5月27日開幕 吉野檜のハーフドーム型サウナ大阪展
ベストカレンダー編集部
2026年5月19日 18:47
kupu sauna 大阪展
開催期間:5月27日〜6月23日
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木工の継承が導いた新たなかたち ― 「kupu sauna」のデザイン哲学
マルニ木工が100年近くにわたって培ってきた木工家具づくりの技術と審美眼を出発点に、新しいプロダクトとして生まれたのが「kupu sauna」です。本プロジェクトはプロダクトデザイナー熊野亘氏、国産サウナの先駆者であるONE SAUNAをパートナーに迎え、伝統的な木工技術と現代のサウナ体験を融合させることを目指して開発されました。
プロダクト名のkupuはフィンランド語で「ドーム」「覆うもの」を意味し、特徴的なハーフドーム型のフォルムは人を穏やかに包み込む形状を意図しています。家具メーカーとしての視点からは、空間に置いたときの佇まい、素材の質感、細部の使い心地が重要視されており、これまでのサウナの概念を家具的に再解釈したプロダクト設計が行われています。
素材と構造:国産吉野檜を採用
「kupu sauna」では吉野檜(国産檜材)が主要素材として採用されています。吉野檜は香りや手触りに優れ、木材としての耐久性や加工性に優れる点が評価されました。素材の選定は見た目や香りだけでなく、熱や蒸気の扱い、長期使用における耐久性を考慮したものです。
構造面では伝統的なバレルサウナを参照しつつも、現代の住宅や都市空間に馴染むように設計されています。熱と蒸気の循環、体験の快適性、そして家具としての調和を同時に達成するために、内部のレイアウトや表面仕上げ、通気設計にも注意が払われています。
- 素材:国産吉野檜(香り・手触りに優れる)
- 形状:ハーフドーム型(kupu=覆うもの)
- コンセプト:家具の視点からのサウナ再解釈(佇まいと使い心地の両立)
大阪展の全容と会期詳細 ― 実物に触れる機会
「kupu sauna」は東京でのお披露目を経て、大阪で実際にご覧いただける展示を開催します。会場はmaruni osakaで、Osaka Art & Design 2026の周遊型イベントにも参加する形での公開です。会期中は木の香りや質感、構造の美しさ、空間に置かれたときの存在感を体感できるよう展示が行われます。
以下は展示の開催概要です。期間中は10:00から18:00までの開場となり、来場に際しての予約有無や入場料に関する記載はありません。時間や会期は下記の通り確定していますので、訪問計画の参考になります。
- 会期
- 2026年5月27日(水)〜 2026年6月23日(火)
- 開場時間
- 10:00~18:00
- 会場
- maruni osaka(大阪府大阪市中央区淡路町4-2-13 アーバンネット御堂筋ビル1F)
- イベント参加
- Osaka Art & Design 2026参加イベントとして開催
会場のmaruni osakaでは展示空間としての見せ方にも配慮がされ、家具メーカーならではの照明計画や動線設計で「kupu sauna」の佇まいを確認できるようになっています。周辺エリアの周遊型イベント参加に合わせて訪れることで、ほかの展示やデザインスポットとあわせた鑑賞が可能です。
トークイベントの構成と登壇者プロフィール
会期初日の2026年5月27日(水)19:00から、アーバンネット御堂筋ホール3Fにてトークイベントが開催されます。登壇者にはプロダクトデザイナー熊野亘氏、ONE SAUNAに関わる揚松晴也氏、そしてマルニ木工の代表取締役社長である山中洋氏が参加します。本イベントは定員制で、定員は100名です。
トークの主題は「マルニ木工がなぜサウナに取り組むのか」「国産材がもたらす空間や暮らしの可能性」「家具の視点から捉えたサウナの体験価値」という点に焦点が当てられ、開発に携わったメンバーの言葉を通して背景となる思想や今後の展開が語られます。
トークイベント詳細
トークイベントへの参加希望者は、5月25日(月)までに所定のフォームから申し込みが必要です。イベントの会場はアーバンネット御堂筋ホール3F、開催時間は19:00〜20:00で、参加者定員は100名となっています。申し込み方法はプレスリリース内に示された「お申し込みフォームはこちら」という案内に従ってください。
イベントは質疑応答やディスカッションの時間も設けられる見込みで、登壇者それぞれの経験や視点から、国産材の活用やプロダクト設計の実務的な側面に踏み込んだ話がされることが想定されます。参加を検討する際は申し込み期限および定員に注意が必要です。
登壇者プロフィール(要旨)
以下では登壇者の主要な経歴と関わりを整理します。各項目は登壇者の専門領域や本プロジェクトに関する立場を示しています。
- 熊野 亘(プロダクトデザイナー)
2001〜2008年にフィンランドへ留学し、帰国後はJasper Morrison氏に師事。2011年にデザインオフィス「kumano」を設立し、NIKARI、CAMPER、karimoku、天童木工など国内外のメーカーとプロジェクトを手掛ける。2021年にスイスのECALで教鞭をとり、同年秋より武蔵野美術大学准教授に就任。
本プロジェクトでは形の考え方や空間との関係性、北欧的な感性を取り入れた設計アプローチが期待される。
- 揚松 晴也(Libertyship 代表取締役)
航空整備士、調理師、EC事業部長など多様な経歴を経て2019年に独立。地域資源を活かしたライフスタイル事業を展開し、国産サウナ「ONE SAUNA」や「AOSHIMA BEACH PARK」の運営などを手掛ける。2024年からは宮崎での地域プロジェクトも主導。
ONE SAUNAの取り組みを通じて、国産材を活かしたサウナの実装や運営、地域性と結びつけた事業展開に関する知见を提供する。
- 山中 洋(マルニ木工 代表取締役社長)
1994年明治大学商学部卒業後渡米、1998年に米国オールドドミニオン大学経営大学院を卒業して帰国。1999年にマルニに入社し、英国の提携工場で家具製造の基礎を学ぶ。以来ブランド戦略や商品企画で中心的役割を担い、2021年に代表取締役社長に就任。
マルニ木工としてなぜサウナに取り組むのか、その企業的な視点と事業戦略に関わる説明が期待される。
展示の意義と見るべきポイント
「kupu sauna」は単にサウナを展示するだけではなく、家具メーカーが培ってきた技術や審美眼を通じて国産材の可能性を提示する場でもあります。吉野檜を素材に選んだことは、香りや触感といった感性的な価値と、素材の地域性を含めた意味合いを両立させる試みです。
展示の際には以下のポイントに注目すると、本プロダクトの意図や技術的工夫が理解しやすくなります。会場での実物確認が重要ですが、図面・断面や接合部の処理、表面仕上げなど家具的な視点からのディテールにも着目してください。
- フォルムと空間性:ハーフドームが生む視覚的・心理的効果
- 素材と香り:吉野檜がもたらす感性への影響
- 熱・蒸気循環の設計:バレルサウナの参照と現代的解釈
- 家具としての造り込み:仕上げ、接合、座り心地や導線
これらは展示を訪れた際に確認できる主要ポイントであり、プロダクトの設計思想や体験価値を深く理解するための手がかりとなります。
展示・イベント要点の整理
以下の表では、本記事で触れた展示およびトークイベントの主要事項を整理しています。日時、会場、申し込み期限、登壇者などをわかりやすくまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展示名 | kupu sauna 大阪展 |
| 会期 | 2026年5月27日(水)〜 2026年6月23日(火) |
| 開場時間 | 10:00~18:00 |
| 展示会場 | maruni osaka(大阪府大阪市中央区淡路町4-2-13 アーバンネット御堂筋ビル1F) |
| トークイベント日時 | 2026年5月27日(水)19:00〜20:00 |
| トークイベント会場 | アーバンネット御堂筋ホール 3F |
| トークイベント定員 | 100名 |
| トークイベント登壇者 | 熊野 亘(プロダクトデザイナー)、揚松 晴也(Libertyship 代表取締役)、山中 洋(マルニ木工 代表取締役社長) |
| 申し込み期限(トーク) | 2026年5月25日(月)まで(お申し込みフォームはこちら) |
| 主催 | 株式会社マルニ木工 |
| 関連リンク | https://www.maruni.com/ |
以上が展示とトークイベントの要点です。マルニ木工による「kupu sauna」は、木工家具の視点を持ち込むことでサウナという場の見え方を変える試みであり、吉野檜という国産材の魅力を空間体験として提示するプロジェクトです。展示会期・トークイベントの日程や申し込み期限を確認のうえ、関心のある方は案内されたフォームに従ってお申し込みください。