佐津川愛美の初エッセイ「自分を生きる練習」6/10発売
ベストカレンダー編集部
2026年6月8日 09:19
佐津川愛美初エッセイ刊行
開催日:6月10日
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佐津川愛美が明かす、演じることと生きることの狭間
俳優・佐津川愛美さんの初エッセイ集『今日も、自分を生きる練習』が、幻冬舎より2026年6月10日に刊行されます。映画『蟬しぐれ』でスクリーンデビューを果たして以来、映画、ドラマ、舞台で多岐にわたる活動を続けてきた佐津川さんが、30代後半の時間を通して自分自身の輪郭を改めて見つめ直した軌跡をまとめた一冊です。刊行元は株式会社幻冬舎、定価は本体価格1,600円+税、ISBNは9784344045880、四六判並製・208ページの体裁で、ブックデザインは宮本亜由美、装画は末松由華利が担当しています。
本書は、周囲の期待に応えようとして自分の気持ちを後回しにしてきた自身の振る舞いに気づき、誰かのためではなく自分のために行動し、生きていくことの大切さに気づいていく過程を率直な言葉で綴っています。嗚咽レベルに号泣した自分に面食らった出来事など、感情が動いた具体的な瞬間や、日常の細部に宿る発見が収録されています。
連載を再編集した構成──連載開始からの経緯と未発表エッセイ
この本のもとになっているのは、2021年9月に始まった幻冬舎plusの連載「いつまで自分でせいいっぱい?」です。連載は現在も続いており、掲載回数は100回を超えます。本書はその中から厳選した文章に書き下ろしを加え、連載時には明かされていなかった2年間にわたるホテル暮らしについてのエッセイなど、未発表のエピソードも収録しています。
連載からの再構成により、単発のコラムとは異なる時間の流れや変化が読み取れる構成になっています。連載時の断片がつながり、33歳から37歳までの四年間に積み重なった「練習」の軌跡として再編集されている点が、本書の特徴です。
目次(章立てと収録エッセイの一覧)
以下は、本書に収録されている章とその小見出しを網羅的に示したものです。章ごとにテーマが明確に分かれており、仕事・旅・生活・自己探求といった領域を横断します。
- はじめに
- 1 演じる仕事
- マナーレッスン
- 撮影中のナイトルーティン
- 眠れない夜の大発見
- 咳と本番
- 大雪撮影
- 公開中止に思うこと
- 私の仕事場
- 14歳で出会った監督
- 人生にワクワクするってこういうこと?
- 2 旅を知る
- ウィーンで出会った80代のご夫婦
- パスポート物語
- パリでドキっとしたこと
- リリーの代わりに家を守る
- 思い込みのりんごジュース
- 空港で、9時間
- 一人旅の心得
- それぞれの違う良さ
- 3 生活がしたい
- 暮らすことへの興味
- ぞうきんがけ
- 最高の1人時間
- 渋谷でもらった「一生忘れない」
- マックで出会ったおつねさん
- ビジネス街のお昼どき
- 2年間のホテル暮らし
- 4 自分は続く
- 役のためだけではなく
- 何が大切か
- 休み続けた2023年
- 自分の気持ちはどこにある?
- あの頃すきだったもの
- おじさんとおばさん
- がんばれ愛ちゃん!
- おわりに
書かれた言葉と印象的なエピソード──日常の細部が伝える変化
本書には、撮影現場での振る舞いやナイトルーティン、役作りの苦悩と発見といった仕事の章だけでなく、一人旅で出会った人々や旅先での小さな事件、生活への憧れを描くエッセイが並びます。具体的な出来事としては、ウィーンで出会った80代のご夫婦、パリでの“ドキっとしたこと”、空港での長時間待機や、一人で過ごす時間に見つけた喜びなどが挙げられます。
また、連載では明かされていなかった「2年間のホテル暮らし」についてのエッセイが収録されている点も重要です。この体験は単なる生活の記録にとどまらず、仕事と私生活の境界、自己の感情の許し方に関する考察へとつながります。作中には、嗚咽レベルに号泣した自分に面食らったというような、感情が溢れ出る瞬間の描写もあり、読者は作者の心の動きを追体験できます。
佐津川愛美のコメント(全文)
佐津川さんは本書について次のように述べています。強く「ちゃんとやらなきゃ」があった昔の自分から、自分の気持ちを認めることの大切さに少しずつ気づいてきたという自己認識が、そのまま本書の主題になっています。日常の中に楽しみを見つけ、自分で自分を応援すること、うまくできなかった日や守りきれなかった苦しさ、悔しさを含めて抱えながら進むことも「自分を生きる」行為だと語っています。
とくに次の言葉は本書の核を端的に表しています。 “この本には、『自分を生きる』ために完璧じゃない練習を重ねてきた、33歳から37歳の私が詰まっています。『こういう人間もいるんだな』と、気楽に読んでいただけたらうれしいです。” これらの言葉が示す通り、本書は自己受容と小さな実践を丁寧に綴ったエッセイ集です。
著者紹介と刊行データの詳細
著者の佐津川愛美(さつかわ・あいみ)は1988年生まれ、静岡県出身。2003年にデビューし、2005年に黒土三男監督作『蟬しぐれ』で映画初出演を果たしました。以後、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『ヒメアノ〜ル』、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』、ドラマ『最後から二番目の恋』など、様々な作品で印象的な役を演じてきました。
俳優として20年にわたる活動の中で、映画の現場の魅力をより多くの人に届けたいとの思いから、2025年には『映画と仲間filty』を設立しました。同団体ではトークイベントや子ども向け映画撮影ワークショップなどを企画・プロデュースしており、域を広げた活動も行っています。
- 書誌情報
- タイトル:今日も、自分を生きる練習
- 著者:佐津川愛美
- 発売元:幻冬舎(株式会社 幻冬舎)
- 発売日:2026年6月10日
- 定価:本体価格1,600円+税
- ISBN:9784344045880
- 体裁:四六判並製/208ページ
- ブックデザイン:宮本亜由美
- 装画:末松由華利
- 版元紹介ページ:https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344045880/
プロフィール要約
佐津川愛美は1988年生まれ、静岡県出身の俳優です。2003年デビュー、2005年に映画『蟬しぐれ』でスクリーンデビューを果たして以来、映画・ドラマ・舞台で幅広く活動してきました。活動20年を経て、映画の魅力を伝えるための企画制作も行っています。
本書は、そうした長年の現場経験と個人の内面を結びつける試みでもあり、俳優としての観察眼と日常生活の実感が交差する文章が並びます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 今日も、自分を生きる練習 |
| 著者 | 佐津川愛美 |
| 発売日 | 2026年6月10日 |
| 出版社 | 幻冬舎(株式会社 幻冬舎) |
| 価格 | 本体価格1,600円+税 |
| ISBN | 9784344045880 |
| 体裁 | 四六判並製/208ページ |
| デザイン/装画 | ブックデザイン:宮本亜由美/装画:末松由華利 |
| 原稿の由来 | 幻冬舎plus連載「いつまで自分でせいいっぱい?」(2021年9月開始、連載回数100回超)から厳選・書き下ろしを追加。未発表のホテル暮らしのエッセイを収録。 |
| 版元紹介ページ | https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344045880/ |
上の表は本書に関する主要な事実を一覧にしたもので、刊行日・価格・ISBNなどの基本情報、収録の背景となる連載の事実、ブックデザインや装画といった制作面のクレジットまで含めて整理しています。本書は、演じることと生きることの間で揺れる個人の内面を具体的な出来事とともに丁寧に描いており、仕事・旅・生活・自己の持続というテーマが幾重にも折り重なった構成になっています。