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保険業界のDX実録 24枚の模造紙で進めた変革

書籍発売:24枚模造紙

開催日:6月5日

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書籍発売:24枚模造紙
この本って何が学べるの?
保守的な生命保険会社が社長とCIOで進めた業務可視化(24枚の模造紙)を起点とした、システムモダナイゼーションとチェンジマネジメントの具体的手順や運営仕組み、現場での議論の記録が学べる一冊です。
保険業界以外でも参考になる?
はい。業務可視化、内製化、アジャイル、チェンジマネジメントといった普遍的な手法に焦点を当てており、レガシー対応や組織変革を目指す他業界の経営者やプロジェクトリーダーにも示唆を与えます。

保守的な保険業界で始まった「24枚の模造紙」が示す変革の軌跡

『DXはなぜ失敗するのか 成功のはじまりは24枚の模造紙だった』日経BPより6月5日に発売 画像 2

書籍の概要と刊行情報

第一ネオ生命保険株式会社による実践記録をまとめた書籍『DXはなぜ失敗するのか 成功のはじまりは24枚の模造紙だった』が、日経BPより2026年6月5日に発売されます。著者は上原高志、ラジャン・ナンダ、第一ネオ生命。定価は2,200円(税込)、四六判208ページ、ISBNは978-4296210077です。

本書は、保守的とされる金融・生命保険業界において社長とCIOが二人三脚で進めたシステムモダン化とチェンジマネジメントの実践記録を、現場の詳細な議論や手法を含めて明かしたものです。出版元は日経BPで、購入はAmazonの販売ページ(https://www.amazon.co.jp/dp/4296210076/)から可能です。

『DXはなぜ失敗するのか 成功のはじまりは24枚の模造紙だった』日経BPより6月5日に発売 画像 3

刊行に至る背景の要点

経済産業省が2018年に提示した「2025年の崖」に象徴される通り、老朽化・複雑化した基幹システム(レガシーシステム)対応は日本企業にとって喫緊の課題です。本書は、単なるツール導入で終わることなく、業務・組織・人の変革を伴うDXの実現に関する実践的な回答を示します。

第一ネオ生命は、2024年度から事業変革と価値向上を支える経営基盤の構築に着手しました。システム刷新にとどまらず業務プロセスや組織のあり方まで含めた「システムモダン化」とオペレーション改革(OpsX)を推進し、全社員550人(取材当時)の業務量調査や、業務可視化のための24枚の業務フローチャート作成など具体的な手順を踏んでいます。

『DXはなぜ失敗するのか 成功のはじまりは24枚の模造紙だった』日経BPより6月5日に発売 画像 4

現場で行われた具体的な取り組みと手法

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24枚の模造紙と業務可視化の手順

本書の中心的な出発点は、社長室の壁に貼られた24枚の模造紙です。全24業務を模造紙にフローチャート化し、社長自らが赤ペンで「あるべき業務の姿」を描き直す作業を通じて、業務の本質的な課題を洗い出しました。

この可視化は、単なる図解に留まらず、プロジェクト全体の課題整理、組織・システム・オペレーションの変革に直接つながる出発点となっています。書籍では、24枚に込められた視点や変革の過程が順を追って解説されています。

技術面と組織運営の両輪で進めたモダナイゼーション

技術面ではデータレイク、API連携、アジャイル開発、内製化といった要素を導入し、システムのモダン化を推進しました。これにより、外部ベンダー依存からの脱却と開発スピードの向上を図っています。

組織面ではチェンジマネジメントを重視し、プロジェクト発起人である社長とCIOがリーダーシップを取る形で、意思決定と現場調整を両立させました。書籍では、3つの基本原則、デザインレビューボード、PIPとPdMCという2つの会議体など、運営の仕組みについても具体的に説明しています。

  • 業務量調査:全社員550人を対象に実施
  • 業務可視化:24枚の模造紙によるフローチャート化
  • 開発体制:内製化とアジャイル開発を推進(開発チームは125人超)
  • 技術基盤:データレイク、API連携の整備
  • 運営仕組み:デザインレビューボード、PIP、PdMCの運用

関係者による所感と本書の構成

著者・経営幹部のコメント

上原高志(前 第一ネオ生命 代表取締役社長、現 第一生命 常務執行役員)は、本書を「変革の本質はデジタルではなく人である」と位置付け、24枚の模造紙と日々向き合った試行錯誤の記録であると述べています。成功事例の美化ではなく、生々しい現場の記録を意図しており、「本当に実現できるのか」という批判も受け止める姿勢を示しています。

ラジャン・ナンダ(第一ネオ生命 常務執行役員 兼 Chief Information Officer)は、CIOとしての実践—3つの基本原則、デザインレビューボード、PIPとPdMC—を現場視点で伝えるとし、アジャイルと内製化の文化が伝統的な生命保険会社の中で根付き始めたことを報告しています。開発チームは当初の小さな体制から現在125人を超えています。

社長の立場からのコメント

近藤良祐(第一ネオ生命 代表取締役社長)は、本書が上原氏とナンダ氏の挑戦と変革の軌跡を示すものだと述べ、変革の基盤が社内に根付きつつあることに手応えを感じているとしています。今後もDXの本質的実現に向けて取り組みを続ける姿勢が示されています。

これらのコメントは、書籍の内容が単に技術解説に留まらず、意思決定層と現場の両方の視点を含んでいることを補強します。各章の間にプロジェクト中核メンバー6名による「本音コラム」も収録しており、現場感覚が随所に反映されています。

読者像、目次、購買情報、問い合わせの整理

想定読者と目次

想定読者は、レガシーシステム刷新に課題を抱える経営者・CIO・CTO、DXをツール導入で終わらせたくない事業責任者、開発内製化を検討する情報システム部門リーダー、チェンジマネジメントを学びたいプロジェクトリーダー、保守的な組織でDXを推進するビジネスパーソンなど幅広い層です。

目次は以下の通りで、序盤で必要性を説き、中盤で組織と手法を示し、終盤で今後の保険会社像までを扱っています。

  1. 第1章 第一ネオ生命には「モダナイゼーション」が必要だ
  2. 第2章 変革へのステップと組織づくり
  3. 第3章 内製化、基本原則、アジャイル
  4. 第4章 真剣勝負のデジタル化会議
  5. 第5章 日本企業に伝えるDXの勘所
  6. 第6章 新生第一ネオ生命が目指す保険会社の未来

購買・問い合わせ情報

書籍は2026年6月5日発売で、発行元は日経BPです。購入リンクとしてAmazonのページが案内されています。

取材や著者インタビューなどの問い合わせ先は以下の通りです。広報窓口は第一ネオ生命保険株式会社 企画総務部 人事総務広報課で、E-mailは kouhou@neofirst.co.jp です。

会社名
第一ネオ生命保険株式会社
所在地
東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー
設立
1999年4月23日
代表者
近藤 良祐(代表取締役社長)
Brand Message
一生涯のパートナー ”「あったらいいな」をいちばんに。”
本記事の要点まとめ
項目 内容
書籍名 DXはなぜ失敗するのか 成功のはじまりは24枚の模造紙だった
著者 上原 高志、ラジャン・ナンダ、第一ネオ生命
発売日・発行 2026年6月5日 / 日経BP
価格・判型・頁 2,200円(税込)・四六判・208ページ
ISBN 978-4296210077
主要テーマ 業務可視化(24枚の模造紙)、システムモダナイゼーション、チェンジマネジメント、内製化、アジャイル
想定読者 経営者・CIO・CTO、事業責任者、情報システム部門リーダー、プロジェクトリーダー、保守的組織でDXを進めるビジネスパーソン
問い合わせ kouhou@neofirst.co.jp(第一ネオ生命 企画総務部 人事総務広報課)
関連リンク https://neofirst.co.jp/information/news/assets/2605070001.pdf / Amazon販売ページ(https://www.amazon.co.jp/dp/4296210076/)

本書は、レガシーシステムの課題認識から起点を置き、社長とCIOが具体的な可視化手法と運営の仕組みで変革を推進した過程を、手順や議論の記録としてまとめたものであることが整理されました。出版情報と問い合わせ先も上記のとおりです。