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ジェンダーバイアス面接で9割が沈黙、離脱の実態

ジェンダーバイアス調査2026

開催期間:3月27日〜4月15日

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ジェンダーバイアス調査2026
面接で言われたことって本当に辞退につながるの?
はい。本調査では面接官の無自覚な発言が志望度低下や辞退を招いており、女性の57%が性別前提の発言を経験、違和感を伝えず辞退する例が多数確認されました。
企業はどうすればサイレント離脱を防げるの?
面接官の教育や質問ガイド整備、候補者が報告しやすい窓口の設置が基本。有識者を招いたウェビナー(7/14)で具体策や対話法が学べます。

面接で見えた“無意識のバイアス”──調査の概要と主要テーマ

XTalent株式会社は、ワーキングペアレンツ向け転職サービス「withwork」を運営する立場から、転職活動におけるジェンダーバイアスの実態を明らかにするために「転職活動におけるジェンダーバイアス実態調査」を実施しました。実施期間は2026年3月27日から2026年4月15日、有効回答数は136名です。調査主体はXTalent株式会社です。

本調査は、面接や選考過程で発せられる発言や質問のうち、無意識のバイアスや不適切なコミュニケーションと受け取られ得る事例が、候補者の志望度にどのように影響しているかを定量・定性の両面で分析しています。企業側の意図しない表現が、内定承諾に至らない「サイレント離脱」を引き起こしている点に着目しています。

【実態調査】9割の男女が違和感に沈黙。面接官の“無意識のバイアス”が招く優秀層の「サイレント離脱」【無料ウェビナー案内あり】 画像 2

アンケート実施の基本情報

調査設計は、転職活動を経験した男女を対象とし、経験の有無・具体的な発言の受け止め方・発言を受けた後の行動(辞退・志望度変化・企業やエージェントへの報告有無)などを尋ねています。回答者の属性別に分析を行い、性別による感受性の違いも整理しています。

以下にアンケートの基本データを示します。

実施期間
2026年3月27日〜2026年4月15日
対象
転職活動を経験したことがある男女
有効回答数
136名
調査主体
XTalent株式会社
【実態調査】9割の男女が違和感に沈黙。面接官の“無意識のバイアス”が招く優秀層の「サイレント離脱」【無料ウェビナー案内あり】 画像 3

面接官の発言がもたらす影響と具体的エピソード

調査では、面接や選考過程での発言が候補者の志望度低下や辞退につながる実態が明らかになりました。特に女性が受けたと回答する割合が高く、性別を前提とした発言を経験した女性は57%に上ります。一方で、男性も家庭事情に関する質問を受けるケースが多く、家庭関連の質問を受けた男性は44.8%でした。

発言別の影響を性別で比較した結果、女性の方が「辞退/志望度低下」の割合が高く、特に「結婚・出産に関する質問」や「業務における性別役割を前提にした発言」で女性の6割以上がネガティブな反応を示しています。

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女性の具体的エピソード(辞退/志望度低下)

実際の回答から引用された代表的なエピソードは、面接の場で受けた発言がどれほど深刻に受け止められているかを示しています。以下は回答者が記した具体例です。

  • 「『この会社だと子育てしている女性が昇進するのは難しいと思う』と言われた。」(30代女性、リーダー層、最高年収:800~999万円)
  • 「30代男性の社長から『結婚したてだから、すぐ妊娠するんでしょ?』といった発言。驚愕です。」(40代女性、一般社員、最高年収:800~999万円)
  • 「40代男性、マネージャークラスから。『女性ならではの視点でカスタマーサポートで頑張ってほしい』といった発言。入社前からレッテルがはられるんだなと思い、嫌だった。」(30代女性、マネージャー層、最高年収:800~999万円)
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男性の具体的エピソード(辞退/志望度低下)

男性回答者からも、職場文化や倫理観を疑わせる発言や、家庭関連の懸念を持たせる質問が辞退につながるケースが報告されています。以下はその一部です。

  • 「30代前半の面接官からそうした発言を聞き、倫理観に欠ける会社だと思った。」(40代男性、一般社員、最高年収:600~799万円)
  • 「今後の介護の影響は、どうでしょうか。突発で不在が多くなったりしないでしょうか。」(50代男性、その他、最高年収:1000~1499万円)
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候補者の“沈黙”——伝えない選択とその理由

調査の重要な発見の一つは、面接で違和感を抱いても候補者の大多数がそれを企業側に伝えないという点です。企業側に直接伝えた人は極めて少数で、女性は2.3%、男性は9.1%に留まりました。転職エージェントには約3割が伝えたものの、多くはどちらにも伝えていません。

候補者が発言に対して「沈黙」する理由として、女性の41%、男性の29%が「選考への不利益を懸念」したと回答しています。また、「すでに辞退を決めていたから」とする割合は女性17%、男性29%でした。この数字は、不適切な面接が行われた時点で候補者が改善交渉よりも関係断絶を選ぶ傾向を示しています。

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報告先別の行動割合

調査では、違和感を伝えた先を分解して把握しています。結果として、企業へ直接報告した割合は男女とも少数、転職エージェントに伝えるケースが存在する一方で、最終的にどの関係者にも伝えず辞退に至る例が多数でした。

  1. 企業へ直接伝えた:女性 2.3%、男性 9.1%
  2. 転職エージェントに伝えた:男女ともに約3割(正確な内訳は設問別)
  3. どちらにも伝えなかった:残る大多数(詳細はレポート全文)
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沈黙の背景にある心理

候補者の沈黙は、選考中の立場の弱さや変更の難しさ、採用の機会損失を恐れる現実的な判断が背景にあります。特に女性回答者は「選考不利を懸念」する割合が高く、問題を表面化させるリスクを負うより先に辞退を選ぶ傾向が強く示されました。

このような沈黙は、企業側が自らのコミュニケーション改善の手がかりを得られないまま、優秀な候補者を失ってしまう構図を生みます。

辞退リスクを高める発言のタイプと企業側への示唆

調査は、どのような発言が特に辞退リスクを高めるかを分析しました。その結果、特定の属性に対する偏見や固定観念を示す表現に対して、男女ともに敏感に反応することが分かりました。とくに社内メンバーを「そいつ」「その子」と呼び分ける表現は、全項目の中で最も選考辞退を引き起こすリスクが高いという結果が出ています。

また、性別に基づく役割の決めつけは、志望度を下げる大きな要因です。具体的な数値は以下の通りです。

項目 反応(違和感/辞退の合計)
「男性は長く働ける」という偏見 女性 90%、男性 70%
性別による役割の決めつけ(例:「営業=男性、アシスタント=女性」) 男性の6割が違和感、1割は辞退
出産予定の質問 女性 90%、男性 80%

具体的な危険表現の例

調査では、候補者が特に強い違和感を示した発言の具体例を挙げています。これらは面接官の無自覚な発言として現場で起こりやすく、候補者の志望度低下・辞退につながる可能性があります。

  • 社内メンバーを「そいつ」「その子」と呼ぶ言い方
  • 「結婚したてだからすぐ妊娠するんでしょ?」といった出産予定への直截的な質問
  • 「女性ならではの視点で」という役割固定の期待
  • 家庭事情や介護の可否を前提にした質問

これらの表現はいずれも候補者の尊厳を損ね、応募先企業への信頼を損なうリスクが高いことが示されました。

調査に基づく取り組みとウェビナーの案内、企業情報

XTalentは本調査の結果を踏まえ、人事・経営者向けに無料ウェビナーを開催します。ウェビナーでは、面接の場で候補者の尊厳を守りつつ実力を見極め、双方向で納得できる採用プロセスをつくるための「本質的な対話」と「効果的なすり合わせ」について議論します。

過度に萎縮して発言を避けるだけでは入社後のミスマッチを招く一方で、無自覚のバイアスが機会損失を生む現実もあります。本ウェビナーは、その均衡を取るための具体策を提示するものです。

ウェビナー概要

タイトル:中途採用における優秀層の「サイレント離脱」を防ぐには 〜バイアスによる機会損失を回避し、信頼を築く「対話」の極意〜

日時:2026年7月14日(火)12:00 – 13:00

形式:オンライン(Zoom)

参加費:無料

対象:採用に関わる人事担当者、人事責任者、経営層

登壇者:LayerX執行役員 CHRO 石黒 卓弥 氏、D&I財団 杉山 昌 氏(山田進太郎D&I財団の表記に基づく登壇者名)

サービスと運営会社情報

withworkについて:共働き・子育て世代の「キャリアとライフをトレードオフにしない」働き方を支援する転職サービス。成長中のスタートアップからメガベンチャー、上場企業まで、柔軟な働き方を積極導入している企業の求人を厳選して紹介しています。https://withwork.com/

XTalent株式会社について:

  • 会社名:XTalent株式会社(https://xtalent.co.jp/)
  • 所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布3丁目20‐1 Daiwa麻布テラス5F
  • 代表者:上原 達也
  • 設立:2019年7月
  • 採用情報:https://xtalent.co.jp/recruit/

取材・問い合わせ先:メール pr@xtalent.co.jp、担当者名:大野、増本

関連リンク・ダウンロード:調査レポート全文「転職活動におけるジェンダーバイアス/ギャップ」実態調査2026(https://media.withwork.com/article/2518)。プレスリリース内で使用されている画像ファイルのダウンロード資料も提供されています。

以下の表に、本記事で取り上げた主要データとイベント情報を整理します。

項目 内容
調査名 転職活動におけるジェンダーバイアス実態調査(2026)
実施期間 2026年3月27日〜2026年4月15日
対象/回答数 転職活動経験者、136名(有効回答)
女性が受けた「性別を前提とした発言」 57%
男性が受けた「家庭事情に関する質問」 44.8%
面接での違和感を企業に伝えた割合(女性/男性) 女性 2.3%、男性 9.1%
「選考への不利益を懸念」した割合(女性/男性) 女性 41%、男性 29%
既に辞退を決めていた割合(女性/男性) 女性 17%、男性 29%
「男性は長く働ける」偏見に対する反応(女性/男性) 女性 90%、男性 70%(辞退・違和感の合計)
「出産予定に関する質問」への反応(女性/男性) 女性 90%、男性 80%(辞退・違和感の合計)
最も辞退リスクが高い表現 社内メンバーを「そいつ」「その子」と呼び分ける表現
ウェビナー日時 2026年7月14日(火)12:00 – 13:00(オンライン/Zoom、参加費無料)
ウェビナー登壇者 石黒 卓弥(LayerX 執行役員 CHRO)、杉山 昌(D&I財団)
運営・問い合わせ XTalent株式会社、pr@xtalent.co.jp(担当:大野、増本)
関連リンク https://media.withwork.com/article/2518、https://withwork.com/、https://xtalent.co.jp/

本調査は、採用現場における無自覚な言葉遣いや質問の在り方が、優秀な候補者の意欲に直接影響を与えている現状を示しています。企業側は、面接官のコミュニケーションを見直すことで機会損失を抑え、双方が納得できる採用プロセスを整備することが求められます。調査レポート全文やウェビナーの案内は、上記のリンクから確認できます。