6月10日開幕|フジエテキスタイルが全23柄を東京で展示
ベストカレンダー編集部
2026年5月26日 16:07
Between全23柄展示
開催期間:6月10日〜6月12日
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生活の布を〈アート〉として再提示する試み
フジエテキスタイルは、2026年6月10日(水)から6月12日(金)まで東京ビッグサイト西展示棟で開催される「インテリアライフスタイル(第34回)」に初出展します。出展は主催者推薦によるデザイン集積ゾーン「MOVEMENT」での出展となり、テキスタイルをプロダクトとしてだけでなく、布をアートとして捉える視点を掲げた《TEXTILE ART COLLECTION》から、グラフィックデザイナー・小林一毅氏との協業作品《Between black & white》を中心に展示します。
フジエテキスタイルは1960年代からテキスタイルのデザイン開発に携わり、1970年代には“心にアートを”という理念のもと「Heartart」を立ち上げました。この系譜を受け継ぐ形で、2023年に《TEXTILE ART COLLECTION》として再び布をアートとして提示する活動を始めています。今回の出展は、そのコレクションが展示会という場でどのように受け取られるかを検証する機会です。
理念の継承と現在の取り組み
「Heartart」の理念は、単にカーテンやクッションを作るのではなく、暮らしにアートを取り入れることを目指す考えです。こうした思想の継承により、《TEXTILE ART COLLECTION》では布そのものがもつ質感や技術、地域の作り手の存在を強調し、空間における新たな表現を追求しています。
今回の展示は、単一のプロダクトラインの紹介に留まらず、素材や技法、職人の手仕事が生み出す奥行きや揺らぎを作品として見せる試みとして位置づけられています。特にテキスタイルならではの〈触覚的な質感〉が主題になっています。
《Between black & white》—日常の風景を布で描く
《Between black & white》は、グラフィックデザイナー・小林一毅氏が日々の生活の中で見出した風景や記憶を独自の感性で切り取り、図案化したシリーズです。小林氏の図案を京都の職人が手捺染という伝統技法で染め上げることで、描かれた線と布の持つ表情が交差する作品群が生まれています。
構成は全23柄。生活のそばにある風景や記憶を題材とし、生活の美しさや愛おしさを感じさせるモチーフが中心です。今回の「インテリアライフスタイル」出展は、2025年6月のgallery stoop展以来、関東エリアで全柄を一堂に展示する機会となります。現在はフジエテキスタイルショールームにて数点の展示があるものの、本展が全23柄を見られる貴重な場です。
制作プロセスと職人技
このシリーズの制作は、京都の職人による手捺染が重要な役割を果たしています。手捺染は染料を版に乗せ、布へ人の手で擦りつけるようにして染める技法であり、機械染色にはない微妙な揺らぎや濃淡が生まれます。図案の線や階調が、布の表面で繊細に変化する点が評価されています。
《Between black & white》は、制作過程における職人の熟練した技術とデザイナーの視点が結実した作品群であり、テキスタイルが持つ可能性を改めて提示する内容となっています。
- 作品名:Between black & white
- デザイナー:小林一毅
- 制作技法:京都の職人による手捺染
- 柄数:全23柄
- 関東での展示:2025年6月のgallery stoop展以来の全柄展示
コレクションの広がりと過去の取り組み
《TEXTILE ART COLLECTION》は、Heartartの理念を継承する形で2023年に始動しました。布の持つ多様な表現を集めることが目的であり、日本各地の作り手や織り・染めの技術に注目しています。コレクションでは、テキスタイルを空間の中でアートとして提示することを中心に据えています。
第一弾としては、西陣織金襴(1200年の歴史を持つ)と炭酸デザイン室とのコラボレーションによる《光る山》を発表しました。第二弾が今回の《Between black & white》で、いずれも伝統的な技術と現代のデザインをつなぐ試みです。
- 第一弾
- 《光る山》——西陣織金襴と炭酸デザイン室とのコラボレーション(1200年の歴史を背景にした作品)。
- 第二弾
- 《Between black & white》——京都の手捺染とグラフィックデザイナー・小林一毅氏との協業。全23柄を展開。
これらの取り組みは、布を単なる素材として扱うのではなく、空間における表現として再編し直す意図を持っています。伝統技術を現代的な視点で再解釈することで、テキスタイルの新しい価値を提示することが目標です。
展示会の詳細と来場方法
「インテリアライフスタイル(第34回)」の開催概要は次のとおりです。本展は東京ビッグサイト西展示棟のMOVEMENTエリア、ホールW1のブースH022に出展します。会期は2026年6月10日(水)から6月12日(金)までで、開催時間は10:00から18:00まで(最終日は16:30まで)です。
インテリアライフスタイルは国内外の来場者が集まる国際的な展示会です。「MOVEMENT」ゾーンはデザイン性や付加価値の高いプロダクトを集めるエリアで、今回《Between black & white》を含むテキスタイルアートがどのようなつながりを生むかを確認できる場になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年6月10日(水)~6月12日(金) |
| 開催時間 | 10:00-18:00(最終日は16:30まで) |
| 会場 | 東京ビッグサイト 西展示棟(MOVEMENTエリア/ホールW1 H022) |
| 出展内容 | フジエテキスタイル《TEXTILE ART COLLECTION》より《Between black & white》(全23柄) |
| 来場登録 | https://interiorlifestyle-tokyo.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/planning-preparation/visitors/onlinevisitorregistraion.html |
問い合わせ先として、株式会社フジエテキスタイルの連絡先も公表されています。所在地と連絡情報は以下のとおりです。
- 会社名
- 株式会社フジエテキスタイル
- 所在地
- 東京都渋谷区代々木4-33-10 トーシンビル5階
- 電話
- 03-3378-8850
- メール
- fujie-news@fujie-textile.co.jp
展示は関係者や業界関係者のみならず、多様な来場者に向けた内容であり、テキスタイルが持つ表現の幅や伝統技法の現代的解釈に触れる機会となることが期待されます。
要点の整理
この記事で扱った内容を最終的に整理すると、今回の出展はフジエテキスタイルが長年蓄積してきたデザイン開発と伝統技術を基盤に、布を空間におけるアート表現として再提示する取り組みであることがわかります。特に《Between black & white》は小林一毅氏の図案と京都の手捺染が結びついた全23柄のシリーズであり、本展示会で関東における全柄公開の機会となります。
| 整理項目 | 内容 |
|---|---|
| 出展者 | 株式会社フジエテキスタイル |
| コレクション名 | TEXTILE ART COLLECTION(Heartartの理念を継承) |
| 展示作品 | Between black & white(デザイナー:小林一毅/京都の手捺染/全23柄) |
| 会期 | 2026年6月10日~6月12日(10:00-18:00、最終日は16:30まで) |
| 会場 | 東京ビッグサイト 西展示棟(MOVEMENTエリア/ホールW1 H022) |
| 来場登録 | https://interiorlifestyle-tokyo.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/planning-preparation/visitors/onlinevisitorregistraion.html |
| 問い合わせ | 東京都渋谷区代々木4-33-10 トーシンビル5階/03-3378-8850/fujie-news@fujie-textile.co.jp |
上記は出展内容と開催情報を整理したものです。出展はテキスタイルをプロダクトからアートへと位置づけ直す意図を持ち、京都の手仕事や長年のデザイン開発の蓄積が活かされた展示となります。展示会場では具体的に布の質感や染めの表情を直接確認できるため、テキスタイルの新たな価値を検討する手がかりを得られる場となるでしょう。