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レール下をすり抜ける薄型コンパクター、6月販売開始

MVC-50HJ販売開始

開催日:6月15日

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MVC-50HJ販売開始
レール下みたいな狭い場所でも本当に使えるの?
はい。MVC-50HJは本体全高395mmの超低全高設計でレール下やプラットホーム下など狭小空間に干渉せず通過可能。持ち上げ作業を不要にして機械で確実に転圧できます。
いつから買えて、納期や価格はどうなってるの?
販売は2026年6月開始と発表(リリース日:2026/06/15)。初回6月納品分30台は売約済みで、現在は8月以降納品分の予約受付中。価格はオープン価格、問合せは公式サイトへ。

低い空間での作業が変わる——レール下をすり抜ける薄型プレートコンパクターの登場

建ロボテック株式会社は、三笠産業株式会社と共同開発した超低全高型プレートコンパクターを、令和8年(2026年)6月より販売開始すると発表しました。本リリースは2026年6月15日09時00分に公開されており、鉄道道床交換作業や上下水道管の埋設、プラットホーム下といった高さ制約の厳しい現場での作業環境と施工品質の改善を目的とした製品です。

報告によれば、初回生産枠30台(6月納品分)は既に売約済みで、現在は8月以降の納品分について順次予約受付を開始しています。製品は現場の「持ち上げ作業」を不要にすることを狙いとしており、従来機が進入できなかった狭小空間での路盤転圧に対応する点が最大の特徴です。

保線・狭小現場の重労働を劇的軽減!レール下をすり抜ける「薄型プレートコンパクター」を6月より販売開始 画像 2

背景にある現場の課題

鉄道の道床交換やインフラ更新工事では、レールや既存構造物を避けるために機器を人力で持ち上げる場面が多く、作業者の負担が大きいという課題がありました。さらに、上部に構造物がある狭小空間では既存の転圧機器が物理的に入らず、十分な締め固めが行えないため、施工後の不等沈下や長期的な安全性に問題が生じる恐れがありました。

こうした状況を踏まえ、建ロボテックは2023年に『JR東日本スタートアップ』の採択事業者に選定された経験を活かし、実際の現場課題に対応する製品開発を進め、三笠産業との共同開発で本製品を完成させました。

MVC-50HJ の設計思想と主な機能

今回発表された製品は「薄型プレートコンパクター(型式:MVC-50HJ)」という名称で、従来機と比較して本体全高を大幅に低く抑えた点が設計の柱です。具体的には、専用設計のハンドル可倒機構や安全ガードの変更により、本体全高を395mmに抑え、従来型比で420mm低減しています。これによりレールや構造物の下を干渉なく通過できる設計になっています。

狭小空間に入れないことが原因で「機械が使えず締め固めが不十分になる」課題に対して、MVC-50HJは直接的な解決を提示します。高さの低い場所での転圧作業を機械で行えるようにすることで、施工品質の確保と作業負担の軽減を同時に達成できる点が強調されています。

主な特徴の詳細

  1. 超低全高設計

    本機の本体全高は395mmで、従来機より420mm低く設計されています。これにより、狭いレール下や低い隙間での通過を可能にし、機器の持ち上げ作業を不要にします。

    現場での機器操作や通過時の干渉を最小限に抑えることで、作業時間・作業回数の短縮と、安全性の向上が期待されます。

  2. 狭小空間での施工品質向上への寄与

    上下水道管の埋設工事、水路更新工事、プラットホーム下、二重スラブ(2重スラブ)など、上部に構造物がある特殊な施工現場で利用可能です。これまで機械が入らずに締め固めが不十分だった路盤に対して、確実な転圧を実施できます。

    その結果、施工後の沈下リスクを低減し、土木・建設工事全体の品質向上と長期的な安全性の確保に寄与します。

  3. 業界初の可倒式ワンタッチハンドル(特許出願中)

    ハンドルは高さ切り替えレバーを握ってスライドさせるだけでロック可能で、足元のペダルを踏むだけで即座にロック解除できる新機構を搭載しています。これにより、障害物通過時の姿勢変化を最小限に抑え、直感的かつ安全な操作が可能です。

    現場作業者の動作を簡素化することで、作業効率の改善に貢献する設計です。

販売情報、共同開発体制、企業情報

製品名は『薄型プレートコンパクター(型式:MVC-50HJ)』で、販売価格はオープン価格とされています。販売代理店については要問い合わせとなっており、出荷スケジュールは初回生産枠の30台(6月納品分)が売約済み、8月以降の納品分について予約受付中です。

共同開発は三笠産業株式会社との協働で行われました。開発の経緯として、建ロボテックが2023年にJR東日本スタートアップの採択事業者に選定されたことが挙げられます。現場のリアルな課題に基づいた要件定義と、三笠産業の機械設計技術が融合して本製品が誕生しています。

企業概要と関連製品

建ロボテックは2013年7月3日に設立された特化型研究開発企業で、創業者は建設現場出身です。掲げるミッションは「世界一ひとにやさしい現場を創る」であり、現場にフィットする省力化・省人化ソリューションを提供することを目的としています。

事業内容としては、建設現場向け省力・省人化ロボットソリューションの開発・提供、スマート施工コンサルティング、労働環境改善資材の開発・販売、受託開発や開発コンサルティングなどを挙げています。代表的な製品・ブランドには協働型ロボット「トモロボシリーズ」があり、職人と共に働くことで単純大量作業の省力化を目指しています。

会社名
建ロボテック株式会社
代表者
代表取締役社長兼CEO 眞部 達也
設立
2013年7月3日
本社所在地
香川県木田郡三木町大字上高岡246-2
東京オフィス
東京都豊島区東池袋3-20-16 東池袋ハイツ弐番館101号室
関連URL
お問い合わせ: https://kenrobo-tech.com/inquiry/

今回の発表内容の整理と製品仕様の要点

以下に、本リリースで示された情報を整理した表を示します。製品の目的、主な仕様、販売・供給スケジュール、開発体制、企業情報などを一目で確認できるようにまとめました。

項目 内容
発表日 2026年6月15日 09:00
製品名(型式) 薄型プレートコンパクター(MVC-50HJ)
主目的 狭小空間(レール下・上下水道管埋設・プラットホーム下等)での路盤転圧を可能にし、作業負担軽減と施工品質向上を同時に実現
本体全高 395mm(従来型比 -420mm)
主な機能 超低全高設計、可倒式ワンタッチハンドル(特許出願中)、安全ガード改良による干渉回避
販売価格 オープン価格
流通・納期 6月納品分(初回生産枠30台)は売約済み。8月以降納品分を予約受付中。販売代理店は要問い合わせ。
共同開発 三笠産業株式会社
開発背景 JR東日本スタートアップ(2023)採択などを通じ、現場の実情に即した仕様を追求
企業情報 建ロボテック株式会社(設立:2013年7月3日/代表:眞部 達也) 本社:香川県木田郡三木町、東京オフィス:東京都豊島区
問い合わせ先 https://kenrobo-tech.com/inquiry/

以上が発表された情報の要点です。今回の製品は、従来困難であった狭小現場の転圧を機械化することで、作業者の負担軽減と施工品質の確保という二つの観点から、現場運用に変化をもたらすことが期待されます。販売開始は2026年6月、初回30台は売約済みで、以降の納品分は予約受付中というスケジュールとなっています。問い合わせは上記ウェブサイト経由で行うことができます。