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6月24日発売『プレゼント』新潮文庫50周年短篇集

『プレゼント』発売

開催日:6月24日

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『プレゼント』発売
この本っていつ発売するの?
6月24日に新潮社から文庫で発売。定価825円(税込)。新潮文庫の50周年記念で、伊坂や恩田ら7人の現代作家が全篇書き下ろした短篇集。初回限定カバーあり。
初回限定カバーって何が特別なの?
1976年版「新潮文庫の100冊」小冊子のデザインをモチーフに、厚手の手触りの良い紙と箔押しタイトルを採用した特製カバー。初回配本のみの限定仕様でその後は通常カバーに切り替わる。

夏の短篇集として届く、書き下ろしアンソロジー『プレゼント』

株式会社新潮社は2026年6月12日19時に発表したプレスリリースで、書店フェア「新潮文庫の100冊」50周年を記念した書き下ろしアンソロジー『プレゼント』を6月24日に刊行すると発表しました。現代を代表する作家7名がそれぞれ「夏」を題材に新作短篇を書き下ろした一冊で、全編が本書でしか読めない作品として収録されています。

刊行は新潮社、判型は文庫、定価は825円(税込)、ISBNは978-4-10-133257-4です。初回限定で1976年の「新潮文庫の100冊」小冊子デザインをモチーフにした箔押しの厚手紙カバーを用意し、初回配本後は「プレゼント」をモチーフにした通常カバー(リボンと英字シーリングスタンプを配したデザイン)で店頭に並ぶ予定です。出版社公式ページの案内URLは次の通りです:https://www.shinchosha.co.jp/book/133257/

【初回限定カバー発表&7人の作家のコメント到着】「新潮文庫の100冊」50周年記念作品!伊坂幸太郎・江國香織・恩田陸・梨木香歩・町田そのこ・宮部みゆき・米澤穂信が贈る『プレゼント』は6月24日発売! 画像 2

収録作品と内容紹介——ジャンルを横断する七つの「夏」

本書『プレゼント』にはミステリ、恋愛、ホラー、青春、ファンタジーなど幅広いジャンルの短篇が収められています。収録作はいずれも書き下ろしで、どの世代にも手に取りやすい構成になっているとされています。

以下に掲載順に収録作品の題名と内容紹介をそのまま掲載します。各作品の概要は作品ごとの設定やテーマを示す短い紹介文です。書店フェアの目玉となる新刊ラインアップの一冊として、個人で読む一冊、贈り物、読書の入口として想定された構成です。

  1. 伊坂幸太郎「ウッドペッカー荘事件」

    白河ヨフネが解決した五つの難事件を書籍にまとめて発表してきた僕。しかし六つ目の事件は発表するか迷っている。その理由をここに記す――。驚きと切なさが交差するミステリ。

  2. 江國香織「二つの宇宙」

    極度の人見知りで、こだわりの強いおばあちゃん。ちょっぴり変わった僕の彼女・茉莉加と会うことになったのだが……。大学一年生の夏の夕方、永遠の時間がそこにはあった。

  3. 宮部みゆき「真実のトランク」

    バーで働いていた二十代前半。その時出会ったとある財団のおじさんと人間の真実を見るという小さなトランク。暑さが記憶を呼び起こす、あの夏の出来事。

  4. 町田そのこ「きっとあの日の光と同じ」

    高校一年生の夏。親友に彼女が出来た。複雑な感情の中、ひと夏の恋をしようとした俺は中学の同級生と偶然出会う。甘くて苦い青春が迸る「コンビニ兄弟」シリーズ・スピンオフ。

  5. 米澤穂信「無明」

    八月の猛暑。新宿駅午後二時。自由通路を歩く女性が突如屈みこみ、泣き続ける赤ん坊の首を絞めた。どうして彼女はそのような行動に出たのか。夏をめぐる社会派ミステリ。

  6. 梨木香歩「見越しのマツ」

    離婚し実家に戻ってきた真美子。家の向かいにある大きな松の木が生えた屋敷が取り壊されたことをきっかけに不思議な物語が少しずつ動き始める。

  7. 恩田陸「伝説の季節」

    今年の「サヨコ」は俺だ――。高校三年生の夏、受験が近づく中、学校に根付いたいわくつきの伝統を担う役に任命された春(しゅん)の運命は。心揺さぶる『六番目の小夜子』前日譚。

【初回限定カバー発表&7人の作家のコメント到着】「新潮文庫の100冊」50周年記念作品!伊坂幸太郎・江國香織・恩田陸・梨木香歩・町田そのこ・宮部みゆき・米澤穂信が贈る『プレゼント』は6月24日発売! 画像 3

7名の作家によるコメントとプロフィール

本書に参加した7名の作家から、執筆にまつわるコメントが到着しています。以下に執筆者ごとのコメントと簡潔なプロフィールを掲載します。コメントは原文のまま掲載しています。

各作家の発言は作品の背景や執筆時の心境を示すものであり、作品理解の手がかりとなります。作家名順に掲載します。

【初回限定カバー発表&7人の作家のコメント到着】「新潮文庫の100冊」50周年記念作品!伊坂幸太郎・江國香織・恩田陸・梨木香歩・町田そのこ・宮部みゆき・米澤穂信が贈る『プレゼント』は6月24日発売! 画像 4

伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんのコメントと略歴です。コメントは作品の成り立ちに関する説明と作家の期待を含みます。

もともと長編として書いていたのですが、いろいろな事情で
完成しなかったものを、短編として作り直してみました。
名探偵白河ヨフネの活躍を楽しんでもらえたら嬉しいです。

略歴
1971(昭和46)年生れ。2000(平成12)年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。2008年『ゴールデンスランバー』で山本周五郎賞と第5回本屋大賞を受賞。
【初回限定カバー発表&7人の作家のコメント到着】「新潮文庫の100冊」50周年記念作品!伊坂幸太郎・江國香織・恩田陸・梨木香歩・町田そのこ・宮部みゆき・米澤穂信が贈る『プレゼント』は6月24日発売! 画像 5

江國香織

江國香織さんのコメントと略歴です。青春小説と作風について言及しています。

ひさしぶりに青春小説を書いてみたつもりですが、
老人小説になったような気がしないでもないです。
でもあのあわあわとした夏の気配だけはあるかな、と思っています。

略歴
1964(昭和39)年生れ。1987年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞を受賞。
【初回限定カバー発表&7人の作家のコメント到着】「新潮文庫の100冊」50周年記念作品!伊坂幸太郎・江國香織・恩田陸・梨木香歩・町田そのこ・宮部みゆき・米澤穂信が贈る『プレゼント』は6月24日発売! 画像 6

恩田陸

恩田陸さんのコメントと略歴です。既刊作品との関連性に触れたコメントが示されています。

1992年の『六番目の小夜子』で関根秋、
2002年の「図書室の海」で関根夏、
そして四半世紀(!)経ってようやく関根春、と
関根三きょうだいの高校時代を書くことができました。
懐かしくてちょっとドキドキして、今はホッとしています。

略歴
1964(昭和39)年生れ。1992(平成4)年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第2回本屋大賞、2017年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と第14回本屋大賞を受賞。

梨木香歩

梨木香歩さんのコメントと略歴です。フレーズが頭を巡ったとする制作過程の一端が述べられています。

この小説を書いている期間、朝な夕な、「粋な黒塀 見越しの松に」というフレーズが繰り返し頭のなかで回り続け、少し困りつつ、いつの時代に生きているのか意識があやふやなまま過ごしていました。とはいえ、小説自体は現代が舞台です。お富さんとも関係がありません。楽しんでいただけたら嬉しいです。

略歴
1959(昭和34)年生れ。1994(平成6)年『西の魔女が死んだ』でデビュー。小説に『冬虫夏草』『村田エフェンディ滞土録』、エッセイに『やがて満ちてくる光の』『ここに物語が』など。

町田そのこ

町田そのこさんのコメントと略歴です。作風の手触りを示す表現が記されています。

イチゴアイスのような、爆ぜる花火の光の雫のような、そんなひと夏の物語を書きました。テンダネスへようこそ。

略歴
1980(昭和55)年生れ。2016年「カメルーンの青い魚」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。2021年『52ヘルツのクジラたち』で第18回本屋大賞を受賞。

宮部みゆき

宮部みゆきさんのコメントと略歴です。自身の読書体験や作品ジャンルについて触れています。

この短編のネタは、ネット上のホラーやSFのフィクションをよく読んでおられる方にはお馴染みのものでしょう。はい、私自身もあの〝財団〟が登場する広大なシェア・ワールドのたくさんのエピソードの大ファンでして、自分も一度は参加できたらいいなあと憧れていました。でも、その設定に忠実に書こうとすると本当に難しくて、諦めざるを得ませんでした。今回、新潮文庫の永い歴史をお祝いする書き下ろしアンソロジーで、あの〝財団〟の世界に敬意を表するささやかな短編を書けたことに感謝しております。

略歴
1960(昭和35)年生れ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。1993年『火車』で山本周五郎賞、1999年『理由』で直木賞を受賞。

米澤穂信

米澤穂信さんのコメントと略歴です。夏という季節の意味を再考する過程が、作中テーマにつながったと述べられています。

夏の意味が変わってきたと思う。行楽向きで、海や山に遊ぶのもいいが、涼しい風の通る部屋で文庫本を読むのもまた楽し――夏をそういう季節だと思っていた時代が終わりつつある、あるいはすでに、終わっているように思う。ではいま、夏は何の季節か。それを考えていたら、この小説になった。

略歴
1978(昭和53)年生れ。2001年『氷菓』で角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。2022年『黒牢城』で直木賞を受賞。

フェアの背景、装幀と刊行情報——「新潮文庫の100冊」50周年の文脈

「新潮文庫の100冊」は1976(昭和51)年に若手社員2名のアイデアから始まった書店フェアで、中高生や読者ビギナーにとっての読書の入り口を意識した企画として継続してきました。2026年はこのフェアが50周年を迎える年に当たり、記念企画として本書の刊行やプレミアムカバー、新装版、特典しおりなどが用意されています。

今回の初回限定カバーは1976年版「新潮文庫の100冊」小冊子のデザインをモチーフにしており、普段の新潮文庫とは異なる厚手の手触りの良い紙と箔押しのタイトルを採用しています。初回配本後は、贈り物を意識したリボンと英字のシーリングスタンプを施した通常カバーが用いられます。

書籍データ(要約)
項目 内容
タイトル プレゼント
著者 伊坂幸太郎 / 江國香織 / 恩田陸 / 梨木香歩 / 町田そのこ / 宮部みゆき / 米澤穂信
発売日 2026年6月24日(水)
造本 文庫(初回限定カバー:1976年小冊子デザインをモチーフ、箔押し、厚手紙)
定価 825円(税込)
ISBN 978-4-10-133257-4
出版社 株式会社新潮社(プレスリリース発表日:2026年6月12日 19:00)
関連URL https://www.shinchosha.co.jp/book/133257/

本書は「これまで小説を愛してきた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント」というコンセプトで制作されました。予告されたラインアップやフェア特典と合わせて、夏の書店で見つけるべき一冊として位置づけられています。

上の表にある基本情報は刊行に際して確認されたデータをまとめたものです。収録作のタイトルと内容、作家それぞれのコメントと略歴、装幀の特徴や発売仕様、発売日・価格・ISBN、公式URLまで、発表されたプレスリリースの内容をこの記事では網羅的に伝えました。