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6月3日開幕 東陽テクニカの計測戦略

次世代エアモビリティ展

開催期間:6月3日〜6月5日

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次世代エアモビリティ展
東陽テクニカって何を展示するの?
電動推進評価ベンチや風洞をはじめ、飛行・地上試験向けの振動・ひずみ・音響計測システム、C/C++向け静的解析ツールなどの複合計測ソリューションをデモで紹介します。
展示会はいつどこで開かれるの?
第5回 次世代エアモビリティEXPOは2026年6月3日〜5日、幕張メッセ第6ホールで開催。東陽テクニカはブースBM-18で各装置のデモや担当者説明を行い、時間は10:00〜17:00です。

空飛ぶクルマの安全性・耐久性評価を支える「計測の統合」

株式会社東陽テクニカは、2026年6月3日から5日に幕張メッセで開催される「第5回 次世代エアモビリティEXPO 2026」に出展し、エアモビリティ向けの複合計測ソリューションを展示します。発表は同社のプレスリリース(発表日時:2026年5月27日 10時30分)に基づくもので、展示内容は電動推進システム評価をはじめ、流体試験、飛行・地上試験用の各種計測、ソフトウェア解析ツールまで多岐にわたります。

東陽テクニカはこれまでにEV充電、電装品評価、騒音・振動計測、ソフトウェア開発支援などの分野で蓄積した技術を基盤に、エアモビリティ領域へ適用できる複合的な計測ソリューションを提案します。目的は、空飛ぶクルマ(eVTOL等)の機体の安全性と耐久性を評価・向上させることにあり、設備構築や試験支援を通じて社会実装への貢献を図る構えです。

空飛ぶクルマの最新情報が一堂に会する専門展示会「第5回 次世代エアモビリティEXPO 2026」に出展 画像 2

技術融合で実現する評価ワークフロー

同社のアプローチは単体の機器提供に留まらず、複数技術を連携させたワンストップの評価フローの提供にあります。例えば、電動推進系のベンチ評価と実機フライト試験の計測データを同一の解析基盤で扱える体制を整備することで、設計段階から量産・運用までの評価効率を高める狙いです。

具体的には、センサー群(加速度、音響、ひずみなど)からデータロガーで収集した計測データを解析ソフトで処理し、必要に応じてソースコード静的解析ツールにより制御ソフトウェアの安全性チェックを行うことで、機体評価に関わる物理・電気・ソフトウェアの各領域を横断的に検証します。

  • 物理計測:振動、ひずみ、音響などのセンシング
  • 電気・推進評価:電動推進システムのベンチ試験と負荷試験
  • ソフトウェア安全性:静的解析によるコーディング規約・潜在不具合検出
空飛ぶクルマの最新情報が一堂に会する専門展示会「第5回 次世代エアモビリティEXPO 2026」に出展 画像 3

出展製品の詳細:実装を見据えた計測ツール群

ブースでは複数の計測装置と解析ツールが紹介されます。主な出展製品は「電動推進システム評価ベンチ」「流体実験装置」「フライト試験・地上試験用計測システム」「ソースコード静的解析ツール」です。これらは単体での利用はもちろん、組み合わせて用いることでより実機に近い試験・評価が可能です。

以下に各製品の仕様や役割を整理し、どのような用途に適しているかを具体的に示します。展示では実機イメージやデモを通じて、試験条件設定や解析の流れを確認できます。

空飛ぶクルマの最新情報が一堂に会する専門展示会「第5回 次世代エアモビリティEXPO 2026」に出展 画像 4

電動推進システム評価ベンチ(eVTOL用アイアンバード)

電動推進システム評価ベンチは、電気モーターでプロペラを回す仕組みの推進系(注:eVTOL等の電動推進機構)をベンチ上で評価するための試験装置です。シミュレーターと連動して負荷を制御し、ベンチ上で模擬飛行に相当する条件を再現できます。

装置は複数の被試験モーターやESC(Electric Speed Controller)に対して回転数指示を与え、対向するダイナモメータで負荷をかける構成です。短絡等の異常状態を模擬する機能も備え、異常時の挙動確認や安全設計の検証にも対応します。

主な機能
複数モーターの同時制御、負荷変動シミュレーション、異常状態模擬(短絡など)
用途
推進システムの性能評価、耐久試験、異常時挙動確認

流体実験装置(風洞試験等)

流体実験装置は風洞試験を中心に、空力性能の評価やさまざまな流体特性評価に対応する試験設備です。開放型風洞をベースにした設備や、用途に応じた計測オプションを組み合わせることで、ドローンや船舶、自動車、建築分野など幅広い評価ニーズに適合します。

エアモビリティ分野では、機体やプロペラの空力特性評価、騒音源の特定、回転体周辺の気流解析などが想定され、設計段階での最適化に有効です。

  1. 開放型風洞による外乱再現
  2. プロトタイプ・小型機体の空力評価
  3. 騒音・気流分布の同時計測

フライト試験・地上試験用計測システム(振動・ひずみ・音響・CAN計測)

飛行試験および地上試験のための計測システムは、機体の健全性や動的挙動を評価するうえで必須です。東陽テクニカは加速度センサー、音響センサー、ひずみセンサーなど多種のセンサーと、データロガー、解析ソフトを組み合わせた包括的なソリューションを提供します。

データロガーはマクロ機能を用いたユーザーフレンドリーな操作画面や計測フローの構築が可能であり、現場での使い勝手を重視した設計になっています。機体に装着するセンサー選定から解析手順の設計まで、用途に応じた提案が行われます。

  • データロガー:マクロ対応の運用画面、複数センサー同時記録
  • 三軸加速度計:振動・衝撃計測で機体ダイナミクスを取得
  • ひずみセンサー:構造部材の応力・疲労評価に使用

ソースコード静的解析ツール(C/C++対応)

エアモビリティに求められる高い安全性をソフトウェア面から支援するのが、C/C++向けのソースコード静的解析ツールです。本ツールはMISRA等のコーディング規約準拠チェックを行い、潜在的な不具合を早期に検出することで、コーディング段階から品質を担保します。

制御系ソフトウェアやファームウェアの欠陥を低減することは、システム全体の安全性向上に直結します。静的解析導入により、テスト工程の効率化や後段での修正コスト低減が期待されます。

展示会の開催情報とブース案内

展示会の正式情報は以下の通りです。第6ホールのブース番号はBM-18で、開催時間は各日10:00から17:00までとなっています。来場者は会期中にブースで装置のデモや担当者による説明を直接確認できます。

公式情報や出展案内は展示会のサイトおよび東陽テクニカの出展お知らせページで確認できます。現場で使用する計測機器やソフトウェアの詳細、導入事例やサポート体制については担当者が個別に案内する予定です。

展示会名 第5回 次世代エアモビリティEXPO 2026
会期 2026年6月3日(水)~6月5日(金)
会場 幕張メッセ 第6ホール(ブース番号:BM-18)
開催時間 10:00~17:00
展示会公式サイト https://ssl.japan-drone.com/index.html
東陽テクニカ出展ページ https://www.toyo.co.jp/e-mobility/seminar/detail/air-mobility-expo5th/

東陽テクニカの事業領域と出展の意義、まとめ

東陽テクニカは「はかる」技術のリーディングカンパニーとして、計測機器とソリューション提供を通じて多岐にわたる産業分野に貢献してきました。事業分野は脱炭素・エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティ、ライフサイエンス、量子ソリューションなどに及びます。

同社は自社製品開発や新規事業投資、M&Aを通じた成長戦略のもと、国内外で事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会の実現と産業界の発展に寄与することを掲げています。今回の出展は、エアモビリティ分野で必要とされる計測・解析基盤を提示する場として位置づけられます。

項目 内容
プレスリリース発表日時 2026年5月27日 10時30分
出展期間 2026年6月3日(水)~6月5日(金)
会場・ブース 幕張メッセ 第6ホール(ブース番号:BM-18)
主な出展物 電動推進システム評価ベンチ、流体実験装置、フライト/地上試験用計測システム、ソースコード静的解析ツール
会社情報 株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:高野 俊也)
関連URL https://www.toyo.co.jp/

本稿では東陽テクニカが次世代エアモビリティEXPOで提示する製品群とその役割、展示会の開催情報、そして同社の事業領域について整理しました。出展内容は、電動推進系の性能・異常検証、空力・流体特性の評価、実機に近い条件での振動・ひずみ・音響計測、ソフトウェアの静的解析といった評価軸を包含しており、エアモビリティの安全性・耐久性向上に資する包括的な計測ソリューションとして設計されています。