天王寺中で実施|中学生が描く未来の住宅戦略と学びの流れ
ベストカレンダー編集部
2026年7月2日 15:54
天王寺中探究授業
開催期間:5月8日〜6月16日
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天王寺中学校で展開された「社会課題解決型」探究授業の全体像
2026年5月から6月にかけて、大阪市立天王寺中学校の第2学年を対象に、株式会社オープンハウス 関西支社が大阪市教育委員会 大阪市総合教育センター OEN(Osaka city Education Network)と連携して実施した探究授業が行われました。プログラムはキャリア教育の一環として位置づけられ、単なる職業紹介にとどまらず、企業理念や社会課題の解決プロセスを教材に、生徒が主体的に考え行動することを目的として設計されています。
この取り組みは、〈なぜそのターゲットなのか?〉というビジネスの現場で求められる思考を中学生に体験させる点を特徴としています。開始日は2026年5月8日で、中間発表が5月26日、最終発表が6月16日に行われました。関係者には天王寺中学校の第2学年の生徒と教員、オープンハウス 関西支社の担当者、大阪市教育委員会 大阪市総合教育センター OENの関係者が含まれます。
- 主催・協力:株式会社オープンハウス 関西支社、大阪市教育委員会、大阪市総合教育センター OEN、天王寺中学校(第2学年)
- 期間:2026年5月8日~2026年6月16日(伴走型支援)
- テーマ:「より多くの方々に住宅を届けるための戦略立案」
授業の構成と3ステップで進められた学び
本プロジェクトは約2か月の伴走型支援として、初回・中間・最終の3ステップで進行しました。各ステップはビジネスの実務的視点を取り入れつつ、生徒たちがグループで議論し解決策を立案する形式で行われ、講義、フィードバック、プレゼンテーションの各段階を経て企画を磨き上げる構成です。
授業は座学だけでなく、ワークショップ形式のグループワークやフィードバックセッション、学年全体の場での選抜発表など、多面的な学習機会を提供しました。以下に各ステップの詳細を示します。
初回(2026年5月8日):企業理念と社会課題の共有
初回ではオープンハウス側が不動産業界の現状やビジネスモデル、営業職の役割について解説しました。講義中にはビジネス用語のクイズを交え、〈働くことの意義〉を中学生にも理解しやすい形で示した点が特徴です。講義の目的は、業界理解を通じて自らの進路について主体的に考える入口を作ることにありました。
その後、メインテーマである「より多くの方々に住宅を届けるための戦略立案」が提示され、生徒たちはグループワークで付箋を用いたアイデア出しやキーポイントの整理、アイデアの具現化に取り組みました。最終的に各グループでまとめた案をプレゼンテーション形式で発表し、プロジェクトの方向性を確認しました。
中間発表(2026年5月26日):プロ目線のフィードバックと軌道修正
中間発表では各グループが進捗状況を発表し、オープンハウス側からターゲット選定の論理的根拠や市場価格の算出方法など、提案の実務的な質を高めるための具体的助言が提供されました。生徒たちはこれらのフィードバックを受けて企画の深化と修正を行いました。
質疑応答の時間には住宅のトレンドや人気エリアに関する質問が多く寄せられ、参加生徒の意欲の高さがうかがえました。中間段階の助言は、企画を実行可能性のある形に整えるための重要な手がかりとなりました。
最終発表(2026年6月16日):成果の発表と代表選抜
最終発表では全4グループがそれぞれの提案を発表しました。各班ともに中間フィードバックを踏まえた深化が見られ、原稿に頼らない堂々としたプレゼンテーションで企画を説明しました。発表内容は、ターゲット設定、価格戦略、サービスやコミュニケーション手法など、多角的な視点で構成されていました。
また、本学習では課題解決が個人や社会の理想状態(Well-being)にどのように寄与するかという視点を重視しており、選抜された代表チームは学年全員の前で学びの集大成を披露しました。発表は学内講堂で行われ、他の生徒にとっても刺激となる機会となりました。
学習効果と生徒の習得したスキル
授業を通じて生徒たちは、ビジネスの現場で求められる論理的思考、ターゲット設定の重要性、数字を用いた市場分析の基礎、プレゼンテーション能力などを実践的に学びました。単なる知識伝達ではなく、グループでの共同作業を通じた問題解決プロセスが重視されています。
オープンハウス側による詳細なフィードバックによって、提案内容の説得力が増し、生徒は企画の構成や市場性の評価、改善方法の導出など実務に近い経験を得ることができました。以下に授業を通じて確認できた主な学習成果を示します。
- ターゲット選定の論理的根拠を立てる力
- 市場価格算出などの基本的な数値評価の手法
- グループでの課題発見とアイデアの具現化能力
- プレゼンテーションにおける表現力と論理的説明力
- 課題解決が個人や社会のWell-beingに与える影響を考える視点
企業概要とプロジェクトの要点整理
本プロジェクトに協力した企業は株式会社オープンハウスグループであり、関連する会社情報やウェブサイトは公表されている通りです。社名・所在地・創業年・代表者・資本金・従業員数などの基本情報を押さえることは、企業と教育現場の連携を理解する上で重要です。
以下の表に、本件で公表された企業概要と本プロジェクトの主要項目を整理します。併せて関係者や関連URLも確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース配信日時 | 2026年7月2日 14時20分 |
| 実施期間 | 2026年5月8日(初回)~2026年6月16日(最終発表) |
| 実施校 | 大阪市立天王寺中学校(第2学年) |
| 協力 | 大阪市教育委員会、大阪市総合教育センター OEN、株式会社オープンハウス 関西支社 |
| プロジェクトテーマ | 「より多くの方々に住宅を届けるための戦略立案」 |
| ステップ | 初回講義(5/8)、中間発表(5/26)、最終発表(6/16) |
| 企業(親会社) | 株式会社オープンハウスグループ |
| 本社所在地 | 〒100-7020 東京都千代田区丸の内 2-7-2 JPタワー20階(総合受付)・21階 |
| 創業 | 1997年9月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 福岡 良介 |
| 資本金 | 202億3,549万円 |
| 従業員数(連結) | 6,495名(2026年3月末時点) |
| 関連URL | https://openhouse-group.co.jp/ https://oh.openhouse-group.com/ |
以上が本稿で伝えた内容の整理です。オープンハウスグループは、教育機関との連携を通じて生徒のキャリア形成を支援する取り組みを今後も継続していく意向であると報告されています。本件は、実務に近い学びの場として、生徒の主体的な学習機会と地域の教育支援の結びつきを示す一例となっています。