ファミマ、約800店でクマ対策強化 実証実験開始
ベストカレンダー編集部
2026年6月24日 16:27
モンスターウルフ実証実験
開催期間:6月17日〜1月15日
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クマ被害拡大を受けたファミリーマートの対策強化の全体像
株式会社ファミリーマートは、2026年6月24日13時00分に発表したリリースにおいて、店舗におけるクマ対策をさらに強化することを公表しました。代表取締役社長は小谷建夫、本社所在地は東京都港区です。2026年9月の創立45周年に向け、「いちばんチャレンジ」を合言葉とした取り組みの一環として実施されます。
背景には、2025年秋以降のクマ被害の拡大があります。ファミリーマートは2025年11月より北海道や東北地方など約500店舗にクマ撃退スプレーの配備や店内外での注意喚起策を行ってきました。今回、これをさらに拡大し、2026年に約300店舗を追加配備することで、合計で約800店舗へ配備する計画を示しています。併せて新たな技術を用いた実証実験も開始しました。
発表の日時と企業情報の確認
発表日時は2026年6月24日13時00分です。今回の発表は、45周年に向けた中長期の取り組みの一環として位置づけられており、店舗の安全確保を最優先とする方針に基づいています。
企業情報として、本取り組みは株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:小谷建夫)による公式の告知です。関連する情報は企業サイトや45周年特設サイトで公表されています。特設サイトのURLは以下の通りです。https://www.family.co.jp/campaign/spot/2026_45th.html また、企業トップページは https://www.family.co.jp/ です。
これまでの実施状況と今回の配備規模
2025年11月から実施してきた初期対策は、北海道や東北地方などでのクマ出没情報を踏まえて開始され、当初は約500店舗へクマ撃退スプレーを配備しました。店内デジタルサイネージを用いた注意喚起や、出没時の対応ガイドラインの策定も並行して行われています。
今回の追加対策では、さらに約300店舗へクマ撃退スプレーを配備し、合計で約800店舗での配備が見込まれます。これにより、出没が懸念される広域での初動対応力の向上と、店舗従業員への安全確保が図られる想定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期配備 | 2025年11月開始、北海道や東北など約500店舗へクマ撃退スプレー配備 |
| 追加配備 | 2026年に約300店舗を追加配備(合計約800店舗) |
| 新規実証実験 | 野生動物撃退装置「モンスターウルフ」を試験設置(2026年6月17日開始) |
店舗運営での具体的な行動指針と対策項目
ファミリーマートは、クマ出没時に店舗従業員と来店者の安全を守るためのガイドラインを策定し、店舗全体で迅速に共有しています。ガイドラインは、出没情報の把握から避難誘導、店内設備の制御までを網羅しています。
さらに店舗従業員に対しては、クマ撃退スプレーの正しい使用方法や緊急時の対応手順を周知徹底し、実際の状況に応じた判断・行動がとれるようにしています。以下に主な項目を整理します。
- 出没時の初動対応:近隣で出没情報を入手した場合、または店舗近くで出没が確認された際には、直ちに自動ドアの電源を切り施錠することで店内への侵入を防止します。
- 避難誘導:通行人が避難を希望した場合は店内に誘導し、安全が確保されるまで保護します。避難誘導に際しては冷静な対応と明確な誘導経路の提示を行います。
- 環境美化による抑止策:食べかすの匂いなどでクマを誘引しないよう、駐車場や店舗周辺の清掃を強化します。必要に応じてゴミ箱の撤去などの措置を実施します。
- 従業員教育:クマ撃退スプレーの取り扱い、緊急時の連絡フロー、来店者への対応方法などをマニュアル化し、行動が統一されるよう教育を行います。
- クマ撃退スプレーの配備・使用
- 緊急時用として店舗に常備し、使用に際しては安全距離の確保や風向きを考慮した運用を周知しています。2025年導入分約500店舗と2026年追加約300店舗を合わせ、計約800店舗での配備予定です。
- コミュニケーション
- 店舗間で出没情報を共有する仕組みを運用し、地域の自治体や関係機関との連携を図ります。
店舗従業員の行動手順と訓練のポイント
従業員向けの指示は、具体的かつ段階的に示されています。まずは周辺で出没情報が入った時点での初動対応を統一し、来店者の安全確保を優先します。
訓練では、クマ撃退スプレーの取り扱いや避難誘導のロールプレイング、店舗周辺の清掃手順などを実践的に行い、実際の事案発生時に的確な行動が取れるようにしています。
野生動物撃退装置「モンスターウルフ」の実証実験詳細
新たな未然抑止策として導入されたのが、オオカミ型の野生動物撃退装置「モンスターウルフ」です。威嚇音や発光などでクマに警戒心を与え、店舗周辺への接近を抑制する狙いがあります。
この装置は、センサーでの検知後に作動するため、常時大音量で稼働するわけではありません。周辺環境への配慮として、推奨値より音量を下げるなどの調整を行いつつ、未然抑止効果と心理的安全性の向上を検証します。
- 威嚇音と発光:50種以上の威嚇音をランダム再生し、赤色LEDと青色LEDの点滅で威嚇します。
- センサー感知:赤外線センサーによる熱感知でクマの接近を検知し、装置が稼働します。
- 設置性と耐久性:ソーラーパネル対応により電源確保が困難な場所でも設置可能で、過酷な自然環境に耐える高い耐久性と防水・防塵性があります。
実証実験の設置場所、期間、目的
実証実験の設置店舗は、ファミリーマート 日野屋黒保根店(住所:群馬県桐生市黒保根町下田沢77番地3)です。設置期間は2026年6月17日(水)から2027年1月15日(金)までの予定で、約7ヵ月間検証が行われます。
目的は、クマ出没に対する未然抑止効果の検証と、店舗従業員および来店者の心理的安全性の向上です。検証にあたっては周辺環境への配慮を優先し、音量を推奨値より下げて実施します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置店舗 | ファミリーマート 日野屋黒保根店(群馬県桐生市黒保根町下田沢77番地3) |
| 実施期間 | 2026年6月17日(水)~2027年1月15日(金) 約7ヵ月 |
| 検証項目 | 未然抑止効果の有無、店舗従業員・来店者の心理的安全性の変化、周辺環境への影響 |
| 環境配慮 | 推奨音量より下げた状態で検証を実施 |
まとめ:今回の対策の要点整理
以下の表に本記事で示された主要な情報を整理します。配備数、実証実験の概要、店舗での具体的対応など、発表の主要点を一目で確認できるようにまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年6月24日 13時00分 |
| 発表者 | 株式会社ファミリーマート(代表取締役社長 小谷建夫、本社:東京都港区) |
| 既往対策 | 2025年11月より北海道・東北など約500店舗にクマ撃退スプレー配備、ガイドライン策定、デジタルサイネージ等で注意喚起 |
| 追加対策 | 2026年に約300店舗へクマ撃退スプレーを追加配備、合計約800店舗へ配備予定 |
| モンスターウルフ | 威嚇音(50種以上)と赤青LED点滅、赤外線センサー感知、ソーラーパネル対応、耐久性・防水防塵性 |
| 実証実験場所 | ファミリーマート 日野屋黒保根店(群馬県桐生市黒保根町下田沢77番地3) |
| 実施期間 | 2026年6月17日~2027年1月15日(約7ヵ月) |
| 目的 | クマ出没の未然抑止効果検証、従業員・来店者の心理的安全性向上、周辺環境への影響確認(音量は抑えて検証) |
| 関連情報 | 45周年スローガン「いちばんチャレンジ」および8つの分野に基づく取り組み(特設サイト https://www.family.co.jp/campaign/spot/2026_45th.html) |
本記事は、ファミリーマートが発表したプレスリリースの内容を基に構成されています。配備数や実証実験の期間、設置場所、装置の仕様など、発表された情報を網羅して整理しました。公共性の高い安全対策として、店舗で採られる具体的な手順や実証の方法が明確に示されています。