中学生が選んだ41冊と手作りPOP、紀伊國屋で展示中
ベストカレンダー編集部
2026年5月20日 15:44
中学生選書・POP展示
開催期間:4月27日〜5月31日
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紀伊國屋書店新宿本店で展開中──中学生による選書と手作りPOPが並ぶ展示
武蔵野大学中学校(東京都西東京市、校長:原田 豊)は、2026年4月27日(月)から5月31日(日)まで、紀伊國屋書店新宿本店3階のアカデミックラウンジで、生徒が選んだ本と手作りのPOPを展示している。展示は中学2年生および3年生が担当し、計41タイトルが並ぶ。
本展示は「ー本と人を繋いで、MUらしさを届けようー」というテーマで実施され、武蔵野大学出版会の出版物も併せて展示されている。会場と期間は次の通りである。
- 展示期間:2026年4月27日(月)~2026年5月31日(日)
- 展示場所:紀伊國屋書店新宿本店3階 アカデミックラウンジ
- 展示点数:41タイトル
展示の見どころと並びの工夫
生徒たちが「どのような相手を想定して作成するのか」、「読む人の足を止めるための言葉とは何か」といった観点で、短い言葉で本の魅力を伝えるPOPを制作している点が特徴だ。若い感性に基づく斬新な視点や表現が実際の店頭に並ぶため、一般の来店者も見ることができる。
展示には武蔵野大学出版会の書籍も含まれており、学内での出版活動と学校教育が連携した構成になっている。展示の具体的な構成や配架の工夫については、店頭での配置を含め実際の現物を見ることで理解できる。
- 対象生徒
- 中学2年生・中学3年生(令和7年度に中学1・2年生として取り組んだ学修の継続)
- テーマ
- ー本と人を繋いで、MUらしさを届けようー
- 関連展示
- 武蔵野大学出版会の出版物も同時展示
学修から店頭展示へ──選書とPOP制作の背景
本企画は、令和7年度に学修の一環として中学1年生と中学2年生が着手したもので、現在の中学2、3年生に引き継がれている。教育の現場で行われた選書活動が、実社会の書店と連動する形で展開される点が本展示の大きな特徴である。
生徒たちは、選んだ本の魅力を短い言葉で伝える技術や、ターゲット読者を想定した表現、店頭で人の目を惹く言葉選びなど、多面的な観点からPOP制作を行った。これらは読書教育と表現教育が結びついた実践例として位置づけられる。
- 選書:生徒各自が推薦したい本を選定
- 分析:本のテーマや想定読者、魅力の要素を抽出
- 言葉選び:短いフレーズで注目を集める表現を検討
- POP制作:デザインや手書き要素を取り入れて制作
- 店頭展示:紀伊國屋書店新宿本店にて実際に配架・展示
教育目的と期待される学び
この取り組みは単なる書店展示にとどまらず、伝える力や他者を想定した表現力を育む教育的な狙いを持つ。生徒は自らの言葉で本を紹介する過程を通じて、読み手を意識したコミュニケーション能力を育成している。
店頭という公開の場で自分たちの作品(POP)が評価される経験は、表現に対する責任感や、読者の反応を想像する力を促す役割を果たす。
期間中に行われた出版記念講演会の内容と来場者
展示期間中の2026年5月9日には、出版記念講演会が開催された。講演者は武蔵野大学中学校の前校長であり、現在は学校法人武蔵野大学の常務理事を務める中村 好孝氏で、著書は『総合型選抜の前に、私だけレベルアップする方法』(武蔵野大学出版会)である。
講演では書籍に記された“自分磨き”に関する解説が行われたほか、武蔵野大学中学校でのエピソードを織り交ぜ、クイズ形式を取り入れたユーモアを交えた内容となった。会場には事前予約者のほか、当日急遽参加した来場者もおり、保護者、高校生、他校の教員など多様な層が参加した。
- 講演者:中村 好孝氏(武蔵野大学中学校 前校長、学校法人武蔵野大学 常務理事)
- 講演タイトル:『総合型選抜の前に、私だけレベルアップする方法』(武蔵野大学出版会)出版記念講演会
- 開催日:2026年5月9日(展示期間中)
- 参加者:事前予約者および当日参加者(保護者、高校生、教員など)
講演会の現場で伝えられたこと
講演では、受験や進学を控えた家族や学生向けに有益な情報が提供された。具体的には自己研鑽の方法論や、日常の学びをどのように高めるかという点に焦点が当てられた。
また、会場では参加者の反応が見られ、書籍内容の説明に加えて学校現場の実例やエピソードが共有されたことで、来場者にとって理解しやすい構成となった。
武蔵野大学の沿革と今回の展示に込められた位置づけ
武蔵野大学は1924年に武蔵野女子学院として創立され、仏教精神に基づく人格教育を理想として掲げて発展してきた。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学へ名称変更し、2004年に男女共学化した。
以降は大学改革を進め、13学部21学科、14大学院研究科、通信教育部などを擁し、学生数は13,000人超になっている。2019年に国内私立大学で初めてデータサイエンス学部を開設し、2021年にはアントレプレナーシップ学部を開設した。全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」では「AI活用」「SDGs」を必修科目とし、2023年には国内初のサステナビリティ学科、2024年には創立100周年に際して世界初のウェルビーイング学部を開設している。さらに2026年には通信教育部に国際データサイエンス学部を開設した。
こうした大学全体の教育改革と出版活動は、中学校での選書やPOP制作と連動し、教育と学外発信をつなぐ事例として今回の展示に位置づけられる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展示期間 | 2026年4月27日(月)~2026年5月31日(日) |
| 展示場所 | 紀伊國屋書店新宿本店3階 アカデミックラウンジ |
| 展示点数 | 41タイトル |
| 展示担当 | 武蔵野大学中学校 中学2、3年生(令和7年度の学修の継続) |
| 同時展示 | 武蔵野大学出版会の出版物 |
| 開催された講演会 | 2026年5月9日:中村 好孝氏による『総合型選抜の前に、私だけレベルアップする方法』出版記念講演会 |
| 主催 | 学校法人武蔵野大学 / 武蔵野大学中学校 |
| 関連リンク | 武蔵野大学、武蔵野大学中学校・高等学校 |
本稿では、武蔵野大学中学校が取り組む選書とPOP制作の展示、展示概要、展示の教育的背景、展示期間中に行われた出版記念講演会の内容、ならびに武蔵野大学の教育改革と沿革を整理した。展示は5月31日まで続き、店頭で中学生の視点による選書と表現を確認できる構成となっている。発表元は学校法人武蔵野大学(報道発表日:2026年5月20日 14時50分)。