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箱根ポーラ美術館の映像展「コレクション・シネマ」6月17日開幕

コレクション・シネマ

開催期間:6月17日〜4月7日

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コレクション・シネマ
いつ行けばクリスチャン・マークレーの《ドア》が見られるの?
クリスチャン・マークレーの《ドア》は前期展示で、2026年6月17日〜11月30日にポーラ美術館展示室3で公開。無限ループのシングルチャンネル映像で、展示替えのため12月2・3日は本展が休室になります。
開館時間や入館料ってどうなってるの?
開館時間は午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)。入館料は大人2,200円、大学・高校生1,700円、中学生以下無料。障害者手帳を持つ本人と付添1名は1,100円で、団体割引もあります。

箱根のポーラ美術館で開館25周年記念プログラム「コレクション・シネマ」が始まる

ポーラ美術館は開館25周年を記念するプログラムとして、新収蔵作品のうち映像表現における優れた2点を前期・後期に分けて公開します。会期は2026年6月17日から2027年4月7日までで、展示は展示室3にて行われます。

本プログラムは、前期にクリスチャン・マークレーの最新映像作品《ドア》、後期にゲルハルト・リヒターの映像インスタレーション《ムーヴィング・ピクチャー(946-3)京都ヴァージョン》をそれぞれ初公開する内容です。同時期に開催される展覧会「あたらしい目― モネと21世紀のアート」と併せて鑑賞することで、近代絵画から現代の映像表現まで幅広い視座が得られます。

ポーラ美術館 開館25周年記念プログラム「コレクション・シネマ」6月17日(水)より開催 画像 2

展覧会の全体スケジュールと休館情報

本展覧会は長期間に渡って構成され、二部構成となっています。前期と後期で作品が入れ替わるため、鑑賞のタイミングによって異なる体験が得られます。

会期の詳細と休館については次のとおりです。全館休館日は2026年12月1日(火)です。また、展示替えに伴い2026年12月2日(水)と12月3日(木)は「コレクション・シネマ」展のみ休室となります。

  • 会期:2026年6月17日(水)— 2027年4月7日(水)
  • 前期(COLLECTION CINEMA I):2026年6月17日—11月30日
  • 後期(COLLECTION CINEMA II):2026年12月4日—2027年4月7日
  • 休館:2026年12月1日(全館休館)、12月2日・3日(展示替えに伴い本展のみ休室)
ポーラ美術館 開館25周年記念プログラム「コレクション・シネマ」6月17日(水)より開催 画像 3

前期の見どころ:クリスチャン・マークレー《ドア》

前期(COLLECTION CINEMA I:2026年6月17日—11月30日)では、クリスチャン・マークレーの新作《ドア》を展示します。本作品は2022年制作のシングル・チャンネル・ヴィデオで、カラー/モノクロ、サウンドを伴う無限ループ作品です(© Christian Marclay)。

《ドア》は、古今東西の映画からドアに関する場面のみを丹念に収集・分類し、コラージュ的に再構成してつくられた大作です。別の映画のドアへと滑らかに接続していく編集手法により、映画史を横断する迷宮のような時間体験が生まれます。時間と空間の連続性が巧みに操作され、反復するイメージのうねりが豊かな視覚体験を提供します。

作家プロフィールとこれまでの主な活動

クリスチャン・マークレーは1955年カリフォルニア生まれ、スイスで育ち、現在はロンドン在住のアーティストです。パフォーマンス、コラージュ、写真、彫刻、映像、インスタレーションなど多様なメディアを横断する表現で知られ、視覚芸術とサウンド・カルチャーの交差領域において先駆的な役割を果たしています。

代表作《時計》(The Clock)で2011年ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞し、横浜トリエンナーレやニューヨーク近代美術館(2024年)、ノイエ・ナショナルギャラリー(2025年)など国際的な舞台で発表を続けています。近年の主な個展にはポンピドゥ・センター(2022年)、東京都現代美術館(2021年)、ロサンゼルス・カウンティ美術館(2019年)などが挙げられます。

作品名
《ドア》
制作年
2022年
媒体
シングル・チャンネル・ヴィデオ、カラー/モノクロ、サウンド、無限ループ
著作権表記
© Christian Marclay

後期の見どころ:ゲルハルト・リヒター《ムーヴィング・ピクチャー(946-3)京都ヴァージョン》

後期(COLLECTION CINEMA II:2026年12月4日—2027年4月7日)では、ゲルハルト・リヒターによる映像インスタレーション《ムーヴィング・ピクチャー(946-3)京都ヴァージョン》を公開します。本作は2019~2024年に制作されたデジタル・プロジェクション作品で、カラー・サウンドを伴う36分の映像インスタレーションです(© Gerhard Richter 2026 (31032026))。

本作は、リヒターが過去に制作した絵画を起点に、映画監督コリンナ・ベルツ、作曲家レベッカ・サンダース、トランペット奏者マルコ・ブローウとの協働により制作されたもので、13基のスピーカーによる立体的な音響と生成・変容し続ける鮮烈な映像が特徴です。作家の「ストリップ」シリーズに位置づけられる展開の新たな位相であり、近年の制作の集大成のひとつと位置づけられます。

ゲルハルト・リヒターの経歴と代表的な活動

ゲルハルト・リヒターは1932年ドレスデン生まれ、ケルン在住の画家です。ナチス政権下で幼少期を過ごし、16歳で画家を志しました。中世宗教画からドイツ・ロマン主義までの絵画史を参照しつつ、60年以上にわたり絵画の原理や限界、可能性を探究しています。

国際的に高い評価を受ける現存作家の一人であり、近年ではルイ・ヴィトン財団美術館での大回顧展(2025年)、東京国立近代美術館/豊田市美術館(2022年)、メトロポリタン美術館(2020年)などでの大規模展示が行われました。ポーラ美術館はリヒター作品として《グレイ・ハウス》(1966年)や《抽象絵画(649-2)》(1987年)、《ストリップ(926-3)》(2012年)を収蔵しています。

作品名
《ムーヴィング・ピクチャー(946-3)京都ヴァージョン》
制作年
2019 – 2024年
媒体
デジタル・プロジェクション、カラー、サウンド
上映時間
36分
クレジット
監督:コリンナ・ベルツ、作曲:レベッカ・サンダース、トランペット演奏:マルコ・ブローウ

会場と利用案内、入館料・アクセス情報のまとめ

展覧会会場はポーラ美術館の展示室3です。主催は公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館、企画は鈴木幸太(ポーラ美術館主任学芸員)によります。会期中の展示替えや休館日については上段のとおりです。

以下に、展覧会の主要情報を表で整理します。入館時間や料金、所在地、連絡先、公式ウェブサイトなど、来館に必要な実務的な情報を網羅しています。

項目 内容
展覧会名 開館25周年記念プログラム「コレクション・シネマ」
会期 2026年6月17日(水)― 2027年4月7日(水)
前期(COLLECTION CINEMA I) 2026年6月17日—11月30日(クリスチャン・マークレー《ドア》)
後期(COLLECTION CINEMA II) 2026年12月4日—2027年4月7日(ゲルハルト・リヒター《ムーヴィング・ピクチャー(946-3)京都ヴァージョン》)
会場 ポーラ美術館 展示室3
主催・企画 主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館/企画:鈴木幸太(ポーラ美術館主任学芸員)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料(消費税込) 大人 ¥2,200 / 大学・高校生 ¥1,700 / 中学生以下無料
障害者手帳をお持ちのご本人および付添者(1名まで) ¥1,100 / 団体割引あり
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
電話 0460-84-2111
公式ウェブサイト https://www.polamuseum.or.jp
展覧会特設ページ:https://www.polamuseum.or.jp/sp/collection-cinema/
所在地の特徴 富士箱根伊豆国立公園内に位置し、森の遊歩道で四季折々の自然を楽しめるロケーション
休館日 2026年12月1日(全館休館)、2026年12月2日・3日(展示替えのため本展のみ休室)

本稿では展示される2点の映像作品の制作背景・展示期間・会場・料金・アクセスなど、プレスリリースの全情報を整理して記載しました。展覧会は前期・後期で作品が異なる構成となっているため、鑑賞を検討される際は会期に注意していただくとよいでしょう。