ファミリーマート、受信画面に公式ロゴが表示へBIMI導入
ベストカレンダー編集部
2026年5月15日 09:52
BIMI導入(公式ロゴ)
開催日:5月1日
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ファミリーマートが受信画面に公式ロゴを表示するBIMIを導入
株式会社ファミリーマートは、2026年5月15日09時00分付のリリースで、受信メールの視覚的な信頼性を高める取り組みとして、なりすましメール対策技術「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」を導入することを公表しました。導入時期は2026年5月からで、当社から配信する正規メールに公式ロゴを表示する仕組みを順次適用します。
リリース冒頭には会社情報として「株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:小谷建夫)」が明記され、同社は2026年9月に創立45周年を迎えること、そして「いちばんチャレンジ」を合言葉に今後の活動を進める旨が記されています。導入は「いちばん革新的・最先端」な取り組みの一環として位置づけられています。
BIMI導入で変わる受信画面――仕組みと表示条件を整理する
BIMIは、送信ドメイン認証の仕組み(DMARC)を前提に、受信者のメールボックスに企業の公式ロゴを表示する仕組みです。ファミリーマートの正規メールには受信画面上に公式ロゴが表示されるようになり、専門知識がない受信者でも視覚的に「正当な送信元」であると判断しやすくなります。
表示される条件として、受信者側がBIMIに対応したメールクライアントを利用していることが必要です。リリースでは具体例としてGmailやYahoo!メールなどが挙げられており、iPhoneのメールアプリなど対応するメールソフトで表示される旨も記載されています。表示可否は利用するメールクライアントやその設定に依存します。
導入の対象と開始時期
導入時期は2026年5月から開始と明記されています。対象となるメールは、ファミマオンラインのメルマガをはじめとする当社ドメインから送信される全てのメールで、具体的には「@family.co.jp」ドメインおよびサブドメイン(例:@xxx.family.co.jp)から送信されるメールが該当します。
表示の可否は受信側の環境に依存するため、導入後も全ての受信者に同一の表示が出るわけではありません。メールソフトの対応状況により、公式ロゴが表示される場合と表示されない場合があります。
背景と技術的要件――なぜBIMIを導入するのか
ファミリーマートは、近年高度化・巧妙化しているなりすましメールの脅威に対応するため、メールセキュリティの強化を継続して実施しています。既に送信ドメイン認証技術であるDMARCを最高レベルのポリシー「Reject(受信拒否)」に設定し、不正なメールの遮断を徹底している点がリリースで強調されています。
BIMIの導入は、この強固なセキュリティ基盤に視覚的な信頼を付加するものであり、受信画面に公式ロゴを表示することで、受信者が直感的に正当性を判断できるようにすることを目的としています。視覚的に確認できることは、フィッシング対策としての効果も期待されます。
技術用語の解説と要件
リリースではBIMI以外にも関連技術や用語の説明が行われています。主要な用語とそれぞれの要点は以下の通りです。
- BIMI(Brand Indicators for Message Identification)
- 送信ドメイン認証(DMARC)を用いて送信者の正当性を確認し、受信側のメールボックスに企業の公式ロゴを表示する仕組み。視覚的な認証手段として利用される。
- DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)
- 自社ドメインを装った不正なメールを受信者に届けないための設定。ファミリーマートはポリシーを「Reject」に設定しており、不正な送信を受信させない運用を行っている。
- VMC(Verified Mark Certificate、企業ロゴ所有証明書)
- BIMIで表示するロゴが商標登録された本物のロゴであることを電子的に証明する証明書。ロゴ表示の条件の一つであり、GmailではVMCに基づく表示がある場合に青色のチェックマークが付与される。
BIMI導入で期待される効果と利用上の注意点
導入により受信者はメールを開封する前の段階で、視覚的に「ファミリーマートからの正規メール」であることを判断しやすくなります。これはフィッシング被害や詐欺メールに対する予防効果を高めることに寄与します。
ただし効果は受信者が使用するメールソフトやその設定状況、またVMCの取得状況などに依存するため、すべての受信者に等しく表示されるわけではありません。受信者側での対応状況により表示の有無が変わることに留意する必要があります。
- 主なメリット
- 公式ロゴの表示により一目で正当性を判断しやすくなる(GmailやiPhone等の対応アプリでの表示を想定)。
- GmailではVMCに基づく青色のチェックマークが表示され、送信者がロゴの正当な所有者であることが示される。
- DMARCを「Reject」に設定することで、不正なメールの配信を技術的に遮断する基盤が確立される。
- 主な留意点
- BIMI表示は受信側のメールクライアントの対応状況に依存するため、表示されないケースがある。
- ロゴ表示にはVMCの取得やDMARCの適切な設定が必須であり、継続的な運用と管理が必要である。
ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という企業理念のもと、地域に寄り添う取り組みを続けると併せて、メールセキュリティの強化を通じて顧客の安全性向上を図る方向性を示しています。リリース内の「いちばんチャレンジ」スローガンは、創立45周年に向けた活動方針として掲げられており、同社は「おいしい」「ちょっとおトク」「わくわく楽しい」「ステキが見つかる」「革新的・最先端」「環境にやさしい」「働きたい」「地域に愛される」という8つの分野での挑戦を継続していくとしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:小谷建夫) |
| リリース日時 | 2026年5月15日 09時00分 |
| 導入技術 | BIMI(Brand Indicators for Message Identification) |
| 導入開始時期 | 2026年5月〜 |
| 対象メール | 当社ドメイン(@family.co.jp)およびサブドメイン(@xxx.family.co.jp)から送信されるメール(ファミマオンラインのメルマガ等を含む) |
| 表示条件 | BIMIに対応したメールクライアントを利用している場合に表示(例:Gmail、Yahoo!メール、iPhone等の対応アプリ)。表示は受信側環境に依存。 |
| 必須要件 | DMARCを「Reject」に設定済みであること、VMC(企業ロゴ所有証明書)の取得等 |
| 期待される効果 | 受信画面での視覚的な信頼向上によりフィッシング等の被害抑止、受信者の安全・安心なメール利用環境の提供 |
| 参考情報 | 創立45周年に向けたスローガン「いちばんチャレンジ」、45周年特設サイト:https://www.family.co.jp/campaign/spot/2026_45th.html |
| 関連リンク(企業サイト) | https://www.family.co.jp/ |
以上は、株式会社ファミリーマートが公表したプレスリリースに基づく要点の整理です。導入は2026年5月から段階的に開始され、受信者のメール利用環境やメールクライアントの対応状況により表示の有無が生じる点が重要な留意事項として挙げられます。また、今回の導入は既存のDMARC運用(Reject)やVMC取得と合わせて実施されることが明示されています。