27歳が創ったHENGE、IWC 2026で金賞獲得
ベストカレンダー編集部
2026年5月23日 07:59
IWC 2026金賞受賞
開催期間:5月18日〜5月22日
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27歳の若き代表が描いたビジョンとHENGE設立の軌跡
報道発表は株式会社Cypherによるもので、発表日時は2026年5月22日 18時22分に配信された。代表取締役は糊谷有亮(27歳)で、同社が運営する日本酒ブランド「HENGE(ヘンゲ)」は、ブランド創立からおよそ1年で国際審査における大きな評価を得た。
糊谷は新卒で総合商社(丸紅)に入社した経歴を持ち、在籍中に「日本酒は世界に誇る文化である」という確信を抱き、25歳で独立。以降、日本酒業界へ身を投じ、3年間にわたりブランド構築と醸造に関する活動を継続してきた。周囲からは「若すぎる」「成功するはずがない」との批判も受けたが、実際の取り組みは国内外の評価につながった。
経歴とブランド設立までの経緯
糊谷の転身は若年での業界変更という点で注目される。総合商社での経験を背景に、流通や海外市場の知見を活かしてブランド戦略を設計した点が特徴である。25歳で独立後、2025年4月に日本酒ブランド「HENGE」を立ち上げ、製品開発と流通設計を行ってきた。
立ち上げ後は、伝統的な醸造法を取り入れつつも、既成概念にとらわれない味の設計を試み、短期間でミシュラン星付きレストランや5つ星ホテルへの採用実績を獲得している。ブランドとしての第一歩は初回販売分がわずか3時間で完売したことに示される。
ブランドの理念と醸造哲学
HENGEが掲げる理念は、明確に「変幻自在な日本酒の可能性を追求する」というものである。奈良・江戸時代に伝わる“いにしえの製法”を軸に置き、伝統と革新を融合させる醸造方法を確立することを目指している。
具体的には、奈良時代に起源をもつ「一段仕込み」など古典的な工程を復元・活用し、原料選定や発酵管理で現代的な精度を加えることで、独創的な味わいの実現を図っている。これにより、甘味・旨味・酸味のバランスを追求した味構成を意図的に生み出している。
- 理念:変幻自在な日本酒の可能性を追求
- 基本方針:いにしえの製法と現代の醸造技術の融合
- 市場展開:公式サイトでの抽選販売を主軸に、国内外のハイエンド飲食店に展開
IWC 2026での金賞受賞と審査の背景
HENGEの『HENGE CLEAR 無濾過生原酒』は、2026年5月18日に広島で行われた審査の結果、世界で最も権威ある日本酒コンクールの一つであるIWC(International Wine Challenge)2026において金賞(Gold Medal)を受賞した。IWCのSAKE部門は2007年に設立され、2026年は設立20周年にあたる回である。
受賞はブランド創立1年での達成となり、同ブランドの国内外での評価に直結する出来事である。エントリーは総数1,738銘柄と過去最大規模で、受賞は多数の応募のなかでの選抜の結果である。
審査の概要と規模
IWC 2026の審査は広島で実施され、メダル受賞酒は2026年5月22日に発表された。出品は11カテゴリーに分けられて行われ、カテゴリーは普通酒、本醸造、純米、純米吟醸、純米大吟醸、吟醸、大吟醸、スパークリング、古酒、熟成酒、フレーバー日本酒である。
出品数やカテゴリー分けは、国際的な評価基準に照らして多様なスタイルを審査できるよう設計されている。IWCは1984年に設立された国際的なブラインドテイスティング審査会の系譜を受け継ぎ、SAKE部門の受賞は世界での注目度に直結している。
- 開催地
- 広島(審査実施日:2026年5月18日)
- メダル発表
- 2026年5月22日
- エントリー数
- 1,738銘柄(過去最大)
- カテゴリー数
- 11(普通酒~フレーバー日本酒)
受賞作品と審査員の評価
受賞した『HENGE CLEAR 無濾過生原酒』について、IWCの審査員は次のように評価している。翻訳は(株)Cypherによるもので、原文の英語表現も併記されている。
審査員のテイスティングコメント(日本語訳):「フレッシュなチェリーやブラックカラント、金柑、ルバーブ、洋梨、さらにはバナナやプルーンの華やかな香りが立ちのぼる。クリーミーなマスカットやグーズベリーの風味が豊かに広がり、爽やかで独創的な味わいが奥行きを感じさせる。生き生きとしたガス感とともに、調和のとれた甘みが心地よく広がります。」
原文(英語):Fresh cherries, blackcurrant, kumquat, rhubarb, pear, banana, and prune aromas. Zingy, funky palate with creamy muscat, gooseberry, lively spritz, and balanced sweetness.
審査員の評価は香りの多層性と味わいの独自性、ガス感や甘みの調和を指摘しており、製品設計における「一段仕込み」や醸造方針が世界的な審査でも認められたことを示している。
IWCの審査結果は公式サイトで公開されており、該当の受賞表示ページも設けられている(https://www.internationalwinechallenge.com/canopy/beverage_details?sid=22219)。
『HENGE CLEAR 無濾過生原酒』の仕様・販売・製法
『HENGE CLEAR 無濾過生原酒』はHENGEの代表作の一つで、2025年11月に発売された。販売は公式サイト上で抽選形式とされ、毎月完売が続いているという。初回販売分はわずか3時間で完売した。
製品は「いにしえの製法」を軸にした醸造で、独自の風味設計により高価格帯での流通を行っている。原料や製造場所、価格などのスペックは以下の通りである。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | HENGE CLEAR 無濾過生原酒 |
| 容量 | 720ml |
| 原料米 | 兵庫県産 山田錦100% |
| アルコール分 | 13% |
| 製造場所 | 新潟県 |
| 価格 | 14,800円(税込) |
| 発売日 | 2025年11月 |
| 販売方法 | 公式サイトの抽選販売(毎月完売、初回は3時間で完売) |
製法の特色と味わいの具体性
『HENGE CLEAR 無濾過生原酒』は奈良時代の“いにしえの製法”として記される「一段仕込み」を軸に醸造している点が大きな特色である。一段仕込みは歴史的な工程で、強い個性を持つ原酒の生成に寄与する。
製品設計においては、クリアな見た目と複層的な香味のバランスを同時に実現することが目指されている。IWC審査員のコメントにある通り、フレッシュな果実香やマスカットやグーズベリーの風味が豊かに広がる点、さらには生き生きとしたガス感と調和のとれた甘みが特長として挙げられる。
流通・採用例
HENGEは初期の限定販売以降、国内外のハイエンド市場での採用が進んでいる。具体的にはミシュラン星付きレストランや5つ星ホテルが採用先として挙げられており、高級飲食店での提供を通じてブランド価値の向上を図っている。
販売は公式サイトを主軸とした抽選システムにより限定販売を続けている。価格帯はプレミアム定位であり、十四千円台(税込)の価格設定はコレクターや専門店向けの流通設計を意図したものと見られる。
株式会社Cypherの事業概要と受賞の意味
株式会社Cypherは東京都渋谷区幡ヶ谷に拠点を置き、日本酒ブランド「HENGE」を事業の核に据えている。代表取締役は糊谷有亮で、事業内容にはHENGEブランドの企画・販売が含まれる。
会社概要と問い合わせ先は以下の通りである。プレスリリースが公表している情報をすべて記載する。
| 会社名 | 株式会社Cypher |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区幡ヶ谷一丁目23番7号 B1 |
| 代表取締役 | 糊谷有亮 |
| 事業内容 | 日本酒ブランド「HENGE」の企画・販売 |
| 電話 | 03-4500-4404 |
| メール | info@cypher-inc.co.jp |
| Web | https://henge-sake.com/ |
| お問い合わせページ | https://henge-sake.com/pages/contact |
| https://www.instagram.com/henge.sake/ |
プレスリリースの本文は、ブランド創立1年でのIWC金賞受賞という事実、糊谷の経歴やブランドの理念、製品の仕様、販売方法、IWC審査の背景といった主要情報を網羅している。これらは同社が公表した情報に基づくものである。
HENGEのラインナップについて
プレスリリースではHENGEは全3種類の日本酒を提供していると記載されている。詳細な各銘柄の仕様については『HENGE CLEAR 無濾過生原酒』が具体的に明示されているが、他の2種類については本稿時点のプレス発表では個別のスペックは開示されていない。
提供形態としては限定販売・抽選形式を中心に据え、高付加価値市場での流通と高級飲食店での採用を組み合わせる戦略が採られている。初回販売の迅速な完売や高評価の受賞は、この戦略が一定の成果を挙げていることを示している。
記事内容の要点整理
本章では、本稿で取り上げた情報を表形式で整理する。主要な事実を一覧化することで、受賞に関するポイント、製品仕様、会社情報を確認しやすくまとめる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ニュースの主題 | HENGEの『HENGE CLEAR 無濾過生原酒』がIWC 2026で金賞を受賞 |
| 発表元・日時 | 株式会社Cypher/2026年5月22日 18時22分 |
| 代表者 | 糊谷有亮(27歳) |
| 受賞日(審査実施日) | 審査:2026年5月18日(広島)/メダル発表:2026年5月22日 |
| IWCに関する情報 | IWC SAKE部門は2007年設立、2026年は20周年、エントリー1,738銘柄、11カテゴリー |
| 受賞製品の仕様 | 容量:720ml/原料米:兵庫県産 山田錦100%/アルコール分:13%/製造地:新潟県/価格:14,800円(税込) |
| 発売・販売 | 発売:2025年11月/販売方法:公式サイト抽選(毎月完売、初回3時間で完売) |
| 審査員の評価要旨 | 多層的な果実香、クリーミーなマスカットやグーズベリー、活きたガス感、調和のとれた甘み |
| 会社情報(連絡先) | 株式会社Cypher/所在地:東京都渋谷区幡ヶ谷一丁目23番7号 B1/電話:03-4500-4404/メール:info@cypher-inc.co.jp/Web:https://henge-sake.com//Instagram:https://www.instagram.com/henge.sake/ |
以上が本稿の整理である。プレスリリースに基づく事実を網羅的に提示し、受賞の背景、製品の仕様、流通形態、会社概要までを記載した。受賞はブランド設立1年という短期間での国際的な評価を示すものであり、製品の製法や流通設計が審査で認められた事実が確認できる。