6月2日開始 横浜マリンタワー公式ガイド「横浜360°」
ベストカレンダー編集部
2026年5月22日 09:11
横浜360°サービス開始
開催日:6月2日
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展望台が変える観光体験――横浜マリンタワーと「横浜360°」の導入
総合不動産企業リスト株式会社グループの共同事業体が運営する横浜マリンタワーは、開業65周年記念事業として、NOSIGNER株式会社が開発した観光DXプラットフォーム「WOUDIO(ウーディオ)」を公式オーディオガイド「横浜360°」として採用し、2026年6月2日(火)・横浜開港記念日よりサービスを開始します。プレスリリース発表日時は2026年5月21日18時30分です。本導入により、横浜マリンタワーはWOUDIOを公式オーディオガイドとして本格導入する初の施設となります。
横浜マリンタワーの展望フロアから望める多様なスポットに対して、展望台に配置されたQRコードを読み取るだけでアプリのダウンロード不要で音声ガイドが流れる方式を採用。来場者はスマートフォンで簡単に地域の歴史や景観の情報にアクセスできるようになりました。8言語対応の本ガイドは、展望台から見える横浜の観光地を多言語音声で案内します。
導入の意義と変化のポイント
展望台を単に「景色を見る場所」から「街の物語を読み解く場所」へと再定義することが本導入の目的です。65年の歴史を持つタワーが、場所の魅力を深掘りする入り口となり、来館者の街歩きや回遊を促す設計になっています。
この取り組みにより、氷川丸や大さん橋、赤レンガ倉庫、中華街、元町、山手、三溪園などのスポットに関連する物語や問いを提示し、来館者は展望台で得た知見を実際に街中で確かめることができます。
WOUDIOの技術・機能と「横浜360°」の具体的内容
WOUDIOはNOSIGNERが創業以来初めて社内で立ち上げたスタートアップ事業で、代表の太刀川英輔が構想からデザイン、開発、ローンチまでを一貫して指揮しました。名称は「World(世界)」と「Audio(声)」を組み合わせた造語で、世界へ声を届けるという意味を持ちます。
プラットフォームの特徴は、QRコード読み取りでアプリ不要、最大18言語までサポート可能な点です。さらに音声ガイドを観光体験として提供するだけでなく、防災情報の多言語ナビゲーションや文化保全に向けた寄付機能など、観光DXの枠を超えた広がりを持ちます。
「横浜360°」が提供するコンテンツ
「横浜360°」は、展望フロアに設定された20の「問い」を起点に、観光地の深掘り情報をAI音声ガイドで8言語提供します。たとえばベイブリッジに関する「あの橋をくぐれなかった船とは?」、山下公園の「芝生の下に何が眠っている?」など、ガイドブックには記載が薄い歴史やエピソードを届けます。
対象スポットには氷川丸、大さん橋、赤レンガ倉庫、中華街、元町、山手、三溪園などが含まれ、展望台から視認できる範囲の情報を多言語音声コンテンツとして体系的に配信します。公式ページはhttps://woud.io/marinetower/jaです。
防災機能・地域への波及効果と関係者のコメント
「横浜360°」は観光ガイド機能に留まらず、災害発生時には現在地から最寄り避難所への多言語ナビゲーションとなる防災機能を備えています。訪れる人が安心して街を歩けるよう支援することも、タワーの果たす役割として位置づけられています。
展望台で提示される問いと物語を起点に、来館者が山下公園や中華街、山手の丘などへ足を運ぶことで、街の回遊性が高まり地域経済や文化継承への寄与が期待されます。観光を単なる消費から「場所を育てる産業」へと転換することがWOUDIOのミッションです。
支配人と開発者のコメント
横浜マリンタワー 支配人の齊藤直紀は、展望台の役割を再考する中で、65年前の来場者の感動や発見を現代的に表現する方法を模索し、本サービスをノザイナーとともに形にしたと述べています。街の表層ではない歴史に深く潜る体験が、その後の街の見え方を変えるとしています。
開発者の太刀川英輔氏は、長年掲げてきた「文化財や自然資産を観光産業の力で守りたい」というビジョンを、最新の生成AI技術とデザインを掛け合わせることで具現化したと説明しています。太刀川氏は多数の国内外デザイン賞受賞や、慶應義塾大学大学院特任教授などの肩書を持ち、2025年大阪・関西万博日本館の基本構想クリエイターを務めた経歴があります。
メディア向けプレス発表会と利用案内、施設情報の詳細
公式オーディオガイド「横浜360°」開始を記念し、メディア関係者向けのプレス発表会が開催されます。登壇者は横浜マリンタワー 支配人 齊藤直紀、NOSIGNER代表 太刀川英輔氏で、サービス概要説明、デモンストレーション、質疑応答、フォトセッション、現地でのオーディオガイド体験が予定されています。
発表会概要は以下の通りです。日時は2026年6月3日(水)13:00開始(受付12:45〜)、場所は横浜マリンタワー3階 発表会会場(神奈川県横浜市中区山下町14-1)です。当日参加者には「横浜360°」フリーアクセスコードが配布されます。本発表会はメディア関係者限定で、参加希望者は事前登録が必要です。個別取材・事前説明は枠数に限りあり、先着順での案内となります。
横浜マリンタワー 施設概要と運営体制
施設所在地は神奈川県横浜市中区山下町14番地1、開業日は1961年1月15日です。展望営業時間はデイチケット入場が午前10時〜午後6時(最終入場午後5時30分)、ナイトチケット入場は午後6時〜午後10時(最終入場午後9時30分)ですが、6月〜8月はナイトチケット入場時間が日没に合わせて午後7時からとなります。施設の公式サイトはhttps://www.marinetower.yokohama/です。
横浜マリンタワーはリストプロパティーズ株式会社、株式会社ティケイスクエア、横浜エフエム放送株式会社による共同事業者で運営されています。リストグループの情報はhttp://www.list.co.jp/に掲載されています。
組織情報と関係企業
- リスト株式会社
- 所在地:神奈川県横浜市中区尾上町3-35、代表:北見尚之、設立:2016年5月20日(グループ創業1991年5月10日)
- リストプロパティーズ株式会社
- 所在地:神奈川県横浜市中区尾上町3-35、代表:北見尚之、設立:2010年2月9日、事業概要:不動産マネジメント等
- NOSIGNER(ノザイナー)代表
- 代表:太刀川英輔、慶應義塾大学大学院特任教授、各種受賞歴と多数の教育機関との関係を有するデザイン戦略家
要点まとめ
以下の表は、本記事で取り上げた「横浜360°」導入に関する主要な事実を整理したものです。サービス開始日、対応言語、プレス発表会日時、運営事業者、プラットフォームの主な機能などをひと目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名称 | 横浜マリンタワー公式オーディオガイド「横浜360°」 |
| プラットフォーム | WOUDIO(NOSIGNER開発) |
| サービス開始日 | 2026年6月2日(火) |
| プレス発表日(リリース) | 2026年5月21日 18:30 |
| プレス発表会 | 2026年6月3日(水)13:00開始(受付12:45〜) 横浜マリンタワー3階 |
| 対応言語(本ガイド) | 8言語(WOUDIOプラットフォームは最大18言語対応) |
| 利用方法 | 展望フロアのQRコードを読み取るだけ。アプリのダウンロード不要 |
| 主な機能 | 多言語音声ガイド、20の問いを起点とした地域解説、防災時の多言語避難ナビ、文化保全への寄付機能 |
| 主要スポット | 氷川丸、大さん橋、赤レンガ倉庫、中華街、元町、山手、三溪園など |
| 運営事業者 | リストプロパティーズ株式会社(中心)、株式会社ティケイスクエア、横浜エフエム放送株式会社 |
| 施設所在地 | 神奈川県横浜市中区山下町14番地1 |
| 公式リンク(ガイド) | https://woud.io/marinetower/ja |
| 施設公式サイト | https://www.marinetower.yokohama/ |
横浜マリンタワーの今回の導入は、展望体験のデジタル化と多言語化を通じて、来館者に新たな視点で街を知るきっかけを提供する試みです。防災や文化保全など観光の枠を広げる機能を持つWOUDIOの採用は、観光DXの具体例として注目されます。