5/30開催 ビタミンちくわ復活の日〜防災フェスin大町
ベストカレンダー編集部
2026年5月19日 15:53
ビタミンちくわ防災フェス
開催日:5月30日
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能登半島地震が刻んだ記憶と「ビタミンちくわ復活の日」の成立経緯
スギヨが制定した記念日「スギヨのビタミンちくわ復活の日」は、能登半島地震を契機に生まれたものだ。地震で被災した工場の復旧に対する支援に感謝し、復興への歩みを忘れないために、地震から約5か月後の2024年6月1日に販売を再開したことをきっかけとしてこの日が記念日に登録された。
同社は記念日制定に伴い昨年、長野県大町市で「スギヨのビタミンちくわ復活の日~リバイバルフェス~」を実施し、支援への感謝を形にしている。今年は2026年4月に長野県大町市で震度5強の地震が発生したことを受け、防災をテーマに改めて記憶と備えを両立させる機会として「~防災フェス~」を開催する。
工場被災の具体的状況として、天井の崩落、壁の剥がれ、機械の倒壊、地面の亀裂などが発生し、主力商品の復帰までに約半年を要した。地震発生から2年半近く経過した時点でも、工場の解体や生産ラインの移設などの影響が続いている。
震災からの道のりはスギヨ自身がnoteでまとめており、復旧過程や支援の記録を公開している。被災と復旧の歴史が、記念日の制定や地域との連携イベントの背景にある。
長野県大町市での「ビタミンちくわ復活の日〜防災フェス〜」開催概要
開催日は2026年5月30日(土)、時間は10:00から14:00まで、会場は森の休息(長野県大町市大町2551)で実施される。昨年行ったリバイバルフェスを踏まえ、今年は防災をテーマに講座・販売・調理体験・交流会を組み合わせた構成となっている。
イベントの目的は、地震での被災経験と復興支援の記憶を風化させないことに加え、地域で発生した震度5強相当の地震を受けて地域住民や来場者が防災を具体的に学び、体験できる機会を提供する点にある。
| 日時 | 2026年5月30日(土)10:00-14:00 |
|---|---|
| 会場 | 森の休息(長野県大町市大町2551) |
| 主なプログラム |
|
販売会では、大町西小共同開発の「能登の太陽 ビタミンちくわカレー」や、石川県立看護大学共同開発の「Hotでホッとな 防災おでん〜いつでも おでん たべまっし〜」が並ぶ予定で、来場者はその場で購入できる。
調理体験は先着10名の定員が設定されているため、参加希望者は当日の受付状況に注意が必要だ。防災講座は日本防災士会長野県支部長によるもので、実践的な備えについて学べる内容が予定されている。
大町市との歴史的結びつきと商品開発の経緯
スギヨと長野県大町市の縁は黒部ダムの建設当時に遡る。当時の建設宿舎で提供された「ビタミンちくわカレー」が人気を博したことが関係の始まりとなり、その後も食育授業や応援フェアなどを通じて両者の連携が続いた。
具体的には、2022年に大町市で初めて食育授業「ビタミンちくわの謎を解こう」を実施。能登半島地震後は大町市主催の「黒部ダム&ビタミンちくわ応援フェア」により、市内の飲食店でビタミンちくわメニューが一斉提供されるなど、市とスギヨの関係は地域振興と復興支援の両面で継続している。
児童や大学と連携した商品の開発経緯も明確だ。2023年の食育授業を受けた大町西小の児童らが、復興支援の一環として大町市とゆかりのあるレトルト商品作りを企画した。完成品は2026年3月の閉校前にお披露目され、2026年4月に発売開始。発売後は出荷先が拡大し、長野県や石川県などで取り扱いが増えている。
また、石川県立看護大学との共同開発により、災害時の利便性を考慮した防災おでん商品も開発されている。これらの取り組みは、被災地支援と地域連携、災害時の食提供という多面的な目的を持つ。
スギヨの企業概要、震災からの歩み、問い合わせ先と記事要点の整理
スギヨは能登・七尾で魚商を営んだ杉野屋与作に始まり、明治期に練り製品の製造を開始した企業である。1952年にはサメを使った「ビタミンちくわ」を発売し、1972年には世界初のカニカマ「かにあし」を開発するなど、練り製品の歴史を築いてきた。
現在の事業は水産練製品・加工品の製造販売に加え、冷凍魚や惣菜、菓子の製造販売、輸出入、冷凍冷蔵業など多岐にわたる。従業員数は750名、営業拠点は東京、名古屋、大阪、北陸、札幌、仙台、長野、広島、福岡などに広がっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業名 | 株式会社スギヨ |
| 本社 | 〒926-0835 石川県七尾市西三階町10号4-1 |
| 代表電話 | 0767-53-0180(代表) |
| 広報問い合わせ | TEL:0767-53-8404 E-mail:kouhou@sugiyo.co.jp |
| 事業内容(主な) | 水産練製品・加工品製造販売、冷凍魚塩干魚等の販売、惣菜類製造販売、菓子製造販売、輸出入、冷凍冷蔵業 |
| 従業員 | 750名 |
| 工場 | 北陸(石川)、関東(茨城)、北海道、下関流通加工センター |
| グループ企業 | SUGIYO U.S.A.,INC.、株式会社高浜、株式会社能登半島、マルタスギヨ株式会社、美野里デリカ株式会社、株式会社山崎水産 |
震災からの歩みとしては、被災直後の復旧対応、半年程度で主力商品の供給を再開した経験、そして工場解体や生産ライン移設といった長期的な対応が続いている点が特徴的だ。復旧の詳細はスギヨのnoteでまとめられている。
以下に本記事で触れた主要項目を整理した表を示す。開催日時や会場、主要商品、連携先、問い合わせ先を一目で確認できるようにまとめている。
| 分類 | 内容(要点) |
|---|---|
| 記念日 | スギヨのビタミンちくわ復活の日(6月1日:2024年6月1日販売再開を記念) |
| 今回のイベント | ビタミンちくわ復活の日〜防災フェス〜(2026年5月30日 10:00-14:00、森の休息:長野県大町市大町2551) |
| 主なプログラム | スギヨと大町市の関係説明、開発秘話、防災講座、販売会、調理体験(先着10名)、交流会 |
| 販売予定商品 | 能登の太陽 ビタミンちくわカレー(大町西小共同開発)、Hotでホッとな 防災おでん(石川県立看護大学共同開発) |
| 連携・背景 | 黒部ダム建設当時の縁、2022年の食育授業、2023年の児童企画からのレトルト開発(2026年4月発売開始) |
| 問い合わせ | 広報 担当 TEL:0767-53-8404 / E-mail:kouhou@sugiyo.co.jp |
以上が今回の防災フェス開催と、その背景にある能登半島地震からの復旧の経緯、長野県大町市との連携、開発された商品や問い合わせ先までを含めた整理である。イベントは防災をテーマに、記念日制定の趣旨を踏まえつつ地域と連携して実施される予定である。