6月27日開始 GenkiFuture 京都会議 食×ケア体験
ベストカレンダー編集部
2026年6月20日 15:58
GenkiFuture京都会議
開催期間:6月27日〜6月29日
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京都で紡ぐ「ソフトガストロノミー」とデジタルの交差点
2026年6月27日(土)から29日(月)にかけて、日豪共同研究プロジェクトの一環として「GenkiFuture 京都会議 2026」が京都・岡崎エリアを中心に開催されます。主催はGenkiFuture 国際推進コンソーシアムで、ディーキン大学(オーストラリア)との協働により、伝統文化や地域産業とデジタル技術を組み合わせた実践的な議論と体験を行います。
本会議は「感性→知→体験→実装」というプロセスを掲げ、京都の食文化や職人技、最新技術を通じて高齢者ケアのあり方を再設計することを目指します。理論的な討議に留まらず、参加者が五感で「食とケア」の未来を検証できるプログラムが3日間にわたり用意されています。
イベントの意図と背景
GenkiFutureプロジェクトは、デジタル技術・デザイン・地域文化資源を融合させ、世代を超えて尊厳を守る暮らしを実現する取り組みです。2025年10月31日に組織化された国際推進コンソーシアムを基盤に、研究者、職人、企業、医療従事者らが協働します。
京都は伝統工芸や食文化の蓄積があり、その場の技術を高齢者ケアや食のバリアフリーに応用することが期待されています。今回の会議では京都ならではの「とろみ文化」や漆器、京料理の技法が持つ実装可能性を、テクノロジーの視点と合わせて検証します。
コンセプト:感性→知→体験→実装
コンセプトは五感を起点にしています。まず京都の伝統文化や産業に触れ「感じる」ことから始め、研究やデータに基づく「知」を共有し、実際に「体験」することで実装可能なアイデアへとつなげます。単なる展示や講演に留まらない、場で生まれる学びと実践が重視されます。
このプロセスは高齢者の尊厳を守る食や道具、環境設計に直結します。会場で提供される食事や道具(本漆塗り介護スプーン、すべらない漆器のお盆、箸ぞうくん 等)は、実際の使用感を検証するための重要な実験材料となります。
日程別プログラムの詳細 — 感性・知・実装をつなぐ体験
開催は3日間で、各日ごとにテーマが設定されています。Day1は「感性(Sensing)」、Day2は「知(Knowledge)」、Day3は「実装(Implementation)」です。各日とも試飲・試食やデモンストレーションが組み込まれており、参加者は話を聞くだけでなく、手に取り、味わい、体験することができます。
会場の中心は岡崎庵(京都市左京区岡崎)ですが、Day3のエクスカーションは光雲寺や京料理、豆腐店など複数のフィールドを巡ります。参加費はプログラムごとに設定されており、無料枠もあります。
Day1(6月27日・夜):感性(Sensing)
時間:18:00~22:00。会場:岡崎庵。参加費:5,500円(軽食・ドリンク付き)。オープニングはイノベーション・フォーラムとプレミアム・ジャズナイトの二部構成です。
フォーラムでは、世界初のとろみ付き日本酒「斗瀞酒(ととろさけ)」の開発背景や、老舗お好み焼き「千房」による高齢者向け本格介護食の取り組みが語られます。試飲・試食として斗瀞酒の原酒との飲み比べや千房のお好み焼きが提供されます。総合司会は荒金英樹氏が務めます。
- 登壇者(Day1):山根由起子(旭川医科大学 教授)、松味利晃(斗瀞酒開発者)、小林篤史(カリン薬局)、小川博和(千房ホールディングス)、恵谷仁美(株式会社ふくなお)
- 第2部:プレミアム・ライブ&レセプション(箏とジャズの共演)出演:深尾多恵子(Vocal/Koto)ほか
Day2(6月28日・昼):知(Knowledge)
時間:10:00~17:30。会場:岡崎庵。参加費:無料。メインカンファレンスでは日豪をはじめスロベニア等の研究者らが、観光ウェルビーイング、人間中心のAI、ソーシャルロボット、孤立環境におけるVRなどのテーマで発表します。逐次通訳あり。
午後は摂食・嚥下看護の最前線や、和食の叡智と工芸・医療が交差するクロストークを行い、漆塗り介護スプーン、掬いやすいカレー皿、箸ぞうくん、久在屋の京ふたりなどの実例を味わい・評価する試飲・試食セッションが含まれます。
- 主な登壇者(Day2):岡田勇(GenkiFuture会長)、Kaja Antlej(ディーキン大学)、デヤン・クリザイ(プリモルスカ大学)、バハレー・ナキサ(ロイヤルメルボルン工科大学)、山根由起子ほか
- 午後の見どころ:学生による嚥下対応和菓子のチャレンジ、漆器のアソベ(すべらないお盆)の実演、技術展示とLight Lunch
Day2(6月28日・夜):交流会
時間:18:30~20:30。会場:岡崎庵。参加費:10,000円。日豪の参加者や専門家、登壇者と参加者が垣根なく交流する場として設定されています。京都のもてなし文化に触れつつ対話を深める場です。
芸妓さんも後半から参加し、伝統的なもてなしの文化と現代の社会課題を結びつける実践的な対話が期待されます。
Day3(6月29日・終日):実装(Implementation)
集合:光雲寺。時間:9:30~16:00。参加費:12,000円。五感で味わうエクスカーションでは、椅子坐禅、抹茶茶礼、京料理せんしょうのやわらか会席、久在屋の京ふたりの試食、VRで寿司を握る技術視察など、多面的な実装実験が行われます。
Day3はとろみ剤を用いない調理技術や器の工夫を通じて、実際の食事体験における「見た目」「口当たり」「嚥下安全性」を合わせて検証する構成です。
参画企業・登壇者・展示の顔ぶれと技術紹介
本会議には研究者、医療従事者、職人、企業が多数参加します。テクノロジー展示としてはVR認知症体験シミュレータや介護ロボットのデモ、食関連ではとろみ付き日本酒やとろみ付き宇治茶、各種ソフト食が用意されています。
伝統工芸では本漆塗り介護スプーンやすべらない漆器のお盆、箸ぞうくんや晋六窯の掬いやすい皿など、日常のケア現場で役立つ道具の展示・実演が中心になります。これらの道具は、利用者の尊厳を保ちつつ介護者の負担軽減に直結する設計思想を持ちます。
主な展示・技術
- VR認知症体験シミュレータ
- 認知症体験を通じて設計者や支援者の理解を深めるための展示。利用者の感覚や行動を模擬し、共感に基づく設計の指針を提供します。
- 介護ロボット
- 自立支援や作業補助を目的としたロボットの紹介。人間中心設計の観点からのデモが行われます。
- 漆器・本漆塗り介護スプーン
- 伝統技術を活かし、口当たりと機能性を兼ね備えた介護用カトラリー。来場者は実際に試用できます。
- すべらない漆器のお盆
- 運搬時に食器がずれない構造を取り入れた漆器。介護現場での掃除負担低減と利用者の尊厳保持を両立させます。
参加企業・職人・食品の主なラインナップ
- 斗瀞酒(ととろさけ)開発:杜氏 松味利晃
- 千房(お好み焼き)
- 久在屋(京ふたり 豆腐)
- 京料理 せんしょう(ソフト会席)
- 福寿園(とろみ付き宇治茶)
- 和久傳(れんこん菓子「蓮もち」)
- 漆器アソベ、晋六窯、箸ぞうくん(ウインド) ほか
開催情報、組織と問い合わせ、まとめ
開催期間:2026年6月27日(土)〜29日(月)。主会場:岡崎庵(京都市左京区岡崎)、Day3の集合:光雲寺。主催:GenkiFuture 国際推進コンソーシアム。
GenkiFuture 国際推進コンソーシアムは2025年10月31日に設立され、会長はDr. 岡田 勇(創価大学)。副会長としてオーストラリア側にDr. Kaja Antlej(Deakin University)、東京側にDr. 中村孝太郎(株式会社イー・クラフト)、京都側に高木治夫(内閣府 地域活性化伝道師)が就任しています。
問い合わせ先と公式情報
お問い合わせ先(プレスリリース記載):
- 組織名
- GenkiFuture 国際推進コンソーシアム
- 住所
- 京都市下京区烏丸通水銀屋町620番地 COCON KARASUMA RINDO合同会社内
- 担当者
- 副会長 高木 治夫
- 電話番号
- 090-1133-1358
- 電子メール
- haruo.takagi@gmail.com
- 公式URL
- https://kryptokyoto.com/
重要事項の整理(表形式)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | GenkiFuture 京都会議 2026 |
| 開催期間 | 2026年6月27日(土)~6月29日(月) |
| 会場 | 岡崎庵(京都市左京区岡崎)、集合場所:光雲寺(Day3) |
| テーマ(各日) | Day1:感性(Sensing)/ Day2:知(Knowledge)/ Day3:実装(Implementation) |
| 参加費 | Day1 夜:5,500円、Day2 昼:無料、Day2 夜:10,000円、Day3:12,000円 |
| 主催 | GenkiFuture 国際推進コンソーシアム |
| 設立日(コンソーシアム) | 2025年10月31日 |
| 主な出展・体験 | 斗瀞酒、千房のお好み焼き、久在屋 京ふたり、京料理せんしょう、漆器(介護スプーン・お盆)、VR認知症体験、介護ロボット 等 |
| 連絡先(担当) | 副会長 高木 治夫、電話 090-1133-1358、メール haruo.takagi@gmail.com |
| 公式情報 | https://kryptokyoto.com/(関連資料・プレス素材のダウンロードあり) |
本会議は伝統文化と最先端の技術が交差する実践的な場として設計されています。複数の専門領域と地域産業が協働して構築するプログラムは、実際の食体験や道具の使用を通じて高齢者ケアの具体的な改善案を提示することを狙いとしています。詳細や参加申込、資料のダウンロードは公式サイトに掲載されています。