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ヤエチカで始動、遊休資産を循環化する『遊休マーケット』実証

遊休マーケット実証

開催期間:5月11日〜6月30日

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遊休マーケット実証
遊休マーケットって何をするサービスなの?
社内の余った備品を写真でデジタルカタログ化し、他拠点で再利用できるプラットフォーム。AIで出品支援や経済性判定、GHG算出を行い、調達・廃棄コストとCO2削減の効果を検証する実証をヤエチカで実施しています。
現場の手間は増えるの?
基本は負担を増やさない設計で、スマホ撮影でAIが出品を補助します。出品作業時間や精度を実証で計測し、現場負担の軽減効果を定量的に検証する運用です。

ヤエチカの現場から見えた「隠れた資産」を可視化する取り組み

PAX TOPOLOGY株式会社は、2026年5月19日10時10分に、八重洲地下街(通称:ヤエチカ)における警備・清掃現場の備品在庫を対象に、社内の遊休資産を可視化して再利用を促進する資源循環経営プラットフォーム「遊休マーケット」の実証実験を開始したと発表しました。発表では、ヤエチカに常駐する警備業務を担う八重洲サービス株式会社と、清掃業務を担う東京プラーザ・サービス株式会社の二社と共同で行う旨が明記されています。

背景には、広大な地下街や商業施設のバックヤードで散在する清掃用具や警備用品、事務所備品などがどこにどれだけ存在するか把握できないために、新規調達や廃棄が発生しやすいという問題があります。実証はこれらの「誰が・何を・どれだけ持っているか不明」な状況を解消し、調達コストや廃棄コストの削減効果を検証することを目的としています。

東京駅「ヤエチカ」の清掃・警備現場で、サーキュラーエコノミーを推進する『遊休マーケット』の実証実験を開始 画像 2

現場が抱える課題の詳細

商業施設や地下街の維持管理現場では、清掃用具、警備用保安用品、バックヤードの什器といった備品が多種多様に存在します。拠点が分散しているため、現場担当者間で在庫の可視化・共有ができていないと、同一品目を重複購入したり、廃棄されたりする無駄が生じます。

この実証では、そうした「隠れた資産」をデジタルカタログ化して現場間で流通させることで、固定資産を流動化し、バックヤードを単なるコストセンターから価値を生む分散型倉庫へと変えることを目指します。

  • 対象エリア:ヤエチカ(八重洲地下街)内の複数清掃・警備拠点および関連バックヤード
  • 対象アイテム:清掃用具(ポリッシャー、高圧洗浄機、掃除機等)、警備・保安用品(カラーコーン、制服、案内看板等)、事務所備品(パイプ椅子、ロッカー等)
  • 共催・協力:八重洲サービス株式会社/東京プラーザ・サービス株式会社
東京駅「ヤエチカ」の清掃・警備現場で、サーキュラーエコノミーを推進する『遊休マーケット』の実証実験を開始 画像 3

遊休マーケットの仕組みと主要機能

『遊休マーケット』は、組織内に存在する遊休資産をデジタル上でカタログ化し、内部で再利用される仕組みを提供するプラットフォームです。ECサイトに似た直感的な検索・発見のインターフェースを備え、現場担当者は「社内から調達する方が新品を買うよりも速くて楽」という新たな調達体験を得られます。

プラットフォームは、AI支援の出品サポートや経済性判定、GHG(温室効果ガス)削減量の算出機能を備えることで、単に在庫を見える化するだけでなく、取引の妥当性と環境インパクトまでを評価します。

東京駅「ヤエチカ」の清掃・警備現場で、サーキュラーエコノミーを推進する『遊休マーケット』の実証実験を開始 画像 4

主要な機能(3点)

以下の三つの特徴が、実証で重点的に検証されます。

  1. フリクションレス・マーケットプレイス:企業が保有する様々な資産をデジタルカタログ化し、画像認識技術をはじめとするAIによる出品サポート機能で現場の作業負荷を軽減します。写真撮影で自動入力を補助する仕組みが含まれます。
  2. AI経済性判定:アイテムごとの損益分岐点を学習し、「運搬すべきか」「廃棄すべきか」といった判断を自動化します。経済合理性を欠く再利用取引は自動的にブロックされるため、無駄な流通を抑制します。
  3. GHG排出削減量算出:遊休マーケットの利用によって回避したCO2排出のうちScope 3(Category 1, Category 5)に該当する数値を自動計算し、環境インパクトを定量化します。
操作性
現場担当者がスマートフォンやタブレットで写真を撮って出品し、社内の他拠点が検索・リクエストできる設計です。
データ連携
既存の施設管理システムや在庫管理システムとの連携を想定し、カタログデータをAPI経由で連携することが可能です。
東京駅「ヤエチカ」の清掃・警備現場で、サーキュラーエコノミーを推進する『遊休マーケット』の実証実験を開始 画像 5

実証実験のスケジュール、検証項目、参加企業の役割

本実証は2026年5月11日から2026年6月30日までの約2か月間にわたって実施されます。対象は地下街の清掃・警備拠点や関連バックヤードで、現場倉庫に保管される清掃用具、警備用品、事務所備品が主な対象アイテムです。

検証では、在庫備品資材のデジタルカタログ化オペレーション、複数拠点間における遊休資産の出品・調達プロセスの効率化(探索・調整コストの削減)、新規調達費および廃棄費用の削減金額の算出を行います。

実証の具体的な検証項目

運用面および定量評価の両軸で検証が行われます。運用面では出品作業の所要時間、出品精度、担当者によるユーザビリティ評価を取得します。定量評価では、同一品目の重複購入削減、廃棄量の削減、調達コストの削減額を算出します。

さらに、プラットフォームが算出するGHG削減量の信頼性や、AI経済性判定が適切に取引をブロックするかどうかも評価項目に含まれます。これらの結果は、後の水平展開や他施設への導入判断に用いられます。

  • 実施期間:2026年5月11日〜2026年6月30日(約2か月)
  • 実施場所:ヤエチカ内の清掃・警備拠点および関連バックヤード
  • 対象アイテム:ポリッシャー、高圧洗浄機、掃除機、カラーコーン、制服、案内看板、パイプ椅子、ロッカー等
  • 検証内容:デジタルカタログ化オペレーション、拠点間流通プロセスの効率化、新規調達・廃棄費用の削減金額算出、GHG削減量の検証

参加各社の役割とプロフィール

PAX TOPOLOGY株式会社はプラットフォーム提供およびデータ解析、運用設計を担当します。代表取締役CEOは奥村 拳で、法人向けサーキュラーエコノミー事業を行うスタートアップとして2025年に設立されました。

八重洲サービス株式会社は警備業務を通じて現場の運用面での協力、現場の在庫情報提供や運用オペレーションの検証を担います。1962年設立、代表者は勝瀬 通久です。

東京プラーザ・サービス株式会社は清掃業務の現場協力を行い、清掃用具の在庫情報提供や運用フィードバックを行います。1966年設立、代表者は同じく勝瀬 通久です。両社はヤエチカの長年にわたる現場知見を持ち、現場負担軽減や品質向上に向けたシステム導入を推進しています。

PAX TOPOLOGY株式会社
代表者:奥村 拳/設立:2025年/所在地:東京都渋谷区/事業内容:法人向けサーキュラーエコノミー事業/URL:https://pax-topology.com/
八重洲サービス株式会社
代表者:勝瀬 通久/設立:1962年/所在地:東京都中央区/事業内容:警備業・サービス業/URL:https://www.yaesu-tokyoplaza.com/
東京プラーザ・サービス株式会社
代表者:勝瀬 通久/設立:1966年/所在地:東京都中央区/事業内容:清掃業・サービス業/URL:https://www.yaesu-tokyoplaza.com/

検証結果の活用と問合せ先、実証の要点整理

発表資料では、本実証で得られるデータと運用ノウハウをもとに、関連各所への水平展開や他の大規模商業施設、ビルマネジメント企業へのサービス提供を加速させる意図が示されています。遊休マーケットを通じてバックヤードの資産が流動化されれば、施設管理のコスト構造と環境負荷の両面で改善が期待されます。

発表には、検証で得られる具体的な指標や運用改善点が後工程の導入判断に用いられること、並びにプラットフォームがScope 3に該当するGHG削減量を自動算出する仕組みを持つことが明記されています。

問い合わせ先

本件に関する問い合わせは、PAX TOPOLOGY株式会社 広報担当までメールで受け付ける旨が案内されています。連絡先は以下の通りです。

Email:pr@pax-topology.com
お問い合わせフォーム:https://pax-topology.com/contact

項目 内容
発表社 PAX TOPOLOGY株式会社(代表:奥村 拳)
発表日時 2026年5月19日 10時10分
実証期間 2026年5月11日〜2026年6月30日(約2か月)
実施場所 八重洲地下街(ヤエチカ)の清掃・警備拠点および関連バックヤード
対象アイテム 清掃用具(ポリッシャー、高圧洗浄機、掃除機等)、警備・保安用品(カラーコーン、制服、案内看板等)、事務所備品(パイプ椅子、ロッカー等)
主な検証項目 デジタルカタログ化のオペレーション、拠点間出品・調達プロセスの効率化、新規調達・廃棄費用の削減金額、GHG削減量の算出
プラットフォーム機能 フリクションレス出品(AI出品支援)、AI経済性判定、GHG排出削減量算出
参加企業 PAX TOPOLOGY株式会社、八重洲サービス株式会社、東京プラーザ・サービス株式会社
問合せ pr@pax-topology.com/https://pax-topology.com/contact
関連リンク https://pax-topology.com/uq_market

以上が本実証実験の要点と参加企業、検証項目の整理です。発表内容は、ヤエチカという大規模で分散した現場における遊休資産のデジタル化と流通の可能性を検証することに重点が置かれており、得られた知見は他の商業施設やビル管理領域へ展開される予定です。問い合わせはPAX TOPOLOGY株式会社広報まで案内されています。