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渋谷発『母のウェルネスの日』レポ:8割が自分後回し

母のウェルネスの日

開催期間:5月7日〜5月10日

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母のウェルネスの日
母のウェルネスの日って何?
毎年5月第2日曜を「母のウェルネスの日」に定め、母の日を「健康を想う日」にアップデートする渋谷発のプロジェクト。展示や店舗連携、調査で気づきと行動のきっかけづくりを行います。
どうやって参加したりギフトをもらえるの?
2026年はMIYASHITA PARKで5/7〜5/10に展示、5/10はアンケート参加者に先着でギフト配布。JINNAN MARKETや渋谷のココカラファインでも周知。今後の参加情報は公式サイトで確認できます。

渋谷から発信する「母のウェルネスの日」――母の日を“母の健康を想う日に”にアップデート

一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉秀樹)は、2022年より推進するプロジェクト「わたしたちのウェルネスアクション」の一環として、毎年5月第2日曜日を「母のウェルネスの日」に制定し、母の日を母の健康を想う日にする活動を行っています。本リリースは2026年5月15日15時00分に発表され、今年は新たに「母のいい汗の日」が加わった点が特徴です。

この取り組みは渋谷区を拠点に、商業施設や店舗、地域イベントとの連携を通じて「母の健康」を多角的に推進することを目的としています。公式サイトは https://womens-wellness-action.com/hahanohi/ にて公開されています。

母自身の約8割が「自分のことは後回し」「母の日を、母の健康を想う日に。」母のウェルネスの日プロジェクト開催レポート 画像 2

プロジェクトの目的と成立背景

「わたしたちのウェルネスアクション」は、渋谷でのSOCIAL INNOVATION WEEKのトークセッションを経て2022年3月に発足しました。都市の多様な人々のアイデアを結集し、健康やウェルネスに関する情報発信・コミュニティ形成・調査・課題解決に向けた活動を行うことが基本方針です。

「母のウェルネスの日」は、母の日の持つ贈答文化に「母の健康を想う」という価値を併せることで、単なる感謝表現から具体的な健康支援や行動喚起へとつなげることを目指しています。2026年は「母のいい汗の日」を追加し、日常的に〈誰かのために汗をかく〉母たちを賞賛する取り組みを行いました。

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現地での取り組み — 展示・配布・店舗連携の具体施策

渋谷の各所で行われた現地施策は、来場者に直接メッセージを届けること、そして行動につながるきっかけを作ることに重点が置かれました。主な実施内容はMIYASHITA PARKでのパネル展示とギフト配布、渋谷駅周辺のドラッグストアでの周知、地域マーケットでのメッセージカード配布などです。

各施策は会期や配布方法、掲出ビジュアルなどが明確に設計され、参加者や通行者に対して広く気づきを促す工夫がなされました。以下に個別の実施内容を整理します。

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MIYASHITA PARKでのパネル展示・ギフト配布

実施期間は5月7日(木)〜5月10日(日)、場所はMIYASHITA PARK北2Fテラススペースです。プロジェクトの趣旨や想いを掲示したパネルを展示し、大切な人への想いを書き込めるメッセージカードを配布しました。

5月10日当日は、母のウェルネスの日アンケートに参加した来場者に対し、パートナー企業・ブランドの商品とメッセージカードを同封した「母のウェルネスの日ギフトバック」を先着で配布しました。施設内外のサイネージを活用したビジュアル掲出も行い、来館・通行者にもプロジェクトの思いを届けました。来場者からは、母の健康を改めて考えるきっかけになったとの声が寄せられています。

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ココカラファイン 渋谷駅周辺2店舗での周知

渋谷駅周辺のココカラファイン2店舗(渋谷サクラステージ店、渋谷宮下公園前店)では、店頭ファサードや店内POPを通じた周知と、レジでの母のウェルネスの日メッセージカード配布を実施しました。ドラッグストアという場を活かし、母の健康に関する商品に触れながら気づきから即時の行動へ導く仕掛けです。

店舗での展示やPOPは、買い物客に対して「母の健康」を考える導線を作ることを狙いとしており、物販との連動により具体的な支援行動(商品の購入など)へのハードルを下げる設計となっています。

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JINNAN MARKETでのメッセージカード配布

4月25日(土)〜26日(日)に渋谷区立北谷公園で開催された「JINNAN MARKET」では、来場者に母のウェルネスの日メッセージカードを配布しました。親子やカップルなど幅広い層にプロジェクトの意義を伝えることを目的とした取り組みです。

イベントでの配布は「母の健康を想うきっかけづくり」に重きを置き、会場での直接の接点を通じて地域に浸透させる役割を果たしました。

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調査が示した現状と課題 — 母と周囲の認識ギャップと優先すべき対策

本プロジェクトでは、母自身とその周りの家族・パートナーそれぞれの認識を把握するために2つの調査を実施しました。調査結果は「母の健康意識は高いが、行動に移すための環境が不足している」という重要な示唆を与えています。

以下に調査方法、結果、分析を具体的に示します。数値はイベント実施中およびその直後に集計されたものです。

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家族・パートナーから母への健康意識調査(来場者調査)

調査方法:2026年5月7日〜10日の4日間、MIYASHITA PARKテラススペースにて実施。回答数はn=435です。この調査は来場者が現地で回答したもので、母の休養やサポート行動に関する認識を中心に尋ねています。

主要結果は以下の通りです。

  • 「お母さんは十分に休めていると思いますか?」(10段階評価): 1〜4(思わない寄り)が約48.6%、7〜10(思う寄り)が約32.6%。
  • 「普段から行なっているお母さんへのサポートはありますか?」(複数回答可): 最多は「こころ(感謝を伝える、話を聞く、共感する)」147件、次いで「特別感(ギフトを送る、一緒に外食など)」126件。

調査では、家族・パートナー側には母への気遣いや感謝表現は多いものの、時間的支援や回復を促す具体的アクション(家事の代行や休息の確保、役割分担など)は相対的に少ないことが示されました。

想定されるサポートのカテゴリ
時間:家事・育児を代わる/回復:休むことを勧める、マッサージ等/こころ:感謝を伝える、話を聞く/改善:役割分担、仕組み見直し、家事代行の利用/からだ:一緒に運動する/食:健康食品の提案/特別感:ギフトや外食等
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母自身の健康意識調査(QR回答)

調査方法:母のウェルネスの日メッセージカード掲載のQRコードから回答を募り、集計は2026年5月12日時点。回答数はn=213です。母自身が感じる日常の不足や意向について尋ねています。

主要結果は以下の通りです。

  • 「自分のことは後回しになっていると思いますか?」: 「後回しになっている(かなり+やや)」が76.5%。
  • 日常で最も不足しているもの(複数選択可): 「心の余裕」121件、「体力」100件、「睡眠」99件、「時間」91件。心身のエネルギー全般に不足感が広がっています。
  • 今後、自分の健康のために何か始めたいか: 「すぐに始めたい」45%、「機会があれば」51%。「始めたい意識がある人(すぐ+機会があれば)」は96.7%。

この結果から、母たちは健康への意識・意欲は高い一方で、実行に移すための時間的余裕や回復手段、心の余裕が足りない状況であると解釈できます。家族・パートナー側も具体的なサポートまで踏み込めていないため、両者の間に約3割の意識ギャップが確認されました。

プロジェクト側のまとめとしては、必要なのは単なる啓発ではなく、「健康のために実行できる環境設計」であることが可視化されたとされています。

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実施概要、協賛・協力体制と組織の位置づけ

本プロジェクトの主催は渋谷未来デザイン(わたしたちのウェルネスアクション)で、協賛・協力体制や連携プロジェクトも多数組まれています。都市のオープンイノベーションを志向する同団体のネットワークを活かした実施体制です。

以下に主催・協賛・協力、後援や連携プロジェクトの一覧を示します。

区分 名称
主催 渋谷未来デザイン(わたしたちのウェルネスアクション)
協賛パートナー カバヤ食品株式会社(塩分チャージ)
協力パートナー 三井不動産株式会社、東急不動産株式会社、花王株式会社(ピュオーラ)、株式会社コラントッテ、株式会社ニューバランスジャパン
メディアパートナー 株式会社主婦の友社
後援 渋谷区教育委員会、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人シブタン
連携プロジェクト・イベント いい汗、渋谷。アクション、JINNAN MARKET

プロジェクトのルーツは2021年のSOCIAL INNOVATION WEEK内のトークセッションであり、2022年3月に正式発足しました。渋谷未来デザインはダイバーシティとインクルージョンを基盤とし、渋谷に集う多様な人々のアイデアを横断的に活用して社会課題の解決策をデザインする組織です(詳細: https://fds.or.jp/)。

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関連リンクと問い合わせ先

「母のウェルネスの日」プロジェクトの詳細は専用ページで確認できます。https://womens-wellness-action.com/hahanohi/

渋谷未来デザインのプロジェクト紹介ページは https://womens-wellness-action.com/ にて公開されています。

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本記事の要点まとめ

以下の表は、本記事で取り上げた「母のウェルネスの日」プロジェクトに関する主要情報を整理したものです。開催日程、実施内容、調査結果、協力体制を一目で確認できます。

項目 内容
発表日 2026年5月15日 15:00
主催 一般社団法人渋谷未来デザイン(わたしたちのウェルネスアクション)
目的 母の日を「母の健康を想う日」にし、母のウェルネス(健康意識・実行環境)を向上させる
主な実施場所・日程 MIYASHITA PARK(5月7日〜10日、ギフト配布は5月10日)、JINNAN MARKET(4月25日〜26日)、ココカラファイン渋谷2店舗(期間中)
新設された日 「母のいい汗の日」(2026年より追加)
調査(家族・パートナー) 実施:5月7日〜10日、場所:MIYASHITA PARK、n=435。
結果:お母さんは十分に休めていないと思う(1〜4)約48.6%、普段のサポートは感謝表現や特別感が中心
調査(母自身) 実施:QR回答、集計5月12日時点、n=213。
結果:「自分のことは後回し」76.5%。不足感:心の余裕121、体力100、睡眠99、時間91。健康を始めたい意欲96.7%
協賛・協力等 協賛:カバヤ食品(塩分チャージ)。協力:三井不動産、東急不動産、花王(ピュオーラ)、コラントッテ、ニューバランスジャパン。メディア:主婦の友社。後援:渋谷区教育委員会、渋谷区観光協会、シブタン。
関連サイト https://womens-wellness-action.com/hahanohi/https://womens-wellness-action.com/

本稿では、渋谷未来デザインが実施した「母のウェルネスの日」プロジェクトの目的、現地施策、調査結果、協力体制を整理して報告しました。調査は母側と周囲の間に認識のズレがあることを示し、単なる意識啓発ではなく行動につながる環境設計の必要性が確認されました。今後も地域や企業との連携により、母の健康を支える具体的な仕組みづくりが重要である点が浮き彫りになっています。