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5/26公開|万博メガブロックがよみがえる150m壁画『ザ・ループ』

ザ・ループ完成披露式典

開催日:5月26日

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ザ・ループ完成披露式典
ザ・ループって何?
大阪・関西万博の基礎コンクリート220個を素材に、KACがスプレーで彩った全長約150mのミューラルアート。ネスタリゾート神戸の新エリアに設置され、5月26日に公開・完成披露される予定だよ。
5月26日の式典は誰でも見られるの?
作品は園内で常時観覧可能になる予定。ただし5月26日の完成披露式典は第一部が公的行事、第二部は関係者・メディア向けのレセプションで、内容は変更される可能性があるよ。

ネスタリゾート神戸に刻まれた万博の記憶:巨大ミューラルアート「ザ・ループ」完成披露

兵庫県三木市のネスタリゾート神戸は、2026年5月26日(火)にミューラルアート作品レガシーウォール「ザ・ループ」の公開と完成披露式典を行うと発表しました(プレスリリース日:2026年5月15日 10:03)。本作は2025年大阪・関西万博で使用されたルクセンブルクパビリオンの基礎コンクリートメガブロックを素材に、ミューラルアーティストのKAC(ケエシ)氏が手掛けた全長約150メートルの大規模壁画です。

ネスタリゾート側は本プロジェクトを、開業10周年のブランドコンセプト「ARC(Adventure/Regeneration/Co-Creation)」のうち「再生・循環」と「国際共創」を体現する取り組みと位置付けています。万博会場から引き継いだ素材に色彩を与え、公共空間に新たな文化的価値を付与する試みとして注目されます。

巨大壁画アート:万博レガシーウォール「ザ・ループ」5月26日、ネスタリゾート神戸で完成披露式典を挙行 画像 2

作品の現地設置と見学について

作品はネスタリゾート神戸内の新エリア「SUNRISE ROAD(サンライズ・ロード)」に設置され、一般来園者が随時観覧できるようになる予定です。壁面は来園者が傍らを歩き、触れ、佇んで鑑賞することを前提としたスケールと設計になっています。

コンクリートの原形を留めたメガブロックが連なり、それぞれにKACのスプレーペインティングが施されることで、長さ約150メートル・高さ約1.6メートルの連続する地平線のような壁面が形成されます。作品内の色彩は「世界の安寧を願う祈り」として位置付けられています。

巨大壁画アート:万博レガシーウォール「ザ・ループ」5月26日、ネスタリゾート神戸で完成披露式典を挙行 画像 3

完成披露式典の構成と出席者

完成披露式典は2026年5月26日(火)に二部構成で開催されます。第一部は11:00から12:00にネスタリゾート神戸第2駐車場「THE LOOP」前で行われ、第二部は12:30から14:00にホテル ザ・ネスタ&スパ内カメリアホールでレセプションパーティー及びメディア懇親会が予定されています。

第一部の式典に出席する主な人物は次の通りです(敬称略)。

  • ダニエル・ザール(大阪・関西万博ルクセンブルクパビリオン館長)
  • KAC(ミューラルアーティスト)
  • 仲田 一彦(兵庫県三木市長)
  • 田中 淳(株式会社ネスタリゾート神戸 代表取締役)
  • ミャクミャク(出演・参加表記として記載)

式典のプログラムは以下の通り組まれています。

  1. 開会
  2. 出席者紹介
  3. 出席者ごあいさつ
  4. ペイントパフォーマンス
  5. 撮影・取材
  6. 閉会

第二部では関係者・メディアが集う場としてレセプションパーティーおよび懇親会が行われます。式典・パーティーのスケジュールは現時点での予定であり、変更される可能性がある点も併記されています。

巨大壁画アート:万博レガシーウォール「ザ・ループ」5月26日、ネスタリゾート神戸で完成披露式典を挙行 画像 4

素材と設計思想:ルクセンブルクパビリオンの遺産を活かすアップサイクル

「レガシーウォール『ザ・ループ』」は、大阪・関西万博ルクセンブルクパビリオンで基礎に使用されたコンクリートメガブロック全220個を土留めとして再利用し、KACによるスプレーペインティングで仕上げた作品です。各ブロックは1個あたり約2.4トン、総重量は約540トンに及びます。

日本国内では通常、使用済みの基礎コンクリートは破砕され再生骨材として処理されることが多く、いわゆる「ダウンサイクル」が一般的です。本プロジェクトは素材の形状をほぼそのまま維持して移送・再配置し、芸術的価値を付加する「アップサイクル」を選択しました。このアプローチは破砕・再加工に伴うCO₂排出や粉塵発生を抑え、輸送距離も短くすることで環境負荷を抑制しています。

ルクセンブルクパビリオンの循環設計

ルクセンブルクパビリオン自体は「サーキュラー・バイ・デザイン」の考え方を採用し、解体や再利用を前提に設計されていました。モジュール設計やドライジョイント施工により、膜屋根・外装パネル・鉄骨構造・基礎コンクリートに至るまで部材の再利用が計画されています。

具体的には以下のような二次利用が進められています。

膜屋根
大阪のMondo Designがバッグ・小物に加工
外装パネル
京都の企業がコンクリート型枠として再利用
鉄骨構造
2028年に大阪府交野市でコミュニティスペースへ転用予定
基礎コンクリートメガブロック(220個)
ネスタリゾート神戸にて本作品として再生(本プロジェクト)

このように、万博の会期終了後も部材を日本国内で第二の用途に活かす取り組みが具体化しています。プロジェクトは万博の記憶を物理的かつ文化的に継承する一例です。

KACの表現と作品の鑑賞ポイント

本プロジェクトのアーティストはミューラルアーティストのKAC(ケエシ)です。KACは「目」をモチーフにした表現を一貫して用い、都市の壁面を舞台に国際的に多数の大型作品を手掛けてきました。作品の「目」は顔の造形を意味するのではなく、観る者自身の内面を映す鏡として機能すると位置付けられています。

KACの主な活動実績として、通天閣や神戸での壁画制作、アスリートの壁画制作(adidas阿部一二三選手)、King Gnuのドームツアー公式グッズデザイン、ART FAIR TOKYOやKiaf SEOULへの出展などが挙げられます。ジャンルや空間を越えて作品を展開してきた経験が、本プロジェクトの過酷な屋外条件(全長約150メートル・高さ1.6メートル)に適した技術として結実しています。

鑑賞の視点

来園者は壁の前を歩きながら各ブロックのテクスチャーや色の重なり、モチーフとしての「目」の表現を間近で体感できます。作品は「見上げる」ものではなく、人と同じ大地の上に立つものとして設計されており、触れることが許される造作の部位も含まれます。

KACのInstagramアカウントは@kac_oneで、制作過程や他の作品例を確認することができます。

要点の整理と基本情報

以下の表は、本記事で取り上げた重要情報を整理したものです。式典日時、作品の規模、使用素材、出席者、関連ウェブサイトなど、主要な項目を網羅しています。

項目 内容
公開・完成披露式典日 2026年5月26日(火)
式典スケジュール(第一部) 11:00–12:00(ネスタリゾート神戸第2駐車場「THE LOOP」前)
レセプション(第二部) 12:30–14:00(ホテル ザ・ネスタ&スパ内 カメリアホール)
出席予定者 ダニエル・ザール(館長)、KAC(アーティスト)、仲田 一彦(三木市長)、田中 淳(ネスタリゾート代表)、ミャクミャク
作品名 Expo 2025 Legacy Wall “THE LOOP”(レガシーウォール「ザ・ループ」)
素材 大阪・関西万博ルクセンブルクパビリオンの基礎コンクリートメガブロック220個
規模 全長約150m、最大高さ約1.6m、220個(1個約2.4トン、総重量約540トン)
設計思想 サーキュラー・バイ・デザインの精神に基づくアップサイクル(素材の再配置と芸術化)
アーティスト KAC(ミューラルアーティスト)/Instagram:@kac_one
ネスタリゾート神戸について 兵庫県三木市の大自然型リゾート。2016年開業。敷地約230万㎡(甲子園球場約60個分)。ARCビジョン(Adventure・Regeneration・Co-Creation)を掲げる。公式サイト:https://nesta.co.jp
参考ウェブサイト https://expopavilion.lu(ルクセンブルクパビリオン)/https://nesta.co.jp(ネスタリゾート神戸)
著作表記 © GIE Luxembourg @Expo 2025 Osaka(ルクセンブルクパビリオン関連)

本件は万博会期終了後に設計段階から再利用を見据えたルクセンブルクパビリオンの方針と、ネスタリゾート神戸が進める「再生・循環」「共創」という理念が具体的に結びついた事例です。素材の移送と再配置、アーティストによる作品化を通じて、物理的な遺産が新しい文化的文脈をまとって次世代へと引き継がれます。

式典・公開に関する情報は発表時点での予定であり、今後変更される可能性があります。詳細はネスタリゾート神戸の公式サイト(https://nesta.co.jp)およびルクセンブルクパビリオン公式サイト(https://expopavilion.lu)を参照してください。