ジョン&ヨーコ伝説のライブ映像、劇場で復活 最終上映5/28
ベストカレンダー編集部
2026年5月25日 18:43
ワン・トゥ・ワン劇場上映
開催期間:4月29日〜5月28日
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伝説の“ワン・トゥ・ワン・コンサート”が劇場で蘇る
パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYCは、ジョン・レノンがザ・ビートルズ解散後に行った唯一のフル・コンサート「ワン・トゥ・ワン・コンサート」を、最新の修復と音響リマスターによって劇場上映向けに再編集したライヴ映像作品である。本作は1972年8月30日にNYマディソン・スクエア・ガーデンで開催された同コンサートの映像を基にしており、当時の昼夜2公演は完売、延べ4万人を動員し、知的・発達障がいを持つ子どもたちへのチャリティとして行われたという経緯を持つ。
今回の日本公開は期間限定のイベント上映であり、公開情報および上映権利の関係から日本での上映は2026年5月28日(木)で終了となる。配給・展開情報はカルチャヴィル合同会社の発表(2026年5月25日 18時00分)による。
コンサートの歴史的背景と寄付の規模
1972年8月30日の「ワン・トゥ・ワン・コンサート」はジョン&ヨーコ、プラスティック・オノ・バンド、エレファンツ・メモリー、そしてスペシャル・ゲストとしてスティーヴィー・ワンダーらが参加した公演で、当時の金額で150万ドルを超える寄付を集めたとされる。現在価値に換算すると約1,150万ドル相当となる金額であり、チャリティ公演としても規模の大きいイベントであった。
このコンサートはジョンにとって唯一のフル・コンサートであると同時に、ジョンとヨーコのラスト・ライヴでもあり、音楽史的、文化史的に重要な位置を占める。映像作品は、その稀少なパフォーマンスを当時の空気感のまま再現しようとする試みである。
立川直樹氏が語った本作の核心とトークイベントの模様
2026年5月22日、東京・立川シネマシティでの上映初日に合わせ、プロデューサー/ディレクターの立川直樹氏が登壇するプレ・トークイベントが開催された。立川氏は高校生時代にビートルズ来日公演を目撃し、その経験が人生を決定づけたと語る人物であり、本作に対する視点と解説は長年にわたる研究と体験に裏打ちされたものだった。
立川氏は本作について「僕がこれまで観てきたロックのライブ映画の中でも、これほど生々しくロックンロールを感じさせる作品はなかなかない」と述べ、「ジョン・レノンはロックンロールなんだということが骨の髄まで伝わってくる」とコメントした。また、本作の重要性について「誰かのイベントにゲスト出演したのではなく、ジョンがきちんとワンステージ、15曲を演っていること」にあると指摘した。
楽曲と演出に対する立川氏の視点
立川氏は具体的に楽曲とMCの関係性にも注目し、「カム・トゥゲザー」を演奏する際のMCの導入や、「マザー」を“誰しもが感じている両親への思い”と前置きしてから歌い始める点を挙げ、「すべてが歌と一体化した詩のようになっている」と評した。また、エルヴィス・プレスリーの「ハウンド・ドッグ」カバーについても言及し、ジョンのルーツとしてのロックンロールの強さが映像に刻まれていると語った。
さらに、バンド構成についてはバックを務めたエレファンツ・メモリーの技術的完成度について「そこまで上手いバンドではないが、このコンサートにすごく合っている」と分析し、ジョンが自身のバンドを従えて自由に歌うことで生まれる独特のグルーヴが本作の見どころであると述べた。
修復と音響リマスター、上映フォーマットの詳細
本作はショーン・オノ・レノン率いるチーム(グラミー賞受賞歴がある精鋭チーム)が20年の歳月をかけて映像を一コマずつ手作業でレストアし、音源についても徹底的な修復を行った。映像は4Kクリップなど高解像度で整えられ、音声は192kHz/24bitのハイレゾ・ステレオ、5.1chサラウンド、そして一部の劇場ではDolby Atmosでの上映が行われる。
制作クレジットは監督がサイモン・ヒルトン、製作にショーン・オノ・レノンとピーター・ウォースリーが名を連ねる。上映はマルチスクリーンを駆使した没入感重視の編集が施され、スクリーン上映用に再編集・リミックスが行われている。
上映劇場・料金・作品情報
本作の日本公開は2026年4月29日(水・祝)に始まり、全国での期間限定イベント上映として実施された。上映時間は81分、鑑賞料金は一律3,000円(ドルビーアトモス等の特別スクリーンでは追加料金の場合あり)と発表されている。
- 主な上映劇場(5/25現在)
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- 東京:立川シネマシティ 絶賛上映中〜5/28(木)
- 茨城:ユナイテッド・シネマ水戸 5/25(月)1日限定
- 北海道:ローソン・ユナイテッドシネマ札幌 5/28(木)1日限定
- 岩手:中央映画劇場 絶賛上映中〜5/28(木)
- 静岡:シネプラザサントムーン 絶賛上映中〜5/28(木)
- 奈良:ユナイテッド・シネマ橿原 絶賛上映中〜5/28(木)
- 三重:イオンシネマ東員 絶賛上映中〜5/28(木)
- 作品情報
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- タイトル:パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC
- 公開日:2026/4/29(水・祝)
- 監督:サイモン・ヒルトン
- 製作:ショーン・オノ・レノン、ピーター・ウォースリー
- 出演:ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、プラスティック・オノ・バンド、エレファンツ・メモリー、スティーヴィー・ワンダーほか
- 上映時間:81分
- 鑑賞料金:一律3,000円(特別スクリーンは追加の場合あり)
収録楽曲と劇場公開素材
劇中のセットリストはジョンのソロ代表曲やカバー、ヨーコの楽曲が混在した構成で、主な楽曲として「ニューヨーク・シティ」「インスタント・カーマ」「イマジン」「マザー」「ドント・ウォーリー・キョウコ」「オープン・ユア・ボックス」「カム・トゥゲザー」「ハウンド・ドッグ」「平和を我等に(Give Peace A Chance)」などが挙げられている。
また、公開に合わせて4Kクリップとして複数の60秒映像が公式に順次公開されており、YouTube上でのクリップは以下の日程で公開されている。
- 4月23日:「インスタント・カーマ」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/0Y3q73pOgNo
- 4月22日:「平和を我等に」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/KzJ07NNIB34
- 4月22日:「ムーヴ・オン・ファースト」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/oiG2vX66jYs
- 4月15日:「ハウンド・ドッグ」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/qMLn3s5LMFI
- 4月8日:「ニューヨーク・シティ」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/BYqu1161wgg
- 4月8日:「ウィアー・オール・ウォーター」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/OTHz0geDDG8
- 4月1日:「イマジン」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/HBlPCuOUD3U
- 4月1日:「ドント・ウォーリー・キョウコ」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/XNj9JZJWzpM
- 3月26日:「カム・トゥゲザー」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/16KIMtrGoCk
- 3月26日:「オープン・ユア・ボックス」(60″ 4K Clip) https://youtu.be/B1-VphG48N4
立川直樹氏略歴と制作側の思い
立川直樹氏は1949年生まれ。1970年代初頭からメディアの交流をテーマに、音楽、映画、芸術、舞台など幅広い分野で活動してきたプロデューサー/ディレクターであり、音楽評論家・エッセイストとしても知られる。著書には『シャングリラの予言』『セルジュ・ゲンスブールとの一週間』『TOKYO1969』『ザ・ライナーノーツ』などがある。
立川氏は本作について改めて、ショーン・オノ・レノンらが20年をかけて行った修復作業とその精神性にも触れ、「ショーン自身がミュージシャンとして活動する中で、父親の仕事の偉大さに気づき、この作品をきちんと残したいという思いが込められている」と述べている。立川氏はこの感情の入った修復が作品の魅力を高めていると評価している。
制作側の技術的な介入と表現の意図
制作はスティーヴ・ゲブハルト撮影のオリジナル素材を基に、サイモン・ヒルトン監督、ショーン・オノ・レノンのプロデュースにより進められた。マルチスクリーンを活かした没入型の体験を目指して再編集が行われ、音像の修復・リミックスは複数のフォーマットに対応して実施されている。
立川氏はまた、当時の政治的状況—ニクソン政権下で国外退去圧力を受けていたこと—を踏まえ、ヒトラーの演説を引用する構成や「平和を我等に」「ボーン・イン・ア・プリズン」などのプロテスト・ソングを真正面から歌う姿勢に触れ、ヨーコ・オノの存在がジョンのロックンロールに大きく寄与している点を指摘している。
重要事項の整理と要点まとめ
この記事では本作の上映終了日、上映地域、制作・修復の経緯、立川直樹氏のトークイベントでの発言、楽曲一覧、公開されている4Kクリップの一覧など、プレスリリースの全情報を網羅して整理した。以下の表に主要な情報をまとめる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品タイトル | パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC |
| 日本公開期間(開始) | 2026年4月29日(水・祝)〜(期間限定) |
| 日本最終上映日 | 2026年5月28日(木) |
| 上映時間 | 81分 |
| 鑑賞料金 | 一律3,000円(特別スクリーンは追加の場合あり) |
| 監督・製作 | 監督:サイモン・ヒルトン/製作:ショーン・オノ・レノン、ピーター・ウォースリー |
| 特徴的な修復/音響仕様 | 20年にわたる手作業によるフレーム修復、192kHz/24bitハイレゾ・ステレオ、5.1chサラウンド、一部劇場でDolby Atmos |
| 主要楽曲(一部) | ニューヨーク・シティ、インスタント・カーマ、イマジン、マザー、カム・トゥゲザー、ハウンド・ドッグ、平和を我等に など |
| 主な上映劇場(5/25時点) | 立川シネマシティ、ユナイテッド・シネマ水戸、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌、中央映画劇場、シネプラザサントムーン、ユナイテッド・シネマ橿原、イオンシネマ東員 |
| 公式情報 | 日本公開オフィシャルサイト https://www.culture-ville.jp/powertothepeople / 海外 https://www.powertothepeoplefilm.com |
| プレス発表 | カルチャヴィル合同会社 発表日:2026年5月25日 18:00 |
以上が本作に関する主要情報の整理である。上映は期間限定であり、日本では2026年5月28日(木)で終了する。関心がある場合は、各劇場や公式サイトで公開情報を確認されたい。