5月22日開業|元コンビニ再生の一棟貸し宿 NEXUS函館
ベストカレンダー編集部
2026年5月19日 07:55
NEXUS HOTEL函館開業
開催日:5月22日
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元コンビニを一棟貸しの宿に再生──函館・宝来町に「NEXUS HOTEL函館」開業へ
松本産業株式会社(本社:宮城県石巻市、代表取締役社長:松本幸男)は、函館エリアにおいて宿泊特化型ホテル「NEXUS HOTEL函館」を2026年5月22日より開業し、同日より宿泊予約を開始します。今回の取り組みは、かつてコンビニエンスストアとして利用されていた建物を、一棟貸しの宿泊施設として再生したプロジェクトです。
本件は、遊休不動産を単なる負債ではなく収益資産へと転換する新たなモデルケースとして位置づけられており、地方都市で増加する空き店舗問題に対する実務的な解決策を示すものです。2026年5月18日付の発表資料には、施設の仕様や周辺環境、地域連携の取り組みなどが詳述されています。
開業日時と基本情報の確認
正式な開業日は2026年5月22日で、同日から予約受付を開始します。施設名称はNEXUS HOTEL函館、所在地は北海道函館市宝来町23-1です。専有面積は166.40㎡、宿泊可能人数は最大12名となっています。
PR動画および予約サイトも公開されています。PR動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=ibr6L71dZUw、予約サイトはhttps://www.airbnb.jp/rooms/1675698314322268746?source_impression_id=p3_1778723230_P3a9x9iuo3-dC-FFです。運営代行は株式会社羅針盤が担当します。
建築と設計:元コンビニ構造を活かした空間設計
本施設は元コンビニエンスストアの建物構造を活かすことで、通常の宿泊施設では得難い広い動線とワンフロアの開放感を実現しています。フラットな床設計とゆとりある通路によって、車椅子利用者を含めた多様なゲストが快適に移動できる点を重視した設計です。
また、路面店特有の構造を利用し、駐車スペースから客室までの動線を最短化する設計を採用しています。荷物の多い旅行者や高齢者にも配慮した「車を降りてすぐ客室」という新しい宿泊体験を提供する点が特徴です。
内部機能と設備の詳細
室内にはキッチン設備を備え、函館の食材を使った自炊や共同調理ができるようになっています。浴室は旅の疲れを癒す大きな浴槽を有する浴室のほか、2つのシャワールームを完備しています。
洗面設備については、広いスペースを確保した洗面所のほかに2箇所の洗面所を追加で設置しており、最大12名のグループ滞在でも混雑しにくい設計としています。寝室は3室を用意し、複数家族やグループでのプライバシーを確保する構成です。
- 床面/動線:フラット設計、広い通路で車椅子対応
- 客室構成:一棟貸し、寝室3室、最大12名対応
- 衛生設備:大浴室+シャワールーム2室、洗面所3箇所(広い洗面所1箇所+追加2箇所)
- 共用設備:キッチン(函館食材での調理が可能)
周辺環境と地域連携による滞在体験
NEXUS HOTEL函館は函館の観光スポットにほど近い立地にあり、観光と静けさを両立する滞在拠点として位置づけられています。函館市電「宝来町」停留所まで徒歩約4分(約240m)、金森赤レンガ倉庫まで徒歩約10分(約700m)という利便性を有しています。
函館山ロープウェイ乗り場へは徒歩約12分(車で約5分)、函館駅へは車で約7分、五稜郭公園へは車で約15分と、市内主要エリアへの移動もスムーズです。市電を使った移動では函館らしい街並みや港町の雰囲気を体験できる点にも触れられています。
ローカルとのつながりを生む取り組み
ホテルは地域との連携を滞在の価値として位置づけ、宝来町周辺に点在する地元の寿司店やジンギスカン店、クラフトビールを提供するバーとの接点を設けています。宿泊者が観光名所を巡るだけではなく、地域で継続して営まれている店や人々の営みに触れられる体験を重視しています。
具体的には宿泊者向け特典「NEXUS Guest Privilege」を用意し、徒歩圏内の地元オーナーが運営するクラフトビールバー「BAR hanabi」(所在地:北海道函館市宝来町34-1蔵)にて、チェックイン後の時間帯に1杯目のクラフトビールを特別価格で提供します。通常900円のところを600円で提供する施策により、街へ足を運ぶきっかけをつくります。
- NEXUS Guest Privilege
- 宿泊者限定で、地元バーでのクラフトビール1杯目を通常900円→特別価格600円で提供
- 提携店舗
- BAR hanabi(北海道函館市宝来町34-1蔵)など、地元店との連携を実施
プロジェクトの社会的意義と運営体制
本プロジェクトは、人口減少やライフスタイルの変化で増加する空き店舗問題に対し、用途転換と収益モデルの再設計を通じて資産価値を転換する実践例を示すことを目的としています。商業用途から宿泊用途へのコンバージョンは地方での事例がまだ多くないため、新たな不動産活用モデルとして期待されています。
松本産業の代表、松本幸男氏は発表で、地方にはまだ活かしきれていない建物が多く存在すると述べ、本プロジェクトを含め既存建物の用途変更を通じてNEXUS HOTELを展開してきたこと、観光地を単に消費するのではなく、街に滞在する価値を大切にしたいという考えを表明しています。
設計・施工・運営の担当
本施設の設計は株式会社スギタデザイン(杉田有氏)が手掛け、施工は株式会社岩崎工務店(野村不動産函館株式会社)が担当しました。インテリアは合同会社Olo(鈴木琢人氏)が担当し、映像制作は映伝(谷下直紀氏)が行っています。
運営代行は前述の通り株式会社羅針盤が担当します。これらの専門チームにより、建物のコンバージョンから滞在者向けの体験設計、広報用の映像制作まで一貫した体制でプロジェクトが進められています。
施設と会社情報の要点整理
以下の表は本記事で取り上げた「NEXUS HOTEL函館」の主要情報と、松本産業株式会社の会社情報を整理したものです。開業日、所在地、面積、収容人数、予約先URL、PR動画、設計・施工・インテリア・映像制作・運営代行の担当者名など、プレスリリースに含まれるすべての情報を網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | NEXUS HOTEL函館 |
| 所在地 | 北海道函館市宝来町23-1 |
| 専有面積 | 166.40㎡ |
| 宿泊人数(最大) | 12名 |
| 開業日 | 2026年5月22日(予約同日開始) |
| アクセス(主な目安) | 函館市電「宝来町」停留場 徒歩約4分(約240m)、金森赤レンガ倉庫 徒歩約10分(約700m)、函館山ロープウェイ 徒歩約12分(車約5分)、函館駅 車約7分、五稜郭公園 車約15分 |
| 主要設備 | キッチン、広いリビング、大浴室+シャワールーム2室、洗面所(広い洗面所1+追加2箇所) |
| Guest Privilege | BAR hanabi(北海道函館市宝来町34-1蔵)でクラフトビール1杯目を通常900円→600円 |
| PR動画 | https://www.youtube.com/watch?v=ibr6L71dZUw |
| 予約サイト | https://www.airbnb.jp/rooms/1675698314322268746?source_impression_id=p3_1778723230_P3a9x9iuo3-dC-FF |
| 設計 | 株式会社スギタデザイン(杉田有氏) |
| 施工 | 株式会社岩崎工務店(野村不動産函館株式会社) |
| インテリア | 合同会社Olo(鈴木琢人氏) |
| 映像制作 | 映伝(谷下直紀氏) |
| 運営代行 | 株式会社羅針盤 |
| 事業者 | 松本産業株式会社(所在地:宮城県石巻市大街道西一丁目6番2号) |
| 会社事業内容(抜粋) | 不動産管理業、不動産賃貸・仲介、投資助言・代理、第二種金融商品取引業、コインランドリー、住宅宿泊事業、旅館業 |
| 会社URL | https://ms-i.co.jp/ |
発表内容は以上のとおりです。松本産業はこれまで居住用建物や雑居ビル、元エステサロンなどを用途変更してNEXUS HOTELを展開してきた実績があり、函館プロジェクトもかつて地域の生活を支えていた建物に新たな機能を与える取り組みの一環として位置づけられています。宿泊というかたちで地域の営みと接続する滞在拠点として、今後の運用が注目されます。