ネコノメが新作将棋『棋桜』を6月配信へ、1.1億円調達
ベストカレンダー編集部
2026年6月8日 15:13
シリーズAで1.1億円調達
開催日:6月1日
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シリーズAで1.1億円を調達、累計2億円に到達したネコノメの資本拡充
株式会社ネコノメは、第三者割当増資(シリーズA)により総額1.1億円の資金調達を実施したと、2026年6月8日13時30分付のリリースで公表しました。本ラウンドの実行により、同社の累計調達額は2億円に到達しています。
本ラウンドの引受先は、EX Innovation Fund(テレビ朝日HDがLP、シンプレクス・キャピタル・インベストメントが運営)、三菱UFJキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社の三者です。ネコノメの本社は東京都中央区、代表取締役は工藤ショーン氏です。プレスリリースは同日、株式会社ネコノメ名義で配信されました。
調達資金の用途と狙い
ネコノメは調達資金を以下の用途に充当すると明示しています。第一に、2026年6月リリース予定の新作将棋ゲーム『棋桜(KIOU)』を含む新規タイトルの開発・展開、第二に既存タイトルのグローバル展開、第三に開発・運営体制を支える人材採用です。これらは独自IPの育成と世界展開を見据えた投資であると位置付けられます。
具体的には、プロダクト開発の加速、ローカライズや海外向けマーケティング、エンジニアやデザイナー、運営スタッフの拡充に資金を投入する計画です。ネコノメは“ゲーム好きの、ゲーム好きによる、ゲーム好きのための会社”をモットーとしており、ユーザーの声を直接反映させる開発姿勢を今後も維持するとしています。
- 調達額:1.1億円(本ラウンド)、累計2億円
- 引受先:EX Innovation Fund、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル
- 資金用途:『棋桜(KIOU)』など新規タイトル開発、既存タイトルのグローバル展開、人材採用
- 本社所在地:東京都中央区
- 代表:工藤 ショーン
『棋桜(KIOU)』:将棋の競技性とキャラクター交流を両立させた新作
ネコノメは2026年6月に、新作将棋ゲーム『棋桜(KIOU)』を配信開始する予定であると発表しました。本作は将棋の対局とキャラクター交流を同時に楽しめる点を特徴にしており、初心者から有段者まで幅広い層を想定した設計が施されています。
リリースに向けては既に将棋ファンを中心に期待が寄せられているとし、開発は最終調整段階である旨を表明しています。プラットフォーム想定にはキーワードとしてiOSおよびAndroidが挙げられており、スマートフォン向けアプリとして展開される見込みです。
ゲームの主要要素
『棋桜(KIOU)』の主な特徴は、次の通りです。豪華声優陣によるボイス演出、キャラクターとの好感度システム、そして幅広い棋力のプレイヤーが各自のペースで楽しめる対局システムです。和のテイストとファンタジー要素を融合した世界観が舞台となり、将棋盤上の駆け引きとキャラクターの物語を同時に体験できる点がアピールポイントです。
開発側は、対局の競技性を担保しつつ、キャラクター育成や物語がプレイヤーの継続利用を促す設計を目指しています。具体的なゲーム内機能や課金モデル、提供されるコンテンツの詳細については、リリースに向けて順次公開される予定です。
- 配信予定日
- 2026年6月(予定)
- 対応プラットフォーム
- iOS / Android(スマートフォン向けアプリ)
- ゲームジャンル
- 将棋ゲーム(キャラクター交流要素を含む)
- 主要特徴
- 豪華声優陣、好感度システム、初心者から有段者まで対応する対局システム、和×ファンタジー世界観
ネコノメの実績と出資者のコメント
ネコノメはこれまでに主力タイトル『メソロギアシリーズ』で成果を上げています。同シリーズは独自開発の「同時ターン制」を採用した1戦3分の超短時間心理戦カードゲームとして設計され、ノープロモーションで20万ダウンロードを達成しました。東京ゲームショウ(TGS)2024・2025に出展し、App Store無料総合およびカードゲームランキングで1位を獲得するなど、ユーザー獲得と運営実績の両面で評価を得ています。
今回の資金調達に際して、代表取締役の工藤ショーン氏は、創業以来追求している“面白さ”をデータに基づき愚直に追求してきたと述べ、ユーザー、既存株主、そして新たな投資家に対する感謝の意を表明しています。工藤氏は、ゲームから生まれた体験を様々なステークホルダーと連携して世界中に届ける旨をコメントしています。
出資者からの声
出資各社からは以下のコメントが寄せられています。いずれもネコノメの開発姿勢やチームへの期待を示す内容です。
- EXイノベーションファンド(プリンシパル 藤森 一樹)
- ネコノメは、ユーザーとの対話を重ねながらプロダクトを磨き上げる開発姿勢と技術を兼ね備えたチームです。今後、メディアやコンテンツとの連携を通じて、ネコノメが生み出すゲーム・IPがユーザーに長く愛される世界をともに実現できるよう支援してまいります。今年リリース予定の新タイトルも大変楽しみにしております。
- 三菱UFJキャピタル株式会社(次長 小西 健人)
- 三菱UFJキャピタルより株式会社ネコノメに出資させていただきました。ネコノメ社は、ユーザーの熱量や期待がそのままプロダクトに反映されていくような、いまのエンターテインメントの醍醐味を体現しているチームだと感じています。今後ネコノメ社が生み出す新たな体験が、より多くのユーザーに届き、国内外で愛される作品へと成長していくことを期待するとともに、当社としてもその挑戦を支援してまいります。
- SMBCベンチャーキャピタル株式会社(投資営業第一部 部長代理 岩渕 拓海)
- ゲーム市場はエンターテインメント産業の中でも特に競争が激しく、ヒットタイトルの創出には技術力だけでなく、ゲームへの深い理解と愛情が不可欠だと考えています。工藤さんとディスカッションを重ねる中で、ゲームに対する本質的な情熱と「本当にいいものを作りたい」という想いを強く感じました。将棋という日本が世界に誇る文化を新しいゲーム体験として届ける『棋桜(KIOU)』のリリースを心待ちにすると共に、ネコノメの挑戦が、日本発のゲームIPとして世界に広がることを期待しております。
これらのコメントは、外部投資家がネコノメのプロダクト志向とチームの姿勢に期待を寄せていることを示しています。資金提供は単なる資金面での支援に留まらず、メディア連携やグローバル展開の協業といった形での支援も見込まれる点が特徴です。
要点の整理と参考情報
以下の表は、本記事で触れた主要情報を整理したものです。資金調達の規模や用途、リリース予定の新作タイトル、引受先の名称と代表者コメントなどを一覧化しています。記事の最後にこの表を用いてポイントを確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年6月8日 13:30(株式会社ネコノメのリリース) |
| 会社名 | 株式会社ネコノメ(本社:東京都中央区、代表取締役:工藤 ショーン) |
| ラウンド | 第三者割当増資(シリーズA) |
| 今回調達額 | 1.1億円 |
| 累計調達額 | 2億円 |
| 引受先(投資家) | EX Innovation Fund(テレビ朝日HDがLP、シンプレクス・キャピタル・インベストメントが運営)、三菱UFJキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社 |
| 資金用途 | 新作『棋桜(KIOU)』など新規タイトル開発・展開、既存タイトルのグローバル展開、開発・運営体制を支える人材採用 |
| 新作タイトル | 『棋桜(KIOU)』:2026年6月配信予定、和×ファンタジー、豪華声優陣、好感度システム、初心者〜有段者対応、iOS/Android想定 |
| 主な実績 | 『メソロギアシリーズ』:独自「同時ターン制」、1戦3分、ノープロモーションで20万DL、TGS2024・2025出展、App Storeランキング1位獲得実績 |
| 参考リンク | https://neconome.co.jp/ |
以上がプレスリリースの内容とその整理です。本記事では、発表された資金調達の規模・出資者・用途、及び新作『棋桜(KIOU)』の概要とネコノメのこれまでの実績、さらに代表と出資者のコメントを全て盛り込み整理しました。関係各社の名称やコメント、数値情報はリリース原文の表記に基づいています。