8月3日発売『将棋年鑑2026』藤井聡太×芦沢央対談
ベストカレンダー編集部
2026年5月28日 17:27
将棋年鑑2026発売
開催日:8月3日
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芦沢央が切り込んだ、藤井聡太竜王・名人の「思考の核心」
2026年8月3日発売予定の『令和8年版 将棋年鑑 2026』の巻頭を飾るのは、ミステリ作家・芦沢央氏による藤井聡太竜王・名人への特別インタビューです。本件は株式会社マイナビ出版が2026年5月28日付で予約受付開始を発表したものであり、同社のプレスリリースは当日12時51分に公開されています。
インタビューは第84期名人戦七番勝負第2局の翌日に実施され、棋譜や戦術論だけでなく、藤井竜王・名人の価値観や人となり、日常的な嗜好まで幅広く掘り下げられています。記事は、将棋年鑑としての読み応えを損なうことなく、対話の細部を伝える構成になっているとのことです。
実施時期と取材の位置づけ
取材は2026年4月25日、26日に行われた第84期名人戦七番勝負第2局の翌日に実施されました。対局直後のタイミングで行われたため、対局に向き合う眼差しや試合後の心境といった<現場に近い声>を引き出すことが可能になっています。
取材担当は、将棋をテーマにした著作『神の悪手』で知られ、将棋界を題材にした作品で評価を得ている芦沢央氏です。芦沢氏は作家としての観察眼とミステリ的な視点を活かし、藤井竜王・名人の発言から思考構造を読み解くアプローチを採用しています。
「詰将棋とミステリは似ている」— 逆算と順算が交差する思考
インタビューの中核となる話題の一つは、芦沢氏が提起した「詰将棋とミステリの共通点」です。芦沢氏は、ミステリ作法における逆算的構成と順算的展開の対比を示し、どちらの思考も物事を成立させる方法論として重要であることを指摘しました。
これに対して藤井竜王・名人は、自身が詰将棋を作る際に逆算的な作り方をするが、優れた作品は逆算と順算のバランスが融合していると応答しています。詰将棋を通して将棋の美や論理性を見出す点についても言及し、「詰将棋は、将棋というゲームが持つ美しさをロジカルに表現しているところが魅力であり奥深さ。私はそこに魅了された」と述べています。
思考法の具体的な提示
インタビューでは、単に抽象的な比喩にとどまらず、実際の詰将棋制作過程や、局面での逆算・順算の使い分けについての言及が含まれています。棋士としての経験に基づく具体的なエピソードや、創作過程の技術的なポイントが対談の中で紹介されています。
また、詰将棋とミステリの比較は、読者にとって将棋の理解を深める入口にもなっており、将棋を知らない層にも思考過程の美しさを伝える意図が伺えます。芦沢氏の視点は“観る将”としての蓄積を背景にしており、対談の内容は将棋年鑑ならではの独自性を有しています。
対談の内容とその他の話題—1時間30分の全対話を収録
対談はおよそ1時間30分にわたって行われ、詰将棋とミステリの共通点のほかにも、藤井竜王・名人のモチベーションの保ち方、勝利に対する価値観といった競技者としての内面、さらにプライベートな話題として好きなアイスクリームの味など、多岐にわたるテーマが取り上げられました。
年鑑にはこの対談の全文が掲載される予定であり、誌面で対談を全文読むことができます。取材直後の生の言葉がそのまま残されることにより、棋戦の文脈や対局の影響も含めた総合的な理解が得られる構成です。
- 対談時間
- 約1時間30分
- 主な話題
- 詰将棋とミステリの思考比較、逆算と順算、モチベーション、勝ちに対する価値観、好物(アイスクリーム)など
- 掲載形態
- 『令和8年版 将棋年鑑 2026』巻頭インタビュー(全文掲載)
『令和8年版 将棋年鑑 2026』の構成と商品情報
『将棋年鑑』は公益社団法人日本将棋連盟が発行する定期刊行物で、昭和43年の創刊以来、タイトル戦の番勝負をはじめとした公式戦記録や観戦記、棋界関連情報を体系的にまとめてきました。今回の2026年版は616ページの特大ボリュームで、アマチュア棋戦を含めると500局を超える熱戦を収録しています。
誌面には竜王戦決勝トーナメント+1組、A級順位戦、王将リーグの全局記録など主要棋戦の詳細が含まれており、“読む資料”として保管・参照に適した一冊になっています。豪華版には特典として故・加藤一二三九段と藤井聡太竜王・名人のアクリルスタンドが付属します。
- 判型:B5
- ページ数:616ページ
- 通常版価格(書籍/電子版):6,050円(税込)
- 豪華版価格:8,800円(税込)
- ISBN(通常版):978-4-8399-91579
- ISBN(豪華版):978-4-8399-91753
- 発売日:2026年08月03日
書籍の予約は、発表日である2026年5月28日から開始されています。購入リンクとして、将棋情報局の通常版および豪華版のページが案内されています。
- 通常版/将棋情報局:https://book.mynavi.jp/shogi/products/detail/id=151135
- 豪華版/将棋情報局:https://book.mynavi.jp/shogi/products/detail/id=151131
マイナビ出版についての情報
本書を刊行する株式会社マイナビ出版は、2015年10月に株式会社マイナビの出版事業本部を分社化して発足した企業で、経営理念は「知と学び、体験、ビジネスを通じて、あなたの明日をともに描く」です。伝統的な出版事業のノウハウを基盤に、IT、将棋、世界遺産、ライフスタイルなど多岐にわたるジャンルで事業を展開しています。
本社所在地や代表者情報も公表されており、本社は東京都千代田区一ツ橋2丁目6番3号、代表取締役 社長執行役員は角竹輝紀氏です。公式サイトでは刊行物や関連サービスの情報が随時提供されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | 株式会社マイナビ出版(2026年5月28日発表、12時51分) |
| 巻頭インタビュー担当 | 芦沢央(ミステリ作家、『神の悪手』著者、作家デビュー15周年、将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞受賞) |
| インタビュー対象 | 藤井聡太(竜王・名人) |
| 取材実施日 | 第84期名人戦七番勝負第2局の翌日(第2局は2026年4月25、26日開催) |
| 掲載媒体 | 『令和8年版 将棋年鑑 2026』(公益社団法人日本将棋連盟発行) |
| 収録内容 | 対談全文、タイトル戦の番勝負、竜王戦決勝トーナメント+1組、A級順位戦、王将リーグの全局、アマ含む500局超 |
| ページ数 | 616ページ |
| 価格 | 通常版(書籍/電子版)6,050円(税込)、豪華版8,800円(税込) |
| 発売日 | 2026年08月03日 |
| ISBN | 通常版:978-4-8399-91579、豪華版:978-4-8399-91753 |
| 豪華版特典 | 故・加藤一二三九段と藤井聡太竜王・名人のアクリルスタンド |
| 予約開始 | 2026年05月28日(発表日より予約受付開始) |
この記事では、芦沢央氏による巻頭インタビューの主旨と内容、取材の背景、年鑑そのものの仕様や販売形態までを整理しました。対談の全文は『令和8年版 将棋年鑑 2026』に収録されるため、詳細な発言や対話の流れを確認したい場合は誌面での確認が必要です。