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6月5日公開|ひまわり映像のTerraCaster

TerraCaster公開

開催日:6月5日

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TerraCaster公開
TerraCasterって何ができるの?
ひまわりの10分間隔観測画像を補間して、最短1時間で“今の地球”を映像化するプラットフォーム。24時間分を約30秒のタイムラプスに凝縮し、高解像度で報道や教育に利用できる実測ベースの映像を提供します。
いつどこで見られるの?
2026年6月5日の世界環境デーに合わせて、国内主要都市のデジタルサイネージ60面以上で公開。虎ノ門ヒルズでは11K相当の超高精細上映が行われ、日本テレビタワー2階ロビーでも6月から視聴可能です。

宇宙データを日常へ運ぶ、新しい地球観測プラットフォーム

日本テレビ放送網株式会社(以下「日本テレビ」)と株式会社バスキュール(本社:東京都港区、代表取締役:朴 正義、以下「バスキュール」)は、気象衛星データを活用した次世代の地球観測映像プラットフォーム「TerraCaster(テラキャスター)」をリリースしました。プレスリリースは2026年6月1日 04時00分に発表されています。

本プロジェクトは、宇宙観測データを社会的価値の高いコンテンツへと進化させることを目的とし、バスキュールが手掛けてきたKIBO宇宙放送局などの実績と、日本テレビの番組制作・配信ノウハウを組み合わせることで実現されました。TerraCasterは、観測事実に基づく映像を中心に据え、報道・教育分野を含む多様な用途での活用を見据えています。

「宇宙から地球をみる視点を日常に」 画像 2

開発の背景と協働の意義

バスキュールはこれまで宇宙の観測データを用いた宇宙メディアサービスを展開しており、日本テレビは放送・配信に関する長年のノウハウを有します。両社が連携することで、衛星データをただの観測値にとどめず、日常的に利用可能な高品質の映像コンテンツへと変換することが可能になりました。

TerraCasterが提供する映像は、実際に観測された地球の姿をそのまま活用する点が重要です。観測されていない地球の新規作画は行わず、補間処理は隣接する観測画像の間を滑らかにつなぐことに限定されています。これにより、教育や報道など、事実に基づく利用が期待されます。

「宇宙から地球をみる視点を日常に」 画像 3

TerraCasterの技術的仕組みと主な特徴

TerraCasterは、静止気象衛星「ひまわり」が10分間隔で撮影する観測画像を基に、隣接する画像の間を補間して連続映像化するプラットフォームです。補間はあくまで観測画像間の「間」をなめらかにする処理に限定され、表示される雲や地球の姿はすべて観測データと一致します。

この処理により、最短で観測から1時間以内に「今の地球」を視覚化した映像を生成し、24時間の地球の変化を約30秒のタイムラプス映像として表現できます。映像はライブカメラのような滑らかさと臨場感を持ち、宇宙飛行士の視点に近いダイナミックな地球像を提供します。

「宇宙から地球をみる視点を日常に」 画像 4

具体的に見られる映像の例

TerraCasterで可視化できる現象としては、日の出による地球の満ち欠け、

日本列島から湧き上がる積乱雲、済州島に見られるカルマン渦、台風の発生から熱帯低気圧化までの流れなどが挙げられます。これらはすべてひまわりの観測データに基づく実際の事象として映し出されます。

  • 観測根拠の徹底: 映像に映る地球の姿は必ず10分毎の観測画像と一致。
  • 補間の役割: 隣接する観測画像の「間」を滑らかにつなぐ処理に限定。
映像生成スピード
気象衛星による撮影から最短1時間で映像化。24時間365日自動で更新。
タイムラプス表現
24時間の地球の変化を約30秒の映像に凝縮。
「宇宙から地球をみる視点を日常に」 画像 5

対応解像度と運用性

TerraCasterは汎用性の高いフルHD・4Kから、最大11K相当の超高解像度出力に対応します。大型・高解像度のデジタルサイネージやシアター環境でもディテールが損なわれない画質を提供します。

運用面では24時間自動映像化の体制を構築しており、直近映像だけでなく、見たい日時や事象を検索して利用すること、任意地点へのズームでクローズアップすることなど、用途に応じた多様な活用が可能です。将来的な商用サービス化を見据え、UI/UXの開発も進めます。

項目 内容
観測衛星 静止気象衛星「ひまわり」(赤道上空約36,000km)
観測間隔 10分間隔の撮影画像を使用
補間の範囲 隣接する観測画像の間の滑らかな接続のみ
最短映像化時間 観測から1時間
出力解像度 フルHD・4K〜最大11K相当
運用 24時間365日自動映像化
「宇宙から地球をみる視点を日常に」 画像 6

公開スケジュール、展示・導入予定と活用領域

TerraCasterは、2026年6月5日の「世界環境デー」に合わせて、全国のデジタルサイネージで公開されます。LIVE BOARDをはじめとする各社とのコラボレーションにより、国内主要都市の60面以上の大型ビジョンで表示される予定です。

また、虎ノ門ヒルズのステーションビジョンでは11K相当の超高精細上映が行われ、日本テレビタワー(東京・汐留)の2階ロビー大型LEDビジョンでも6月から視聴可能です。これらは一般公開を目的とした表示であり、視覚的に地球のダイナミズムを伝えることを目指します。

報道・放送・B2Bでの活用シーン

報道や天気予報での導入が想定されています。台風や大規模な積乱雲の動きを地球規模で可視化することで、防災情報の直感的理解を助ける狙いです。報道番組・情報番組の気象コーナーで順次導入される計画です。

大型番組や特別番組でも象徴的な映像素材として採用されます。日本テレビ系で行われるキャンペーン「Good For the Planet ウィーク」(通称「グップラ」)では、2026年5月30日から6月7日までの期間に番組やイベント内で展開されます。

  • 放送内使用:気象関連コーナーや特別番組での素材活用
  • パブリック空間:デジタルサイネージ、科学館、教育現場へのライセンス提供予定
  • 常設展示:日本テレビタワー2階ロビーの大型LEDビジョン(6月より)

商用化とUI/UX

将来的には商用サービス化を視野に入れ、UI/UXの開発を進める計画です。利用者が容易に「見たい日時」や「特定の事象」を検索して利用できる仕組みや、教育現場や企業向けのライセンス提供など、B2B領域の展開も想定されています。

映像は報道から教育、公共表示まで幅広く利用できる設計とし、画質・操作性の両面で汎用性を高めていく方針です。

プロジェクトのビジョンと関係者のコメント、関連情報

「TerraCaster」という名称には、さまざまな観測データや情報を通じて地球(Terra)の今を伝える(Caster)プラットフォームでありたいという意図が込められています。日本テレビとバスキュールは、宇宙からの視点を日常のメディア体験へと昇華させることを目指しています。

以下に、プレスリリースに掲載された関係者のコメントを原文のまま記載します。両氏の言葉からは、教育的価値と視座の普及に重きが置かれていることが読み取れます。

日本テレビ放送網株式会社 宇宙ビジネス事務局長 加藤友規
初めて「TerraCaster」の映像を見たとき、私自身、言葉を失うほどの衝撃を受けました。そこにあったのは、生きている地球のリアルな息遣いだったからです。

宇宙飛行士の皆さんは宇宙から地球を見たとき、国境のない一つの生命体としての地球を実感し、意識が大きく変わると言います。その特別な価値観の変容を、TerraCasterを通じて、すべての生活者の皆さまに届けられるようになりました。

日常のふとした瞬間に『今の地球』に触れ、宇宙を身近に感じる。それが地球のことを深く知り、学ぶきっかけとなり、日々の生活の中で自然と地球を思いやる優しさにつながってほしい。メディアの届ける力を活かし、これまでにない新しい体験を生み出していきます。

バスキュール代表取締役 朴正義
私たちが最終的に届けたいのは、「宇宙から地球を見る」という視座そのものです。

学校のタブレットに、毎朝「今日の地球」が届く。それを毎日見ていると、子どもたちはやがて気づきます。同じ時刻の地球なのに、夏と冬とで、昼と夜の境目の位置が違う。自分たちの暮らす星が、傾いたまま太陽のまわりを巡っているからです。そしていつか、地球の表面を一つの影が横切っていく日が訪れます。日食です。その影は、太陽と地球のあいだに月が入り込んだことの、何よりの証です。教科書で「地球の公転と季節」「日食とは何か」を覚えるのではなく、地球を見ていた子どもが、自分の目でその意味にたどり着く。

宇宙から地球を見るという視座は、20世紀の宇宙開発を経て、21世紀の人類がようやく手にしたものです。かつては一部の宇宙飛行士だけが立てた場所に、いま、誰もが立てる。TerraCasterは、その視座を特別な体験から私たちの毎日の風景へと変えていきます。

関連リンクとSNSは以下のとおりです。WebおよびSNSページで最新情報や映像サンプルを確認できます。

  • Web: https://terracaster.space
  • X: https://x.com/terracaster
  • Instagram: https://www.instagram.com/terracaster
項目 要約
発表日 2026年6月1日 04時00分
主体 日本テレビ放送網株式会社、株式会社バスキュール(代表取締役 朴 正義)
サービス名 TerraCaster(テラキャスター)
データ元 静止気象衛星「ひまわり」の10分間隔観測画像
補間方針 観測された画像間の補間のみ。新たな地表の描画は行わない。
映像化速度 最短1時間で映像化、24時間365日自動更新
解像度 フルHD・4K〜最大11K相当
主な展開日・場所 2026年6月5日(世界環境デー)に国内60面以上の大型ビジョンで表示、虎ノ門ヒルズで11K上映、日本テレビタワー2階ロビー(6月より)
番組連携 日本テレビ系「Good For the Planet ウィーク」(グップラ):2026年5月30日〜6月7日
用途想定 報道・気象予報、特番、公共空間表示、教育・科学館等のB2Bライセンス
カテゴリ・キーワード カテゴリ: テレビ・CM、キーワード: 宇宙、ひまわり、日テレ共創ラボ
関連リンク https://terracaster.space、https://x.com/terracaster、https://www.instagram.com/terracaster

この記事では、TerraCasterの技術的な要点、公開計画、活用想定、関係者のコメント、ならびに関連リンクを整理しました。観測データに基づく映像を通じて、宇宙からの視点を日常へとつなげる取り組みであることが改めて確認できます。