

改正労働安全衛生規則の施行や、学童・スポーツ現場での安全管理強化といった社会的要請に対応するため、計測の精度と記録・通知の可用性を両立している点が注目されます。

  • 特徴①「記録が残る」熱中症対策 ― 発報履歴や対応記録を一元管理し、行政対応や説明責任を支える証跡管理が可能。2025年6月施行の改正労働安全衛生規則を背景に、実施した対策を客観的に証明できる体制づくりを支援します。
  • 特徴② 判断から実行まで支援 ― アラート発報と同時にメール通知を行い、今後はLINEやチャットシステムなど多様な通知手段の拡充を予定しています。これにより現場や関係者への迅速かつ確実な情報伝達を目指します。
  • 特徴③ JIS規格(クラス1.5)に準拠 ― 採用するWBGTセンサーはJIS規格クラス1.5に準拠しており、高い測定精度と信頼性を確保。公共性の高い現場でも導入しやすく、取得データは現場判断や報告の根拠として活用できます。

ダッシュボードと通知の設計

管理画面では複数拠点のWBGTや温湿度データをダッシュボードで可視化し、アラートの発報履歴や対応状況を一覧できます。これにより拠点間比較や時間経過による傾向分析が容易になります。

通知は初期段階でメールを用いており、将来的にはLINEやチャットツールなど多チャネルをサポートする計画です。通知の受け手や連携ツールは現場の運用形態に応じて拡張可能です。

先行導入事例:シダックス大新東ヒューマンサービスでの展開

シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社の学童保育施設では、屋外活動時の健康リスクの高まりに対応するため、KURO-Qを先行導入することが発表されました。導入時期は2026年5月、約100施設での運用を予定しています。

導入の目的は、WBGTに基づく明確な判断基準により警戒レベルや休憩のタイミングを現場で即時に判断できるようにすること、地域差や個人差による対応のばらつきを解消すること、そしてアラート履歴や対応記録の蓄積により保護者や関係機関への説明性を高めることにあります。

活用方法
学童施設の子どもが活動する現場にセンサーを設置し、WBGTをリアルタイムで監視。アラート発報後は指導員へ通知され、状況に応じて休憩や活動中止の判断を実施します。
導入規模
初期は2026年5月に約100施設、段階的に拡大し最終的に全国約3,000施設を目指す計画です(シダックス大新東ヒューマンサービスの目標)。
担当者コメント
「こどもたちが暑い夏でも安全に過ごせるように、これまでも気象情報に基づく社内マニュアルの徹底により、熱中症の防止に努めてきましたが、この仕組みの導入により、より正確な状況判断ができるようになり安心です。今年の夏も猛暑が予測されるので、活用していきたいと思っています。」

技術仕様、運用面の留意点と問い合わせ先

KURO-Qは専用の黒い球体形状センサーでWBGTを計測し、クラウドで解析する構成です。採用センサーはJIS規格(クラス1.5)に準拠しており、公共性の高い現場での利用を想定した信頼性を備えています。また、計測データとアラート・対応履歴はシステム内で保存され、報告書作成や規制対応の証跡として活用できます。

運用にあたってはセンサーの設置場所や数、現場での通知・対応フローの整備が鍵となります。アラート受信者の指定、通知手段の選択、対応記録の入力ルールなどを事前に整えることで、システムの有効性が高まります。

  • 特許出願中:P2026-077673
  • WBGT算出要素:湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温
  • 規格準拠:WBGTセンサーはJIS クラス1.5準拠
  • 初期通知手段:メール(将来的にLINEやチャット等を追加予定)

詳細や導入に向けた問い合わせはサービスサイト(https://kuro-q.com)を参照するか、ピーシーフェーズ株式会社の公式サイト(https://www.pcp.co.jp/)で会社情報をご確認ください。

ピーシーフェーズ株式会社の概要

会社名:ピーシーフェーズ株式会社。本社所在地は東京都渋谷区神宮前4-19-8、代表取締役は吉田 和弘。事業内容はデジタルマーケティング事業、アプリ開発事業、動画プラットフォーム事業で、設立は1998年10月です。

KURO-Qは同社の開発により提供される新サービスであり、教育・保育分野をはじめ製造・建設分野やスポーツ・レジャー施設など幅広い現場での導入を目指しています。

要点の整理

以下はこの記事で取り上げたKURO-Qの主要項目を表形式で整理したものです。導入判断や比較検討の際に参照ください。

項目 内容
製品名 KURO-Q(WBGTを活用した熱中症予防システム)
発表日 2026年5月14日 10:00
開発・提供 ピーシーフェーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:吉田 和弘)
特許状況 特許出願中(P2026-077673)
主な機能 専用センサーによるWBGT計測、クラウド解析、リアルタイムアラート、ダッシュボード可視化、アラート・対応履歴の一元管理
センサー規格 JIS規格(クラス1.5)準拠
初期通知手段 メール(今後LINEやチャット等を拡充予定)
先行導入事例 シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社学童保育施設(2026年5月に約100施設導入予定、最終目標約3,000施設)
想定用途 学校・自治体での屋外活動の健康管理、スポーツ・レジャー施設の安全対策、製造・建設業での労働災害防止 等
関連リンク サービスサイト:https://kuro-q.com / 企業サイト:https://www.pcp.co.jp/

KURO-Qは、計測の正確性と運用の記録性を両立させることで、現場での迅速で一貫した判断を支える仕組みを目指しています。教育や労務管理、公的報告が求められる場面で、有力なツールとして位置づけられることが期待されます。