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入間市が公表、11月1日へ向け市民表彰を外へ

市制60周年

開催日:11月1日

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市制60周年
今回の表彰で何が変わったの?
これまでは総会など関係者内で完結していた受賞情報を、制度の運用は変えずに初めて市がプレスリリースで外部へ公表する点が変化です。
誰が表彰されたの?
社会奉仕・自然保護・青少年育成の各部門で個人5名と団体4団体が受賞。サロン運営、防犯パトロール、植物画、野球指導などの活動が評価されました。

表彰を「外へ」伝える決断──市民憲章実践者の顔が初めて公に

埼玉県入間市は、平成6年(1994年)に施行した市民表彰制度を、令和8年(2026年)4月24日(金)の総会に合わせて初めてプレスリリースで公表しました。これは、令和8年11月1日に迎える市制施行60周年という節目を前に、長年にわたり市民憲章を日常で実践してきた方々の活動を、関係者内にとどめず広く市外へ伝えるための取り組みです。

プレスリリースは2026年5月19日19時30分に発表され、令和8年度の入間市民憲章推進協議会総会(令和8年4月24日、市役所C棟5階)で表彰した受賞者の記念撮影を行ったこともあわせて報告されています。制度自体は継続され、表彰要綱に基づく運用は変更しないものの、表彰結果を公表することが新たに行われる点が今回の特徴です。

プレスリリース発表日時
2026年5月19日 19時30分
表彰実施日
令和8年4月24日(金)
市制施行60周年
令和8年11月1日
【埼玉県入間市】32年、関係者だけが知っていた市民表彰。今年から外へ。 画像 2

受賞者一覧と各活動の具体的な取り組み

今回表彰されたのは個人5名・団体4団体。表彰は社会奉仕活動、自然保護活動、青少年の健全育成活動の各部門にわたります。以下は、受賞者ごとの活動内容と活動年数(記載は令和7年11月1日現在)を整理したものです。

紹介順は優劣を示すものではありません。それぞれの分野で長年にわたり継続されてきた活動の様子と成果を、できる限り具体的に伝えます。

【埼玉県入間市】32年、関係者だけが知っていた市民表彰。今年から外へ。 画像 3

社会奉仕活動(3名+3団体)

社会奉仕部門は高齢者支援、文化・芸能振興、福祉支援、防犯見守りなど、地域の生活基盤に直結する活動を評価したものです。

以下に各受賞者の活動内容を列挙します。

  • 岡嶋 功子 様(活動19年余り): 「入間駅プラふれあいいきいきサロン」を運営。看護師など専門職のボランティア10名を自ら募り、入間駅前プラザで月1回・約2時間のサロンを継続。交流と健康増進の場づくりを担ってきた。
  • 小林 本一 様(活動23年余り): 平成14年に入間市歌謡連盟を設立。歌と舞踊の発表機会として「歌謡の祭典」や講習会、新春歌い始め会等を継続的に提供し、生涯学習と心身の健康維持に寄与。
  • 徳永 美代子 様(活動11年余り): 黒須文化協会会長として地区文化祭での作品出展や芸能の発展を推進。平成27年(2015年)以降は豊岡地区北六区自治会副会長としてもコミュニティ活性化に取り組む。
  • 入間市視覚障害者ガイドヘルプの会 あいあい(活動28年余り/会員11名): 平成9年の設立以来、視覚障がい者の外出支援や市内小中学校での福祉体験学習に協力。定例会(月1回)と個別外出支援、市行事参加を通じて社会参加と地域福祉を推進。
  • 西武地区第三区防犯パトロール部(活動19年余り/25名): 平成18年(2006年)から西武地区内7箇所で児童・生徒の登校見守りを継続。自治会催事での交通整理なども担い地域の防犯活動を支える。
  • 藤沢六区防犯パトロール隊(活動22年余り/134名): 平成15年(2003年)から、毎週2回のパトロールを欠かさず実施。大規模な体制での継続的な見守りにより、犯罪の未然防止と日常の安全を支えている。
【埼玉県入間市】32年、関係者だけが知っていた市民表彰。今年から外へ。 画像 4

自然保護活動

自然保護部門では、地域の自然を調査・記録し教育資源として還元してきた団体が評価されました。

受賞団体の活動内容は次のとおりです。

  • 入間市植物画同好会(活動26年余り/会員10名): 平成11年(1999年)より、市内植物の植物画制作を継続。青少年活動センターで月1〜2回の活動を実施し、調査成果を冊子や展示、小中学校への教材提供を通じて市民への還元を行ってきた。
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青少年の健全育成活動

青少年の育成に長年関わり、子どもたちの体験や学びを支えている個人が評価されました。

該当する受賞者の活動は以下の通りです。

  • 岡部 知子 様(活動11年余り): 平成26年4月に入間市手話の友の会の運営スタッフとして活動を開始。その後ボーイスカウト入間第二団の団委員として、災害募金や清掃などの社会奉仕活動を通じた青少年の育成に尽力。
  • 菊地 智久 様(活動20年余り): 平成17年(2005年)より少年野球チーム「野田ドジャース」等で小学生に野球指導を継続。青少年の育成と人材育成に寄与し、令和4年度には入間市スポーツ功労賞(シルバー賞)を受賞。
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選考の仕組みと表彰当日の様子

入間市民憲章推進協議会は昭和52年に発足し、市内の事業所・学校・区長会等を含む63の団体・機関の長または代表者で構成されています。表彰要綱は平成6年11月に施行され、以後継続して運用されています。

候補者の推薦は推進協議会の委員等が行い、自己推薦は認められていません。事務局である地域振興課が毎年9月下旬に推薦依頼を行い、翌年2月上旬に表彰審査会を開催して選考します。こうした選考手順は地域の内側から地域の担い手を評価する仕組みを意図したものです。

推選の流れ(概略)
地域振興課が9月下旬に推薦依頼→推進協議会委員等が推薦→2月上旬に表彰審査会で選考
推進協議会の構成
63の団体・機関の長または代表者
自己推薦
不可

表彰式当日は、総会後に全体での記念撮影が行われ、希望者には市長・議長・連合区長会長との個別撮影も実施されました。控室では受賞者が落ち着いた面持ちで席についており、公式の場で改めて感謝が伝えられる機会となりました。

【埼玉県入間市】32年、関係者だけが知っていた市民表彰。今年から外へ。 画像 7

地域の現状と表彰が示す意味

全国的に自治会加入率の低下や地域活動の担い手不足が指摘されるなかで、入間市では世代を超えた参加と継続的な地域貢献の実例が見られます。例えば、令和7年度の第48回市民清掃デーでは市内118自治会から27,101世帯が参加し、参加率は71.6%でした。ボランティア活動証明書は250件発行され、そのうち236件は小・中学生からの申請でした。

こうした数値は、地域の基礎的な営みが依然として根づいていることを示しています。市民憲章に掲げる「自然を愛し」「きまりを守り」「健康で働き」「教養を高め」「お互いに助けあう」という行動目標は、半世紀以上前に制定された文言に留まらず、現在も市内のさまざまな場面で実践されている合言葉であると位置づけられています。

表彰の公表は、こうした地道な活動の存在を広く知らせるための第一歩とされます。制度自体を変更するものではないものの、外部へ向けた情報発信を始めることで、市内外の理解や連携の機会が生まれる可能性があります。

【埼玉県入間市】32年、関係者だけが知っていた市民表彰。今年から外へ。 画像 8

この記事の要点まとめ

以下の表は、本記事で取り上げた表彰の主要項目を整理したものです。項目ごとに日付、対象、人数、主な役割などを簡潔にまとめています。

項目 内容
発表日時 2026年5月19日 19時30分(入間市プレスリリース)
表彰実施日 令和8年4月24日(入間市役所C棟5階、入間市民憲章推進協議会総会)
受賞者 個人5名、団体4団体(社会奉仕、自然保護、青少年育成の各部門)
主な受賞内容(例) サロン運営、歌謡振興、地域文化祭運営、視覚障がい者支援、防犯パトロール、植物画制作、野球指導、ボーイスカウト支援等
選考の仕組み 推進協議会委員等による推薦(自己推薦不可)、地域振興課が推薦依頼→表彰審査会で選考
市制60周年 令和8年11月1日
関連市のデータ 第48回市民清掃デー:118自治会、27,101世帯、参加率71.6%、ボランティア証明書250件(うち236件は小・中学生)
問合せ先 市民生活部 地域振興課:鶴熊(入間市豊岡1-16-1、TEL 04-2964-1111 内線2142)/企画部 秘書広報課:岸田、遠山(同、TEL 04-2964-1111 内線3122)
入間市の特徴 狭山茶の主産地(約400年の歴史)、ジョンソンタウン等の多様性、SDGs未来都市選定、「いるま未来共創ラボ」等の官民連携

以上が本件の要点整理です。表彰された個人・団体の活動実績や選考の仕組み、表彰公表の意図、関連する市のデータと連絡先を網羅的にまとめました。入間市は市制60周年を控え、これまで地域で積み重ねられてきた営みを改めて外へ伝える取り組みを始めています。