7月1日設立、リブセンスの技術広報支援会社が始動
ベストカレンダー編集部
2026年6月24日 17:42
コミュニケーションドラフト設立
開催日:7月1日
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リブセンスが描く新たな技術広報支援の枠組み
株式会社リブセンスは2026年6月24日14時10分付のリリースにて、技術広報やDevRel支援に特化した100%子会社として「株式会社コミュニケーションドラフト」を2026年7月1日付で設立すると発表しました。新会社は「企業とエンジニアのコミュニケーションをスムーズにする」をミッションに掲げ、企業の技術力やカルチャーを正確かつ魅力的に伝える支援を行います。
設立日は2026年7月1日(予定)であり、親会社は株式会社リブセンス(所在地:東京都港区、代表取締役社長:村上太一、証券コード:6054)です。本発表は、AIの普及に伴う技術広報の変化と、それに対する企業側のニーズを踏まえた戦略的な取り組みとして位置づけられます。
発表の背景と現状認識
発表文では、生成AIの普及によりWeb上に体裁の整った技術コンテンツが量産され、類似情報が溢れることで真に価値ある発信が埋もれやすくなった点を指摘しています。加えて、情報検索の起点が検索エンジンからAIへと移行しつつある現状で、丁寧に執筆された技術ブログであっても読者に届きにくくなっていることを課題として挙げています。
一方で、エンジニアが企業を評価する際に技術力やカルチャーが重要な判断材料であることは変わらず、発信そのものの価値が失われたわけではないと説明しています。したがって、量ではなく深い知見に基づいた戦略的な技術広報の実践が必要であるとの認識のもと、新会社設立と専門体制の構築が決定されました。
代表取締役社長 河又涼──DevRelの現場から事業化へ
新会社の代表取締役社長には、書籍『技術広報の教科書』(技術評論社)の著者であり、DevRel分野で知られる河又涼(かわまた りょう)が就任します。河又はエンジニア採用支援の営業からDevRelへ転身し、2023年5月より株式会社タイミーで社内初の技術広報を務めた経験を持ちます。
その過程で戦略的なブランディングやイベント企画を主導し、社内アワード受賞などの成果を挙げてきました。また、約700名規模の技術広報コミュニティ「DevRel Guild」の主宰者でもあり、コミュニティ運営と事業による知見の循環を通じて日本のDevRelの活性化に寄与する役割を担います。
河又の役割と継続するコミュニティ活動
河又は新会社において、DevRelの専門性を事業として展開する責任を負います。発信の体系化や戦略的な広報設計に関するノウハウを中心に、クライアント企業の自走化を目標とした伴走支援を提供する方針です。
同時に河又は引き続き「DevRel Guild」の運営にも携わり、事業とコミュニティ活動の二軸で日本のDevRelを牽引していく旨が明記されています。これにより現場の声を取り込みつつ、実務知見を事業に還流させる構造が想定されます。
提供サービスの全貌と企業向け支援メニュー
コミュニケーションドラフトは、企業の採用力・技術ブランディング強化を目的とした複数のサービスを提供します。これには中長期の戦略立案から実務の伴走、組織内でのナレッジ移転まで含まれ、企業規模やニーズに合わせた柔軟な支援が特徴です。
親会社であるリブセンスが運営するITエンジニア向け転職サービス『転職ドラフト』の市場データや採用ノウハウを活用できる点も大きな強みとして挙げられており、データドリブンな戦略構築が可能であると説明されています。
具体的なサービス内容
以下はコミュニケーションドラフトが提供する主なサービスの詳細です。各サービスは企業の実態や組織規模に応じてカスタマイズされます。
| サービス名 | 支援内容の概要 |
|---|---|
| 採用ブランディング診断 | 現役エンジニアへの実態調査や発信分析に基づき、採用ブランディングの現在地を可視化。課題の特定と改善に向けた戦略を提案します。 |
| 技術広報ブートキャンプ(研修プログラム) | 技術広報の型(KPI設計、ネタの仕組み化、エンジニアの巻き込み方など)を体系的な研修プログラムとして提供し、基礎的なスキルやナレッジの習得を支援します。 |
| 技術広報 伴走支援 | 外部の技術広報チームとして施策を共に実行しつつ、プレイブックや運用ノウハウを社内に残すことで、最終的な「自走」を目指す伴走型サービスです。 |
| エンタープライズ技術広報パートナー | 複数事業部を展開する大規模組織に対し、上流の戦略策定から複数チャネルの運用、効果測定基盤の構築までを包括的にサポートします。 |
| その他 | カンファレンスへの出展支援や、アドバイザリー契約によるスポットでの相談対応など、企業のニーズに合わせた柔軟な支援を提供します。 |
上記に加えて、同社はリブセンスが保有する『転職ドラフト』の市場データや採用ノウハウを活用し、ITエンジニアの動向や評価基準を高い解像度で把握したうえで支援設計を行う点を強調しています。
設立記念の特別無料キャンペーン
新会社設立を記念し、コミュニケーションドラフトは『技術広報ブートキャンプ』の体験版を3社限定で特別に無料提供するキャンペーンを実施します。対象は「技術発信の着手ポイントが不明確」「まずは体系的な知見を導入したい」といったニーズを持つ企業です。
応募方法はコミュニケーションドラフトの公式サイト内にあるコンタクトフォームからの申し込みで、申し込みが定員を超過した場合は厳正なる抽選により参加企業を決定します。サイトURLは https://communication-draft.jp です。
- 公式サイトのコンタクトフォームに詳細を入力して送信する。
- 申込多数の場合は厳正なる抽選で選定される。
- 当選企業には別途案内が行われる。
経営陣のコメントと親会社リブセンスの位置づけ
代表取締役社長の河又涼はコメントの中で、技術広報という職種・ロールが認知され始めたここ4〜5年で知見不足に悩む企業が多いと述べ、自らの活動を事業化する意義を説明しています。これまでのコミュニティ運営や執筆活動を通じて得た知見を事業に組み込み、日本の技術広報を改善していく意図が示されています。
河又はリブセンスからのオファーに感謝を示す一方で、所属企業の技術発信に従事してきた経験を踏まえ、これからはより広い文脈で技術広報の質を高めることに注力する旨を述べています。
リブセンス代表 村上太一の見解
リブセンス代表取締役社長の村上太一は、AI活用の広がりによりエンジニア採用の現場が大きな転換期を迎えていると指摘しています。テキストだけでの差別化が難しくなるなか、企業認知や印象を左右する技術ブランディングの質が採用成否の重要な要因となるとの見方を示しています。
このため、河又の専門性とリブセンスが保有する『転職ドラフト』の利用者基盤を組み合わせることで、企業の採用力強化を支援できると確信し、新会社設立を決定したと説明しています。併せて外部の専門性を取り込むことはリブセンスの歴史においてもユニークな試みであると位置づけています。
会社概要と主要データの整理
ここでは、株式会社コミュニケーションドラフトと親会社である株式会社リブセンスの主要事項を整理します。所在地、代表者、事業内容、資本金、設立日等の基本情報をまとめています。
以下の表は、本記事で触れた主要な項目を一覧化したものです。企業間の関係性や提供サービス、キャンペーンの概要まで含めて整理しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元(リリース日) | 株式会社リブセンス(2026年6月24日 14時10分) |
| 新会社名 | 株式会社コミュニケーションドラフト |
| 設立日(予定) | 2026年7月1日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 河又涼 |
| ミッション | 企業とエンジニアのコミュニケーションをスムーズにする |
| 主な事業内容 | 技術広報支援、DevRel支援、採用ブランディング支援 |
| 資本金 | 1億円 |
| 株主 | 株式会社リブセンス 100% |
| 所在地(コミュニケーションドラフト) | 〒105-7510 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝10階 |
| 公式サイト | https://communication-draft.jp/ |
| 設立記念キャンペーン | 『技術広報ブートキャンプ』体験版を3社限定で無料提供(応募:公式サイトのコンタクトフォーム、定員超過時は抽選) |
| 親会社(リブセンス)主要情報 |
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以上の通り、株式会社コミュニケーションドラフトはリブセンスの100%子会社として、河又涼を代表に据え、技術広報・DevRel支援を専門的に展開します。提供する各種サービスと親会社が持つ市場データの活用により、企業の採用ブランディングや技術発信の戦略的強化を図ることが本件の目的です。