GRANDが示す、コンビニ常連層へ届くDOOH戦略
ベストカレンダー編集部
2026年6月12日 12:58
GRAND視聴者調査結果
開催日:6月12日
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オフィスの短い接触が“最後の一歩(Last Mile)”を近づける理由
2026年6月12日10時01分、GRAND株式会社(三菱地所グループ、代表取締役社長:坂上仁、本社:東京都新宿区四谷3-3-1 四谷安田ビル6階)は、同社が運営するオフィスビルメディア『GRAND』の視聴者特性と、食品・飲料(コンビニ商材)に関するブランドリフト実証結果を公表しました。本稿では、その調査結果と実証事例13件の平均値を含め、広告主が把握すべき主要なポイントを整理してお伝えします。
GRANDはエレベーター内サイネージを中心とするDOOH(デジタルアウトオブホーム)媒体で、オフィスワーカーが出社時や休憩、退勤時に短時間・高頻度で接触する特性があります。リリース資料は、GRAND視聴者と一般(比較母集団)との複数の項目に関する調査結果を示しており、特にコンビニ利用頻度や健康志向といった購買に直結する属性での偏りが明確になっています。
コンビニ利用頻度:GRAND視聴者は『常連層』が高密度
GRANDが実施した視聴者属性調査では、GRAND視聴者(n=1,036)と一般(n=1,035)を比較した結果、コンビニの高頻度利用層が視聴者側に高密度で含まれていることが確認されました。とくに「ほぼ毎日」「週4日以上」といった棚前での繰り返し接触機会を持つ層が多く、コンビニ商材の“棚前の第一想起”形成に寄与する母集団構成です。
以下の表は調査で報告されたコンビニ利用頻度の内訳と一般との倍率を示します。表の数値はすべて調査結果に基づく実測値です。
| コンビニ利用頻度 | GRAND視聴者 | 一般 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| ほぼ毎日利用 | 12.4% | 4.4% | 2.8倍 |
| 週4日以上利用 | 31.1% | 10.8% | 2.9倍 |
| 週1日以上利用(常連) | 77.4% | 47.8% | 1.6倍 |
調査はGRANDホワイトペーパー内の視聴者属性調査(Q51S1:コンビニ利用頻度)に基づきます。GRAND視聴者の77.4%が週1日以上コンビニを利用する常連層で、棚前での購買機会が反復して発生する層が中心に含まれている点が示されています。
この結果は、コンビニ商材において「棚前の3秒」で勝負が決まる現実に対して、接触機会の多さが第一想起獲得に直結することを示唆します。GRANDは原則としてすべての設置面に配信するマスメディアであり、特定個人の狙い撃ちをするものではなく、母集団の中に高頻度購買層がどの程度含まれているかを可視化したものです。
接触の質:エレベーター内での能動的視聴と記憶の残りやすさ
オフィスワーカーの日常動線において、エレベーター内での待機時間や昼休憩のタイミングがコンビニ立ち寄りと重なります。GRAND視聴者は出社日のエレベーター乗降が1日平均5.4回で、月20出社日換算で月間約108回の反復接触が発生することが報告されています。この反復がザイオンス効果(単純接触効果)として働き、棚前の第一想起を形成します。
また、「エレベーター待ちの時間に能動的にサイネージを視聴する率」は38.9%で、一般の12.6%の3.1倍に相当します。これは受動的に流れるフィード型広告と異なり、買い物の直前に能動的に接触される点で価値があります。
媒体別の広告記憶率と広告集中度(比較)
GRANDの広告記憶率・広告集中度は、比較媒体の中で上位となっています。以下はオフィスビルワーカー2,071人調査(Q35・Q36・Q41)による媒体比較の主要数値です。
| 媒体 | 広告記憶率 |
|---|---|
| GRAND(エレベーター内) | 46.0% |
| タクシー車内 | 45.5% |
| 電車車内ビジョン | 42.4% |
| YouTube動画 | 38.9% |
| 駅構内サイネージ | 38.0% |
合わせて広告集中度の比較も示されており、GRANDは集中度42.0%で比較媒体中の上位水準です。タクシー車内38.7%、テレビCM36.3%、YouTube動画32.8%、駅構内サイネージ32.6%と続きます。
心理状態に関する指標では、GRAND接触時の「気分転換に見る(リラックス視聴)」が26.5%で、一般17.3%の1.53倍。機能性・嗜好品の訴求が刺さりやすい接触状態で視認される点も見逃せません。
食品・飲料13事例の実証結果とターゲット特性
GRANDが実施した食品・飲料(コンビニ商材)のブランドリフト13事例の平均値では、視聴者(広告接触群)の認知率が平均約78.3%で、非接触群の48.2%に対して約1.6倍の差が生じました。さらに、接触群の85.7%が購入やサイト訪問などの能動行動(行動喚起)を起こすという結果が示されています。
以下に実証の主要指標を示します。数値は食品・飲料BtoCの実証13事例の平均値・実測レンジに基づきます。
| 指標 | 食品・飲料toC平均 | 全toC平均(参考) |
|---|---|---|
| 認知率(広告接触群) | 78.3% | 71.2% |
| 認知率(非接触群) | 48.2% | 36.3% |
| 行動喚起率(能動行動) | 85.7% | 85.9% |
| サイト訪問率 | 19.7% | 22.5% |
GRANDの接触は、飲料・スナック・弁当・健康系といったコンビニでの衝動購買が想定されるカテゴリで、認知形成から能動行動の喚起まで再現性をもって観測されています。なお事例ごとの個別社名や個別数値は本リリースでは非掲載で、詳細は事例報告書で案内されています。
健康志向・飲酒傾向と購買ターゲットの重なり
GRAND視聴者は健康に対する支出意欲や食事意識が高い層が高密度で含まれており、機能性飲料・ノンアルコール飲料・プロテインといったカテゴリの主要購買層と重複がみられます。以下は該当指標の比較です。
| 指標 | GRAND視聴者 | 一般 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 健康維持にお金を惜しまない(Q64S1) | 45.4% | 23.2% | 2.0倍 |
| 健康のため食事を意識(Q64S3) | 42.3% | 20.9% | 2.0倍 |
| 日頃から運動を心がける(Q64S2) | 66.9% | 45.2% | 1.5倍 |
| 飲酒ほぼ毎日(Q56S1) | 31.4% | 21.4% | 1.5倍 |
これらのデータは視聴者n=1,036と一般n=1,035の比較に基づくもので、健康維持への支出意欲や食事意識が一般の約2倍と高く、飲酒頻度の高い層も一定割合含まれるため、嗜好品系の訴求でも効果を得やすい構成となっています。
実務上の活用ポイントとデータ出典の整理
ブランドの第一想起を得るためには、単に広告を流すだけでなく「いつ」「どの時間帯」に流すかが重要です。GRANDは出社・昼休憩(71.7%が12〜13時に休憩)・午後・退勤の4つの時間帯で視聴接触が集中し、それぞれの時間帯に合う商材(缶コーヒー、弁当・おにぎり、スナック、健康ドリンク、ビール・RTD等)の第一想起を反復して獲得できることが示されています。
また、以下の3点がコンビニ商材にGRANDを活用する主要な理由として整理されています。
- コンビニ常連層が高密度に含まれる:ほぼ毎日利用が一般の2.8倍、週4日以上が2.9倍で、棚前接触の反復が期待できる。
- 棚前の第一想起を反復形成できる動線:エレベーター×コンビニ立寄りによる月間約108回の反復接触と、広告記憶率46.0%・広告集中度42.0%。
- 食品・飲料の事例で実証済み:視聴者の認知率平均約78%、行動喚起率平均85.7%を実現した13事例の実績。
データの出典は以下のとおりで、各指標は調査時点の実測値であり、出稿によって個別の到達・認知・購買・成約を保証するものではない旨が明示されています。
- 視聴者属性(コンビニ利用頻度)
- GRANDホワイトペーパー(視聴者n=1,036 vs 一般n=1,035/Q51S1)
- 反復接触・動線
- 同調査(Q20・Q23・Q24・Q42・Q51)/視聴者n=1,036
- 健康志向・飲酒
- 同調査(Q56・Q63・Q64)/視聴者n=1,036 vs 一般n=1,035
- 集中度・記憶率・心理状態
- GRANDホワイトペーパー(オフィスビルワーカー2,071人調査)/媒体比較
事例報告書と問い合わせ先
プレスリリースでは、個別の出稿企業名やブランド別の数値は掲載されていません。詳細な事例報告書や調査データを参照したい広告主・代理店向けに資料と問い合わせ窓口が用意されています。
- お問い合わせ:https://tokyo-grand.jp/contact
- GRAND媒体資料(メディアシート):https://box.tokyo-grand.jp/p/grand/ms2607_09
- GRAND公式サイト:https://tokyo-grand.jp/
会社概要はGRAND株式会社(三菱地所グループ)、所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷3-3-1 四谷安田ビル6階、代表取締役社長:坂上仁、事業内容:オフィスビルメディア『GRAND』の運営、URL:https://tokyo-grand.jp/ です。
主要データの要約表と締めくくり
以下に本稿で示した主要な数値を表形式で整理します。広告企画やメディアプランニングの際に参照しやすいように主要指標を集約しました。
| 項目 | 内容 / 数値 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年6月12日 10:01 |
| 発表者 | GRAND株式会社(三菱地所グループ) 代表取締役社長:坂上仁 |
| 視聴者サンプル(属性比較) | GRAND視聴者 n=1,036 / 一般 n=1,035 |
| コンビニ利用:ほぼ毎日 | GRAND 12.4% / 一般 4.4%(2.8倍) |
| コンビニ利用:週4日以上 | GRAND 31.1% / 一般 10.8%(2.9倍) |
| 月間反復接触(推定) | エレベーター乗降平均5.4回×月20日=約108回 |
| 能動的視聴率(エレベーター待ち) | 38.9%(一般12.6%の3.1倍) |
| 広告記憶率(GRAND) | 46.0% |
| 広告集中度(GRAND) | 42.0% |
| リラックス視聴 | 26.5%(一般17.3%の1.53倍) |
| 食品・飲料13事例:認知率(接触群) | 平均78.3%(非接触群48.2%、約1.6倍) |
| 食品・飲料13事例:行動喚起率 | 平均85.7% |
| 主な利用カテゴリ | 缶コーヒー、弁当・おにぎり、スナック、健康ドリンク、ビール・RTD、ノンアル、プロテイン等 |
| 問い合わせ・資料 | https://tokyo-grand.jp/contact 媒体資料:https://box.tokyo-grand.jp/p/grand/ms2607_09 |
本稿はGRANDのプレスリリース(調査レポート)をもとに、視聴者特性と食品・飲料カテゴリにおける実証結果を整理したものです。出典および各指標の詳細はGRANDのホワイトペーパーおよび事例報告書で確認でき、個別ケースの数値や企業名は報告書での案内となっています。
本データは調査時点の実測値であり、出稿による到達・認知・購買・成約を個別に保証するものではありません。広告主・代理店は、事例報告書や媒体資料を参照のうえ、自社商材のターゲティング・配信時間帯とマッチングさせて検討することが推奨されます。