8月12日開幕『雨に唄えば』朗読劇で名作再構築
ベストカレンダー編集部
2026年5月20日 18:57
雨に唄えば朗読劇
開催期間:8月12日〜8月16日
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名作ミュージカル映画を〈朗読劇〉で再構築する意図と特徴
2026年8月12日から16日に東京・IMAホールで上演されるClassic Movie Reading「雨に唄えば」は、世界中で愛されてきたミュージカル映画『雨に唄えば』(原題:Singin’ in the Rain)を、朗読劇という形式で創作的に再演する試みである。本公演は台詞やナレーション、音楽を中心に据えつつ、演出家の解釈によって視覚的・聴覚的イメージを補完し、映画とは異なる形で物語の本質を浮かび上がらせることを目的としている。
朗読劇という手法は、言葉の力と俳優の表現を前面に押し出すため、観客は出演者の語りや声の抑揚、間、そして音楽と相まった想像力によって物語世界に没入することが期待される。本作では脚本・演出の専門性と、映画的な生命力を持つ名作のエッセンスをどう舞台に還元するかが最大の焦点となっている。
作品選定の背景と演出方針
選ばれた作品は、トーキー(有声映画)への移行期を描いた物語であり、娯楽性だけでなく映画産業の変革と人間ドラマを同時に内包している。原作が持つ時代性や歌・踊りの魅力を、朗読劇としてどう表現するかが鍵となる。
演出の坪井彰宏は、舞台演出補として『ハリー・ポッターと呪いの子』や『ビリー・エリオット』など大規模演出作品の現場で経験を積んでおり、視覚的演出の構築と俳優の声表現を融合させる方向で本公演を組み立てる。脚本の鈴木智晴は劇団東京都鈴木区の主宰であり、自身の創作戯曲が第4回TONOGEKI演劇祭で最優秀作品賞を受賞していることから、原作への敬意を保ちながらも舞台用に再構築する力量が期待される。
上演スケジュール、会場、チケット情報の詳細
公演は2026年8月12日(水)から16日(日)まで、東京・IMAホールにて実施される。各公演の開演時間は以下の通りで、Wキャストの演目分担が設けられているため、来場時はキャスト表記を確認する必要がある。
- 8月12日(水) 18:00(★)
- 8月13日(木) 18:00(☆)
- 8月14日(金) 13:00(★)/17:00(☆)
- 8月15日(土) 13:00(★)/17:00(★)
- 8月16日(日) 12:00(☆)/16:00(☆)
記号の対応は★が矢部昌暉、☆が源秀流のWキャスト割り振りになっている。公演会場の住所は〒179-0072 東京都練馬区光が丘5-1-1 光が丘IMA中央館4F(IMAホール)である。
チケットは全席指定、未就学児入場不可。座席種別と価格は以下の通りで、S席およびA席の一部に特典(オリジナルミニフォトブック)が付く設定がある。
- S席(特典付)
- 11,000円(税込)
- A席(特典付)
- 9,900円(税込)
- A席
- 8,800円(税込)
チケット販売スケジュールは次のとおりで、販売URLは後日公表される。
- オフィシャル先行:2026年5月29日(金)18:00~6月3日(水)23:59
- プレイガイド先行:2026年6月5日(金)18:00~6月10日(水)23:59
- 一般発売:2026年6月27日(土)10:00~
主催はClassic Movie Reading「雨に唄えば」製作委員会。問い合わせ先はcmrstage@gmail.com、公式サイトはhttp://singin-reading.com、公式Xアカウントはhttps://twitter.com/cmrstageである。
出演者と制作スタッフの顔ぶれと経歴
出演キャストには、舞台・映像で活躍する実力派が並ぶ。主要な名前とそれぞれの主な活動歴は以下の通りである。
- 徳山秀典:仮面ライダーシリーズへの出演で知られ、舞台俳優としての経験も豊富。
- 小泉萌香:声優ユニット「harmoe」での活動に加え、多数の舞台で存在感を発揮している。
- 矢部昌暉:4人組バンド「DISH//」のメンバーとして人気を集める一方、俳優としても活動。Wキャストの一人(★)。
- 源秀流:ダンスボーカルグループ「OHL」所属。海外番組「SHOW ME THE MONEY 12」出演など活動の幅が広い。Wキャストの一人(☆)。
- 麻央侑希:宝塚歌劇団出身。退団後は『刀剣乱舞』など多様な舞台に出演している。
- 津田英佑:『レ・ミゼラブル』のマリウス役や、ディズニー映画『アナと雪の女王』のハンス王子吹替などで知られる実力派。
- 久ヶ沢徹:劇団「スーパーエキセントリックシアター」所属。高い表現力を武器に幅広く活躍。
制作スタッフでは、脚本に鈴木智晴(劇団東京都鈴木区)を起用。鈴木は自作『いるわけないしっ!』で第4回TONOGEKI演劇祭最優秀作品賞を受賞しており、物語の組立てや台詞運びに定評がある。演出は坪井彰宏で、栗山民也の演出作品で演出助手を務めた経験を持ち、近年では『ハリー・ポッターと呪いの子』『ビリー・エリオット』などの演出補として参加した実績がある。
音楽は印南俊太朗が担当する。朗読劇でありながらも音楽が物語のテンポや空気感を左右するため、音楽と朗読表現の整合が重要な制作課題となる。
物語のあらすじと舞台上での表現要素
公演で語られるあらすじは原作に沿った構成である。時代はサイレント映画全盛期、1927年前後のハリウッド。主人公ドンはトーキー映画への変化という大きな潮流に直面する。
共演女優リーナの不適合な声質により新作映画は危機に陥り、ドンは若き舞台女優キャシーと親友コズモの助力を得て新たな解決策を生み出す。物語は映画史の転換点を描きつつ、虚構のスター性から“本物”の俳優へと成長する一人の人物の変容を描く。試練を受け入れつつ歌い踊ることで未来へ進むという主題が貫かれている。
朗読劇という形式上、舞踏や振付は音楽と語りにより象徴的に表現されることが想定される。演出家の構想では、台詞のリズム、音楽の挿入タイミング、俳優の立ち位置や簡潔な動線が物語を映像的に補完する役割を持つことが示唆されている。
上演では映画的要素を文字通り再現するのではなく、観客の想像力を喚起するための構成が採用される。登場人物の内面や時代背景を言葉と音で浮き彫りにすることで、原作の魅力を別の形式で伝えることを目指している。
公演要点の整理
以下の表は、本記事で触れた公演の主要情報を整理したものである。出演・スタッフ、会期、会場、チケット情報、問い合わせ先などを一目で確認できるようにまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演名 | Classic Movie Reading「雨に唄えば」 |
| 発表団体 | 株式会社style office(リリース日:2026年5月20日 18:00) |
| 会期 | 2026年8月12日(水)~8月16日(日) |
| 上演スケジュール | 8/12 18:00(★)、8/13 18:00(☆)、8/14 13:00(★)/17:00(☆)、8/15 13:00(★)/17:00(★)、8/16 12:00(☆)/16:00(☆) |
| 会場 | IMAホール(〒179-0072 東京都練馬区光が丘5-1-1 光が丘IMA中央館4F) |
| 脚本 | 鈴木智晴(劇団東京都鈴木区) |
| 演出 | 坪井彰宏 |
| 音楽 | 印南俊太朗 |
| 出演 | 徳山秀典、小泉萌香、矢部昌暉(Wキャスト)、源秀流(Wキャスト)、麻央侑希、津田英佑、久ヶ沢徹、ほか |
| チケット料金 | S席(特典付)11,000円、A席(特典付)9,900円、A席 8,800円(全て税込・全席指定・未就学児入場不可) |
| 特典 | オリジナルミニフォトブック(S席・A席特典付のみに付与) |
| チケット販売日程 | オフィシャル先行 5/29 18:00~6/3 23:59、プレイガイド先行 6/5 18:00~6/10 23:59、一般発売 6/27 10:00~ |
| 主催 | Classic Movie Reading「雨に唄えば」製作委員会 |
| 公式サイト / 公式X | http://singin-reading.com / https://twitter.com/cmrstage |
| 問い合わせ | cmrstage@gmail.com |
以上が本公演の主要情報と概要である。名作の物語を朗読劇という形で再考し、俳優の声と音楽を軸に新たな表現を提示する試みとしての意義が示されている。観客は各回のキャストや座席種別、販売スケジュールを確認のうえ、必要な手続きを行うことになる。